« 息子が潰瘍性大腸炎に(中等症~重症)~②S総合病院~ | トップページ | 息子が潰瘍性大腸炎に(中等症~重症)~④ツムツムのお知らせが安心のサイン~ »

2016.06.26

息子が潰瘍性大腸炎に(中等症~重症)~③子供の頃のように手をさすってあげたい~

スポンサーリンク




息子が潰瘍性大腸炎に(中等症~重症/ステロイド抵抗性・難治性)01.個人病院  02.S総合病院  03.子供の頃のように手をさすってあげたい ←★ただいまご覧の記事はこちらです。  04.ツムツムのお知らせが安心のサイン  05.提案により転院を選択  06.1日7000円でも即決転院、後の事は後に考えよう  07.新しい薬はプログラフ(タクロリムス)  08.「そんなハズはない」は禁句よ、先生  09.親として言葉や行動に敏感になる日々  10.プログラフが効いてきました  11.イムラン 寛解への準備  12.アパートを引き払う  13.病院で2か月ぶりの食事  14.退院までは思った以上に長かった 15.退院は喜びもなくあっけなく 16.1年後、再就職の一か月後にまた再入院 17.大腸全摘しました(息子が) 18.その後と現在はこちら


S総合病院に入院して4日目。研修の仕事を終えて、帰りに病院に立ち寄り、病室に入って息子(独身/30代前半)の様子をひと目見た瞬間に、「うわ、これはヤバイな」と思いました。ベッドの背中を半分だけ起して目を閉じている息子の様子は、生気がなく、顔色も悪く、体全体がやせ細って小さくなり、亡くなる前の父と同じ雰囲気でした。これはマズイよ?これはヤバイよ?



いくら潰瘍性大腸炎が命に関わる病気じゃなかったとしても、そんな説明はこの際信じません。病人の予測なんて、結局、誰にもわからないんです。急激に容態が悪化してあの世に行っちゃうかもしれない。真相はどうあれ、私がパッと見た限りでは、息子はそんな状態にあるように見えました。私が来たので開けた眼もトロンとして半開きで焦点が定まらず、唇は乾ききって一部が角質化しています。いよいよ持って私は、亡くなる前の父親にそっくりだ、と思いました。



ダメだよ、今、向こうに行っちゃ。そう思わざるを得ませんでした。



そうだ。手を握ろう、手をさすってあげよう。子どもの頃のように、赤ちゃんを寝かしつけるときのように、トントンと優しくリズムを取ってあげよう。



植物状態の人が家族の献身的な介護で復活した例は、故・松本元先生の愛は脳を活性化する (岩波科学ライブラリー (42))にも事例がありますが、ほかにも特別支援学校教諭・山元加津子先生の白雪姫プロジェクトなどでも、脳幹出血であと3時間の命と宣告された方(宮ぷー)の復活の軌跡が紹介されています。



これで私が思うのは、あきらめちゃいけないし、生きるエネルギーを高めて、今、障害がある体の一部を、どこかほかの臓器や機能に補完してもらうためには、そのように体を持っていくためには、根源的な(原始的な)快情報を与え続けることだと思うんですよね。



根源的な(原始的な)快情報というのは、言葉のような論理的なものではなく、笑顔を投げかけられるとか(視覚)、優しく温かい声で話しかけられるとか(聴覚)、撫でてもらって気持ちがいいとか、触ってもらって温かいとか(触覚)、そういった五感で感じる心地よさや幸福感のことです。思うんですけど、自分が愛されている、必要とされている、という無意識の認知が人の体の働きまでをも、きっと変えていくと思うの。人にはそういう仕組みがあると思うんですよね。



息子と言っても30代ですから、今さら母親に手なんか握らせてくれるだろうか?と思いましたが、そんなことは考えている場合じゃないと思いました。そして息子の手を握ってさすたっり、ずっと、トントンとゆっくりリズミカルに指でサインを送ってあげました。息子はイヤともいいとも言わずそのまま黙っていました。たぶん、口が利けるような状態じゃなかったと思うんですけどね。



私が高校生の頃、下校して着替えて茶の間のコタツに腰までもぐりこんでマンガ本を読んでいたら、そのときは元気だった今は亡き私の祖母が、コタツの中で私の足をずーっとなでてくれたんですよね。なぜ祖母がそのとき、私のコタツの中の足を撫で続けてくれたのか、いまだもってよくわかりませんが、そのときは本当に気持ちよく眠くなってきて、私は腹ばいになったそのまま、コタツで寝ちゃったんです。そして初めて、人に愛撫されるというのは、とても心地いいものだな、と思いました。



病院の面会時間は20時まで。到着したのは18時でしたが、私は時間の限り、息子の手に触れていようと思いました。だから2時間、面会時間の終了を告げるチャイムがなるまで、ずっとそうしていました。何となく、子どもの頃を思い出して、誰かに優しく暖かく守られている感覚になって欲しいなぁと思って。



意識がないわけじゃないし、呼べば答えるし、眼も開けるので、病院の先生から見たら、そんなに重篤なわけではないと思うんです。日中はよさげなときもあるし。でもね、私はこういうときは、直感って大事だと思うんですよね。それから2~3日は同じ状況が続いたので、私は毎回、息子の手や足に触れて、面会時間が終わるまでそうしていました。いいんです、医者や看護師さんに「あのお母さん、息子さんがそんなに悪いわけじゃないのに、大げさだよね」と思われても。こういうとき親は人目を気にしてはいけません。もし、万が一、何かあっても幸福な思いで旅立っていけるように・・・そんなことさえ、思ってしまいました。


◆その後と現在の状況はこちらの新設専用ブログをご覧ください。

----------


【PR】スタイリッシュ!足元ボトル!からだにやさしい常温水可能なウォーターサーバー
【PR】事前予約可能!月極駐車場の一部を時間で貸し借りできるakippa(あきっぱ)


※↓↓↓お読みくださった方は投票もお願いしますm(_ _)m
にほんブログ村 その他日記ブログ ワーキングウーマン日記へ
にほんブログ村
にほんブログ村 病気ブログ 潰瘍性大腸炎へ
にほんブログ村
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ アスペルガー症候群へ
にほんブログ村


スポンサーリンク

« 息子が潰瘍性大腸炎に(中等症~重症)~②S総合病院~ | トップページ | 息子が潰瘍性大腸炎に(中等症~重症)~④ツムツムのお知らせが安心のサイン~ »

息子が潰瘍性大腸炎に」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/54136/63831942

この記事へのトラックバック一覧です: 息子が潰瘍性大腸炎に(中等症~重症)~③子供の頃のように手をさすってあげたい~:

« 息子が潰瘍性大腸炎に(中等症~重症)~②S総合病院~ | トップページ | 息子が潰瘍性大腸炎に(中等症~重症)~④ツムツムのお知らせが安心のサイン~ »

スポンサーリンク



2018年おせち予約開始

  • おせちは断然早割がお得!

売上断トツNo.1!おせちの王者

ランキング2位常連「料亭の味」

ホテル・料亭の味をご家庭で!

創業90年老舗の味

無料ブログはココログ