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2017.03.09

こころを尋ねる

昨日は、メンタルヘルスの勉強会に参加しました。



テーマがコーチングだったので、
(コーチングは自分の本業の一つでもあり)
今さら、初心者向けの内容に参加しても・・・
という気持ちもあったのですが、友人が講師だったため、
応援する気持ちで出席しました。



ひとつだけ、自分のコミュニケーションを振り返る、
いい機会になったワークがあったので、
今日はその話を書きます。



そのワークは、それほど難しいものではなく、
二人一組になって「最近あったいいことを相手に話しましょう」
というもので、聞き手のほうは話の聞き方を
話し手のほうは、聞いてもらってどう感じたか?を体感するものです。



コーチングのスキルでいうと、「承認」を取り上げるワークです。
聞き手は相手の話を口を挟まずに十分に聞き取り、
最後に相手の話に共感し認めて、前向きな感想を伝える、というもの。



話し手のほうは、自分の話を評価も判断もせずに聞いてもらい、
最後に承認されることで得られる気持ちを感じ取るもの。



うーん、最近あったいいこと、かぁ・・・



いいことはそれなりに一杯あったのですが、
どれも自分の仕事の深い部分に関わる内容だったので、
2分間話しただけでは、ピンとこないだろうと思い、
私は、その日初めて入ったお店のラーメンの麺が好みのタイプで、
非常にうれしかった、という話をしたんですね。
(このテーマもどうかと思うけどw)



で、ペアを組んだ方の最後の承認のひとことは、
「美味しいラーメンが食べられてよかったですね。」
というものでした。



そこで講師が、
「皆さんどうでしたか?どんな気持ちになりましたか?」
と尋ねたので、たいていの人が、
話して楽しかった、きいてもらってうれしかったという感想を述べました。



私も一応、相手の人に「うれしかった」と言ってはみたものの、
実は、そんなにうれしくなかったんですよね^^



今日のテーマは、ありのままを感じたままに話そう、ということだったので、
私は内心、講師の主旨に反しているなぁと思いながら、
それでも、相手の方にそれをそのまま言うのは、さすがに憚られました。



そのあと、私は自分なりに考えてみました。



私は、どうして、うれしくなかったんだろう。



そう思ったときに、自分が一番いいと思ったのは、
美味しいラーメンを食べられたことではなく、
好みのお店を見つけたことだと気が付きました。



では、なぜ、好みのお店を見つけたことがうれしいのだろう?
と考えてみると、そのラーメン店は私が不案内な地域にあり、
その地域で仕事があっても、既知の飲食店がなく、
いつも車の中でコンビニのおにぎりを食べていた、
という背景があります。



つまり、今度その地域で昼食をとる機会があれば、
次回は迷わずそのお店を利用したいと思い、
お昼ごはんの場所探しで悩まずに済む、
という理由に行き当たりました。



だからきっと、ペアの相手が質問などで、
そこまで聞き取ってくれれば、
十分、話を聴いてもらった感覚が起こったと思うし、
それに対しての共感や承認があれば、
すごくうれしかったんだと思うんですよね。



ちなみに私は、無意識ながら、
「また、ぜひ、来ようと思った」と、
自分の心情のヒントになることを自分で言っているので、
相手が、そこを、キャッチしてくれたら、
もっと、話題も広がったと思います。



この一連の自分の振り返りが非常によくて、
結局、表面的なことばかりを聞き取ってもダメで、
その人がうれしいと思うに至った経緯や背景や、
その心情の深いところを拾っていかないと、
いいコーチングにはならないんだな、と、
改めて思ったわけです。



最近は、コーチングよりもコンサルの仕事が多く、
あんまり、ほかの人と1対1で向き合っていない私ですが、
そうだ、そうだ、そうだった、ということを、
改めて認識し、気を付けていこうと思ったワークでした。



まとまりのない文章ですが、何らかの形で残しておかないと、
こういうことはすぐに忘れちゃうので、
今日は、自分の備忘録として書きました。


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2015.06.24

デートコーチング

今日は、コーチングの新しいクライアントさんと、
第1回目のセッション。


クライアントのFさん(男性/60代前半)は、
勉強会で知り合った方です。


「コーチングを受けてみたいと思っていた」
とおっしゃるので、お試しセッションをお勧めしたら、
「もう決めているのでお試しは不要」とのこと。


私のコーチングは、直接会えない遠方の方ばかりなので、
スカイプかGoogleハングアウトを使うのですが、
日中は研修の仕事もしていて、あまり出歩く時間も取れず、
本当は、対面セッションは(できれば)避けたい思いが(笑)


そういった事情もあり、
対面セッションは割増料金にしているのですが、
それでもやはり、「対面」がいいそうです。


コーチングは、始める前に必ず、
オリエンテーションと言って、
コーチングとは何か?という解説をしたり、
目標や背景を詳細にを伺ったり、
今後の進め方、料金や支払いの説明などを行いますが、
それで、問題なし、となればスタートです。


でもFさんは、
「目標がなくてもコーチングは受けられますか?」
というところから入っているので、
コーチングを通じて、何がどうなればいいのか、
イマイチ見えません。


まぁ、いいんだわ。


こういう方は、誰かと話をしたいだけなんだよね。
なので、どっちかって言ったら、
女の人のほうがいいわけよね(笑)
要するに女性のお茶飲み友達が欲しいんですよw


そういう方はたまにいらっしゃるので、
こっちも忙しくて付きあっているヒマもないし、
今まではすべてお断りして来たのですが、
Fさんは個人的にちょっと気になるところがあって、
大勢が集まってわいわいガヤガヤ進める勉強会の中で、
あまり周囲と馴染もうとせず、表情も暗かったんです。


そのため誰も近づこうとしませんが、
そうなると、非常に浮いた存在になっていて、
逆にそれが、自分の関心を引いたんですよね。
私ほら、そういう人、好きだから(笑)
だから、こちらの席に来ませんか?って、
声掛けしたのがきっかけです。


たぶん、Fさんは、女性と話ができれば、
それでいい人なんですよね。


ですが、コーチングを進めていくうえで、
その辺は、はっきりさせておかないと、
Fさんにとっても、私にとっても、
豊で充実した時間になりません。


なので、まず最初にFさんに質問しました。


「コーチングのクライアントさんて二通りあって、
まず、コーチングを通じて何かを解決したい人。
または、コーチングの会話そのものが目的の人。
Fさんは、どっち?」


Fさんは迷わず「後者です」


「ということは、何かを得たいとか目標を達成したいとか、
変わりたいとか、ヒントを得たいとか・・・そういうのではなく、
毎回こうやって、お話をする時間そのものが欲しいわけね?」


「はい、そうです。」


「わかりました。」


とはいえ、こちらはプロですから、
たわいのないお茶飲み話的なコーチングでも、
Fさんの背景はよく見えます。


Fさんのキーワードは家族関係で、
承認欠乏症かもね。
ちょっと、こころの栄養不足ね。


だから、コーチングを通じて、
第三者に自分の存在を十分認めてもらうという経験を重ねて、
色々なものがほぐれていくきっかけになればいいな。


知ってる?人って他者に承認されると、
脳内伝達物質が活性化して、
生理的にも変化していくんですよ?


あと男性はやっぱり、女性に認められないとダメね。
奥さんだろうが母親だろうが娘だろうが、
身近な女性に認めてもらえないと、
曲がるか、弱っちくなるか、のどっちかだな。


今、Fさんはその状態に近いと思います。
でもその原因は、Fさんにもあると思います。


それが、お茶飲み話の中からどういった形で出て来るか、
その辺が私の楽しみね。


タイトルにデートコーチングなんてつけると、
びっくりしたり、大丈夫だろうか?と、
今後に不安を持つ人もいると思うけど、
怪しい挙動が見えたら、そのときはまたご報告します(笑)

2015.04.11

社員を辞めさせる決意をしたクライアントさん

3年前からコーチングを担当している、
クライアントのMさん(男性/40代/会社経営)が、
ついに社員を辞めさせる決意をしました。


技術系の専門職なのですが、
起業と同時に採用して10数年になる、
ある古株女性スタッフの、
周りの人達への態度が悪く、思いやりに欠け、
物言いがキツくて攻撃的とのこと。


当時は売り上げを伸ばすのに必死で目が行き届かず、
人材育成に関心が低かったこともあり、
女性スタッフが増えたここ数年になって、弊害に気付き、
現状を強く疑問に思い始めてきた、というのが経緯です。


その人は常に誰かをターゲットにして、
本人にも聞こえる声で愚痴や批判を口にしたり、
見えないところでは毎回新人をいじめているらしく、
人が入っては辞め、入っては辞め…の繰り返し。


人手不足でいくらスタッフを採用をしてもすぐ辞めるので、
最近は、稼働の面でも収支の面でも影響が深刻で、
頭を抱える状態が長く続いていました。


思い余ってネットで調べ、私を見つけてくださって、
それ以来、コーチとして継続的に支援をしているのですが、
最初にお話を伺った時に、まず真っ先に思ったのが、
「その人(古株女性スタッフ)は本当に必要ですか?」
という根本的な問いでした。


職場リーダーだった時代の過去のブログで、
私は様々なスタッフに困って迷って、悩んで苦しんで、
それでも変化と成長を信じて、
前向きに接していこうと、もがいていますが、
それは職場の規模が大きかったからだと思います。


事業体というのは大きければ大きいほど、
法令順守や様々な制約に縛られて、
簡単に人を辞めさせるわけにはいきません。
組織の観点で言えば、
「使い続けていく」方向で動くのが一番安全で、
一番エネルギーが小さくて済むのです。


けれど、社員が10人以内の小さな会社の場合は、
一人の人間が組織全体に及ぼす影響がとても大きく、
トップにいる人が、強く何かを断行していかないと、
全体が崩れてしまうケースがよくあります。


ところが、小規模な事業所では、困ったスタッフと言えども、
なくてはならない重要な戦力になっていることが多いので、
そこに二律背反が生まれてしまうんですよね。


今回の古株女性スタッフも、仕事的には問題がなく、
むしろ腕がいいので顧客の評判は上々で、
いわゆる外面がいいタイプのようです。


クライアントさんには、要所要所で意思確認をしましたが、
そのたびに「使い続けたい」という回答があり、
私も納得して、その方向で、コーチングを続けてきました。


コーチングではよく「答えは相手の中にある」と言うように、
相手の意思を最重視します。
相手が会話を通して自分で考え自分で決めて、
その結論を100%支援するのがコーチングです。
(※法律違反や反社会的な行為を除く)


ところが、1か月ぐらい前から、Mさんの気持ちの中に、
「辞めさせることも選択肢のひとつ」という思いが、
浮かぶようになりました。


それは、会社の定着率と雰囲気を著しく悪くしているのが、
<古株女性スタッフとその取り巻き一派>という対立の構図が、
実は、Mさんの思い込みであったことがわかったからです。


件の古株女性スタッフと妙に仲が良く、
いつもつるんで会社に反抗している、
取り巻き一派の女性達の存在も、
長年、Mさんの悩みの種だったのですが、
ふとしたきっかけから、その人達もまた、
彼女の攻撃対象になることを恐れて、
ただ合わせているだけであることがわかったのです。


それと共に、古株女性スタッフが自分の知らないところで、
社長の悪口を言いまくっていることや、
この頃では、改善のために社長が何度面談を行っても、
その都度「悪者にされた」とキレて不満を爆発させ、
口汚い言葉で周囲に当り散らしていること。


そのため職場のムードが最悪になるので、
社員は皆、彼女への面談をやめて欲しいと思っていることなど、
てっきり取り巻き一派だと思っていた人達の口から、
今まで知らなかった事実が、次々と出てきました。


これはコーチングの中で質問した、
「その人達は本当に彼女の仲間ですか?」
という問い掛けから発展したもので、
会社としての立場でなく、同じ女性同士として、
それぞれ個人的に一本釣りでヒヤリングをしてくれた、
奥様の力が非常に大きかったのです。


奥様は毎日出社はしませんが、共同経営者です。
私は奥様を、とても聞き取る力がある方と感じ、
できればもっと現場に顔を出してほしいと思いましたが、
お子様が小さいため、あいにくまだ難しいようです。


この件では、会社と言う環境から切り離し、
仲間から切り離し、社長からも切り離し、
対象者を素の状態にして1対1に持ち込んでくれた、
奥様の力と手法に感謝したいです。


    *    *    *    *    *    *


今までMさんは、社員として給料をもらっていながら、
一向に社長のいうことを聞かずやりたい放題で、
何か言えばすぐに集団で反抗的な態度を取るその一派に、
会社が牛耳られてしまっていることに、自分の非力を感じ
どうしたらいいかわからずにいました。
(自分で起こした自分の会社なのに、これが結構多いのです)


けれど、あきらめてやる気を失っていたのは、
Mさんだけではなく、
取り巻き一派の社員達も同じだったのです。


それまで彼女達をひとくくりのグループととらえて、
自分と敵対する集団と思っていた社員達の真実がわかり、
そのあたりからMさんの気持ちに変化が現れました。


今までは「困った古株女性スタッフをなんとかしたい」
この一点が、Mさんの目標で、
コーチングも彼女への指導法や接し方がテーマでしたが、
それを機にMさんの考えが変わりました。


Mさんはある日、決めました。


「今後は古株女性スタッフに辞めていただく方向で進めたい」


「色々悩み努力してきたが、彼女の改善は難しいと感じた」
「想像以上に、表の顔と裏の顔にギャップがあって驚いた」
「これからは元々自分が理想としていた、
明るく暖かい職場づくりのほうに力を注いでいきたい」


「わかりました」


ここでクライアントさんは大きく舵を切り、
コーチングは方向転換しました。


    *    *    *    *    *    *


経験上、退職勧奨はとても大変です。
法に詳しい専門家の助言も必要ですし、
かつ、Mさんが苦手な心理戦と駆け引きの世界でもあります。


ですが、小さな会社の経営者であれば、
誰もが一度は通らなければいけない道だと思うのです。


今後、同じことがおこったときの対処を学び経験するうえでも、
私は必要な機会だと思い、そう伝えました。


「技術力さえあればうまくやっていけると思っていた」
「今まで”人”には無関心で無頓着だった」


Mさんは、ちょっとオタクでマイペースで、
人付き合いの苦手な技術屋さんですが、
もしかしたらこういったことが、
プロの「社長さん」になっていく
大事な転機なのかもしれません。


古株女性スタッフを悪しき人材として
排除するのが目的ではありません。


これはMさんが
自分の会社に一番ふさわしい組織作りの手法を、
自力で確立していくためのプロセスで、
神様がくれた鍛錬の場なのだと思います。


会社をやっていく上での障壁は、
経営者さん個人の資質に応じて色々あると思いますが、
今のキャラクターのMさんにとっては、
超えなければいけない初めての大きな山と感じました。


そこをコーチとしてどう支えていくか。


それを今、真剣に考えています。

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※実話ですが内容は一部をアレンジ脚色しています。

2014.05.05

らじおの企画

一昨年から、ある勉強会の代表になって、
自分の仕事の傍ら、ボランティアで
そちらの活動もしています。


先日、たまたま知り合った人が、
地域のコミュニティFMに関わっている人だったので、
その勉強会の予算で格安に番組枠を確保して、
会員の皆さんに週替わりで出演していただく、
会員向けの企画を立てました。


勉強会はフリーランスや個人事業の会員が多いので、
普段の勉強だけでなく、
自分の仕事内容や告知したいイベントなど、
大いにPRに役立てて欲しいと思って企画しました。


でも小さな地域FMなので、聞いている人が少なく、
ラジオでのPR効果はゼロに等しいと思います^^
その分、写真に撮ってあげたり音声録音したりして、
自分のFacebookやブログに貼ってもらえば、
それなりに効果あるよね~と思っての事でした。


で、これを早速、MLやFacebookグループで告知したところ、
大変人気で、瞬く間に4か月のうち3ケ月は埋まったのですが、
そこから先は、希望者の流れが止まり、
なかなか手が挙がりません。


50数名の会員のうち、
アクティブ(実際に活動に関わる)な会員は半分ぐらいだし、
その中でも反応がいいメンツはそのぐらいだろうなぁと思うので、
これはこれで、こんなもの、という思いがあります。


で、興味深いのはそこから先で、
全19週のうち、出演者が決まらない回を、
私が目星をつけた気心の知れた会員に、
個別に連絡して打診していくのですが、
お断りの方は、「時期尚早」「まだ早い」
「仕事がもう少し形になってから」
という理由がとても多いんですよね。


お声掛けしているのは、
私自身が、この人にはラジオ出演がメリットになる、
と思っている、個人で仕事をしている皆さんなのですが、
ラジオに出るのは「功成り名を遂げた人達」
というイメージがあるんでしょうね。


でも、私は、もし本当に「仕事を形にしたい」なら、
それは少し違うと思うんです。
多少でも「功成り名遂げた人達」になりたいから、
みんな手を挙げてくるのであって、
確かに早い段階で希望を出してきた人は、
それなりの実績と活動をしている人達ですが、
じゃ、その人達が駆け出しだったら手を挙げなかったか?
と考えると、絶対違うと思うんですよね。


彼ら、彼女らは(私も含めて(笑))、
たとえ勉強会の新参者だったり、
そのときは仕事の実績がほとんどなかったとしても、
なんとか発信したい思いを持って、
「こういう話でもいいですか?」「◯◯の話がしたい」
と、ここ一番のときは遠慮せずに言って来たと思うんです。
そしてその気質が、「今」に繋がっているように思うのね。


内容は自由で、仕事も年齢もキャリアも会歴も問わず、
誰でもOKと告知段階で明言しているので、
実際今回も、入会したばかりの人も、
勉強を始めたばかりの人も、
嬉々として参入して来ています。
企画立案者の私としてはそういうことがうれしいですし、
他の皆さんとのつながりもできてゆくので、
一人でお仕事をされている方なら、
ぜひ思い切って乗って欲しい気持ちがあるのですが、
事情は色々あるでしょうし、
皆が皆、そういうわけにもいかないかな。


相互理解度の高い仲のいい会なので、
あまり固く考えずに楽しんで参加して欲しいんだけど、
ま、しょうがないね^^


    *    *    *    *    *    *


というわけで、人の性格や価値観は様々なので、
皆が見ているMLやFacebookグループで、
参加希望を出すのは抵抗があると思い、
私宛にこっそり個別メッセージやメールでも可、
と告知時に付け加えていたところ、
「私のようなものでもいいのでしょうか?」
と、控えめにメールをくださった新会員の方がいました。


大歓迎!ぜんぜんオッケーですよ!
とお返事したところ、早い時期のご出演を希望とのこと。


あぁぁぁぁ、その頃にはもう、
反応の早い積極メンバーが前半を埋めてしまっていて、
その方は中盤のご出演になってしまったのですが、
その方って、最近、社会に貢献するある事業を、
仲間と立ち上げたばかりなんですよね。


だったら、その活動仲間のためにも、
代表者は遠慮すべきじゃないよ、やっぱり!
自分のためじゃなくて、事業のため、仲間のため。


きびしい事をちょっとだけ言うと、
遠慮は会での立場を気にする自分のため、
たとえ会の皆がどう感じようが気にせずに振り切る、
積極行動は仲間のため、
じゃないかと思います。


そんな人それぞれの考えや
関わり方が見え隠れするこの企画。
一番勉強になっているのは、
私自身かもしれません。

2013.07.08

嫌われてる人マーケティング

たった今、
ある会の先輩 Sさん(男性/60代/医師)から電話が入り、
「うちの息子が今度開業したんで、
近いうち紹介するから。」というお話でした。
あの雰囲気だと、もしかしたら、
お仕事につながるお話かもしれません。

この先輩、ちょっと癖のある方で、
細かい事に異議が多くて、
頑固で融通も利かないので、
他の諸先輩達からは煙たがられている存在なの。

だから初めてお会いした懇親会でも、
みんなが距離を置いている感じで、
そんな中でたまたま席が近くの私が、
つかまってしまったのが正解なんですが、
こういう人は、みんなが自分に近寄らないから、
まともに向き合って話を聞いてくれる人に、
飢えていると思うんだよねー。

なので、その懇親会では、
ほかに話をしたい人も一杯いたんだけど、
「今日はこういう流れなんだろうな」と観念して(笑)、
時間中、ずっとその方をお話を聞いていました。

    *    *    *    *    *    *

先月から今月にかけては、
そういった方達からお仕事をいただくことが続いていて、
私は勝手にこれを「嫌われてる人マーケティング」と、
名づけることにしましたw

私は研修やセミナーや講演・講話が今の仕事で、
(といっても、細々とですが^^)
その合間に本当に少ないクライアントさんを、
個人コーチングするぐらいなので、
今でも古い記事にアクセスのある、
アスペルガーや発達障害やメンタルヘルスと言った事は、
本来は自分の専門外です。

ですが、そういったことを勉強してお得だったなぁと思うのは、
今や、どんな他人に対しても、
ネガティブな気持ちになる事が全くないことなんですよね。
どんな行動、どんな発言も、みんな理由があるんです。
「え?」と思うようなことでも、
その人の思考的なプロセスの理解に勤めれば、
「しょうがないよねー」と思えてくるの。

だから前の日記でも書いたかもしれないけど、
グループの中で「あの人はちょっとね」と、
皆に言われているような人でも、
全然抵抗ないし、やりとりしていても、
「あ、この人はこの感じね」とわかれば、
そこそこ対策が取れて、うまくやっていけるので、
ストレスがないんだね。

ところが最近わかってきたことは、
その方達は、会の中では眉をひそめられて嫌われていても、
その人自身の仕事においては、
意外な人脈や、意外な権限、(たまに意外な経済力w)
を持っていることが結構あって、
この頃はその恩恵に預かる事が増えて来たんですよね。

前の日記に登場したトーゴーさんからは、
同窓会で講演するお仕事をいただきました。

コールセンター時代に自分の後輩に当たるスタッフ(女性)で、
当時は仕事ができたのですが今はやる気がないらしく、
現場のお荷物になっているらしいHさんとは、
先に研修を通じて再会したのですが、
(というか、当時の仲間達みんなと再会した!)
確かに今は覇気がなく浮いている感じ。

でもさ、私まで腫れ物に触るような態度じゃダメだと思い、
事情を知っていながら知らないふりして、
当時と同じ態度で、笑顔一杯の大好きな感じで、
開口一番、握手して「元気でやってる?」って明るく聞いて、
「会えてうれしい」って言って、「当時はすごく助けてもらった」
って感謝してお礼を述べて。。。

そしたらなんと、彼女のお兄さんって、
中規模病院の院長さんだったのね。
それでその病院の研修のお仕事を紹介してもらいました。
これはびっくり、でも感激しました。

先週の土曜日は、あるビジネス交流会を通じて知り合った、
Kさん(男性/50代/公務員)に研修を頼みたいと言われ、
そのために入札指定業者になって欲しいと言われ、
今までそういったことは全然無縁だったので、
「全くやり方がわからない」と言ったら、
色々な仕組みや制度などの情報を教えてもらいました。
なので早速、ダメ元でトライしてみたいと思います!
(できるかどうかわからないけど、何事も経験だ!)
彼が「大丈夫だ、個人でもイケル!」って言ってくれたので、
その言葉を拠り所に、今から色々調べてやってみるところ。

でも、その彼って、
やっぱり少し個性的で変わっているところがあるの(笑)
元々はそのビジネス交流会で勉強会を企画して、
私がその講師をした時の参加者なのですが、
自己主張が強くて、質問も細かくて、
しかも講師の主導権をよく奪うので、
「やりにくいなぁ…」なんてホントは思っていたんです。

でも私は逆転の発想で、そこを褒めたの。
「詳しくないとできない質問ですね、さすがです。」
「Kさんは人に教える力のある方ですね。見習いたいです。」
研修でやりにくい人というのは、
認めて欲しい部分を周囲が認めてくれない、
心の欠落を持っているので、
講師側が十分認めてあげると、
段々落ち着いて来るんですよね。
(結果的にファンになってくれたりします(^_-)-☆)

そんなところに、先ほどのお電話。

やっぱりどんなことがあっても、
人を嫌悪したり拒否したり蔑んだりしちゃいけないな。

たとえ10人のうち9人までがそうでも、
自分は最後の一人として、
色んな人の味方になって行こうと思いました。
今後の売り上げのためにも(笑)




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2012.12.18

未経験でも自信がなくても

会員が40名いる、ある会の会長をやっています。
コーチングを学び合う会です。
私が作った会ではありません。
10年前に先輩達が作った会で、
私はそこの5代目の会長になります。


会では月に一度勉強会を行っていて、
基本的に会員の希望者が、
その都度講師を務めています。


1月の勉強会の講師をFacebook上で募ったところ、
希望者の手が上がらなかったので、
数名の役員同士で話し合って、
外崎さん(仮名/女性/30代後半)に、
打診してみることにしました。


連絡担当はわたくしです^^


外崎さんに電話してみると、
「私は会の勉強会にほとんど参加していませんし、
まだまだ人に教えられる立場ではないので、
受講者側でよい」とのお返事でした。


そっか。。。ちょっと残念だな。
というか、お読みの皆さんには、
嫌に思われるかもしれませんが、
私は「たぶん彼女の独立は”なし”だなぁ」と、
ふと思ってしまいました。


…というのも、講師に決まれば、
会でプロフィールと共にブログで開催告知をして、
FacebookやTwitterでつぶやいたり、
役員全員で手分けして勉強会と講師の盛り立てを行うので、
自分の認知度アップを願う会員にとっては、
むしろチャンスなんですよね。


外崎さんは以前、将来的には独立したい、
と言っていたのを皆知っていたので、
「ならば次回の講師をお願いしたらどうかしら?」
という流れになったのですが、
ご本人が希望されないなら仕方ないよね^^


ただ、私はこの件で思う事があるんです。


それは、会員の中で今起業しているメンバーだったら、
勉強会参加の実績がなくても、
未経験でも自信がなくても、
たぶん食いついただろうなぁと思う事です。


できない、できない、不安だ、不安だ、とか言いながらも、
「失敗してもいいんですよね」「笑って許してくれますよね」
と、微妙にうまく周囲の共感と同意を取り付けつつ、
きっと一生懸命トライすると思うの。


会員の中には、私を含め、
フリーランスで活動しているプロコーチが何名かいますが、
皆に共通していることは、
失敗や低評価を恐れない、ということに尽きるんじゃないかな。


だって今の会員のうち、プロコーチをやってるメンバーはみんな、
打診があればまず「やります!」と手を挙げて、
手を挙げてからどうしようかと考える連中ばかりなんだもの(笑)


結局今はその人達が役員になっているので、
役員会は活気があるし前向きだし、
他人にどう思われようが、会のためにいいと思う事は、
たとえ相手と気まずくなりそうでも、
言う事は言う!みたいな感じになっています。


ですがそれは会を思っての事と、
お互いに充分わかっているので、
嫌な雰囲気にはならないし、
そのときは議論沸騰しても、
終わればみんな今まで通りの仲間だから、
とってもやりやすいし心地いいんだよね。


    *    *    *    *    *    *


実は講師を打診した時の話で、
外崎さんが会の運営に関して、
非常にいい意見を出してくれたんだけど、
共有のためにMLで改めて皆に投げてみませんか?
とお願いしたところ、やっぱり遠慮したいって。
あはは、そっちもそうかー^^


だけど私思うんです。
それは誰のため?って。
私も経験あるけど、突き詰めて考えてみると、
結局それって自分のためなんですよね。


まだ会歴の浅い私が、
こんな意見を言える立場にない、って言うけど、
(それはすごくわかるけど)、
それは自分への批判の矛先を気にしていることであって、
会の事を考えているわけではないんだよね。


過去に同じお願いをして、「わかりました」と二つ返事で、
新人ながら色々な提案をしてくれた人たちが、
結果的に今独立してコーチングで収入を得ている事を思うと、
その辺の判断と勇気が未来を分けていくのかな、と、
思ったりします。


いえ、彼女がこのままずっと、
今の会社員のままでいいと言うのなら、
こんなちょっぴり辛口の日記も書かないのですが、
「いつかやりたい」って言うからさ、
だったら、どんな事でも恐れずに挑戦してみようよ、
とここでこっそり言いたくなったわけ。


実は何を隠そう、このわたくしこそ資格もなく、
(一度取得したけどその時はお金がなさ過ぎて更新できず)
有名なプログラムの終了者でもない少数派のうえに、
10年続いている会の中で会歴がまだ4年の新参者で、
しかも個人コーチングよりも企業研修をメーンにしている、
完全に他とは毛色の異なるアウェイっぽい会員なのに、
でも会長(笑)。でもいいんだもんねー。


やりませんか?と先輩から言われた時に、
確かにそれらは少し気になりましたが、
「変だ、変だ」「おかしい、おかしい」と言われながら、
のらりくらりと会を仕切るのも悪くないな、と思ったし、
できないことは「できませーん」と、
しくじったら「ごめんなさーい」と、
頭下げながらやっていけばいいだろ、と思いました。


積極的にやりたかったわけではありませんが、
当時、会は色々あって運営がガタガタで、
能力の有無や適任かどうかということよりも、
誰かが会長を引き受けて立て直さないと、
この会、そのうち消滅するわ…と思ったんです。
それが自分としては嫌だったということかな。


途中で”困ったさん”と真っ向勝負で対立したり、
人から何と言われようとやりたいことはやると決めて、
やらせてほしいと周りに頼み込んで断行した事もあったけど、
素晴らしい仲間に恵まれ、今はなんとなく安定して、
会員さんも増えていることに安堵します。


そういう経験をすると、
なんでも恐れずにやってみることが一番大事だと、
すごく思うようになるんですよね。
失敗しても成功しても、「何かを実際にやってみる」
というのは、確実にスキルが身に着くことだと痛感します。


怖くても不安でも、腹をくくってそこをつかむ人だけが、
きっとやっていける世界なんじゃないかな?って、
段々感じ始めている今日この頃でなんです。

2012.02.18

ご縁は向こうから

昨日は、メンタルヘルスの勉強会で講師をしました。
昨年、コーチの先輩からご紹介とお声掛けいただき、
ある精神科の先生のセミナーのお手伝いをしたのですが、
それがご縁で先生の主催する勉強会に入れていただき、
今回は講師として参加いたしました。

先生は著書も2冊あり、
ウツや発達障害に非常に理解のある方で、
昨夜の懇親会ではその話題で、
とても充実した時間を過ごすことができました。

私がこのブログを書き始めた当時は、
発達障害という言葉はなく(たぶん)、
前職で様々なスタッフさんとの関わりを通して、
色々な事を深く考えて日記に書いていた2004~5年の時期は、
主にアスペルガー症候群という言葉を使って、
自分でも呆れるぐらいのボリュームで書き続けていたのですが、
自分の価値観や考え方は時と共に変化しても、
少しでも力になれればいいなという気持ちは変わりありません。

そんな思いを抱いていると、
ご縁は向こうからやって来るものですね。
特に医療の世界にいらっしゃる精神科医の先生とは、
忌憚なく話せる機会がすごく欲しいと思っていたので、
良いつながりができてうれしい思いです。

先生には医療の立場から色々興味深いお話を伺い、
(オフレコ満載。。。)とても濃い会話ができました。
何よりも、自分の経験を聞いていただいたところ、
やはり状況のご理解が早く的確で、
同席の看護師さんの方も含めて、
帰りのバスに乗り遅れる寸前まで語り合えたことが、
大きな収穫でした。

機会があればいつかまたそれについて書いてみようかな?
なーんて思っていました。

人って知らず知らずのうちに、勝手に自然に、
自分が望む方向に進んでいるのかな。
そんなご縁を感じた昨日でした。

 




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2012.01.29

嫌な事こそ宝物

昨日の日記を読み返してみると、
長いばかり長くて何が言いたかったのか、
不明瞭ですね。


書きたかったのは要するに、
タイトルのように、嫌な事にこそ、
宝物があるってことかな。
そう信じたほうがいいってことかな。


人と接していて、
「この人ってここがもう少しこうだといいのに」
と客観的に思うことがありますが、
もしそれを相手にうまく伝えられたとしても、
それはきっとその人にとって色々な理由で、
やりたくない事だと思うんですよね。


苦手である、
キライである、
不利になる、
自分の方針と一致しない、
自分の価値観と合わない…


でもさ、だとすると、
逆に見て自分が「嫌だなぁ」と思うことは、
周りから「そこがクリアできたらもっといいのに、」
と見られている、
自分の大きな変えどころかもしれないんだよね。


私、あるときから、
「この人とは合わない」と感じたら、
反対に積極的にその人に対して、
何かをお手伝いしたり人を紹介したりして、
その人の役に立つ人間になれるよう、
努めるようになったんです。


いや、ほらそれも、
人間ができているわけでは決してなく、
そのときは仕事が不調だったので、
他人にネガティブな感情を持っている人には、
きっと仕事も入って来ないよなぁなんて思って。
そういうことをよくいろんな本にかいてあったりするのでね、
1円でもお金が欲しいときは、何でもやるのさ(笑)。


こういう言い方は変だけど、
人間関係は先に与えたほうが勝ちなので、
嫌いな人にこそ、たとえ口だけでも「好き」を、
先に宣言して実際に行動でも示す、みたいな。


そしたらやっぱり関係性がものすごく変わってきて、
相手が好感を持ってくれるのでこちらの印象の悪さも解消して、
最後には友達のようにいい信頼関係が築けるんだよね。
そしてやがてその人が今度は自分の力になってくれるんです。
お仕事を紹介してもらったり、困ったときに助けてくれたり。
なので、本当ならあまりお付き合いしないようなタイプの人でも、
結果的に自分の味方がすごく増えたの。


そんなことを思い返してみても、
「嫌だ」と思う行動には、
自分の未来を変えるための大きなヒントがあって、
「嫌だ」と思ったそのときが、
実は大きなチャンスなんじゃないかな?って、
思うわけです。


何かの後片付けや、人間関係の未完了など、
日常で億劫だな~と思ったことでも、
そう自覚したら逆にすぐやる。
嫌だな~と思うことこそ、逆にメリットを感じて、
気持ちを前向きに切り替えて、
喜んで楽しくやってみる。
それがいいんじゃないかな?って思います。


昨日一番書きたかったことはそこですね。
でもずいぶん手前のところから、
長々と書いちゃったね~^^


こういうところも、その一点だけに集中させて、
ピンポイントに書けない私の特性なんだろうな、って思います。
あんまり更新しないこのブログですが、
次回からは「短くシンプルに」でしょうか。


泥の金貨

ひとりで仕事をするようになると、
本当に自分の欠点と言うのがあからさまになってきます。
欠点と言うか、心の有様と言うか、
思考の傾向と言いますか。。。


まず私はね、面倒なことは先延ばしにする癖があるの。
だから仕事がたまるわけ。
それとやるべきことが色々重なってくると、
思考がとっ散らかっていったい何から手をつけたらいいか、
妙に混乱して来て、落ち着くために全然別のことやったりするw
だからさらに仕事がたまるわけ。


すごーく前に小さい頃の自分の事をあれこれ書いたら、
ブログを読んだ方から「ADHDでは?」と、
コメントをいただいたことがあったんですが、
検索して見ると結構当てはまるので、
その傾向は多分にあるんでしょうね。


自分がADHDかはともかくとして、
私はとても効率の悪い思考回路を持っています。
考えがね、そこにとどまっていないんです。
連想ゲームのようにどんどん拡散して姿を変えて、
短い時間にものすごくたくさんの事を、
ハイスピードであれこれ考えていたりするんですよね。


それは人の心を推し量ったり、気配りをしたり、
機転を利かせたりするには都合がよいのですが、
<今ここで何時までに何々をしなければならない>
みたいなときにはとても不都合なわけ。


気が付くと違うことを考えていたり、何かを思い出して、
無意識にそっちに取り掛かってしまったりするので、
作業効率がよろしくない^^


それと先延ばしかな。
面倒な事や時間がかかりそうなものは、
一旦自分から遠ざけてしまう癖があるかも。


同じ理由だと思いますが、
物事をきちんと最後まで完了させてから、
次の作業に移ることができない。


仕事から帰宅したら、まず資料を元に戻して、
その日のお金の計算をしたり、
研修のアンケートをまとめて整理したり、
その日のあれこれをきちんとおしまいにしてから、
次に行けばいいのに、それをそのままにして、
今一番急ぎの事や、やりたいことに手を付けてしまうので、
後になって探し物や不明点などで青くなることが。


こういうところを直していかないと、
仕事がたまるばかりで常にバタバタ忙しく、
期限を守れないばかりか心にも余裕が生まれず、
仕事の質にも影響が出ると思うんですよね。


で、考えてみました。そしてわかりました。
私の「先延ばし」には3つのパターンがあるってことを。


何かを先延ばしにしてしまうのは、
今はそれをやるのが嫌だからですが、
なぜ嫌かというと、
①他にもっと心から取り掛かりたい作業が目の前にある
②それをやることに不安を感じている
③それを思うと心がとっ散らかって落ち着かない

この3つです。


①の「他にもっと心から取り掛かりたい作業」は、
多分自分が刺激を好む体質だからです。


使ったものを元に戻したり、お金の計算で数字と向き合ったり、
アンケート用紙を束ねて止めてファイリングするのは、
私にとっては刺激のないつまらない事なのです。
そんなときに、SNSで他人とやりとりしたり、
新しいオファーの提案書を書いたりするのは、
魅力的な刺激があって楽しいのです。
だからそっちをつかんでしまうのね。
つまり長期利益ではなく短期利益に負けちゃうのね。


うちのご亭主なんかは全くその逆で、
数字を見ていると落ち着くんだって。
文章を書くようなときは、逆にうまくまとまらなくて混乱するって。
だからお金の計算や支払いの計画を立てたりするのは大好きで、
今は私の仕事をそちらで手伝ってくれています。
こういうところは、本当に向き不向きなんだなぁと思いますが、
その分うちの人は空気が読めず気も利かないので、
ベースはやはり、とどまる思考なのか、拡散する思考なのか?
そこに起因すると思っています。


②の「それをやることに不安を感じている」は、
具体的にはソリが合わない相手へのメールの返信とか、
進捗が悪くて迷惑をかけている作業についてのやりとりとか、
批判的な質問やミスや不備を指摘する問いかけへの回答とか。


そうは見えないかもしれませんが、
私は他人から責められることが、
人並み以上にすごく怖いんですよ。


だからそれが自分の一方的な思い込みや誤解であったとしても、
ちょっとでもそういう空気を感じると、
尋常じゃない精神状況になってしまう事があります。
くよくよしたり傷ついたり落ち込んだりはしないんだけど、
ドキドキして変に不安になっちゃうんですね。


だったらそういう事はするなって話ですが、
そこがほら、
自分の短期利益に弱い欠点とリンクしているわけで、
面白い事にのめり込んだ結果、
もっと大事な事に掛ける時間が足りなくなってしまい、
ミスしたり物忘れとか期限や約束を守れなかったり、
そういうことが出てしまうわけです。


あとほら、もしADHD傾向だとすると、
自分を抑制する資質が弱いので(笑)、
良いことでも悪い事でも、
心が大きく動いたことはどうしても外に出さずにいられないし、
どこかですごく書きたくなるし、相手にも伝えたくなります。


③の「それを思うと心がとっ散らかって落ち着かない」は、
これは、わからない人にはきっとわからないと思う。


私は多くのものが一度に目に入ったり心に入ってきたりすると、
妙にソワソワして落ち着かない精神状況になります。


笑い話のようですが、私は食後のテーブルの後片付けって、
ものすごく億劫なんです。
ただ面倒というのではなく、人数分の汚れた食器が、
テーブル一杯に広がっているのを見ると、
どこから手をつけたらいいかわからなくなってやりにくく、
すごく混乱してくるんですね。


うちの人によく言われるんですよ、
「何やってんだ?
こんなの片っ端からさっさと片付ければいいだろ?」って。
ところがね、そこに大きな見えない壁があるんですよ。
見ただけで固まっちゃうんだね、いや、ホント、毎日。


たぶんこれも、
私の「広がる思考」(とどまらない思考)が原因だと思っていて、
たくさんの処理すべきものが一度に目に入ってくると、
対象物の数の分だけ思考が広がろうとして、
それできっと収拾つかなくなるんだわね、頭の中が。


仕事もそう。


仕事と言うのは意地悪にできていて、
入るときは次々に入ってきて、
しかも同じ時期に集中しちゃったりするんですが、
こうなってくると完全に段取り能力がフリーズしちゃって、
とにかくやたら落ち着かないので、逃避モードになり、
できるものから手をつければいいのに、
実際は何もせずにお酒なんか飲んで早々と寝ちゃうとか、ね。


条件や盛り込むべき要望の多い仕事なんかもそうかなぁ。


口頭のみの説明であれば全然いいんですが、
紙ベースで渡されるともうダメですね。
「なんか一杯書いてある」と思っただけで、
うわーと億劫になり、そのときになったら見ようなどと思って、
目も通さずに後回しにするので、
後でよく読んで慌てることもあります。


私の友人の<やぶきま>は全くその逆で、
どんなに量が多くても書面になっていると、
心が安定して落ち着くそうです。
私ももちろん書面になっていた方が整理しやすいですが、
口頭での説明をあまりされずに、
「まずこれを読んでください」から始まると、
やりにくいですね。


この頃、以上のように、
自分が物事を頭の中で処理する時の癖や傾向を、
ものすごく考えます。


小さい頃から母に怒られたり、
通信簿で毎回同じことを書かれたりしたような事は、
ここに原因があるんだな、と、
今すごくつながってきているところ。


「整理整頓が下手」「忘れ物が多い」「落ち着きがない」


それらは、完了させない、記録しない、
整えない、我慢しないなどの気質の結果ですが、
長期利益よりも短期利益を取ってしまうのは、
動的な思考の傾向がそれにふさわしいレベルの刺激を、
より早くより強く求めているのかもしれません。


固定的で変化や動きがないものをつまらないと感じたり、
義務を果たしルールを守り、
決められた事を決められた通りにやるよりも、
試行錯誤して良くも悪くも結果が、
自分に返る事のほうに圧倒的な魅力を感じことだって、
突き詰めればそういうことなのかもしれません。


    *    *    *    *    *    *


本当は、私の私らしさや他の人に勝っているところは、
まさにこの、そこにはとどまっていずに、
どんどん広がっていく考え方にあると思うんですが、
一方で最大の欠点もまたそこにあるんですよね。
だから長所と短所は結局同根なのだと思います。


ですが、このままではやはり悪い影響が出てしまうし、
最近それを痛感する事もいくつかあったので、
色々考えた結果、ひとつのアイデアを思いつきました。


それは、自分が、
完了すべき、記録すべき、整えるべき、我慢すべき、などの、
自分にとって居心地の悪い精神状況にあるとき、
まずはその状態に気が付き自分で自覚することかな。


それによって漠然とした不安感があったり、
居心地が悪くて妙に落ち着かずに心がそわそわしているときは、
逆にそこが軌道修正のチャンスなわけです。


「あ~、今私は不安を感じている」
「落ち着かない、今自分はソワソワしている」と気が付いたなら、
そこがまさに行動を変えるべき絶好のピンポイント!


それをうまくクリアできたら仕事も暮らしも質が上がり、
仕事は絶対大成功して(笑)収入は必ずもっと増える(笑)!


そんな風に思ってみると、地道なトライも辛抱できます。
未来の成功者を目指して流されずにこらえて踏みとどまって、
ひとつひとつを順番にきちんと片づけていくのさ♪
仕事の後片付けも、お金の計算も、食後のお茶碗も、
その他もろもろ、”つまらないこと”全部!


だから「不安」と「そわそわ」は成功の入り口で、
まさに私にとっては、
金貨をGETするチャンスと思うことにしました。
でもそれは一見、見た目は不快なので、
さしずめ泥の金貨と言うべきでしょうか。


そう。泥の金貨。
泥で汚れていて本当は触りたくないけど、
中身はピカピカの金貨なんだよーん♪


ピンチはチャンスと言いますが、
「あ、今、まさにそのチャンスが来ている」と思えば、
「おっしゃ、これは金貨1枚GETでしょ~?」
という気にもなります。
心の中でマリオのチャリーンという音が、
高らかにそして誇らしげに鳴り響くんです。


うふふ、私の脳は騙されやすく、
しかもかっこいいストーリーに弱いので、
これを”成功の筋書き”にしちゃえば、
結構乗せられやすいのだわ。

私の思考傾向はたぶん生まれつきで、
科学的には遺伝とか何かの脳内物質の有無とか、
量とか強さとか、まぁ色々あるんでしょう、きっと。
自分では変えようとも変えたいとも思わないけれど、
ゲーム感覚で対策をとって自己改善を施していけば、
短所は埋まっていくと思うんだよね。


だからこれからは、キャッチフレーズのように、
泥の金貨、泥の金貨、とつぶやきながら、
行動のスタイルを変えていきたいと思っています。


こういうところを自分でふさいでいかないと、
「大物にはなれんよ~??」と、
甘い言葉を自分に言い聞かせながら、ね(^_-)-☆

2012.01.21

敵は誰だ?

昨日の研修で一番うれしかったのは、
私の事でもなく、研修内容のことでもなく、
そこの会社の担当者さんが私に、
「最近、ようやく外堀が埋まってきました」と、
言ったことなの。


これ、なんだかすごくうれしくて、
ほっとするような思いがあったし、
喜ばしいことだと思いました。


何の事かと言うと、
実はこの会社の社長さんの事なんですよね。
社長さんは私より若い女性の方で、
とても行動力と先見の明があり、
傾いた会社を譲り受けて一人で今の実績にまで、
のしあげた方なんですが、
そういう方ってたいてい、
人は育てられないキャラなんですよねぇ。


私だけかもしれませんが、巷の中小企業では、
社長さんの経営能力と人財育成力はホント相反するもんだなぁって、
よく思ったりします^^
まぁ、そういった「人」に無頓着なところが、
強力に実績を伸ばしていける資質に、
リンクしているのだと思いますが。


でもね、働いている人は可愛そうなぐらい大変なんですよ。
社長さんのスタッフへの要求が半端じゃないので、
それをこなすためにどの人もとんでもなく遅くまで残業しているし、
AM2:00、3:00に会社アドレスからメールが来ることもざら。


しかも少々感情的になるときがあって、
そのときのトークが相手の尊厳を傷つけるときも多いし、
怒ると怖いので皆萎縮している感じ。


悪い人じゃないです。むしろ普段は洒脱で気さく。
人として好きだし、
仕事じゃなければ波長の合う友達になれると思う。
でも一旦スイッチが入った時の有様がすごいらしいし、
逃げ場がないぐらいに部下を追い詰めていく感じは、
私も打ち合わせで少し経験して、
ものすごく不安定で落ち着かない気持ちになったりしました。


だから人が長続きしないの。特にいい人ほど。
逆に平凡でも長く働いてくれそうなのに、
その場合は「使えない」と社長のほうが早々に切ったりするの。
その手厳しさもまた半端じゃない感じ。


もちろん机を並べて仕事したわけじゃないし、
私は外部の人間だから見えていない部分もあるのだと思うけど、
そこって社長が言うほどの「致命的な欠陥」かな?
と思うときもたまにあります。


「うちみたいな中小は個人の比重が高いので、
ひとりひとりがデキる人じゃないとやっていけない」のは、
まさしくその通りだし、私は経営者として社員を雇った事がないので、
確かにその立場に立ってみないとわからない事も多く、
同じ目線での反論はしにくいのですが、
じゃ、いい人が長く働きたいか?と言えば、
現状はそうなっていないので、
言いたいこともそれなりにあるんですけどね。


リーダークラスの皆さんは、常識があっていい方達なのですが、
次々と人が辞めさせられていく現状を間近に見ているだけに、
「明日は我が身」と思えばたぶん何も言えなだろうし、
どこかあきらめに近い心境かも。
ですが研修で訪れる私には本音を打ち明けてくれる時がよくあります。


そこで声を上げたり何かをうまく提案できそうな人は、
逆に早めに自分から辞めていくので、
個人的には、いい人ではあっても見どころのあるリーダーさんは、
いないというのが自分の認識です。
今のままだと人が定着しないだけでなく、
いいリーダーさんも育ちにくいと思う。特に男性、かな。


でもさ、これはやっぱりよくないよね。
会社は社員あってのもんだよ。
そこに感謝もねぎらいも何もしないで、
求めるだけ求めて、
できなければ攻撃的に非難てのはよくない。


それにパートや契約社員だって大切な戦力なのに、
育てようと思わないで、
「最初からできていないとダメ」みたいな考えで、
次々と人を入れ替えていけば、
職場のモチベーションは下がりまくるし、不安が蔓延するし、
建設的な意見で何かを変えていこうという空気は、
絶対に生まれてこないと思う。


それがまた社長の「やる気がない」という怒りを買って、
結局悪循環だと思うんですが、
チラっとそれについて触れると、
反論のメールが来たり電話が来たりで、
あとあと、ものすごく対応に自分の時間が取られてしまい、
自分の本来の仕事に差し支えるので、
途中からはさすがの私も少々割り切って、
「ご本人とはあまり関わらない」を決めたりしたわけです。


たぶんさ、感情の起伏があって、
激高しやすいタイプなんでしょうね。
そこだけでもコントロールできれば皆楽かもしれないけど、
社長さん自身が自分に課題を感じていないので、
(これもよくあるお話ですよね^^)
難しいかもしれません。


なぜそのお仕事をやっているかと言うと、
担当者が友人だからです。
彼女が私に声を掛けてくれたのも、
今思えば、私に社内の事情をわかってもらって、
味方になって欲しかったのかもしれないね。


そんな感じなので、会社はどの支店も人手不足で、
広い範囲で長距離を移動させて、
スタッフを融通し合ったりしているわけですが、
それはその会社のお客様にとっては、
担当者がすぐ変わる、スケジュールがコロコロ変わるということなので、
最近それがクレームのようになって、
お客様アンケートにも出始めているんだよね。


そして先日は、
大きな得意先からもついにその点を指摘されたらしいです。
それで友人が「これで社長も少しは変わってくれればいい」と感じて、
外堀が埋まってきた、という表現を使ったのですが、
考えてみると、自分の会社にクレームが入って喜ぶ社員って、
なんだか切ないよね。


みんなが今期待しているのは、外圧なんだろうな。。。
(たぶん、私もその中に入っているのかも…)


だけどそれって健全じゃないよね。


だから私はたまに、いつか正面から喧嘩して、
仕事打ち切られるのも手かな?
なんて思ったりもするのですが、
社員の皆さんが、私の研修を心待ちにしてくれているので、
今はその会社のためというよりは、社員の皆さんのために、
続けていきたいと思ったりするわけです。


社長の敵は社員じゃないし、社員の敵は社長じゃないし、
実際に誰もそんな風には思っていないと思うけど、
お互いがお互いをストレスに感じていたら、
業務効率って絶対落ちると思う。


そんなところに負荷をかけさせないで、
もっとお客様だけを見て仕事ができるようになれば、
相手に感謝されて意欲が湧いて、
もっと頑張ろうという気に…ならないかね^^


昨日は友人と二人でそんな話を深々としておりました。

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