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2017.08.05

ホームページは生き物。ということをわからせるために読ませる本

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ホームページに関しては、どうも論点がかみ合わず、説得に苦労する。
そんな、少々権威的で見栄っ張りで、
頭の固い頑固な社長さんに読んでいただきたい本を見つけました。
こちらです。



↓↓↓


沈黙のWebマーケティング −Webマーケッター ボーンの逆襲− ディレクターズ・エディション



個人的には、それほど斬新な内容というわけではなく、
割と既知の基本的な事柄がアニメコミック風にシンプルに書いてあり、
ご専門の方には全く物足りないと思いますが、
この本はそういう使い方じゃなくて、
他人への説得材料になかなかいいと思うんですよね(笑)



本自体は2015/1/30の発刊なので、最新情報ではありませんが、
ホームページへの取り組み姿勢や、制作の考え方を明記した、
とてもわかりやすい入門書だと思います。
(レイアウト固定なので、kindle版では検索やマーカーが使えないようです)
(私はkindle版を買いましたが、「検索」機能がなくて少し不便でした)



特に私が気に入っている(一番読んでほしい)のが、以下。
(できれば、美的センスにこだわるウェブデザイナーにも読んでほしいです。)



Web1920_screenshot_20170805104309_2



文章を転載します。



ウェブの強みはブラッシュアップできること

あなたがいかに堅実にサイトを運用しようとも、外部環境の変化は待ってくれません。最近、外部の環境の変化についてゆけないサイトをよく見かけるようになりました。

たとえば、IE6などの古いブラウザでも閲覧できるPC向けサイトを作ったのに、PCよりsもスマートフォンで閲覧するユーザーのほうが多くなり、結果的にスマートフォン対応が間に合っていないサイトや、デザインを作りこみすぎたがゆえに、ちょっとしたデザインの変更に手間がかかり、伝えたい情報をスピーディには新出来ずに、機会損失が発生ているサイトなどです。それらのサイトの敗因は「変化に弱いサイト」を作ってしまったことです。

第2話の基本解説でも書きましたが、Webの強みは、いつでも何度でも変更・ブラッシュアップでできること。つまり、変化に強い媒体であることです。ちょっとした変更や情報の追加に時間がかかるのだれば、Webの特性を十分に活かしたサイトを構築できているとはいえません。



まさに、そうそうそうそう!って感じですよね。
プロじゃなくても、私を含め、多くのブログの管理人は、
まず記事をアップしちゃって、アップしてからゆっくり考える。
アップしたものを見て、それからチョコチョコ手直しする、
という感じだと思います。



いつまでも下書きモードで推敲ばかりを繰り返していると、
ネタによっては、タイミングを大いに逃してしまうし、
ほとんどの人が、自分の目的に合ったページを検索で探し当てる現在では、
ネットに情報が上がっていないことには始まらないし、
ときにはスピード勝負です。早いもの勝ちなんです。
その感覚は、個人でブログを書いている人のほうがよくわかるかもしれません。



私は、今もちょっとだけアクセスが多い、
あるスマートフォンのSDカードの入れ方を書いた記事が別なブログにあります。
その記事にアクセスが集まったのは、そのスマホを買ったのが発売日の二日後で、
自分自身もやり方がわからず、ネットで何度調べても、
機種が新しいためか、どこにもまだ情報がなくてとても困ったからです。



入れ方そのものは、やがて自力でなんとかわかりましたが、
であれば、これについては他の人もわからないだろうと思い、
差込口の場所や挿入方法を写真に撮ってブログに掲載したら、
翌日からどんどんアクセスが増え始め、
しばらくは、そのブログの人気記事になったんです。
こういうのって、まさに先行者利益ですよね。



さすがに会社のホームページは、そこまでのスピード感は不要かもしれませんが、
レイアウトや文章に何度もダメ出しをしてとことん吟味するよりも、
基本情報だけでも、とにかく、一刻も早くネットに記事をアップして、
検索の対象にすることのほうが、大事なときがあります。



文字の間違いや、わかりにくい箇所があれば、
そのあとで、すみやかに直していけばいいんです。
大手のニュースサイトでも、
公開直後の記事は、誤字脱字がよくあったりしますが、
次に見た時には直っていますし、
短時間のうちに記事の文字数も増えて、
最初見た時よりも内容が充実していたります。
そんなものです。



Web1920_screenshot_20170805111944_2



最近、自分が経験した例では、
従来型の1/3サイズでキッチンの調理台やカウンターにも置ける、
フレシャスデュオミニというウォーターサーバーのサイトです。



このウォーターサーバーは、8月1日に発売されたばかりですが、
個人的に興味があって翌日にサイトを見みてみましたが、
商品の特長やサイズ、仕様など、詳細な情報がなくて物足りなさを感じました。
ですが、このままということはないだろうと思い、
念のため、10分後にまたアクセスしたら、
今度はあっという間にコンテンツが増えていて、
今現在とほぼ同じ内容になっていました。
ちょうど追加の記事をアップした時間帯と、
私の閲覧がビンゴのタイミングで合致したようでした。



何かの理由があって発売日当日には間に合わなかったのかもしれませんが、
それでも基本情報だけは掲載されていたので、
このウォーターサーバーに興味がある人は、
少ないながらもその情報を見て、検討したり、
サイト内の他のページを探し回ったりして、
長く滞留したかもしれませんね。



ですが、今からそのサイトを見る圧倒的多数の人にとっては、
かつてのシンプルなページはもう存在していないので、
発売日当日や翌日には詳細情報がなかったことなど、
ほとんどの人が知らないまま、何の疑問もなくアクセスしていると思います。



私はインターネットってそういう媒体だと思うんですよね。
不足があると感じたら、あとから付け足す。
誤字・脱字はないほうがいいに決まっていますが、
見つかったらすぐに直せばいいし、
ヤバ!と思った表現は消してしまえばわからないし、
マズイと感じたら、人目に付く前にページ全体を削除しちゃうとか(汗)、
そうやってお客様の反応や、自分自身と対話しながら、
内容が固まるまでは、しばらくの間、流動的にとらえていく必要があると思います。



だから最初から完成品を望むのは酷な話だし、
吟味しすぎると機会も逃しますし、
記事をアップしてそれで完了とする考えも、それは論外だと思います。



私が手馴れているかどうかは別として、
それなりに詳しい人は、たいていがそんな気持ちでやっているため、
ホームページを、あたかも建築物のように、
練り上げて完成させる成果品として、
ガチガチに固定的にとらえる人が上司や経営者だったりすると、
作成する側は、非常にやりにくいわけですよね。



    *    *    *    *



それから引用文にもあったスマートフォン対応のサイトも同様で、
Googleもスマホ対応のサイトかどうかを検索順位の基準に取り入れていますし、
スマートフォンに対応していないと、Google様から警告が届くくらいです。



Web1920__20170805_115323



ちなみにこの「ぷらたなすのひとりごと」ですが、
このブログは、7~8割がスマートフォンからの閲覧です。
時期に寄って変動しますが、PCからの閲覧は10~15%ぐらいです。


それでどこに留意すべきか?と言うと、
このブログはココログの仕様により、スマホから閲覧したお客様には、
右側のサイドバーが一切表示されません、
つまりここをいじくっても、そもそもそれが見えないスマホのお客様にとっては、
まったく意味がない、ということなんです。



なので大事なことは、本文の中に入れ込んで行かないとダメだし、
改行や段落の配置などの文章レイアウトも、
スマホで見た時に、読みやすいように工夫しなければなりません。
(現在はそれができていませんが(汗)・・・)



また、今までのように、1記事が長かったりすると、
スマホのお客さんにはつらいものがあるし、
その場合は、間に写真や画像を入れるなどして、
ページ全体にメリハリをつけて行かないと、
飽きてすぐに離脱されてしまうと思うんですよね。



ですが、古くからブログを書いている人の悪い癖で^^、
ブログサービスの黎明期から10年以上ブログをやっている人は、
たいていスマホよりもPCのほうが使い慣れていて、
(その頃、スマホはまだないから・・・)
インターネットもPCで見ることの方が圧倒的に多いので、
どうしてもPC寄りのレイアウトにしてしまがちです。



でも今の私は、PCで見た時に読みづらかったり、レイアウトのバランスが悪くても、
スマホで見た時に問題がなければ、迷わずそちらを優先します。
自分のスタイルではなく、75%のお客さんを優先しないと、
多数派に読みにくさの点でご迷惑をかけてしまうので、
そのためにも、ココログのアクセス解析や他の解析ツールで、
どんなお客さんが見に来てくださっているのか、マメに確認しています。
ちなみにGoogleアナリティクスによれば、
私のこのブログで一番多いのは、25-34歳のお客様で、
男女比は男性:女性が4:6です。(直近の30日)



Web1920small__20170805_182147_2



ここでもし、私がもっとアクセスを増やそうと思ったら、
選択肢はふたつにひとつ、
現状に合わせて25-34歳の皆さんが好きそうな記事を書いていくか、
または、自分の同年代(50代(笑))にもっと来てほしいと考えて、
そちらに好まれそうな内容に記事内容を変更していくか?
のどちらかではないかと思います。
ですが、このブログは、そういったことは一切に気にせずに、
自分の本音を好き勝手に書いていくブログなので、
そっちには、あんまり力、入ってないです(笑)。
ただ、企業のHPの場合は、そうやってアクセス解析を見据えながら、
常にトライアル&エラーを繰り返しながら構築していくものだと思います。



そんなこんなで、ホームページは、
ストックではなくフローの発想だと思うぷらたなすです。



ですが長い間、
ペーパー資料や紙媒体での広報に慣れ親しんでいるオジサマ達は、
一度公開してしまった、世界中の誰からも見える情報を、
違うからと言ってすぐに直したり、あとであれこれ付け加えたり、
出したものをすぐに引っ込めてしまう発想にはなかなか馴染めません。



真面目で厳格と言えばそれまでですが、
オジサマ達はホームページを自分で作ったこともなく、
ブログで自ら発信したこともないので、
一瞬で修正がカンタンにできたり、本当はプロの専門家じゃなくても、
やろうと思えば、誰でもそういった作業が可能であることを、
感覚的に理解できないと思うんです。



そんなオジサマ達でも、耳学問だけは達者で、
SEOという言葉だけは、妙に知っていたりするので、
この本に対して、ある程度の権威づけをしてあげたうえで、
「詳しい〇〇さんですから、いまさら得るものはないかもしれませんが」
などと、上げておだてていい気分にさせながら、
ぜひ、一読していただきたいのがこの本です。



あっ、間違っても、「これ読んで、少しは勉強してください」
などと、言ってはいけませんよ?(笑)



苦労しながら長く勤めあげて、キャリアと実績を積んできた方達なのですから、
常に敬意を持ち、その方の歩いてきた道を否定せずに尊重してあげましょう。
「その考えはもう古い」「今はネットの時代です」などは禁句です。
ウェブも人心掌握も、戦略が大事なのです(笑)



↓↓↓


沈黙のWebマーケティング −Webマーケッター ボーンの逆襲− ディレクターズ・エディション


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