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2017.06.23

男のインタビュー記事がつまらなくなる理由(ワケ)

自分の仕事は法人の社員さんなどに業務指導をする、
社員育成のトレーナーで、研修や講演の講師でもあるんですが、
食えないときに引き受けたお仕事で今も継続しているのが、
知人の会社の社内報(兼ニュースレター)のお手伝い。



で、今日がその原稿の締め切りなのですが、
今回は昨日の息子の大腸全摘手術などで時間があまり取れず、
今朝は早朝から早起きして「直し」の作業を行っています。
・・・が、トップのインタビュー記事の相手先から届いた、
校正原稿を見てびっくり。


なんじゃこりゃ~?
全文、すべて書き直してあるじゃないの・・・
しかもFAX原稿なので、コピペもできず、
原稿見ながらすべて手打ちで打ち直しています。
とほほ・・・



こんなときは、「あの取材は意味があったのか?」
などと、首をかしげてしまいますが、
まぁ、よくあることなので、あまり深いことは考えずに、
サクサクと、そして淡々と作業するのみ、ですね。



毎回思うんだけど、
男性は、自分が言った通りの言葉遣いで書かれるのが嫌なのね。
インタビュー記事なので、編集メンバーで決めた方針に従い、
「ですよ」「〇〇なんです」という話し言葉を要所要所で生かしながら、
会話の雰囲気を残して書いているんですけど、
そういう箇所は、ことごとく「です」「〇〇です」に、
修正されるわけ(笑)



その人が話してくれた会社の業務内容は、
生き生きとしたニュアンスがそぎ落とされて、
会社案内からの引用みたいな説明文にされちゃうし、
その業務ならではの特徴的な用語や言葉遣いは、
すべてイメージが全く見えない一般的な表現に差し替えられ、
はっきり言って、全体が本当につまらなくなるし、
読んでいて、面白みがないし、
これなら、会社のホームページを見ながらでも書けるよね。



それに、同じ内容をホームページにも掲載するのですが、
これじゃ、文章があまりにも一般論的すぎて、
特長的な用語を狙ってやって来る、
検索訪問者を呼び込むこともできないよねぇ・・・



でもまぁ、これでやってくれっていうんだから、
はい、差し替えます。はい。



相手が女性だと、話し言葉を文章体に直されることはほとんどなく、
追加の文章も、話し言葉の状態で赤字が入ってくるので、
これは、たぶん、男性の特長なんでしょうね。



とにかく、要するに、男性(主に経営者)は、
こういった形で自分や会社を紹介されるときには、
カジュアルをとことん好まない、ってことだね。



そして、この社内報を読む知人の会社の読者層や、
知人の会社がこの記事を通じて読者に何を提供したいか?ということよりも、
体面やメンツをものすごく重視するんだなぁ・・・



たぶん、自社の取引先がこれを読んだ時のことを主に想定していると思うので、
ちゃんと、きちんと、正統に、したいのはわかるけど、
はっきり言って、こんな文章は誰も読みたくないよね(汗)。



編集メンバーでいつも話題になるのはこのことで、
直しが入るとメチャメチャ魅力のない文章になるのが皆わかっているので、
「相手に見せるのやめたら?」という話題にもよくなるのですが、
そういうわけにもいかず、今日は朝から段々飽きてきて、
ちょこっと気分転換にこのブログにやってきて、
軽く愚痴などはいて、また作業に戻りたいと思います。



皆さんが目にするインタビュー記事で、
面白くもなんともないような記事があったら、
それは編集者が書いたそのままの文章ではなく、
相手がガチガチに入れてきた、修正後の文章かもしれません。
男のインタビューは記事は、こうやってつまらなくなっていくんだわ(笑)



あ、いいこと考えた。
次回からは、社長じゃなく、その会社の技術部門の人に限っちゃおう。
絶対、そっちのほうが、余計な邪念が入らなくなって、
面白い記事になりそうな気がしてきました(笑)。

2017.06.20

にっちもさっちもいかないときはまず相談して自己開示

昨年、仕事がものすごく忙しい時期に息子が病気になって、
コンサルタントの仕事や研修・講演の仕事など、
重要なこと以外は、全部後回しにしてきたんだけど、
それは息子が少しずつ快方に向かい、
そのうち遅れを取り戻せると思っていたからなんだよね。


ところが、息子はいったん元気になったものの、
今年の同じ時期(つまり仕事が一番忙しい時期)に、
体調が悪化してまた再入院。
ついに仕事も私用も役員を引き受けている様々な会務も、
常に後手後手で、抜けや漏れも増えてきて、
段々首が回らなくなり、にっちもさっちもいかなくなってきました。


今日のことを今日にうちに片付けてしまいたいことがあれこれあって、
(あぁ、今日は、家に居たいな、病院に行きたくないな)と思っても、
(今日、いま、この日に何かあったらどうしよう)と思ったり、
(今日、病院に行かなかったことで、取り返しのつかない後悔になったら?)
などと考えてみたり、命に別条がない病気とわかっていても、
家族の病状がよくないとうことは、強力な強迫観念にとらわれるものですね。


本当は去年のうちに、自分の負担になるようなものは、
思い切って全部断ってしまえばよかったのに、
他人に迷惑をかけたくない思いや、
妙な人の好さが災いして、気が付けばまるで、
髪の毛がいっぱい詰まって流れない風呂場の排水口のようだ。
水がどんどん流れてくるのに、一向に流れて行かない。
垢や石鹸で汚れた水が、ドロドロ渦巻くばかりだね。


特に自分が先輩から会長を引き継いでいるある勉強会などは、
仕事や収入に直接かかわらない分だけ、
何かと後回しにしてきたツケがいま膨大に膨らんで、
もうすぐ総会だというのに、
ホントに全く何もできていないよ、どうしよう。


一度こういう不安定な精神状態になってしまうと、
「手伝うよ、何でも言って」と言ってくれる人もそれなりにいるのに、
自分に非があることばかりが気になって、
何をどう頼めばいいかさえ思いつかず、
どう考えても不可能なのに、「やっぱり自分で何とかしよう」などと、
思ってしまうところが、私の悪い所だよね。


でも今日、ようやく明かりが見えてきました。


やっぱりこういうときは、
どうしたらいいか考えないで、
どうしたらいいかを人に聞けばいいんだな。


要するに「相談」です。
誰が悪いとか、どうすべきだったとか、
そういうことはさておいて、
今、自分が、これこれこういう原因で、
こういうことで困っている、悩んでいる、
って、相談できそうな人に、
片っ端から助言を仰いでいけばいいのよね。


Kさん(60代)
「任意団体なんだから、そんなに固く考えなくても大丈夫だよ。
そもそも前任者がきちんとし過ぎたせいで、
前から、ずいぶんちゃんとやるんだな、って思っていたんだよ。
手抜きの年もあっていいんじゃない?
もっと前は、もっと手抜きだった」


会の重鎮のこのひとことで、
8割ぐらい心が救われました。
Kさんは、ほかにも会の運営上の抜け道(笑)や、
作戦を色々教えてくれました。
非常にありがたいです。


Sさん、(50代)
「自分はあんまり動けないので、
今期は役員を辞退しようと思っていたんだわ。」


あー、これは助かる。
実は、会にあまり参加できず動けない役員がいることが、
自分には非常に重荷になっていました。
自分が先頭に立たないと何も進まない状況がキツく、
ひそかに今期は役員を入れ替えて再構築したいと思っていたのです。


Iさん(50代)
「大賛成。役員を少人数制のコンパクトな体制にして、
動けないぷらたなすさんに代わって動いてくれそうな、
Tさんを、会長代行にしたらいいと思うよ!」


今自分が会長を突然やめると、会がバラバラになるので、
自分は名前だけは会長のまま留任したほうがいいと思うけど、
今期は副会長とか会長代行とか、そういうポジションを作って、
その人を中心に活動してほしいと思っている、
と言ったら、即座におおいに賛同してくれました。
(まぁ、私が全く動けていなかった批判的な気持ちがあったかも(笑)?)


そんなこんなで、弾みがついたように、
役員メンバー全員に相談したり、提案したり、
自分の今の希望を述べてたりしているうちに、
朝までの、重たくどんよりした気持ちが、
霧が晴れるようにきれいになくなり、
突然、前向きな意欲がムクムクと湧いてきました。


やっぱり、人の気持ちを上げるものは、人の言葉であり、
こういうときは、他人の関与でしか解決しないんだな。


「どうしたらいいんだろう?」という相談は、
多くの味方をつくってくれるものですね。
考えてみたら自分は、昨年の春から、
「そのうちやる」と言っておきながら、
結局やらずに放置したことがあり過ぎて、
会にも多大な迷惑をかけたし、
作業的にも精神的にもパンク状態だっただけでなく、
そのまましばらく姿を現すことができずに、
周囲の目が気になって不安が増大して、
フリーズしていたんだと思います。


今日は1年ぶりぐらいに軽い気持ちになったので、
ちょっとだけ書き留めておこうおと思いました。

2017.06.08

大学生をまとめて語っちゃいけない。三流は中学生以下?

私は大学に行っていないので、
大学という教育機関には、あこがれや尊敬があったんだけど、
今の歳(50代後半)になって色々なところ(大学)でお仕事をすると、
ひと口に大学生と言っても、本当に様々で、
十把一絡げに語ってはいけない、という思いを強くしちゃうよね。



こういったら語弊がありますが、
やっぱり偏差値がいい大学の生徒さんは大人だよね。
頭がいいということだけでなく、
挨拶や受講態度もきちんとしているし、すごく普通。
終了後のアンケートや感想、レポート類なども特に問題はなし。



とっころが、これがもうちょっと下のほうになると、
全然様子が変わって来ます。
まず授業が成立しないっていうか、
その時間に、やんちゃ系のグループが居たりすると、
まとまって下を向いて集団でスマホをいじっているし、
最初(授業開始時)からガバッと机に伏せて寝ている子もいるし、
感想やレポートは、殴り書きの汚い字で、
はっきり言って読めません・・・



いや、読めないだけならまだよくて、
走り書きのような乱暴なひどい文字で、
数行だけ乱雑に書きなぐってあると、
「おい、ごるぁ、ちょっと待てぇや」
と言いたくもなるよね(笑)



この傾向を特に強く感じるのが、
専門職を学ぶ大学の中にあって、
そうでない人の受け皿的に設置されているような、
総合的な文系の学科。



今は、工学系でも、福祉系でも、医療系でも、
取りあえず大学に行きたいという人が入れそうな、
総合的な文系の学科が設置されている大学が多いようですが、
そこに集まってくる男子学生って、
本当に、質が低いんだな、と思います。
理系大学の中に、ポコッと設置してある文系学部。
これ、要注意ね(笑)



と言っても、そこに批判や拒否感は全然くなくて、
そういった皆さんでも、入れる大学があるのだし、
大学も人集めに必死だろうから、
それはそれで、別に何とも思わないけど、
私が一番困っちゃうのは、、彼らが自力で、
二人一組や三人一組になれないことなのよね。



私は、各大学さんには、コーチングやマナーや、
就職対策講座などで呼ばれることが多いんだけど、
どれも演習を基本とする内容なので、
授業ではペアワークやグループワークを一杯やるわけよ。



ところが、その進捗を大きく左右する、
ペア組やグループ作りが、自分たちでできないので、
ここに結構時間がかかっって大変なんだわ。



どんな風にできないかというと、そもそも動かない。


「はい、じゃ、誰でもいいので近くの人と、二人一組になってください」
と、言っても、誰も動かないし、誰も動こうとしない。
もちろん、中にはやる気がある子や、
それなりに優秀な子もいるので、彼らは動き出そうとするんだけど、
大多数が動かないので、どうにもならないっていうか。



で、これって、実は中学生以下なのよね。
中学校でも平均的な学校で特別授業を何度か担当したことがありますが、
中学生はまだ先生のいうことを聞く素直さもあるし、
1クラスの中にリーダー的な子が居たり、
男女が半々だと、まじめな女子が主導権を持って、
全体がその流れに引っ張られて動くわけ。
生徒の質のレンジが広い分だけ、
逆に役割分担が出来ていて全体の動きがいいっていうか。



ところが、この雰囲気の大学のこういった学科には、
(たぶん)就職する子の割合がそれなりに多いような高校から、
平均点前後ぐらいの地味で大人しい男子生徒が、
多数来ていると思うので、
誰も声を上げないし、仕切る人もいないし、
みんなが平均的過ぎて逆にすごく重い(笑) 
腰も重いけど、動かすのも、とにかく重いw



それに、二人一組のときに、
相手が見つからなかった一人の人同士が、
お互いに相手を見つけあって自発的にくっつくこともないし、
三人グループの作成を頼んでも、
二人だけのグループが一杯できてしまったときに、
自分たちでは再編成しないし、しようとする気配もないのね^^



私はこの春から、ある大学さんの非常勤講師を務めていますが、
グループ分けするだけでもこんな感じで大変なので、
今は、一計を案じて、時間がかからない方法で、
強制的に毎回席替えをしています。



そうそう、このクラスの学生さん達は、
自己価値も低いし、全体的に覇気が感じられないんだけど、
他人と関わることに関しては、非常に拒否感が強くて、
最初は、ロールプレイングひとつするのも、
メチャメチャ大変でした。(今は、みんな慣れてきました♪)



こういう学生さん達を見ていると、
おりこうさんな大学の学生さん達とはあまりにも差がありすぎて、
新聞や雑誌やTV番組などで、よく言われる
「最近の学生は」という表現ひとつとってみても、
結構、違和感や抵抗を感じてしまいますね。
それはどのレベルの、どの辺の学生を言っているのか?
と、良くも悪くも、つい思ってしまいます。



さて、今回の私へのオーダーは、
学生のやる気を上げて、
自分の将来や就職に向けての意識を高めてほしい、
と、いうものでした。



毎回、あれこれ、いじっているので、
全体的によくなってきているとは思います。



「この授業は、知識を学ぶ場ではなくトレーニングである」
「この時間は、社会に出るための訓練」



そんなことを、毎回、口を酸っぱくして言い続け、
「テストはしない。平常点で評価する」
「平常点とは、受講態度や協調性、積極性も含む」
ということを、前期の最初に明示しました。
(もちろん、事前に教務課にも確認済み)



なので、よろしくない態度の生徒さんは、
片っ端から名前を聞いて控え、
授業中にしょっちゅうトイレに立つ生徒さんも、
黒板の隅に名前と離席した時間、戻ってきた時間をチョークで書き留め、
(生理現象を評価対象にするつもりはないけど、
たぶん、携帯いじりに行っていると思うので抑制かける意味で)
ある程度、態度教育的なところから入った方がいいという思いで、
やっています。



3人や4人のグループをつくるときにも、
「足りなかったら、自分たちで調整しなさい。
それが社会に出ていく能力ってもんでしょ?」とか言って、
「そういうところも評価の対象にする」と半ば脅しながら(笑)、
どうにかこうにか、自主的に動けるようにしています。



その大学の質にもよると思うけど、
大学生こそ、そういった調整能力や自主性、
そして、態度教育が必要だと思う今日この頃です。
それが社会に出た時に、生きてくるはずなので。



関わってみると、素直でまじめな男子も多いので、
いい子もそうでない子も、本当はみんな可愛いんだけど、
学校の中だけで生きていると、あとから大変なので、
少々、心を鬼にして、おっかない先生になっています。



私は前期だけだし、本業は別にあるし、
ここで誰かに何かを批判されても、仕事に影響はないし、
こういう思い切った授業ができるのも、外部講師の強みだし、
学外の人間だからこそ、だと思うんですよね。



2017.05.20

相手が社長ならメールより電話

私はプロのライターではありませんが、
文章を書くのは結構好きです。



それで、会社をやっている知人に頼まれて、
その会社の広報紙のメーン記事を書いています。

内容はその会社の業務に関する話題や、
最近の業界の動向など。

でもその会社さんって、電気工事業なんですよね^^
もちろん、昔からそういうのはとても苦手だった、
素人の私が詳しくわかるわけないので、
最初は、知人の社長に教わりながら、
検索も最大限に駆使して、四苦八苦しながら書いていました。


ですが、さすがに5年も続けていると、
段々、何がどんな風になっているかわかってくるので、
今は素人なり理解しながら、割と短時間で書けています。



    *    *    *    *    *    *



さて、今現在は、色々な会社を訪問して、
社長さんにインタビューするシリーズなんですが、
これがまた、結構大変で・・・(笑)



というのも、
ICレコーダーに録音したものから、
割と忠実に書き起こしているのに、
バンバン直しが入るからです。



ま、気持ちはわかる。
言葉はその場で消えて流れるので、
あまり考えずに思いつくまましゃべりますが、
それがひとたび、文字になってしまうと、
あとから様々な思惑が交錯して、
「これはちょっと、書いてほしくない」
という気持ちになるんですよね。



で、問題はその「直し」の入り方なんですが、
ウルサイ人は、細かいところまで、
本当にウルサイ(笑)


しかも、それを指摘するメールが、
ぶっきらぼうで、割と怖い感じ・・・



今回も、メールで送った初校を印刷して、
ガッチャガチャ赤字が入ったPDFを、
挨拶もなにもなく、いきなり送ってきましたが、
赤字だらけで、どっから手を付けていいか、
わからないぐらいだよ。



※ちなみに、こういう方は稀です(汗)



そういうのを見ると、まるで、
お前の原稿は「まるでなっていない!」と言われているようで、
少々気持ちがへこんじゃいますが、
まー、ライターや編集の仕事ってそういうことなので、
こちらも割り切って、「ハイハイ」って感じでこなします。



だけど、今回の社長さんは、
本当に、メールがそっけなく事務的で威丈高。
女性の感覚だと、毎回、高圧的に見えるんだよね。



だから、こちらも、なんとなく、
「おそるおそる」というか、「こわごわ」というか、
下手に出る感じの文面になってしまいますが、
でも、この人、インタビューの時は、
洒脱で、冗談が一杯で、内緒話もたくさんしてくれて、
実際はとても楽しかったんですよ。



だから、メールを見た時に、
大きなギャップを感じて、ビビッてしまったんだけど、
よく考えたら、男性のメールって、
要件だけ書いておわり、みたいな、
シンプルなところは確かにありますよね。



それに、社長さんって、一般のビジネスマンと違って、
連絡は電話ベースの人達だったことを思い出しました。



私は経営者さんが集うある勉強会に入っていますが、
そういえば、彼らがスマホで文字を打っているのなんて見たことがない。
ロビーでも誰かが電話していて、
勉強会の最中も、しょっちゅう電話で出入りしていて、
終わった後も、誰かが電話している。


そんな人種であったことを思い出したのです。



    *    *    *    *    *    *



さて、いよいよ締め切り日というその二日前、
こちら側の不備で、
大至急、あることをお願いしなくてはならなくなりました。



私は、彼に対しては、ちょっと怖い印象があるので、
うわー、面倒なことになっちゃったな、と思いましたが、
ふと、「いや、でも、電話ならイケるかも?」と思い、
こわごわ、携帯に一方入れてみると・・・



「いやー、ぷらたなすさん!どうしたの?元気?この前はどうもねー♪」



は・・・なにこれ?なにこのハイテンション?



「じ、じつは、お詫びとお願いが・・・」
「なに?どうしたの?」



べ、別人だ。。。

メールでやりとりしていたあのエラそーで高飛車なキャラはなく、
インタビューした時と全く同じ、軽妙な口調。



ここで私は悟りました。



この社長さんのように、外聞を気にして、
自分自身のインタビューにガシガシ直しを入れてくるような人は、
やはり、メールよりも電話がいいのだ。



外聞が気になるから、面と向かうと誰にでも当たりがいいし、
電話でも、いい顔しちゃうんだな。
(どっちが本当だかわかんないけど)



または、一般のビジネスマンほどメールに慣れていないので、
(取引先とメールで綿密にやりとりすることも少ないだろうし)
メールでは、事務的なことしか書けないのかもね。



それに男性なので、たとえ仕事でも、
自分に女性(私)から電話が入ると、多少はうれしいのかもね(笑)


そんなことを思いついた私は、今までの遠慮をスパっとやめて、
「すみませーん、実は、ぜひお願いが・・・」
「社長さんのような専門家にぜひアドバイスいただきたいことが…」
「やっぱり詳しい方は違いますね、なるほど~」
と、巧妙に悪女モード(?)に切り替えながら、
こちら側の要求を、無事、初志貫徹いたしましたとさ(笑)


そうだよ、こういう人には、自分から寄って行かないとね!


怒っているようだから、腫れ物に触るように関わるのではなく、
負けずに、懐く、かまう、チヤホヤしてあげることが、
こちらの言い分を快く聞いてもらう、近道ね♪



この社長さんはその後、わざわざ、自ら私に何度か電話をかけてきて、
いい助言をくれたうえで、専門用語の間違いも教えてくれました。
本当はとてもいい人なのでした。



2017.04.04

「ご苦労様」って言ってもいいじゃん

3月末から4月前半までは断続的に新入社員研修が続きます。


私が兼ねてから疑問に思っていることは、
「『ご苦労様』は格下の人にかける言葉」
という妙な敬語のルール。


マナー本を見ると、たいていそう書いてあるけど、
これっていったい、誰が決めたんだろう。


私自身も、何年も前に何かでそう読んで、
そのときは「なるほど、確かにそうかも」と思ったのですが、
この歳(50代)になってみると、
オイ、コラ、ちょっと待てや、それでええんか?
と言いたくなるときがあります。


※ちなみに私はマナー専門の講師ではないのに、
なぜかマナーのオーダーが多い変な人です(笑)
主に製造業、建設業、ブルーカラーの現業系。
こんな感じでマナー講師(もどき)の癖に
がらっぱち感が受けていると思われますw


さて、ある習い事系の団体さんで、
固定の会場を持たずに、色々なところに間借りして、
運営しているお教室があるんですね。


その本部の新入社員研修を先月担当したのですが、
保護者から電話があったときには、
統一して「ご苦労様です」と言っているんだって。


本部の役職者は年配の男性が多いので、
たぶん、いまどきのマナーでは、
「ご苦労様はNG」ということを、
誰も知らないのだと思います。


そういうところはきちんとしている会社さんなので、
常識上、変だと思うことはしないはず。


でもね、私、「ご苦労様は格下にかける言葉」というのが、
一律では納得できないところがあるんだな。


たとえば、苦難の多い公務を成し遂げた上役に向かって、
「お役目、ご苦労様でした」
と、頭を下げて言うよね?


古いドラマでは、
定年退職で最後の仕事を終えて帰宅した夫に、
「お勤めご苦労様でした」と、
妻がねぎらいの言葉をかけるよね?


「ご苦労様でした」の言葉には、
「お疲れ様でした」では決して表現できない、
しみじみとした深みや苦悩の大きさを感じさせて、
私は決して、目上の人にかけていけない言葉では、
ないと思うんです。


むしろ、それを「業者にかける言葉」みたく、
割り切ってしまう感覚のほうに若さを感じてしまいます。


ちなみに、その会社さんに、
「一応、いまのマナーでは、『ご苦労様』はNGとされていますが?」
と投げてみると、以下の答えが返ってきました。


「保護者の皆さんは、お子さんの送迎などで大変だと思うので、
弊社では『ご苦労様です』と返答しています」とのこと。


私はそれって、全然悪くないと思うんですよね。


なのでSTOPをかけるべきかどうか、
非常に迷いましたが、
私、「いま現在のマナーではNGになっている」
と、言っちゃったんですよね。


というのは、保護者の中には、
そういったことに過敏な方がいて、
「おかしいんじゃないの?」と言ってきそうな気配を、
カットしたほうが、その会社のため、と思ったから。


でも、今も、「あれでよかったんだろうか?」と、
あれこれ考えている自分。


だって、考えてみてください。


「お疲れ様でした」は、疲れたでしょ?ってことだよね。
でも、「ご苦労様でした」は、苦労したよね?ってことで、
言葉の意味から考えたら、「ご苦労様でした」のほうが、
ずっと重みがあるし、言われてうれしい気がします。


もしかしてこれは、50代の感覚なのかもしれませんが、
「『ご苦労様』は格下に掛ける言葉」という印象が、
そもそも全然しないのよ。


    *    *    *    *    *    *


付け焼刃のなんちゃってビジネスマナー講師の私が思うに、
ビジネスマナーを学びたい人は、
ルールに頼りたい人が多いと思う。


というか、ビジネスマナー研修で求められているものは、
OKとNGの明確な切り分けであり、ルールでありトリビアね。


受講者が知りたいのは「何をやったらダメなのか?」という、
その一点に尽きると言っても過言ではないと思います。


だから、ネット上の極論に食いつきやすいんだよね、


「相手を見て臨機応変に対応しましょう」というよりは、
「〇〇はNGです」と言われたほうが、わかりやすいので、
どこかの誰かが「これって変じゃね?」と発信しだすと、
みんなが右倣えで、それに従う世界だと思います。
断定が好きだし、断定されたいんです。


なので、(それが歴史的に容認されていても)
「変だ!」「おかしい!」と強く主張する意見が出てくると、
みんながそれに追従する形になりやすいと思います。


でも、私個人としては、「ご苦労様」という言葉が持つ、
しみじみとした味わい深さが好き。
それを「目上にはNG」なんて全然思わない。


もし、この感覚がわかる人がいたら、
それはたぶん同世代かそれ以上の人達かもしれないね。


    *    *    *    *    *    *


さて今日は、昨年、半年間、
ビジネスマナー研修を担当した設備業の皆さんの、
ブラッシュアップ研修でした。


車で出かけて帰宅したら、
庭にいた母が車庫入れする私に、
「ぷらたなすちゃん、今日もご苦労様」
って、声をかけてくれました。


それは母が、かつて亡き父にかけていた言葉と、
同じニュアンスでした。


この感覚って、若い人にはわからないかもね。

2017.03.30

若い人にありがちな電話応対の大きな勘違い

今週は、ある会社さんの新入社員研修を担当しています。
内容はビジネスマナーがメーンです。


元々ビジネスマナーなんて専門外だし、
若いころから全然興味がなかった分野ですが(汗)、
他に適任がいなかったのか、数年前に知人から、
「どうしても」と頼まれて、しかたがないので、いやいやながら、
マナー嫌いの私が独自視点で大雑把な研修をしたところ、
意外にもそれが好評で?今に至っているという感じです。


昨日は、電話応対がテーマでしたが、
俗いう「アルバイト敬語」以外にも、
気になった点がありました。


それは、何を言わせても話し方が馬鹿丁寧で、
それが逆に、アルバイト敬語と似た雰囲気を感じさせて、
聞いているこちらが、妙にイライラしちゃうことかな。


それは、社会全体の風潮でもあり、
個人的には、あまり好まない傾向なのです。


「商品名を教えていただけませんか?」
と言わずに、
「商品のお名前を教えていただいてもよろしいでしょうか?」
と聞く。


「お住まいはどちらですか?」
と聞かずに、
「ご住所をお伺いしてもよろしいでしょうか?」
と尋ねる。


こう考えてみると、「〇〇してもよろしいでしょうか?」
という表現も、今どきのアルバイト敬語なんじゃないの?
と、思えてくるぐらいです(笑)


ほかにも、「〇〇は何時からになりますか?」
と尋ねたときに、
「〇〇時です」とは言わずに、
「そちらは〇〇時からとなっております。」
というのも、言葉が長くて私はあんまり好きじゃないw


なんでかな?と考えてみると、
一般企業のビジネスシーンの電話と言うのは、
用件を正確に伝えることがメーンであり、
その次に大事なのが、
わかりやすくてスピーディでシンプルであること。


つまり、民間企業の電話応対は、
問合せするほうも、受け付けるほうも忙しいし、
コールセンターと違って、
知りたい答えが得られればそれでいいんですよね。
だから、基本的に時間は短いほうがいいし、
相手が即答してくれればさらにいい。


そんな普段の状況が身に染みているので、
新人さん達の丁寧に冗長した表現を聞いていると、
なんか違う気がするのかも。


    *    *    *    *    *    *


新入社員研修を担当していていつも思うのですが、
一般企業での電話応対に関して、
ことさら左様に構えなくてもいいと思うのね。


もちろん、研修なので「ちゃんとしなきゃ」と、
ものすごく真面目に思っているからだし、
実際のビジネスシーンを知らないことも大きいですが、
電話応対は、コミュニケーションですから、
実際は相手のいる会話なんですけど、
相手という「人」を見ずに、
言葉遣いだけ正しくあろうとだけするのは、違うかなって。


敬語と言うのは微妙なもので、
お客様対応に必要ではありますが、
丁寧にすればするほど、
お客様との精神的な距離を遠ざける側面もあるんですよね。


昨日の会社さんは、サービス業ではなく、
エンドユーザー(一般の個人のお客様)からの電話はほとんどない、
BtoBの会社さんなので、一層、そのように感じたのかも。


なので、反省としては、
言葉遣いに言及するだけでなく、
「先生や先輩と話すように伝えてみてね」
という練習も必要だったように思いました。


先生や先輩と話すということは、
喜怒哀楽の感情を持っている「人間と話す」ということ。


その感性を意識させるような指導が、
今後は必要だと思いました。


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2017.02.24

ホントは「裸の王様」?上手くいかない人の典型

2008年に独立して、
ひとりで仕事をするようになって9年経ちました。

中小企業白書によると、個人事業者とて開業しても、
1年後には27%、3年後には62%、
10年後には88%の事業者が廃業に追い込まれるそうです。

9年経って、まだ仕事が続けていられるのは、
とりあえず、そうでない方よりは、
うまくいっている部類なのかもしれません。

(売上的に冷や汗をかくときもあり、
自分にその自覚は、ほとんどありませんが・・・^^)

    *    *    *    *    *    *

私の勉強会仲間に、
定年を待たずに、公務員を2年前に早期退職をして、
フリーランスのコーチとして活動を始めた人がいますが、
彼に対して、同じ勉強会のほかの仲間たちが感じていることを、
正直に書きます。


「彼はたぶんうまくいかないだろう」


理由は色々ありますが、皆が一番強く感じているのは、
①他人の助言を受け入れない
②前の職場(公務員)を批判しまくっている
③教えたがりで、前職での専門知識をひけらかすところがある
というところかな。


59歳。高専出身。技術系。若々しいです。
本当はいい人。(自分はわかっています)。


でも、第三者を前にすると、思い切り理屈っぽい。


仲間内の雑談で交わされる様々なエピソードに関しても、
すぐに、上から目線の助言モードで会話に混ざってくる。


私は今のように「食べ行ける状態」になるまでには、
(こんな私でも)それなりに苦労したり危機は何度もありましたが、
そんな私から見ても、彼の行動スタイルって、
うまくいかない人の典型のように思えてくるんですよね。


フリーランスでやっていきたいと思うなら、
まず、身近な人達を承認して受容しないとダメです。


クライアント候補になる人達ばかりでなく、
勉強会仲間とか、サークル仲間とか、
同業者の集まりとか、まずはそういった人たちを、
大事にしないとダメですね。


なぜなら、独立したての頃の仕事というのは、
友人・知人・前職関連者、以外からはほぼ入らないからです。


男性よりも女性のほうが現実的なので、敢えて書くと、
独立してすぐに、HPからオーダーが入ることなんてあり得ません。
(コピーライティングの才能がある人は別として)


独立した当初の初期の仕事って、たいていは、
その方の人と成りを十分知っている、
前職絡みか、友人・知人から入るもんなのよ。


だから、一番大事にしないといけないのは、
意外にも身近な人たちなの。


かくいう私も、何かあれば彼にお仕事を紹介したいとは思うんだけど、
技量がイマイチというだけでなく、
私達とでも普段からカチンと来ることが多いのに、
自分のお客さんなんか、危なっかしくて紹介できない!
と、どうしても思っちゃうんですよね。


「これってこうしたら?」と言うと、
「俺はそういうのは嫌い」


「こうするといいよ?」と言うと、
「キャリア的にそれはやりたくない」


たぶん彼が弱い人間であることはよくわかるんだけど、
それにしたって、仲間内に対して
「へー、そうなんだ。ありがとう。」という演技のひとつもできないと、
講師・コンサル系での紹介は得られないと思います。


そして、ここで一番肝心なのは、
もう、今更、誰も彼に対して、
助言も進言もしないこと。


心からの思い遣りで何を言っても、
却下、反論、言い訳が返ってくるので、
もう、皆、誰も何も言わなくなりました。


だけど、いまや、全員が心の中で思っているんです。


「彼って成功しない人だよね」


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2017.02.18

ランサーズには障害をお持ちの方もいらっしゃいます

ホームページやブログに書きたい文章で、
自分にあまり情報がないときには、
ランサーズ経由で見知らぬ外注さんに、
参考になる短文の投稿をお願いするときがあります。


ですが、ランサーズに登録されている方の中には、
障害をお持ちの方もいらっしゃるので、
やりとりには配慮が必要なときもあるのかな?と今回、思いました。



実は先日、自分のホームページである記事を書くのに、
テーマ的に、障害をお持ちの当事者か、
または、ご家族の方から意見が欲しいと思い、
簡単な文章を10名分募集したんです。


そうしたらなぜか特定の県からの応募が多数を占めていて、
「これはなぜかな?」と思っていたら、
どうやら、その方達は皆、障害者の就労を支援する、
ある事業所の利用者さん達らしいと、わかりました。


応募者の一人が、ご自身の経歴や、
自分が利用している事業所の活動について、
色々と書いてきてくださったからです。


どの方もしっかりとした文章を書いていらっしゃるので、
知的なハンディキャップではなく、身体のどこかが不自由か、
または精神系の方達だと思われます。


A型はホームページなどの制作を受注していて、B型はタイピング、脳トレ、ランサーズ、自主課題を皆パソコンを使用して仕事したり、学んだりしております。


ということですので、ランサーズでの投稿や作業の受託も、
事業所の訓練として扱われているようですが、
こういった状況を分からずに、
普通の方(健常者、定型発達者)と思ってやりとりをしていると、
色々と大変な場合もあると思うので、
情報として、このブログに掲載しようと思いました。


というのも、今回、より多くの方からご意見を募ろうと思い、
同じ募集をその後も、2回出したのですが、
同じ内容を、何度も投稿する方がいらっしゃるんですよね。


1人1回まで、と、システム的に制限をかけることもできるのですが、
同じ人からの投稿でも、別の視点で書かれた違う内容のものなら、
採用したいと思ったため、そういった制限はかけず、
「前回と違う内容なら、過去に投稿してくださった方でもOK」と注意書きしたのですが、
どうやらその書き方では通じなかったようで、
複数の方が、前回とほぼ同じ内容で繰り返し投稿をしてきました。


特に、その中の一人の方は、ほぼ同じ内容で3度も投稿があり、
さすがに承認とお支払いは見合わせたいと考えて、
受け付けないという意味で「拒否」ボタンを押したところ、
「理由が知りたい」というメッセージをいただき、
何度かやりとりをさせていただきました。


そして、最後には、
「拒否の実績があると今後の受注に差し障るので、
拒否を取り消してほしい」とお願いされました。



たぶん、悪い方ではありません。
文面も礼儀正しく丁寧ですし。
でも、原因はご自身にあるのに、
こんな理由で頼んでくるなんて、
ちょっと発達クンぽいですよね^^



明確な記述でなかったにせよ、
「同じ内容なら一人1回まで」と条件指定をしているのに、
それを守らずに、3度も投稿してくるのですから、
普通なら首をかしげますし、腹が立つ人もいると思います。



ですが、こちらは、その方が、
就労移行支援事業所の利用者さんであることをわかっているので、
正論を常識的に伝えるだけでは引き下がらないだろうと思いましたし、
ニュアンスで察してもらうような書き方でも伝わらないと思いました。


そこでNOはNOときちんと伝えたうえで、
その方とやりとりした文面から、
論理的に矛盾している部分を提示して、
これこれ、こういう理由で承認はできないということを、
短く淡々とお伝えして、納得いただきました。


こういったことも、
自分が長く発達障害の人達と関わった経験があったからで、
その知識や理解がないと、ケンカや揉め事になるのでは?と、
ちょっと心配ね。



先日、たまたま、
「ランサーズやってみたけど地雷クライアント案内所にしか見えない」
というブログを読んで、思わず頷いちゃった私だけど、
こうやってみると、地雷ランサーズ(作業者側)も、
いるってことですよね。



個人的には、障害者の就労移行支援事業で、
ランサーズを活用されている事業所の方は、
利用者がどんな投稿をされているか、
責任をもってチェックしてほしいのが偽らざる本音です。


ですが、(私も同業の知人を複数知っていますが)
事業者はどこも人手不足で、
管理体制が追い付いていないのが現状なので、
こちらが気を付けるしかないのかもしれません。



余談ですがその同業の知人は、
元々、体が不自由だったり難病で安定した勤務ができない人の為に
今の事業所を立ち上げたのですが、フタを開けてみると、
当初、対象とした人達はほとんど来ず、
うつや統合失調や発達障害など、
いわゆる精神系の人達が、公的機関からバンバン紹介されてくる、
と、想定外の大変さを語っておりました。


    *    *    *    *    *    *



さて、私は、文章以外の作業(HPの更新や修正)は、
どこのどなたかわからない人に依頼はせず、
主婦の知人や、仕事を辞めて就活中の友人などに、
ランサーズの会員になってもらい、
その人を指名して、ピンで依頼をしています。



手数料が取られるので、双方に不利なのですが、
ランサーズは、仕事を依頼するときには事前入金が必須で、
作業完了後のお金のやりとりはランサーズがやってくれます。



だから、私のように、誰にいついくら・・・という管理を
マメにする時間があまり取れない人には好都合だし、
相手にも迷惑をかけないので、自分はとても重宝しています。



私のように最初から気心の知れた懇意の知り合い同士が、
ランサーズを通して、仕事をやりとりしている場合は、
お互いに相手に対してあまり低い評価もつけられないので、
当然のように、評価は相互に「5」をつけ合います。


高い評価が一杯ついているクライアントやランサーズには、
そんな裏事情もあったりするので、
あまり鵜呑みにしちゃだめですよ^^


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公務員を馬鹿にしちゃいけません

県や市町村さんからお仕事のご依頼をいただくときも多いので、
一般的なイメージに一石を投じたいと思ったのですが、
「公務員だから」ということだけで、
斜に構えて批判的な姿勢を取るのは間違っていると思います。


というのは、本当に真摯に誠実に、
ものすごく頑張っている人がとても多いから。

なので、実際に変てこりんな公務員に出会っちゃって、
大変な思いをした!という実体験がある人以外は、
公務員を馬鹿にしちゃいけないし、蔑んでもいけないと思う。

私は住まいのある地域のまちづくり活動に関わっているんですが、
はっきり言って、「まち課」の職員さんってすごいですよ。

どこで誰がどんな活動をしているかを、
こちらが舌を巻くほど詳細に知っていますし、
実際に休日を返上して、お給料が出ないのに、
各団体が主催するイベントに、本当にマメに参加していらっしゃいます。

それに、団体と団体をつなぐのも、メチャメチャ上手いです。
交渉事も上手い、説明も上手い、すごいよね。

それは、まちづくり担当だからでしょ?と、
思う方もいらっしゃると思いますが、
自分がかかわった範囲でいうと、それは違いますね。

産業振興課や障害福祉課や研修センターなど、
色々な分野の担当者とお話をする機会が多いですが、
どの方達も本気で仕事している人達が本当に多いです。

私の夫などは、「公務員」と聞いただけで、
ロクに仕事もしないで高給もらっている奴ら、
と、簡単に片づけて悪態をついてしまうのですが、
それって巷のイメージに左右され過ぎてると思う。

    *    *    *    *    *    *

ほとんどの公務員は3~4年に一度、転勤があります。

でも、皆さんが思うほど、十分な引継ぎはされません。

たぶん、ここは、住民が一番不満に思うところだと思います。

ですが、働く側の視点に立ってみると、辞令ひとつで、
いきなり畑違いの部門に配属されて、
思い切りアウェイの中で、赴任当日から即戦力を求められます。


これって、結構、キツイと思いません?


あと、組織の中で、縦横の関係にメチャメチャ揉まれているので、
普通の公務員なら、交渉力や調整力やコミュニケーション能力は、
思い切り高いです。本当に感服しちゃいます。


以前、ある精神科医の講演会に出席した時に、
その方が同じようにおっしゃっていて、
(その方のお父様は県の職員だったそうですが)
「公務員というのはコミュニケーション能力が、
とても鍛えられる仕事」と言っていました。


私もその考えには同感です。


だから、皆さん、司会もうまいし、仕切りも上手ですよね。
ご挨拶でちょっと振っても、どの方もそれなりにすぐ対応できますし、
宴会の仕切りなんて、まー、うまい、うまい(笑)


それから、公務員の皆さんは、
ビジネスマナーも非常に礼儀正しくスマートです。


これは、自分達よりも、
立場が上の人達と接することに慣れているからで、
悪く言えば、へりくだり感がすごいのですが、
そういった立ち居振る舞いができること自体がすごいです。


以下は余談ですが、
私はちょっとだけマナー研修もやるんですが、
一番ダメダメなのは、地域の中堅企業ですね。


あと、企業の中で、一番礼儀正しいのは、
実はその会社の経営者さん、社長さんです。
平社員になればなるほど、マナーが悪いです(笑)


それは要するに責任感や立場と比例しているし、
上下関係の中で叩かれていないから、
そうなるんだと思いますが、
その点、公務員の皆さんは、若い人でもちゃんとしています。

    *    *    *    *    *    *

私が公務員の皆さんと接するのは、
住民や利用者としてではなく、
外部講師として、なので、
そのあたりは、一般の方と印象が異なると思います。

ですが、外部講師でご訪問しても、
出入りの業者さんと同じ扱いを受けることがあるので、
(ほとんどそれって、地域の中堅企業です(笑))
そういった点で、公務員の皆さんは、
相手に対して高飛車にならないように、
非常に気を配っていることがわかります。

そういった現場を数多く見てくると、うちの夫のように、
公務員だというだけで、馬鹿にしたリ蔑んだりするのは、
違うんじゃないかな、と思うんですよ。

ほとんどの皆さんは、とても熱心だし一生懸命だし、
ときには、プライベートの時間を削り、
本気で相手のことを考えている方がとても多いです。

ただし。

公務員というのは、雇用の安定を第一に願う、
ほかの業種ではやっていけないような人達が、
なりたがる仕事でもあります。

その人たちは、変化に弱いし柔軟性がないし、
頭が固くて、思考が権威的、画一的です。

うちの息子は20代のときに警察を受験して落ちちゃったけど、
「受験会場には変な人やキモイ人が一杯いた」と言っていました。
安定と権威が伴う仕事には、
そういった業務上の後ろ盾を魅力に感じて応募してくる、
「変な人やキモイ人」も、いるのだと思います。

そういう一部の人達が、
公務員の評価を落としているんじゃないのかねぇ・・・

またまた余談ですが、私は以前、
まったく身に覚えのない窃盗の疑いで事情聴取されたことがあるのですが、
そのときの担当警察官も、ちょっと変なおじさんでした。
誰が考えても当たり前と思うことが通じなかったですね。
でもたぶん、彼は少数派だと思います。

私は以前、派遣会社の社員でしたが、
100人のスタッフのうち99人が優秀でも、
常に自分を悩ませるのは、残りの一人の変なスタッフであり、
そしてその1名へのクレームに割かれる時間やエネルギーが膨大でした。

公務員も同じことが言えるのだと思いますが、
私個人としては、真摯に頑張っている99名のほうを真実ととらえ、
応援メッセージを送りたい気持ちで、今日は書いてみました。



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2017.02.15

就職率のいい高校さん

今日は某県の高校さんで、
面接対策講座を行いました。

仕事柄、色々な高校さんを回りますが、
就職率のいい高校さんって、
講演を行うと、すぐにわかります。

一番よく感じるのは、
生徒さんが素直で、
学年全体の統制が取れていること。

講演の会場は、
体育館とか柔剣道場とか音楽室とか視聴覚室とか、
学校さんの都合で様々です。

で、入ってくるときは高校生ですから、
やっぱりうるさいし賑やかだし、
積極的にきちんと並んで座る感じはないです^^

でも、先生が青筋立てて怒鳴らなくても、
授業開始のベルと同時に、
なんとなく整列が済んでいると、
ほぉ、と思ったりします。

本当はそれが当たり前かもしれませんが、
中には度を超えた悪ふざけが横行して、
先生が何度も叫ばないと、
なかなか場が落ち着かないときもあります。

また、床に座るスタイルの会場だと、
最初から(開始前から)顔を膝にうずめて、
あからさまに寝ている生徒さんもいるんです。

校風と言ってしまえばそれまでですが、
先輩たちの態度や雰囲気を下級生は真似するので、
一度悪くなると、変えていくのは大変かも。

それから講演中に、
前列の生徒さんに前に出てもらい、
あれこれやってもらうときもあるんですが、
お願いすると、嫌がらずに従ってくれる高校さんはいいですね。

中には「はい、一番前の列の人、前に出て」
と言っても、「は?」みたいな感じで、
言うことを聞いてくれるそぶりもない高校もあります。

人の価値は学力だけではないけど、
偏差値の高い高校さんは、
やっぱり質がいいと感じることが多いです。

ですが、そうでなくても、
集団としてまとまりが感じられる高校さんは、
就職率がいいです。

昨日、ご訪問した高校さんは、
元々は農業高校だったようで、
過疎地のため、定員割れしているんですが、
予想に反して、生徒さんの質がよく、
少し驚きました。

そこで、仲介してくださる会社の担当者に、
「今日の学校さんは、就職率、いいでしょ?」と聞くと、
やっぱりそうみたい。

どこが違うのかなぁ・・・と、
高校さんで講演にいくたびに、
つい考えてしまう私です。


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