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2018.02.03

本当は体罰やスパルタにも一理あるんじゃないか?

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1月29日に、NHEプロフェッショナル「仕事の流儀」
ワンちゃんスペシャルを見ました。
http://www.nhk.or.jp/professional/2018/0129/



個人的に一番良かったのは、
三部作の最後に放送した、
「悪者になっても命を守る」ね。
自分の仕事的にも非常に参考になりました。



内容は中村信哉さんという犬の訓練士の方が、
他の訓練所がさじを投げた「噛む犬(凶暴犬)」を預かって、
自分が運営する訓練所でしつけをし直すお話です。



番組では、その手法に賛否両論がある点も紹介されていましたが、
私は、違和感を全く感じませんでした。
うちの両親の田舎では、昔はどの家も猫を飼ってましたけど、
悪さをすれば、怒鳴るし、叩くし、突き飛ばすし、
犬に対しても同様でした。
(かと言って、可愛がっていないわけではない)
(昔の父親や母親は、子供にも同じ態度。ある意味公平で平等w)



小さい時は、可哀そうだと思いましたが、
大人になるにつれて、動物はそうやって、
やってはいけないことを、体感的に教え込まないとダメなんだな、
と、思うようになったので、(それもひとつの意思伝達)
凶暴犬なら、なおさら「あり」だと思います。



犬を愛するなら、
家族の愛情の対象に十分なり得る成犬に育てるのも、
私は愛情だと思うんです。



だから、みんなも、だいたい、
自分と同じように感じてるのでは?と、思っていたら、
ペットショップをやっている知人(男性/60代)のFacebook投稿に、
否定的なコメントを寄せている人(女性)がいて、
そっちのほうにびっくりしました。



私の知人は、
「仕事の流儀でワンチャン特集があってよかった。
全身全霊で向き合っている姿を泣きながら見た」
と、三部作全体を総括する文章を短く書いているだけなのですが、
中村訓練士さんだけに言及して、
けっこう、キッチリとした反撃を寄せていたので、
あぁ、やっぱり、こういう人もいるんだな、と思いましたね。



個人的には、
「あそこにいたのは普通の犬じゃなく、
通常のしつけ(正論)が通用しなかった犬の集まりではないか」
と反論したいぐらいですが、
文鳥しか飼ったことのない私が、
ここで知らない人に絡んでもしょうがないので、静観しました。



犬が凶暴になって人を噛むのは、
色々な理由があるようですが、
接し方以外にも、生来の個体差ってあるんじゃないのかなぁ・・・



人間だって、発達障害とかサイコパスとか、色々あるんだから、
犬だって人格障害ならぬ、犬格障害(?)があるんじゃないの?
そういったときは、正論だけでは役に立たないと思うし、
ムチで叩くことだって、立派なコミュニケーションになり得ると思う。



私は動物に対しては、頭が古い人間なので、
「どんなときでも人が上位」という教え込みは必要だと思うんですよね。
じゃないと、ペットと人間の関係が崩壊しちゃうと思います。



というか、最近考えるのは、人間も同じじゃないか?
ということなんです。



これは暴力や体罰に決して賛成しているわけではありません。



ですが、人間も犬や猫と同じように、
どうあがいても太刀打ちできない、
自分よりも上位の存在を知る機会は、
子供の頃にあったほうがいいし、
嫌でもそれに従わなくてはならない経験は、
長い人生を生きていくうえで不可欠だと思うようになりました。



そのためには、ある程度の恐怖心は必要で、
親や先生に対して、「怖い!」と感じる瞬間も、
思春期ぐらいまでは、
何度かあったほうがいいと思い始めているんです。
(以前はそうは思わなかった)



そういうことがないと、これから自分を襲ってくる、
様々な人生の荒波を受容できないんですよ。
願えば叶う、どんなことも自分次第で何とかなる、
という気持ちも大事ですが、
恐れたり、あきらめたり、従ったりする経験がないと、
世の中に当たり前に転がっている不条理と、
折り合いをつけていけないと思います。



また、願えば叶う、どんなことでも自分次第で何となる、
という考えは、恐れたり、あきらめたり、
絶対的なものに服従する経験があって初めて、
意味を持ち始めるような気がします。


秋田県になまはげってあるじゃない?
ああいったお祭りや行事を児童虐待と捉えたり、
トラウマになるから反対する人たちがいますが、
私は神様や悪魔や鬼に対しても同じ思いを持っていて、
子供には、それを聞いたら震えるぐらいの恐怖心を感じるような、
絶対的な存在への恐れや畏怖が必要だと思うんですよね。



それは、虐待とか支配とか言うのじゃなく、
生きていくための柔軟な知恵と強さを養うために、
誰もが知っておかなければならない感情ではないか、
とも、思うんです。



    *    *    *    *


今は、体罰とかスパルタとかいうと、
すぐに虐待と結び付けられてしまい、
絶対反対の立場をとる人が多いです。
実際に、そういった痛ましい事件もあるので、
指導者に勘違いされると非常に危険だし、イメージも著しく悪いです。



だけど、今まで書いてきたような考えを持ってみると、
あれはあれで、一理あるんだな、と思えてきます。
恐怖心で人を軌道修正させることに全面賛成しているのではなく、
厳しさを経験する、怖れを経験する、服従を経験する、
という意味では、正当な教育観と愛情に即したものであれば、
ちょこっとだけ「あり」だと思います。



服従。
なんか、すごい、嫌な言葉だな。
屈辱という単語とメチャメチャリンクしている熟語だわ。



でも、実際に私達は、社会に出れば、
上司に従い、会社に従い、
社会のルールに従っているわけですから、
何の疑問もなく、見えないものに服従して生きている、
と、言えますよね。



だから、大人になるまでのどこかで、
適度に厳しさや不条理に触れることは、
社会で生きていくための準備ではないかと思うんです。



で、ここからはたぶん、
ものすごい誤解を生むと思うんだけど、
人間の場合も、通常の教育やしつけが
どうしても通用しないという場合に限り、
体罰やスパルタがよい効果を生む場合は、
個人的にあると思う。



ただし、その判断は非常に難しいし、
大きな危険もある、というところかな。



昨年見た、TV番組で、
ラグビー名将のエディ・ジョーンズさんが、
「人間は極端なことをしないと変わらない」
と言っていましたけど、あれですね。



人間は、崖っぷちに立たされて初めて目覚めるときがあるので、
今となっては、あの悪名高い戸塚ヨットスクールも、
初期の段階では、確かに情緒障害児に効果はあったんだろうと思います。
言っちゃいけないことですが、
生命の危険は眠っている遺伝子のスイッチをONにする可能性がありますからね。



そうそう、昨日、ブログに書いたうちのダンナさんも、
経理の間違いを今までにないぐらい、ガンガン厳しく追及したら、
翌日の夜に、急に私の仕事部屋に入って来て、
「売掛金を経理ソフトがどう処理するのか、いまつながった!」
と、うれしそうに話し始めました。
今まで何度教えられてもわからなかったことが、
なぜか突然理解できるようになって、喜びが沸き上がり、
どうしても誰かに話したくなったようです。



でも、夫の知識欲を感じたのは、
30年連れ添ってこれが初めてかも。
うちの夫は若い頃からキレやすく、
感情の起伏も激しかったので、
今のように穏やかで温かい人柄に変わるまでは、
私は、夫にキツイ言葉なんて吐いたことがないです。
怒らせると、手を挙げたり物を投げたりして面倒なんで、
悪態をついたこともなければ、罵ったこともありません。



でもこれからは、もっと夫を信用して、
間違いに対しては、正当に罵倒していいのかも?
なんて思ってしまいました。



    *    *    *    *



さて、犬のしつけから随分話題がそれてしまいましたが、
私は、動物であっても、人間の教育であっても、
優しく、暖かく、フレンドリーなだけ、という接し方には、
今は反対の立場です。



昔は完全に、そっちの考え方でしたが、
大学で非常勤講師をやったり、研修で若い人達と接して、
三流大学には大人を舐めてやりたい放題の学生が多いことがわかったり、
そんな学生が社会に出ると、小さなことに大きなダメージを受けて、
人によってはメンタルまでやられてしまう現実を知りました。



これは絶対、小さい頃のこころの鍛錬が足りないですよ。
こころの鍛錬というのは、武道や座禅の話ではありませんよ?
強いて言えば、精神的な冬の経験?



ポジティブな感情だけでなく、悔しかったり悲しかったり、
怖かったり、危なかったり、恐れたり。
人を恨んだり、妬んだり、反発するのもいいかもしれない。
どっちにしても、葛藤と何らかの自己解決
(乗り越え、克服、逃避、受け入れ、先送り、なんでもいい)
がないと、窮地に陥ったときの対策に幅が出ないような気がします。



そういった意味で、(本来はあってはいけないことですが)
貧困や内戦で命の危険と向き合っている途上国の子供たちは、
生きるエネルギーと知恵としたたかさが、否が応でも身に付くので、
日本はやがて、そういった国々のタフネスに負けていくんだろうなぁ、
なんて、ぼんやり思っちゃいますよ。
かつての日本が、そうだったようにね。

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