スポンサーリンク




« 息子が潰瘍性大腸炎に(中等症~重症)~⑥1日7000円でも即決転院、後の事は後に考えよう~ | トップページ | 息子が潰瘍性大腸炎に(中等症~重症)~08.「そんなハズはない」は禁句よ、先生~ »

2016.06.26

息子が潰瘍性大腸炎に(中等症~重症)~⑦新しい薬はプログラフ(タクロリムス)~

息子が潰瘍性大腸炎に(中等症~重症/ステロイド抵抗性・難治性)01.個人病院 
02.S総合病院 
03.子供の頃のように手をさすってあげたい 
04.ツムツムのお知らせが安心のサイン 
05.提案により転院を選択 
06.1日7000円でも即決転院、後の事は後に考えよう 
07.新しい薬はプログラフ(タクロリムス) ←★ただいまご覧の記事はこちらです
08.「そんなハズはない」は禁句よ、先生 


個人病院→S総合病院(入院8日)→R独法系病院と転院してきた潰瘍性大腸炎の息子(独身/30代前半)ですが、転院先の病院に着いて手続きを終え病室に入って落ち着くと、ドクター、看護師、薬剤師が次々と各種の用紙や資料を持参して、挨拶にやってきます。あいにく私は朝から食事をしていなかったため、病院の食堂でご飯を食べていてドクターの説明は聞きそびれてしまいましたが、息子の話によると、今日の夜から投薬する新しいお薬はプログラフという薬だそうです。ステロイドが効かない場合に用いられる経口薬だそうで、今まで一度も名前を聞いたことがなかった分だけ、なんとなく新鮮でいい感じがします。



病室のテーブルの上を見ると、プログラフについて解説した小冊子が置いてあり、裏表紙を見ると「アステラス製薬」と書いてありました。アステラス製薬?聞いたことない名前だな。新興の外資かと思っていたら、2005年に山之内製薬と藤沢薬品工業が合併して発足した日本の製薬会社なんですね。プログラフの主成分はタクロリムスという免疫抑制剤ですが、なんと筑波山で採取された土壌の中に棲む細菌から開発されたとのことで、2009年に承認を受けた、比較的新しい薬のようです。



免疫抑制剤 タクロリムス承認(「炎症性腸疾患の耳袋」より
茨城の土壌細菌から生まれた薬が、世界の人々の命を救う!(「茨城県HP」より)



プログラフは元々は、臓器移植の障害になる免疫反応を抑制する薬として承認されたようですが、その後適応範囲が広げられたようです。



日本人が発見した名薬が世界中の患者を救っている!世界中の移植者たちが、日本の名薬に感謝!アステラスは、製薬会社の世界のトヨタのような会社



なにやらそちらの分野では一部に絶賛されているお薬のようですが、潰瘍性大腸炎の分野でも、ステロイド依存型(ステロイド薬が手放せなくなってしまった患者さんのステロイドからの離脱をはかる)や、ステロイド抵抗型(ステロイドが効かない患者さんの寛解導入と維持)に使われ、一定の効果を上げているようです。



薬剤師さんの説明によると、副作用は手の震えや頭痛。そして「お食事ができるようになってからの今後の話になりますが」と前置きしたうえで、グレープフルーツジュースで服用すると効果が強まって促進されてしまうのでNG、セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)を含有する健康食品と一緒に服用すると血中濃度に影響があり副作用が出やすいのNG、だそうです。



私は息子や夫とその説明を聞いていましたが、副作用や相性云々の説明よりも、薬剤師さんの「お食事ができるようになってからの今後の話になりますが」という表現に感激。というのも、たとえ仮定の話であっても、よくなったときの話なんてそれまで一切されたことがなかったので、この表現には全員が非常に大きな幸福感を覚えました。たとえ今後そうなってもならなくても、患者さんやその家族というのは、確実性に留意して神経質になるばかりでなく、たとえ不確実でも未来に希望が持てる話が欲しいんです。もしその通りになかなかならなくても、あなたを恨むわけじゃないし、そういう話は患者さんの気持ちを前向きに向上させるので、たまにはして欲しいものだ、と切に思いました。



それにしても、プログラフというお薬を検索で調べたり、体験者のブログや知恵袋回答を読んでいると、息子と同じ病気の潰瘍性大腸炎の皆さんが、自分が経験してきた治療の中身やお薬に対して、ものすごく詳しいことに驚かされます。何か月後にどんな治療を行って、薬は何を1日何ミリグラム・・・など、非常に詳細に細かく書いていらっしゃる方が大変多く、私は今の時代の一人の母親として、私は(息子のためにも)、もうちょっとお薬や治療のことを勉強しないとダメなんじゃないだろうか?と思い始めました。



というのも、私の知人にご家族がクローン病(潰瘍性大腸炎と同じカテゴリの疾患)だという仕事仲間がいるのですが、彼に「エレンタールは飲みましたか?あれは最高にくそマズイっすよ」と言われても飲んだか飲まないか、そもそもエレンタールが何だかもわからなかったし、ステロイドは何使いましたか?一日どれぐらいでしたか?」って聞かれても全くわからず、(今はプレドニンを使ったことがわかっているが、量などは不明)、そもそも息子に言われるまでは、阿部首相が潰瘍性大腸炎で失脚したことすら知らなかったので、こいつはちょっとまずいぞ?と思い始めました。



そこで手始めに自分に課したこと、と言えば、「抗TNF-α抗体製剤」という名前をスラスラと言えること!という意外にもトホホな着手なのですが、この病気はやっぱり薬が命なので(ステロイドが効かない息子の場合は尚更)、今後は色々勉強しないとダメですね。



環境が変わったということ、新しい薬が提示されたということ、そして個室でゆったりできることもあり、転院してからの息子は、取りあえず調子は悪くないみたいです。ただ、プログラフの副作用なのか、服用後に体調が悪くなるようで、そのあたりはこれから先生からもお話を伺いつつ、様子を見ていきたいです。プログラフが病状に合えば、効き目はそろそろ出てくる頃だと思うので、今からお見舞いに行ったら、ちょっと聞いてみたいと思います。




<広告>月極駐車場の一部を時間で貸したり借りたりできるシェアパーキングのakippa

« 息子が潰瘍性大腸炎に(中等症~重症)~⑥1日7000円でも即決転院、後の事は後に考えよう~ | トップページ | 息子が潰瘍性大腸炎に(中等症~重症)~08.「そんなハズはない」は禁句よ、先生~ »

息子が潰瘍性大腸炎に」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/54136/63832826

この記事へのトラックバック一覧です: 息子が潰瘍性大腸炎に(中等症~重症)~⑦新しい薬はプログラフ(タクロリムス)~:

« 息子が潰瘍性大腸炎に(中等症~重症)~⑥1日7000円でも即決転院、後の事は後に考えよう~ | トップページ | 息子が潰瘍性大腸炎に(中等症~重症)~08.「そんなハズはない」は禁句よ、先生~ »

スポンサーリンク

3か月継続で白歯実現!

介護の転職

経理の転職

無料ブログはココログ

★★★