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2016.05.09

「すみません」は自分のため、「ありがとう」はあなたのため

連続記事「隣席の困った彼女をクリアせよ」の小早川さんから、
先ほど、メッセージが届きました。



会社の女子トイレで、用が済んだあとに流さない人がいるので、
「女子宛にメールしてもよいか?」という相談でした。



"用が済んでも流さない人"というのは、たぶん例のあの人だと思います。
小早川さんは、普段は地味で控えめなお母さんというキャラですが、
実際は、芯が強く、真面目で正義感の強い人なので、
物事があるべき正しい姿になっていないと、すごく気になるし、
悪く言ってもいいのなら、その当事者に対して攻撃的なコンタクトを取りがちです。



私は小早川さんとは、ミステーク仲間(お互いにうっかりミスが多いw)で、
気心が知れていて話しやすく、(たぶん)お互いに認め合っている仲だと思っていますが、
昨年入社した小早川さんが、現状、社内で
自分なりの立ち位置を確立できているかと言えば、答えはNOだと思うんですよね。



それは小早川さんの"大手企業での職歴"から派生している正義感に由来するもので、
大手ではそれが当たり前でも、地場の中小零細企業では通用しないことも多いんです。
ですが、決して間違っているわけではない小早川さんの疑問や主張が、
ときに周囲と軋轢を生むことがあって、その辺の進め方を前から危惧していました。



いかに地元の中小零細企業と言えども、その会社の人達にとっては、
長く業界で働いてきた知恵とノウハウとプライドがあるので、
昨年入社して、しかも、他の社員達とは一線を画す特別なポジションの新参者に、
自分達の現状のスタイルを、あれこれ言われたくないし、
いきなり、「これっておかしくないですか?」と頭ごなしに言われたら、
たとえ100%、小早川さんの言い分が正しかったとしても、
人情的に考えてみれば、そりゃぁ、角も立つってもんでしょう(^_^;)



だから私は、「いきなり女子社員にメール?それは止めときなさい」と言いました。
それよりも、Aさん(女子社員)、Bさん(女子社員)、Cさん(女子社員)、Dさん(女子社員)
の中から、一番話しやすそうな人を選んで、今、私にメッセージくれたような内容を、
こっそりひそかに相談してみなさい(半ば命令(笑))と言いました。



たぶん彼女って、仲間づくりや取り込みが下手なんですよね。
でも、その辺のピュアな一途さが、私の好きなところでもあるんですが。



    *    *    *    *    *    *



で、気になったのはそのあとです。



「やってみます」の返信の後に続くメッセージが、
「すみません」「恐縮です」「申し訳ありません」のオンパレードだったので、
ここは逆に突っ込みどころかな?と思って言いました。(実際にはメッセージ返信)
もちろん、私に配慮して言って下さったのは十分承知していますが、
「謝る」という行為を通しての信頼関係の維持は、まだ少し効果が弱いと思うのね。



「小早川さん、そんなに謝られても、私、全然うれしくないよ。
むしろ、相手を恐縮させてしまって、申し訳ない、と、こっちが思ってウジウジしちゃう。
できれば、(ウソでもいいから(笑))キラキラした感じで、
『ありがとうございます』って目を輝かせて言ってほしい。
人って、自分が誰かの役に立ったと思える瞬間が一番うれしいんですよ。
だからあんまり下手に出ないで、「すみません」と言う言葉は、
今から全部、「ありがとうございます」に切り替えなさい」って。



そう。そうなのよ。



私は、この言葉の使い分けって大事だと思うんです。



私がある人からもらった日めくりカレンダーに、
「遠慮は上品な強情」という文句があるんですけど(2015年版の「6日」のことば)
まさにその通りだと思うんですよね。
"低姿勢"の半分ぐらいは、「相手に嫌われたくない」という自分の"我"なんですよ。



私は自分自身が「すみません」と相手に述べるときの心情を考えてみると、
一番はやっぱり「申し訳ない」という思いですが、その一方、心のどこかで、
「お詫びの気持ちを伝えておかないと、今後、まずいだろう?」という思いがあります。



でも、それって誰のため?と突き詰めてよく考えると、
どこかに、自分の保身や相手との関係性の維持や、他者からの突っ込み防止など、
様々な自己都合が見え隠れするんですよね。



ですが、そんな私でも、無償で相手にしてあげたことが、
相手の役に立って、相手も喜んでくれて、相手の何かに貢献できたというのなら、
それはやっぱり、すごくうれしい。



ならば、客観的に見て役に立っても立たなくても、
第三者から何かをしてもらったときには、明るく元気に幸せそうに、
「ありがとうございます!」と述べるのが、
一番、相手の気持ちに響くのではないかと思います。



それは、自分のために何かしてくれた人への言葉の贈り物なの。
恐縮よりも感謝のほうが、もらってうれしいものでしょ?
だったら私は、相手がもらってうれしいと思う言葉をプレゼントしたいよね。



だから、「あんたもそうしなさい」 と、小早川さんには言いました(笑)
いいんです。子分には親分としての強制力もまたには必要ですから(笑)



彼女は見かけよりも頑固な人ですが、本当にそれを実行できたら、
彼女の周りの職場環境が少しずつ変わっていくと思うんですよね。



「すみません」は自分のため、
「ありがとう」は相手のため、ですよ。



突っ込みどころ満載の極論だとは思いますが、、人とうまくやっていくには、
そのぐらいの気持ちでいたほうが、絶対にいいと思います。




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世界を牛耳る女子プロジェクト」カテゴリの記事

コメント

ぷらたなすさん、怒涛の更新!嬉しいです。一気に読みました(*^^*)

私には、小早川さん的なところ(特に前半のところ)が多々あるのを自覚しているので他人事とは思えませんでした。

小早川さんも自分の弱点はきっと分かっていて(今までもそういう指摘を受けて来たことあるのではないでしょうか)伝え方がきつくなってはいけない、とか、まだ自分の立ち位置を確立出来ていないというのを把握しつつも、このままなのもいかがなものかと逡巡の挙句(それでもって黙っているのもストレス溜まるという…)、結局は裏目に出る流れに…というのが、立ち回り下手な私はよく分かります(涙)

そんな時にぷらたなすさんのような「親分」がいらして小早川さんは果報者だ!って私は思います(^_-)-☆

>たけのこさん
いつもありがとうございますwink
毎年、ゴールデンウィークになると怒涛の更新をしたくなる私なので、
このブログにはサイドにカレンダーを貼っていませんが、
もしあったら、絶対、毎年、この時期は、数字が連続で、
太字になっているはずだと思います(笑)

小早川さんは、私には親切で優しくて、
リラックスして何でも話しかけてくるとてもいい人なんですが、
オフィスでは、正しく優等生であろうとして、
逆に周囲からは、声をかけにくい人になってしまっているんですよね。
「完璧な女子社員」として立ち回りたい思いは伝わってくるんですが、
(でも本人は、結構、ボケボケのミスをしたりするw、本当は私と同じ)
彼女がその通りに動くと、ものすごく周りに壁をつくっている雰囲気がするんです。

でもそれってきっと、どこかにあるはずの「弱さ」の裏返しだと思うんですよね。
だから、そんな風にしなくても大丈夫だよー、っていう流れに持って行ってあげたいですね。
他の女子社員は「固くてスキを見せない人」と、思っていると思いますが、
実際は、全然違う人なので(^_^;)

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