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2015.06.28

「ゆっくりやっていいんだよ」って言える?

先週は、二日連続で中堅社員研修の講師をしました。
主に30代の男女が中心でした。

最初に市販のワークブックを少しやってもらって、
皆さんの様子を見ていました。

いつも感じるのですが、
「人付き合いが苦手」とおっしゃる方は、
こういった設問回答に時間がかかりますね。

例外はあると思いますが、
今回も「何を学びたいか?」の事前アンケートで、
「対人関係が不得手」と書いてきた方は、
概ね、完了までに時間がかかりました。

私が少々独断で分析すると、そういった皆さんは、

・脳内の情報を繋げていくスピードが元々遅い
・何かの理由があって物事に慎重になっている

このいずれかかな?などと思っています。

脳内の情報を繋げていくスピードというのは、
俗に言う、回転の速さに言い換えられるかもしれませんが、
私はどちらかと言えば、早い方だと思います。

でも、早い方がいいという意味ではなく、
これは、思考を抑制する力が弱くブレーキが効かないので、
無自覚にどんどん思惑が広がり過ぎて、
話しが飛んだり長くなったり、
あるいは、核心から外れてしまったり、
対象物にピンポイントで集中できなかったりします。

よしあしなんだと思います。

ただ、自分の資質を持って社会的にいい経験をしてきた人は、
他人にあまり恐怖や不安を抱かなくなると思うし、
逆に、自分が持っている資質で悪い経験が多かった人は、
他人に恐怖や不安を持ちやすくなるんじゃないかな。

世の中は、早いスピードで動いているので、
どうしても速度のある人が有利と思われがちですが、
決してそんなことはなく、
そこにとどまってそれだけをじっくり考えたり、
様々なケースを想定して熟慮できる人って必要だと思うんです。

ただね、そういういい資質を持っている人達が、
この頃どうも、冷や飯を食っている気がするので、
そういった人達を安心させて、急かさず怒らず、
「ゆっくりやっていいんだよ?」という働きかけをする機会も、
ときには必要だと思います。

本当は、遅いこと=悪いこと じゃないし、
「遅いこと」は、ご本人の意思じゃないので、
どこかで認めてあげられるタイミングを持ちたいな、と、
いつも思っています。



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2015.06.24

女の敵はやっぱり女?

昨日はある公的機関の研修でした。

男性の多い職場で、お仕事も体育系なので、
少数派の女性にはそれなりに悩みもあるようです。

終了後の懇親会で、
女性職員の皆さんとセクハラの話が出て、
ある若い女性職員さんから、
「入ってすぐに受けた新人研修で、
セクハラの話もあったけど、
その程度があまりに低いので驚いた」
という話が出てきました。

「たとえば?」

「職場に女性のヌードポスターを張らない、
職場を下着姿で歩かない・・・
そんなの、セクハラっていうか、
一般常識じゃないですか!」

(そりゃそうだ)

「私はそういうのはすごく嫌だし気になるほうなんですが、
一緒に新人研修を受けていた同期の女の人達が、
『私は別に気になんない』って発言して、
それに同意する人もいて、
なんだか、そっちの流れになっちゃったので、
個人的には納得いかなかった・・・というか・・・」

あぁ・・・そうだよね。
でも、その場ではもうそれ以上は言えなかったんだよね?

「はい、そうなんです」

    *    *    *    *    *    *

この研修は、職場改善のために、
若い人の声を吸い上げるという目的もあったのですが、
その背景にあるのは、
「面と向かって意見や提案を求めても何も出て来ない」
「うちの職員は大人しすぎるのではないか?」
「もっと職場づくりに積極的になって欲しい」という、
上部の悩みやジレンマがありました。

でもさ、「さあ、皆さん、今日は皆さんの声を聞く会です」
「さぁ、どうぞ」って言ったってねぇ・・・(笑)
出ないよ、普通、公的な施策であればあるほど。

そのためには、上の人が上からものを言うだけでなく、
ダメなところを見せたり、弱音を吐いたり、個人的に相談したり、
「あ、この人ならわかってくれるかも」という身近な気持ちを、
持ってもらわないとね。自己開示って大事だと思うよ。

私は昨日、自分のダメダメ話を一杯しました(笑)
それがよかったのかもしれませんね。

ですが、男性が多い職場における女性の悩みは、
性別として少数派というだけでなく、
その少数の女性のなかのオピニオンリーダーが、
自分の価値観とは異なる見解の職場カラーをつくっている、
というケースもあるのだとわかり、
自分としても、非常に参考になりました。

参加者の皆さんから直接伺う、こういったエピソードが、
次の研修に、生きるんですよね。



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デートコーチング

今日は、コーチングの新しいクライアントさんと、
第1回目のセッション。


クライアントのFさん(男性/60代前半)は、
勉強会で知り合った方です。


「コーチングを受けてみたいと思っていた」
とおっしゃるので、お試しセッションをお勧めしたら、
「もう決めているのでお試しは不要」とのこと。


私のコーチングは、直接会えない遠方の方ばかりなので、
スカイプかGoogleハングアウトを使うのですが、
日中は研修の仕事もしていて、あまり出歩く時間も取れず、
本当は、対面セッションは(できれば)避けたい思いが(笑)


そういった事情もあり、
対面セッションは割増料金にしているのですが、
それでもやはり、「対面」がいいそうです。


コーチングは、始める前に必ず、
オリエンテーションと言って、
コーチングとは何か?という解説をしたり、
目標や背景を詳細にを伺ったり、
今後の進め方、料金や支払いの説明などを行いますが、
それで、問題なし、となればスタートです。


でもFさんは、
「目標がなくてもコーチングは受けられますか?」
というところから入っているので、
コーチングを通じて、何がどうなればいいのか、
イマイチ見えません。


まぁ、いいんだわ。


こういう方は、誰かと話をしたいだけなんだよね。
なので、どっちかって言ったら、
女の人のほうがいいわけよね(笑)
要するに女性のお茶飲み友達が欲しいんですよw


そういう方はたまにいらっしゃるので、
こっちも忙しくて付きあっているヒマもないし、
今まではすべてお断りして来たのですが、
Fさんは個人的にちょっと気になるところがあって、
大勢が集まってわいわいガヤガヤ進める勉強会の中で、
あまり周囲と馴染もうとせず、表情も暗かったんです。


そのため誰も近づこうとしませんが、
そうなると、非常に浮いた存在になっていて、
逆にそれが、自分の関心を引いたんですよね。
私ほら、そういう人、好きだから(笑)
だから、こちらの席に来ませんか?って、
声掛けしたのがきっかけです。


たぶん、Fさんは、女性と話ができれば、
それでいい人なんですよね。


ですが、コーチングを進めていくうえで、
その辺は、はっきりさせておかないと、
Fさんにとっても、私にとっても、
豊で充実した時間になりません。


なので、まず最初にFさんに質問しました。


「コーチングのクライアントさんて二通りあって、
まず、コーチングを通じて何かを解決したい人。
または、コーチングの会話そのものが目的の人。
Fさんは、どっち?」


Fさんは迷わず「後者です」


「ということは、何かを得たいとか目標を達成したいとか、
変わりたいとか、ヒントを得たいとか・・・そういうのではなく、
毎回こうやって、お話をする時間そのものが欲しいわけね?」


「はい、そうです。」


「わかりました。」


とはいえ、こちらはプロですから、
たわいのないお茶飲み話的なコーチングでも、
Fさんの背景はよく見えます。


Fさんのキーワードは家族関係で、
承認欠乏症かもね。
ちょっと、こころの栄養不足ね。


だから、コーチングを通じて、
第三者に自分の存在を十分認めてもらうという経験を重ねて、
色々なものがほぐれていくきっかけになればいいな。


知ってる?人って他者に承認されると、
脳内伝達物質が活性化して、
生理的にも変化していくんですよ?


あと男性はやっぱり、女性に認められないとダメね。
奥さんだろうが母親だろうが娘だろうが、
身近な女性に認めてもらえないと、
曲がるか、弱っちくなるか、のどっちかだな。


今、Fさんはその状態に近いと思います。
でもその原因は、Fさんにもあると思います。


それが、お茶飲み話の中からどういった形で出て来るか、
その辺が私の楽しみね。


タイトルにデートコーチングなんてつけると、
びっくりしたり、大丈夫だろうか?と、
今後に不安を持つ人もいると思うけど、
怪しい挙動が見えたら、そのときはまたご報告します(笑)

2015.06.22

あなたのために頑張りました♪

大学院に籍を置く知人(男性/30代前半)が、
コミュニケーションに関する研究発表をすることになり、
研究の一端として、アンケートに回答して欲しい、
という依頼があり、他人に貢献するのが大好きな私は、
喜んで快諾しました。

しかし・・・

だが、しかし・・・

設問、多過ぎ(汗)

しかも、Aの回答がBだった人だけCに、とか、
DでYESと答えた人は、以下の選択肢の中から云々…
とか、進め方が複雑で、
仕事の合間に、チョコチョコっと回答して、
短時間で済まそうと思っていた私には、
結構、負担(^_^;)

そうでなくても、大雑把な性格で、
あまり、コチャコチャとして細々したものは、
やる気がどん底に落ちるタイプです(笑)

でも、自己同一性は強いので、
一度「やる」と答えたからには、やるのです。

    *    *    *    *    *    *

とはいえ、いくら研究のご協力でも、
この複雑さとボリュームはキツイですw

そういうときは、その思いを、
どうしても伝えたくなっちゃうんだよね。

なので、設問の最後の質問で、
「今回の作業への感想」とあったので、
大雑把な私には大変でした、と書いたのですが、
すぐに一旦削除しました。

私は講師業なので、ご依頼のあった社員研修などでは、
必ず最後にアンケートを書いてもらいますが、
そこに大きなヒントがあるのがわかっていても、
批判的なコメントや、ネガティブな評価を目にすると、
やっぱり、どうしても暗い気持ちになってしまいます・・・
(どの講師の皆さんも、それが本音ではないかと思いますw)

せっかくこれから資料をまとめて、
学会で発表するっていうのに、
あまり、後ろ向きなことは伝えたくないな。

でも、その一方で、大変だったことは伝えたい(笑)

そこで、あらためて自分が考えた一文。

「大雑把な私には量が多くて複雑で、少し大変でした。
でも、◯◯さんのために、一生懸命がんばりました!
お役に立てば幸いです。」

たとえ大変でも、そう言われた方がうれしくない?

私だったら、意気に感じるよ。

いや、よく考えたらそれは真実なんだから、
書いてもいいよね。

知人と言っても、うちの息子と同じ世代の若い人です。

でも不思議よね、活動を通じて知り合う人は、
たとえ息子とほぼ同い年でも、
独立した一人の大人として対応するのだから、
逆に考えれば、うちの息子も、
人様にはそう思われているってことだな(笑)

学会は来月とのことですが、
素直で真摯な好青年なので、
ぜひ、いいプレゼンをして欲しいものです。

こういうことは、駆け引きなくそう思います。
 

 


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2015.06.21

素直じゃないと食べていけないよ?

昨日はコミュニケーションの勉強会でした。
私は運営スタッフですが、
昨日は、入会を希望される方がいらっしゃいました。

入会担当は、今期から新しく運営スタッフになったEさん。
(男性/50代後半)
元技術系の公務員で、洒脱でお茶目ですが、
理屈っぽくて言い訳が多いのが玉にキズw

ですが、今回の入会希望者はEさんの知人だったので、
Eさんに初仕事として入会対応をお任せしました。

するとEさんは、入会申込書を手渡して、
「これに書き込んで、あとからFAXしてくれればいいから」

えっ!!!

おーっとっとっと、おっとっとっと、
ダメダメダメダメ、それはダメ(笑) ←心の声
ここで手放しちゃったら、「次」はないから。

営業でも、会の勧誘でも、集客でも、なんでもそうですが、
その場で書かせて、その場で集金、が鉄則です。

元公務員のEさんには、その発想がないかもしれませんが、
営業経験者や個人事業者は、みんなそれで、
痛い思いをしているんです(笑)

だから、今いる運営スタッフはその辺をよくわかっていて、
どの人も、ナイスな接し方で「その場完了」させています。

これはあまりよくない、と、思い、横からその方に声をかけて、
「ここで書いて行った方がいいですよ。
あとからFAXだと手間も時間もかかりますし、
今日のご入会から、今日の会費も割引になるし。」
と言って、その場で申込書を記入してもらいました。

ついでに、
「今もし、お手持ちがあれば、入会費も・・・」などど言って、
申込書も会費もすべてその場で完了させちゃいました。

    *    *    *    *    *    *

懇親会。

運営スタッフの間でその話題が出て、
不動産会社をやっている人も、
「それは当然でしょう」と、皆同意。

別に責めているわけではなく、
こういうときは今後はこうたらいいよね?
という提案であり、意識合わせでしたが
、Eさんてこんなときは、
ものすごく言い訳に終始するキャラなんですよね。

「自分の時はぷらたなすさんにFAXでもいいって言われたよ?」

(心の声)それは、あんたがその場で書くのを、
硬くに拒んだからでっしょうっ!!(笑)

「会場片付けでバタバタしていて・・・」
「帰りが遅くなったら申し訳ないと思って」
「撤収作業の脇で書いてもらうのも失礼かと思って」

それは確かに一理ありますね。
Eさんの考えは間違っていないと思うよ?

でも本当のところは、ここで相手をうまく誘導できる、
適切な言葉のボキャブラリーを持ち合わせていなかったこと、
そして、知人なのでそこまで踏み込めなかった、
というのが正解じゃないかな?

    *    *    *    *    *    *

Eさんは、最近、職場を退職して独立した人なので、
これからこうやって、経験を積んでいくと思うけど、
やっぱり課題はその態度よね(笑)

周りが「こうしたほうがいいよ」という言葉には、
(たとえ嘘でもw)「なるほど」と、一発で受け入れて、
言い訳をしないのが、食べていくためのスキルだと思います。

それが、仲間への敬意の表れであり、
チームワークであり、信頼関係の強化になります。

独立したての頃って、最初はそういった繋がりの中から、
小さな仕事が少しずつ入り始めるんですよ。

Eさんが今まで通りの公務員なら、こんなことは書かないけれど、
「あなたはこれから、ひとりで食べていかなければならない人」
でしょう?って思うわけ。

だったらまず、周囲の人に対して、
素直になる、耳を傾ける、受け入れる、言い訳しない、
そういった接し方ができないと、
味方が増えないんじゃないかな。

それって、心底そう思っていなくてもいいのよ(笑)
演技でいいの、お芝居でオッケー。

今はそうやって、「Eさんのためなら」と思ってくれる人を、
地道に地道に増やしていく時期だと思うんだよね。

前にも書きましたが、
こういった同好の志が集う気楽な勉強会と言えど、
決して侮って手を抜いてはダメで、
こんなことを書いている私は、ここの仲間達から、
結構な割合で、紹介のお仕事が入るからです。

でも今のEさんだと、
1のアドバイスに10の言い訳が返ってくるので、
みんなそれなりに「やりにくいな」と思っているし、
Eさんの専門分野のニーズがあっても、
胸を張って紹介するには、躊躇すると思います。

    *    *    *    *    *    *

人は感情の動物なので、
いくらその人がその分野に詳しくても、
人として承認できる人物でなければ、
仕事はまわってきません。

私達は学者でも研究者でもなく、
自分が持っているコンテンツを
効果的に「人に伝えるのが仕事」の講師業なので、
仕事先と良好な関係を築けるかどうかも大きなポイントですが、
それは、仲間や友人から、
好感と信頼を得ていくスキルと同根なんですよね。

Eさんはね、本当は傷つきやすくて劣等感のある人なの。
上司に嫌われたり、周囲に受けれてもらえなかったり、
そんなことも多かったらしいです。

Eさんを見ていると、そうなるのもわかるけど、
Eさんはそこから脱出したくて早期退職しました。
けれど、うまくいくかどうかも、やっぱりそこなのよ。

Eさんがもし、これから何かに気がついて、
人への接し方を変える日が来たら、
それは同時に、「自分は辞めなくてもよかったのではないか?」
と、思う日かもしれません。



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2015.06.20

LINEで仕事の打診をしないでー

つい先ほど、

「遅い時間にすみません」

 とメールが届き、

LINEで講師依頼を出したんですけど、
届いていませんか?

って。

え?LINE?

あー・・・・

LINEは使っていますが、家族限定です。
登録している「友達」も、夫、長男、次男、長男のお嫁さん、
夫の兄弟とそっち系の親戚、そして私の妹。
数えても10人以内。

私はPHSとスマホの2台持ちですが、
スマホの番号は誰にも教えていないので、
誰も私がLINEにいるって知らなかったんです。

ところが先日、スマホの機種変をして、
新しい端末でLINEの設定をしていたら、
うっかり自分のがバーっと流れて行っちゃって、
速攻、2~3人からメッセージが来ました。

あわわわわ、そうでなくても、
メールとかメッセージとか、普段から大変なのに、
これ以上、トラフィックを増やしたくないよー(^_^;)
なので申し訳なかったですが、
メッセージをくだった方には「家族限定」とお詫びして、
その後全員ブロックしちゃいました。

・・・というだけではダメだったのね(笑)
相手のLINEには今も私がいて、
いかにも連絡が取れそうな状態だったのね。

よく考えたら、そうだよね・・・
名前も実名、写真も実写にしていたからすぐにわかるしね(汗)
でも、ブロックしているので、何を送っても私には届かないの。
だからいつまでも経っても「既読」にならないので、
確認のメールをくださったのでしょう。

さて、慌てて、ブロックを解除しようとしたけど、
ニックネームを使っているようで、、
いったいどれがその方か、全くわかりません^^

メールで事情(家族以外は全員ブロック)を話して、
ニックネームを聞いて、すぐにブロックを解除して、
そこから初めて新規にスレッドが始まったのですが、
相手の方は以前のメッセージが届いていると思ったのか、
すぐに、「で、どうですか?」って。

だから、届いていないんだってば。

何度もやりとりを交わして、
最終的に、内容がわかり、
候補日をお伝えして終わりましたが、
ふぅ~~。

    *    *    *    *    *    *

この方は、以前の研修先の方で、
その後、その職場を転職してからも交流が続き、
一緒にご飯を食べたこともある仲良しさんなので、
それ自体は悪いとは思いませんが、
こういうのはやっぱりメールで欲しいよね。
(か、せめてFacebookメッセージ)

(LINEとどこが違うのさ?と言われればそうだけど、
Facebookは合意の上で友達になっている点や、
原則、実名実写なので、仕事で使う事は多いです)

「Facebookメッセージなら、すぐに返信したのに」と言うと、
「すみません、メールは面倒で」という返事。
そっかー、彼女、家でパソコン、やらないからなぁ・・・

そうそう、彼女の件ではありませんが、
それなりの仕事を持っている女の人なら、
やっぱりPCぐらいはして欲しいなぁ。
独立して一人で仕事をしているなら尚更だと思います。

よく、ネイル、エステなど美容系の方や、
ほかにも一人で仕事を始めた
女性の方などに名刺をいただくと、
携帯の番号と携帯のアドレスしか書いていなくて、
私などはつい、甘さを感じてしまうのですが、
うんまぁ、住む世界が違うから、
それで成り立つなら、それでもいいのかな。

そういう人達は、
同じような人達がターゲットになりそうだから、
それはそれでいいと思うんだけど、
私は、そういった人達とは仕事しづらいな。

自分の仕事の相手先は法人さんが主で、
通信手段は、やっぱりPCがメーンだし、
個人の方と仕事するなら同じような相手と仕事したいな、
と、思いました。

とりあえず、私にお仕事の打診をするときは、
LINEは使わないでね(^_^;)



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2015.06.19

謝らせてはいけない

今日は自分の話。

ここ、二週間、少し仕事が立て込んでいて、
提出物も遅れ気味。(研修資料やご提案など)

ただ、私のほとんどの仕事先というのは、
半分は友だちみたいなところもあり、
お互いに融通は利きます。

可能なときは先方の超特急にも喜んで対応するし、
こちらの都合で何かを急いでもらうこともあります。

そもそも文章やアイデア出しの作業は、
なかなか時間通りに、はかどらないもので、
私の団体で勉強会や講演会を主催するときも、
お願いした講師の先生は、みんな、資料が遅かったなぁ(笑)
(言い訳w)

なので、先方に特別に事情がない限り、
午前中と言ったのが午後1になるぐらいの遅れなら、
まぁ、この世界では「あり」という認識で、
忙しい時は、割とそういった感じで対応してもらっています。
(もちろん、普段は時間は守ります)

ところが、関係性の部分で、
向こうが自分達の立場を「下」と思っていると、
恐縮に思ってしまうのか、すごく謝って来るんですよね。

「このたびは、お忙しいところを、
本当に申し訳ありません・・・」て。

自分にその気はありませんが(笑)、
先方が勝手に「エラい先生に講演をお願いする」
というスタンスを持っていると、
原稿が遅れたのはこっちが悪いのに、
かえって平身低頭に謝られちゃったり・・・

私なんか、多少ズルいところもあるので、
「よかったー、今回は怒られなくて」と、
妙に安堵しちゃったりしますが、
最近はそこで、「待てよ?」と。

謝る人達の様子を見ていると、
本当にすまない思いを感じますが、
そんな思いを他人にさせている私ってどうよ?
というのが、ここ数日の反省です。

こんなことを長く続けて行けば、
きっと私の運気って少しずつ落ちていくと思う。

スピリチュアルなことには関心のない私ですが、
自分を通じていい思いをした人の数が、
増えれば増えるほど、
自分にエネルギーが集まって来ると思っているの。

でも、今はその逆だよね(^_^;)

何かの提出期限を延ばしてもらうようなとき、
自分はよく、「今、忙しいので」とか、
「この時期は仕事が立て込んでいて」
などと、ごく本当の理由を述べていましたが、
そう告げると恐縮する人達もいるので、
この言い方は、よくないな、と思いました。

忙しいから仕方ないのは本当ですが、
相手に謝らせない事由を考えないといけないな、
そう思いました。

とりあえず、「出張で」とか「外出が続くので」とか、
スケジュールに淡々と従って
スムーズに物事が運ばれている結果として、
「その日は無理」というほうが、
相手のほうも事務的に捉えてくれるのかな。

ここは、「嘘も方便」かもしれませんね。
ものごとの伝え方って、大事だと思うんです。



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ヒーロー願望は捨ててください

先日、友人のEさん(男性/50代後半)に、
ステッカーをもらいました。

ツバメのキャラクターのステッカーで、
「1頭ツバメ」と書いてあり、
よく見ると、顔が、石川遼をオジサンにしたような、
Eさんの似顔絵になっていることに気がつきました。

Eさんは、最近、省庁関係の公務員を繰り上げ退職して、
講師業を目指しはじめた人です。
「1頭ツバメ」は、「越冬ツバメ」のパロディなのだそうです。

「Eさん、これって、自分のキャラクター?
これはプロに依頼したものだよね?すごいね。」

「あ、わかる?そうなの。
相場より、かなり安く仕上げてくれたらしいよ?」

へぇ・・・、すごいね、と、口では言ったものの、
それは、ウソでした。

本音は、「なんで、そっち、行くかな?」

いくら相場より安くても、そっちにお金かけるよりも先に、
あんたには、ほかに、することあるでしょう?

が、飲み込んだセリフ。

    *    *    *    *    *    *

フリーランスを名乗って7年になるものの、
私の4月と5月の売上は、惨憺たるものでした(^_^;)

身近な友人・知人からは、
順調にやっていると思われています。
お金持ちと誤解している人もいるようです。
敢えて誤解は解かないけどね。
(そのほうが、メリット有るからw)

Eさんは、
当面の目標は「ぷらたなすさん」と言ってくれましたが、
退職して最初にやったことが、ステッカー作成では、
この先、暗い、と言わざるをえません。

なぜなら、それは、
石にかじりついてでも仕事を得たい人の行動ではなく、
男の子の夢、ヒーロー願望に近いものだからです。

こころに描いているのは、売れている講師と言うのは、
「こういうものであろう」という漠然とした絵柄と、
キャラクターが独り歩きして、人気が出ているというイメージ。

つまり、厳しい見方をすれば、Eさんは収入を得たいのではなく、
人として周囲に認められ、尊敬され、もてはやされたいのです。
目標も目的もそこにあることを感じます。

ですが、そこにとらわれているうちは、
すべての行動がそこに帰結するので、
今のままでは、Eさんは食っていけないと思います。

前にも書いたけど、定年退職して、
または、その数年前位に早期退職して起業しても、
鳴かず飛ばずになってしまった人の典型は、
体裁(形)から入っちゃうことなんだよね。

宣材としてそれなりの写真を撮ってもらって、
かっこいい名刺があって、
センスのいいホームページがあって、
いい場所にオフィスがあって、みたいな?

でも、大切なのは、そこじゃない。

名刺がショボくても、ホームページやオフィスがなくても、
食えているフリーランスは、一杯います。

そういった先輩達が、「なぜ、いま、食えているのか?」
それを探って行った方が、ずっと有益だと思うの。

定年退職やそれに近い退職をきっかけにした起業は、
退職金もそれなりにあるから、
そこにお金をかける気持ちはわかるけど、
フリーランスの仕事ってさ、
お金を使い果たして、
すっからかんになってからが勝負なんだよね。

逆に言えば、持っているお金の金額に関わらず、
所持金はあっと言う間に、すぐに全部なくなります。
50万の人も、500万のひとも、5,000万の人も同じ。

そうなったときに、夢や願望に投資してきたことに気付いて、
絶対後悔するから、私は形から入らないほうがいいと思う。

業種にもよるけど、
私の仕事は紹介で入ることがほとんどです。

HPは、紹介した人、された人が、
「どんな人?」って確認する程度のもので、
通りすがりの閲覧者が、たまたまサイトをみかけて、
「この人いいかも?」と問い合わせが入るなんてことは、
最初は全くありません。

でも、初めは、やっぱり夢見ちゃうよね(^_^;)

ですが、いつまでも、
自分の中のヒーロー願望にこだわっていると、
(ニーズを持つお客様よりも自分の夢を優先しているので)
うまくいかないと思うよ。

それを友達として、いつ、どんな表現で伝えるか?
それを模索中です。



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まじめに回答しないほうがウマくいく

今日、仕事で、ある小さなクリニックをご訪問したら、
院長先生(男性/50代後半)にこう言われました。

「ぷらたなすさんは、どうして自宅のご飯はつぶやかないの?」

院長先生は、数年前からFacebookのアカウントがありながら、
マメに開くようになったのは、ごく最近です。

そういう方もよくいらっしゃるので、
私は彼を、登録だけして実際はほとんど使う気がない人、
と、思っていました。

ところが、最近、私のつぶやきに「いいね!」をしてくれたり、
自分でもよく写真などを、アップしているんですよね。

院長先生は、Facebookの友達は、そんなに多くありません。

そうすると、どうしても、
発信量の多い私のつぶやきを目にする機会が増え、
外食ランチや酒席の写真が多い(笑)私に感じた、
素朴な疑問だったのだと思います。

「え・・・自宅の御飯ですか?」

「そうそう、いつも外食の写真ばかりで、
自宅の写真がないよね?」

そのときは、その質問を真に受けて、
「自宅の料理は夫がつくっているので、ひどい盛り付けで、
人様には見せられない」とかなんとかw、
思ったままを答えましたが、あとから気がつきました。

そもそも、院長先生は、Facebookに置いて、
日常的な自宅のご飯などは、
通常、あまりアップしないという傾向をご存じなのだろうか?と。

定期的に食事だけをアップしているような人は別として、
Facebookは、基本的に「ハレ」のコミュニティだと思うんです。

・見栄えのいいランチだったからアップした。
・普段は来ないお店に来た。
・友人と会食して楽しかった。

普段とちょっと違う、
ささやかな”非日常”だからこそアップしたくなるわけで、
Facebookは、その幸福や感動を、
気心の知れた友人達と共有し合うツールだと思うんですよね。

気心の知れた友人だからこそ、見栄や自慢ではなく、
ピュアに共感して欲しいわけです。

Facebookに漂うその前提を、
院長先生は、わかっているかな?

ふいに問われて、何も考えずに真面目に答えてしまいましたが、
この先生は、ちょっとアスペっぽいところがある人なので、
そっちから説明してあげたほうが、ずっと親切だし、
そのほうが、院長先生にもはわかりやすかったかもしれません。

例えば、Facebookは、家で普通に食べているような、
卵かけごはんや納豆ごはんは、
毎日はつぶやかないものなんですよーって。

そうよね、もしそれをつぶやくとしたら、
それは何かの「非日常」があったときでしょう。

たとえば、今日は手抜き、とか、
たとえば、今日はシンプルに、とか、
たとえば、今日はダンナがいないので、とか(笑)

この院長先生って、仕事先だけでなく、
ある会の会員仲間でもあるのですが、
少々KYさんなんで、話し合いの場でも、
必須の大前提を踏まえない発言をして、
よく皆から「だからそうじゃなくて」という突込みを受けています。

ですが、過去に多々接してきた、
仕事がうまくいかない人達とは異なり、
曲がりなりにも、スタッフを雇用して院を経営しているので、
こちらもガードが甘くなっちゃうのですが、
たまに思い出して、「おっとっと・・・この人はそうだった」
と、意識しないと、水掛け論になりそうになりますわ^^

そんな人から、ふいに質問を受けると、
ついまじめに真剣になってしまいますが、
そこから一度、こころを離して、
「そもそもこの人は、物事の慣習や空気を察しているかな?」
と、疑ってみるのも、アスペっぽい人とうまくやる、
コツなのかもしれません。



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相手の言葉にムッとしないコツ「その場限り」

前記事でも書きましたが、
相手の言葉にストレスを持たないようにするために、
言葉の深さと面積を考える必要があると思うんです。



前記事では、仲が悪かった母について書きましたが、
私達の感情のもつれと齟齬の原因は、
今となっては、すべてそこにあると思うんですよね。



実は今朝も、ちょっと感じたことがありました。



本日のNHKあさイチは、
岩手県の西和賀という地域の特集で、
この地方特産のわらびは、
アクやスジがきわめて少なく、粘り成分が豊富なため、
「西わらび」というブランド名で、人気があるのですが、
実はわたくし、最近その「西わらび」を、
出張先の和食屋さんで、
いただいたばかりだったんですよね。



オーナー曰く、「西わらびは、わらび界のフェラーリですよ」



そんなやりとりを交わしながら、
「西わらび」のお浸しを、美味しくいただきました。



で、TV番組でその「西わらび」の紹介を見ていたうちの母、
たぶん今まで一度も食べたことがないと思われるのに、



「あー、あー、これっておいしいんだよね」



と、一緒に見ていた私に話し掛けてきたのです。



正直、「えっ・・・・」と思いました。
食べたことがないと思われるのに、
その、知った風な言い方はなに?



これが本音です。



うちの母はいつも、未体験のものに対しても、
さも知っているような言い方をするのです。



長男がまだ家にいた時は、
これが毎回、カンに触るらしく、
「おばあちゃん、これ知ってるの?いつ見たの(食べたの)?
どこで見たの(食べたの)?本当に知ってるの?」
と、感情的になって、畳み掛けるように攻撃していました。
でもそれは、少し前の私も全く同様でした。



ですが、最近思う事は、
やはり、言葉の深度と面積なのです。



たぶん、うちの母は、それまで、
あまり真剣にTVを見ていなかったと思います。



けれど、私が夫に「これ、この前食べた」などと、
楽しそうに話し掛けるのを耳にして、
初めて本気でTVの画面を見たら、
そこに映っているのは、わらびの真空パック商品。



母は、わらびの真空パック商品なら買った事があるので、
今までの番組の流れとか、それが何であるか?などは考えず、
その瞬間に、目に映ったものだけに対して、
「あー、これ、美味しいんだよね」と、言ったと思うんです。





    *    *    *    *    *    *



最近の私は、随分かしこくなりました(笑)



そこで論争しても、時間が無駄になるだけです。
だって、「一度も食べたことがないのに、その言い方は変」
と、いったところで、相手はそれに気がつく思考回路がないので、
水掛け論の泥沼になるだけですから。



ただ私は、自分の仕事(コミュニケーション研修講師)の上でも、
そういう会話の齟齬的な事例は集めておきたいので、
冷蔵庫に貼ったメモに、「あー、これ、美味しいんだよね」
と、書き留めておきました。



この話はこれで終わるはずでしたが、
なんと今日の夕食時に、母が、
「覚えていない。そんなTVは見ていない」と言い張るので、
「えー」と、またまたびっくり。



まぁ、70代ですので、多少の物忘れ傾向はあると思いますが、
うちの母は、昔からそんな感じだったので、
私は、年のせいとは、あまり思わないんですよね。



・・・で、ふと、そうだ、朝にメモを書いた、と思い出し、
「お母さん、朝に言った言葉を、私、メモしてあるよ?
お母さんは、そのとき確かにTVを見て、
『あー、これ、美味しいんだよね』と言ったんだよ?
と、冷蔵庫のメモを指差しました。



「そのときはエニョ(山菜)だと思ってそう言った」なんて、
適当に言い訳していましたけど(笑)、
かしこい?私は、それ以上言及することもなく、
「あー、そうだったのね」などと適当に合わせて、
そのテーマを終了させました。



今回のケースでもわかりますが、
うちの母は、前後の話しの流れとか、
今、皆が何について話しているか?などはキャッチしないのね。



その言葉が、今、話されている文脈や背景などを考えることなく、
パっと耳にしたら、それだけを切り取って、それ限定で言う。
そんな感じなんじゃないかな。



私なら、「え?今って何の話?」などと、必ず事前に確認して、
流れに合わないトークはしないようにするんだけど、
その発想は皆無のようです。



アスペではないと思うよ。
でも、言葉の深度と面積はピンスポット的なんだよね。
何かを話す時に、時間軸を考えない、とも言えるかな。



深読みタイプの私は、そんな母と長い間、うまくいかず、
母に対して批判的な感情を持ち続けていましたが、
母にしてみれば、普通に振る舞っているのに批判されるのは、
まったく合点のいかないことで、
それで口論になったのだと思います。



ご縁があってこの文章をお読みの方が、
もし、お母さんと仲が悪いのだったら、
言葉の深度と面積と時間軸の差を、
考えてみるとよいと思います。



たいていは、そこが違っているはずだと思うから。







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2015.06.16

こころで母を切り捨てた日

母(同居の実母)が二泊三日の旅行から帰ってきて、
夕食のキッチンのテーブルは、
大量のワラビとか、現地のお菓子とか、
母のお土産で賑やか。

「ぷらちゃん、お土産のお菓子食べる?
しょっぱいおせんべいもあるよ?」

勧めてくれるのはありがたいけど、
お菓子、そんなに好きじゃないし、
もうご飯も終っておなかも一杯だし、
それに仕事もあるし、
ひとことお詫びを言って、
早々に二階の自室に戻ってきました。

そっけないよね。

そう、久し振りの旅行で話したい土産話も、
たくさんあると思うけど、
ちょこっとだけ聞いて、
ちょこっとだけ、うんうん、と頷いて、
ちょこっとだけお付き合いして、
席を離れました。

私が母の話に関心を持たなくなったのは、
母が、私の話を聞く気がないんだな、と、
感じてからだと思うよ?

今は仲良し親子だけど、昔は母と仲が悪くて、
結構、数年前まで、けんかばかりしていました。

いえ、正確には違いますね。

関わっていい思いをしないのなら、
関わらな方が気が楽と思い始めているうちに、
段々、同じ場所にいるのが嫌になって来て、
顔を合わせるのも億劫になり、
同じ家にいても、必要最小限の接触しか
しなくなりました。

けんかしているうちは、まだいいんです。
こちら側に、「わかって欲しい」という思いがあるから。

でも、それを通り越すと、
人って段々相手に無関心になっていくんですよね。

無関心というのは、自分にとって影響のない人。
そう、いない人と同じです。

母が喜んでも悲しんでも、自分とは関係ないし、
「死にたい」ともし言ったら、「じゃ、死ねば?」と、
平常心で普通に言ってしまいそうな関係。

    *    *    *    *    *    *

今になって思うことは、親子の険悪さは、
持って生まれた資質の違いだと思うんですよね。

価値観なんて言う、優しく曖昧なものじゃないよ?

それはたぶん、人の言葉から受け取る深度の差だね。
そして主観と客観のスイッチング能力や、
イメージの広がりの差だと思う。

昔は、たまにケンカをしても、
私は母と仲良く語り合いたかったので、
自分が面白い事を見聞きしたり、
旅行に行ってきた時は、息せき切って
「こうだったんだよ!あぁだったんだよ!」と、
目をキラキラさせながら話をしたものです。

でもうちの母は、それが自分に興味のない話だと、
人が話を続けているのに、突然TVのスイッチを入れたり、
新聞を読みはじめたりするんです。

娘の私はそれを見るたびに悲しくなって傷ついて、
「どうせ私の話なんか、興味ないよね」と思うようになり、
そういう態度を見たくないので、
土産話を一切しなくなりました。

土産話をしないだけでなく、
向こうの話はすべて冷たくかわすし、
こちらから何かの話題を口にすることも、
全くなくなりました。

だけど、今の私は思うんです。

うちの母は、自分がそういう行動をとると、
相手がどう思うか?ということを、
同時進行で考えることが、
できない人だと思ったんですよね。

だってさ、親がいつでも子供の話を、
興味を持って真剣に聞いているかと言ったら、
それは真っ赤な嘘で、
ときには、つまらなかったり、
ときには、用事があって、
早く切り上げたかったりするよね。
考えたら、それはどこの親にもある感情です。

でも、今それをやったら、
せっかく、目をキラキラさせて、
今日あったことを興奮して話している、
子供の心を傷つけちゃうので、
さすがに「それはできない」と思って、
演技でお付き合いしていることも多いよね。

つまり、
「今は子供の話を聞きたくない」というタイミングは、
親なら誰でもあるわけですが、
たいていの親は、それを子供に悟られないように、
相手の反応を見ながらお芝居していることもある、
ということです。

だから、自分の身に当てはめてみると、
「子供の話を聞きたくない」ときは、
日常的にあるので、
ここでの問題は、そっちじゃなくて、
「演技ができない」ほうだと気がつきました。

あるいは、自分の行動が、
子供の目にどう映るか?という思考が、
全く起動しないしない点にあると思いました。

そしてそのときのその段階では、
これは持って生まれた資質的な違いだと思いました。

うちの母って、私とも、もちろんそうですが、
お友達とも、「言った、言わない」の論議が、
たまにあるんですよ。

「こんな風に電話でちゃんと言ったのに、
◯◯さんたら、待ち合わせ場所を間違えた」とか、
帰ってきて、文句を言っているのを聞くと、
たぶん、相手にとって迷いやすい言い方をした、とか、
きちんと明確に約束や明言をせずに、
自分だけ伝えた気になっているとか、
そんな風じゃないかと思うんですよね。

私なら相手の電話の雰囲気で、
「わかってなさそうだ」と感じたら、
大丈夫?理解している?って尋ねるし、
そうならないように、電話口で確認し合うけど、
うちの母は、言葉の読み取りが浅いので、
相手から「わかった」と言われたら、
それ以上は疑わないもんね。

そんなとき、
いつまでも理解できないのが恥ずかしかったり、
何度も説明させるのが申し訳なくて、
どうせ行けばわかるだろうと思って、
本当はよく理解していないのに、
「わかった」と言ってしまうことだって、
人にはあるよね。

でもたぶん、うちの母がとらえる「わかった」は、
「I see、OK!」以外の何物でもなく、
その背景にある相手の心のひだや微妙な思いなどには、
考えが及ばないだろうなぁ・・・などと、
思ってしまいます。

そうやって、ひとつひとつ検証して、
真剣に掘り下げて考えてみると、
うちの母は、かつて私が考えていたような、
娘に批判的で冷たい母でもなんでもなく、
ただ、ただ、
「良好な親子関係を保てるようなお芝居や、
言葉の裏を読んで適切に対応する振る舞いができない」
という、それだけのことだと思うようになりました。

ですが、それだと、
私が小さいころから、悲しく切なく望んでいた、
思いやりがあって優しく暖かい母娘の会話というのは、
永遠に不可能なのね。そう、永遠にね。
(こう書くと、書きながら涙、出て来るね・・・)

たぶん、私は、人の言葉から、
必要以上に多くの無言のメッセージや
関連するイメージを受け取ってしまうほうで、
それによって、常に無意識に、
瞬時の行動調整をしているのだと思うけど、
うちの母は、その広がりを全く持たずに、
表面的に表れる「言葉」だけが判断材料であり、
考えるための素材なのだと思います。

この大きなギャップは山よりも険しく谷よりも深く、
私は「これじゃ、意思疎通が成り立たないのも当然だ」
と思いました。

たとえば、「この服、どう思う?」と聞かれて、
「うーん、、、、色はいいけど・・・」と言った時の、
言えずに飲み込んだ言葉を母は察知せずに、
「娘もすごく褒めてくれた」と、
嬉々として友人なんかに言いそうよね(笑)

これでは、「言った・言わない」の論争になるのも、
当然だと思いました。
私は深読みをし過ぎ、母は受け取りがが浅すぎるのです。

「明日、バス停まで送って欲しいと思ってはいるんだけど…」
と濁した言葉の雰囲気をキャッチして、
私はその時点で、母の意思がまだ未決定であると受け取り、
母は、語尾の曖昧さから娘がそう判断したとは思わずに、
「意思は伝えた」と思うのです。

つまり、そんな迷っているみたいな言い方をすると、
相手にも迷いが生ずるという点に思いが至らないんだね。

私と母のコミュニケーションの齟齬は、
すべてそこから来ているのだと思いました。

    *    *    *    *    *    *

そう、思うようになってから、
私は母との心が触れ合うような会話をあきらめました。
何をどう話しても、私が思うような反応は得られない。
そう確信したときから、母は他人になったのです。

他人だったら、笑顔を見せるし、合わせもします。
感謝していなくても、口では「ありがとう」と言うし、
別ににすごいと思っていなくても「すごいね」と言います。

それは、私が母を、自分の心の中の「親」の位置から、
抹消した瞬間でもありました。

ところが、そこから、母と私の関係は、
劇的に改善していくのです。

長くなったので、今回はここまで、です。

続きは、そうね、気が向いたらいつかまたね。
では。



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担当者が変わればやる気も落ちる

毎月1回、知人に頼まれて、
ちょこっとした技術系の記事原稿を書いているのですが、
最近、担当者が変わっちゃって、
意欲の低下が大きいです・・・

人の意欲の出どころは、様々ですが、
こうやってみると私は、お金でもなく仕事の中身でもなく、
「相手に満足してもらえる」「喜んでもらえる」というのが、
エネルギー源になっているようです。

原稿は、知人の会社がお客様に送っているメルマガ用ですが、
知人の会社の業務が電気工事屋さんなので、
その分野ではド素人なのに、付け焼刃のネット検索で、
それっぽい記事なんかを書いていたりするわけです(笑)
でも今では、それなりに詳しくなりましたけどね。

今までは、機転の利く女性の担当者さん(知人会社社員)で、
その方もあまり業務分野には詳しくないのですが、
いい記事を書くと「面白かった、ためになった」と言ってくれて、
その人が理解できるような、わかりやすい文章を書く・・・
というのが、目的として無意識にあったのかもしれません。

今度の担当者さんは、まだ仕事を覚えるのが精いっぱいで、
間柄も、今までのように半分友達のような関係から、
「外部のライター先生」という距離のある関係に変わってしまい、
書いたものに対して感想を述べてくることがないので、
それも少し、温度が下がってしまった遠因かもね。

そして、このたびは、知人社長が長期出張ということで、
今月号は全体にダメ出しをする人も不在になってしまい、
「これじゃダメだー」と思いつつも、
妙に原稿に着手する気が起きません。

それでも重い腰を上げて、パカパカと書き始めましたが、
すぐに飽きてこうやって、ブログなんかを書いている始末(笑)

やっぱり「人」って大事よね。(←言い訳)
はい、頑張ります。



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「抑うつ」も理解できるよ

小さなコミュニティFM局でラジオをやっています。

と、言っても残念ながら、
「出演してくれ」と言われたわけではなく、
そこの関係者が知り合いなだけ。

「放送枠が売れなくて困っている」と聞いたので、
放送料を値切って大負けに負けさせ(笑)
自分が所属するある会にかけあって(笑)
予算を出させ(笑)、
毎週、会員(希望者)を週替わりで出して、
その人の自己PRに活用していただくとともに、
「ラジオに出たぞ」的な、少々うれしい気持ちを持つことで、
会員への貢献度もアップしようという狙いの、
カジュアルなトーク番組です。

前回のゲストは元学校関係者のDさん(60代前半/男性)。
パーソナリティはわたくし。
テーマは出演者が話したい話題でよいのですが、
今回は、「うつからの復活」がテーマでした。

Dさんは今から20年以上も前に、
同僚女性に言われたある辛辣なひとことがきっかけで、
翌日から、食べ物がのどを通らなくなり、
流動食しか食べられなくなりました。

フラッシュバックで再発したら困るので、
それがどんな言葉だったかは敢えて聞きませんでしたが、
言われたそのときは、悔しくて「こんちくしょう」と思ったそうです。

ところが、翌日から体調を壊してしまい、
「あんなことで、こうなるなんて、俺ってこんなに弱かったのか」
と、思ったそうです。

そしてそこから、20数年、病気に苦しみ、
一度は入院するも、なぜか「薬でよくなることはない」と感じ、
「これ以上、仕事で迷惑はかけられない」と、自主退院。

その後、不安定な勤怠を繰り返しながらも、
定年まで勤め上げ、今は第二の人生に入った方です。

入院中は、病室の天井を見上げ、
「もしかして、俺もこれで終わりか」と思うと、
何か、記録を残したい衝動に駆られ、
これまでの経緯や、今、思っている事を
”遺言代わり”に書き溜めて、自費出版しました。

ラジオでは、当時の診断書や、
自費出版された本などもご持参くださいました。

と書けば聞こえはいいけど、
だがしかし・・・と、私は思うんだな。

メンタルをやられたDさんの気持ちもわかるけど、
Dさんに辛辣な言葉を投げた人の気持ちもよくわかる(^_^;)

Dさんは、少々アスペがかっている人なので、
年齢的には礼儀正しく常識もある感じだけど、
物事の雰囲気というものを察知するアンテナがないんだよね・・・

今までの録音を聴いてもらい、
番組の進行や流れを事前に確認するようにお願いしたんだけど、
気楽なトーク番組なのに、硬くて長い原稿をつくってきて、
番組前半は、その読み上げに終始することになりました^^

その中で、
「◯◯学校、父母教師会の皆さん」
「◯◯学校、同窓会の皆さん」
「および、◯◯学校○○部後援会の皆さん」
という、演説のような呼びかけが何度かあって、
もちろん、初めてラジオに出るのですから、
オジサンぽい可愛らしさの許容範囲なのですが、
でもそのラジオ局、そこまで電波届かないんだよね。

それは最初からお伝えしてあるのですが、
やっぱり、うれしくて言いたくなったのかな。

でもその後、その人達に番組を聞かせる手立てはあるか、
何度も何度もメールが来まして、そっちには少し辟易しました。

番組では、自分が出版した本を持参して、
大いに自慢しかけましたが、
それは私がうまく阻止しました(笑)

ですが、本物の病院の診断書を持って来たのには、
さすがに、びっくりよ・・・

番組の性質上、そこには触れませんでしたが、
診断名は「抑うつ」と書いてあり、
これは「うつ」ではなく、「うつ傾向」ということらしいですが、
たとえ「うつ」じゃなくて「うつ傾向」でも、長期入院して、
20年も苦しむんだから、おんなじじゃない?と思ったりね。

でもこの診断書。番組でどう使って欲しかったのかしら・・・
「これが診断書なんですよ、あはは」
「えー、きゃー、ホントですねー、抑うつだって。キャハハハ」
なんてことには絶対になるわけないし、
終了後に聞いてみればよかったな。

    *    *    *    *    *    *

Dさんは所属する会に最近入った新入会員さんです。

その入会の手続きの手順も、
なかなか理解してくれなくて大変でしたが、
事前申し込みが必要なイベントに、
何の連絡もなく突然やってきて、
資料が足りなくなって役員連中がコピーに走ったり、
質疑応答で主旨違いの発言をしたり、
会としては、まぁ、何かとお騒がせな人ではあるのです。

たぶん、物事の認知が人と違っていて、
何かの指示命令を受けても、
ビンゴで相手の要望に沿った動きはできないし、
それが、皆が望んでいない行動、という事実も、
場の空気からは獲得できないんだと思う。

この調子で長く仕事をしてきたのだったら、
そりゃ、言う人は言うよね。
気が短くストレートな人なら、
結構、キツイ事は言うと思う。

でも、本人は、なぜ自分の行動が
人の反感を招いているのか理解できないから、
対策もとれないし、他人が怖くなるし、
いたずらに第三者から攻撃だけを受けているようで、
そりゃ、うつにもなる、というものです。

番組では、話がトンチンカンな方向に曲がって行かないように、
私がしっかり手綱を握ってコントロールしたので(爆)、
内容そのものは、上々の出来栄となり、
むしろ、人の心を打つような深さがあってよかったのですが、
お話を伺いながら自分は、
非常にDさんの状況に納得と理解がいき、
そちらの意味で、自分にはとても参考になりました。

ただ、この人達(60代以上のアスペっ子と思われる男性)が、
非常にエライと思うのは、人に迷惑をかけちゃいけない、と、
すごく思っていて、それが復帰復活の、
直接の理由になっていることなんだよね。

私は前職で、メンタルをやられて職場を去る人を、
たくさんたくさん見てきましたが、
非正規社員の職場ということもあり、
復活できた人を今まで知りません。

クライアント企業さんのご好意で、
相当な期間待ってもらっても、
周囲が望む形で復帰できたケースは全くなく、
どの人も皆、辞めていきました。

番組の放送が終わってから、Dさんに聞いてみました。

「復帰しても、そんな感じだと、
お休みはそれなりに多かったでしょう?
そのあたりは、どうやって乗り切ったの?
周りから、また何か言われることがなかったの?」

「だから、たまった仕事は家に持ち帰ったり、
土曜や日曜にひとりで出勤して片付けた。
体調が悪いときは休まなくちゃいけないけど、
それで、職場に迷惑だけはかけないようにしてきた」

「お休みが多いことで、悪くいう人はいなかったの?」

「上司が、Dは今までどこそこに入院していて、
今度、職場復帰してくるけど、
これこれこういう理由によるものだから、
周りの皆さんは、十分配慮して、
言動にも気を付けるように。
・・・って、復帰前に朝礼で全員に言ったらしい」

「あら、それはいい上司かもね」

「ところが、実際に復帰したら同僚には、
『病気だって聞いていたけど、どこも悪そうに見えないね。』
と言われて、全然配慮してもらえなかったなー(笑)」

だそうです。
そうなのよね、こころの病って、人にはわかりにくいからね。

それにこういうときは、
公務員って本当に恵まれているな、と、心から痛感します。
切り捨てないで雇用を継続してくれるだけでなく、
上司がちゃんと対策もしてくれるんだもの。

だから、自分がKYじゃないか?という自覚のある人は、
何が何でも公務員を目指したらいいと思います。
公務員は、ダメな子でも取りあえず雇い続けてくれる組織です。
それで公務員の質が下がろうが、
そんなのは知ったこっちゃないね。
あ、これ、皮肉じゃなく、メンタルが弱い人への助言です。

ところで、Dさんの言動を仲間として見ていると、
これはきっと小さい頃からのものだと思うんですよね。
なので、また、尋ねてみました。

「Dさんて、子供の頃、人にいじめられたりしなかった?」

「あーもう、おれはいじめられっ子だったよ?
兄弟の中で俺だけひ弱で細かったので、
どこに行ってもいじめられた」

なるほどね、やっぱりね、予想通りね。

それでもこの年代の人達は強いのです。
頑張って社会に適応して来たのです。
そして、どの人も、真面目で誠実です。
他人には礼儀を払い、言葉遣いも丁寧で、
ときにユーモアがあって面白いので、
「またDさん?(が何かやらかした)」と言われながらも、
それなりに愛されています。

それは家庭のしつけ力や、社会環境や、
学校での教育力とか色々あると思いますが、
いい意味で、「他人が自分に理解がなく甘やかされなかった」
のも、ひとつの要因に思えます。

「他人に理解されない」のは、ご本人には辛い事ですが、
そういった葛藤を得て人が成長するとしたら、
多少の無理解も悪い事ではないのかもしれません。



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2015.06.08

「変なメール」は意外にいいヤツ

私のコーチ仲間に やぶきま という人がいます。
このブログでもたびたび登場している仲良しです。

そのやぶきまが主催する半年間の継続セミナーに、
私の知人、B氏(男性/60代前半/経営者)が興味を持ち、
チラシを見せながら、ある日、私に質問してきました。

「ぷらたなすさん、これって、どういうもんでしょうね?」

「あ、やぶきまさんは私の友人ですが、
なかなかエッジの効いた、切り口の鋭い講座をしますよ。
私は彼女のセミナーは好きですね。いいと思います。」

「そうですか。自分なんかが参加してもよいものでしょうかね。」

「もちろんですよ。ぜひ参加なさってはいかがですか?
どの辺が気になるのでしょうか?」

「いや、たぶん若い女性が
参加するようなものだと思うので、
俺みたいなオジサンがひとりで参加しても、
きっと居場所がなくて居心地悪そうだし、
講師だってやりにくいと思って。」

「そうかしら。やぶきまはビジネス系の男性ファンも多いので、
きっと男の人もいると思いますよ?聞いてあげましょうか?」

やぶきまはそれなりに営業経験もあるし、
ビジネスパーソンとして長くやってきた人なので、
優しや暖かさが売りの女性コーチとは異なり、
男性の参加者も多いと思いました。

それに、今回は料金設定を高めにしているので、
たぶん満席にはならないだろうという読みもあり、
盟友の売上をプッシュしてあげたい気持ちもあって、
そのようにはからいました。

    *    *    *    *    *    *

B氏は経営者と言っても、社員がいるわけじゃないし、
会社組織にしていますが、開店休業のような感じで、
表向きは保険代理店ですが、
それで売り上げがあるのかないのか、よくわかりません。

私とは、ある勉強会で知り合いましたが、
最初から場違いで浮いている感じがして、
気の毒に思った私が、
取り残されないようにマメにフォローして、
それがきっかけで少し仲良くなった人です。

以前は業種の違う別な会社を経営していたそうですが、
諸事情により、それを他の人に譲り、
老後はふるさとでのんびり過ごそうと考えて、
ご夫婦で故郷に戻ってきた人です。

だからたぶん、今さらビジネスで稼ごうとは思っていないし、
穏やかな人柄からは、ガツガツしていない余裕も感じます。
でもきっと、人見知りであることだけは確かだね。
ネットで見て初めて参加したとのことでしたが、
ロープレなども行うコーチングの勉強会で、
全然、場に馴染まないし、周囲に溶け込めないものね。

こういう方が社長さんだと、
意外に厳しくて頑固でワンマンだったりするので、
そこそこの会社を経営されていた時は、
社員を敵に回すことが多い、
人望の無い社長さんだったのかもしれませんね。

    *    *    *    *    *    *

B氏がコーチングの勉強会に参加したのは、
コーチングの手法を学びたいからではなく、
コーチングを受けてみたいと思ったからなのだそうです。

だからいきなり、傾聴とか承認とか
質問のポイントなどのレクチャーとロープレは、
「なんか違う」と思ったのかもしれませんね。

そのB氏がやぶきまのセミナーに興味を持ったのは、
「コーチングを体験できる」と書いてあったからです。

それなりにお金は持っていそうな人なので(笑)、
これはやぶきまにとっても朗報だと思い、
すぐに電話して、「こういう人がいる」と告げたら、
「それってもしかてしてBさんて人?」と、知っている様子。

「そうそうそうそう。すごく興味あるみたいだよ?」

「その人さぁ、断ろうと思ってんのよ。」

「え、なんかあったの?」

「なにかあったわけじゃないけど、
この前、問合せのメールをもらったときに、
挨拶もないし、名乗ってもいないし、
人にものを尋ねるときは、
やっぱり礼儀ってものがあるでしょう?
そういうところがきちんとできていない人は、
私のセミナーには来て欲しくないわ。
いたずらメールかと思って放置していたんだけど、
適当なこと言って、断ることにするわ。」

「あぁ、そうなのね。でもどうしよう、
友達だから聞いてあげるよ、って、言っちゃった・・・」

「じゃね、男性の参加者はいない、ってことにしておいて。」

「そうか、わかったよ、かえってごめんね。」

    *    *    *    *    *    *

実は、やぶきまに電話する前に、
B氏から、そのメールを見せてもらっていました。

「問合せしたんだけど返事が来ないんだよね」と言いながら、
スマートフォンを開いて見せてくれたのは、
「女性限定のセミナーですか?」という1行のみのメールでした。

確かに挨拶もなく、名前も名乗っておらず、
これだけのメールをもらったら、
気持ちの悪い人が打った気持ちの悪いメールに見えるわねw
名前の表示に本名が載っているので、男性ということがわかり、
言われてみれば、「変な人」からのメールみたいで、
私も無視して放置するかもね。

でも、目の前のB氏は決して変な人ではないです。
なかなか場に馴染めないところはありますが、
礼儀正しく分別のある方です。

だからこれはたぶん、正式に尋ねたわけではなく、
恥ずかしい気持ちもあって、ちょこっと探りを入れた感じですね。
そこで、安心できる正当な回答がきちんと得られたら、
その次からは、ちゃんとしたメールを送ったんじゃないかな。
私はそう思いました。

だって、「興味はあるけどすごく不安だ」と、
臆病なことを何度も言っていたし、
同世代の男性がいるようならすぐに申し込むんだけど、と、
客層をすごく気にしているようでした。

会社の経営者さんがそんな風ではビジネスにならないので、
もしかして、社員に社長を辞めさせられたとか、追放されたとか、
周囲に受け入れてもらえないことに、
何かのトラウマがあるのかもしれません。

私は、話の流れを知っていたので、
Bさんからメールを見せられても、
変な感じは全くしなかったのですが、
言われてみれば、確かにやぶきまの言うとおりで、
彼女の感覚もよく理解出来ました。

    *    *    *    *    *    *

話しが横道にそれますが、初めての会話が電話だった場合、
話し方や雰囲気で印象の良しあしってあると思うんですけど、
「なにこの無愛想でぶっきらぼうな話し方!」とむっとした人が、
実際に会ってみてその通りだったという事がないんですよね。

無愛想で、ぶっきらぼうな男性ほど、
実際にお会いしてみると、礼儀正しくて誠実なことが多く、
特に技術系の職場ほどその傾向が顕著だと思います。

だから私は、電話だけで相手を判断しないようになったの。

私は電話応対の研修もするので、
「第一印象が大事」なんて、エラそうに言っていますが、
第一印象が悪い人のほうが、実際にはいい人が多いから、
内心いつも、微妙だなぁ・・・と思いながらしゃべってます^^

これはきっと、メールも同じなんじゃないかな。

特に男性。特に理系、技術系、システム系。

この人達のメールは、そもそも、異常にそっけないよ(笑)
用件のみ。挨拶なし。丁寧なお礼や感謝の言葉もなし。
そして非常に短い。短すぎてよくわかんない。
経緯も背景もなく、やけに唐突。

でも私が知っている人達は、みんないい人だった。
それを思うと、私は、やぶきまみたいに、
礼儀知らずな人物、と、一刀両断に切り捨てることは、
できないんだな。

ちなみにB氏は、
まだ紙テープでデータを保存していた時代に、
コンピューターに携わっていた、工学部出身の、
バリバリの理系オジサンです。

そういう周辺情報を知っているからこそ、
違和感を持たないのかもしれないね。

とは言え皆さん、
人はそういったところで相手を判断するのです。

だから、匿名で正体を知られずに
恐る恐る出すような問合せメールでも、
決して、手を抜いてはいけません(笑)

宛名、自分の名乗り、そしてご挨拶から締めの一文まで、
はしょらずにきちんと書きましょう。

そして、メールを受け取る方の皆さん、
一見無礼なメールに見えても、無礼な人とは限りません。
「なにこのメール、変な人、気持ち悪い」と思っても、
ほかの人と変わりなく、丁寧に返信をしましょう。

それが意外にも、
大きなオーダーにつながるかもしれませんよ。

変な人は変なメールを書くことがありますが、
変なメールを書く人が、変な人とは限らないのですな。



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2015.06.07

集客したいの?したくないの?

前回の記事を書いていて、
またまた、別なことを思い出してしまいました。
みんなで同じ目的に向かって、同じ思いで動いているのに、
価値観が合わない人がいると、厳しいな、というお話です。

これは先の会とは別の会の話ですが、
会で講演会を開催することになったんですよね。

この頃の私は、今より仕事も少なくて、
時間に余裕もあったことから、人脈作りも兼ねて、
複数の勉強会に入り、役員なども引き受けていたんです。

講演会は著書も複数あって、
私達の中では知っている人も多い、ある講師を招いて、
200人を目標に行う計画だったのですが、これが不調で(笑)

だからみんな、段々焦って、すごく必死になってきて、
私も友達に声をかけたり電話したりし始めたのですが、
事務局担当のA女史(当時40代。美人。クールビューティ!)が、
私達とはちょっと価値観の合わない人で、
せっかく申込みがあっても、
小さな不備で却下しちゃったりするんですよ。

申込みはネット上のフォームメールと、
FAXの二本立てなんですが、
「電話番号の記載がなかったのでお断りしました」とか、
「”他2名”と書かずに別々に申し込んでください」と返信したとか、
えっ!!と思うような報告がメーリングリストに流れてくるので、
ちょっと、それはないだろう?と思い始めました。

それなりの会社が主催する大規模な講演会であれば、
事務処理も膨大になるので、それもありだと思います。

ですが、うちらのように10数人の小さな会で、
しかも、期日が迫っているのにまだ1/4も集まらず、
みんなが必死に突っ走っているこの状況で、
1本のお申し込みは、それだけでとても貴重なのに、
どうして受理する方向で動いてくれないんだろうと、
みんな苛立ち、怒り始めました。

メーリングリストにはそこに違和感を覚えた人達からの、
ソフトな批判が相次ぎ、
それにまたA女史がいちいち神経質に反論するものだから、
PCを開くと、ウンザリするぐらいメールが一杯。
当時はスマートフォンなんてなかったので、
携帯メールの人は、夜までメールが相次いで、
文句を言っていました。

一事が万事、そんな感じで、
「集客目標を達成する」という発想で動いてくれないので、
なかなか大変でした。

そうそう、会長が現在の申し込み状況を尋ねたときも、
「個人情報だから言えない」とはね付けられまして、
「人数を聞くのが、どこが個人情報なんだ?」と、
会長とも、メール上で揉めていたっけなぁ・・・

彼女はPCに慣れていて作業スピードの速い人なので、
決して言い訳ではなく、本当にそう思っていたと思います。

会長のひとことで、日々の人数は出て来るようになったものの、
それでも一向に数が上がらず、私も色々考えたところ、
(いまより10年も前の話なので)ネットやFAXでのお申込が、
ハードルが高い人達も多いことに気がついたんですよね。

口頭で話すと、「あの先生が来るならぜひ行きたい」と、
その場で言ってくれるのに、
後日、「申し込んでくれた?」と聞くと、
「ごめん、まだなの」とか「よくわからなくて」という返事。

私は営業の仕事も少しやったことがあるのでわかりますが、
その気になったお客さんは、その場でつかまえないとダメよねw
時間を置いたら、絶対、取り逃がす(笑)

なので、「そうか、申し込みは私が代行すればいいんだ!」
と気がついて、すかさず相手からその了解をもらい、
連絡先やメールアドレスを伺って、
帰宅してからPCで相手の方の名前で申し込むことにしました。

が、そのままでは詐称になるので、備考欄に、
「ぷらたなす友人。申し込みは了解を得てぷらたなすが代行」
と書いたところ、なんとこれがA女史の逆鱗に触れまして、
メーリングリストは今度、代行申し込みを許可するかどうか?
という議論の場になっちゃったんですよね。

はぁ、馬鹿馬鹿しい。やってらんない(笑)
いいよ、わかった。もう「代行」なんて書かないから(笑)

自分も、他の講演会に色々参加しますが、小さな会なら、
場合によっては、紹介者に「申し込んでおいて」と頼んだり、
「今、持ち合わせがないけど会場で払ってもいい?」と聞くと、
みな、喜んで快諾してくれます。むしろ感謝されます。
そりゃそうだよね、手段やお金がなくても、参加を約束したから。

小さな講演会というのは、
割とそんな感じで動いていると思うのですが、
その感覚が合わないと、まぁ、やりにくいこと、やりにくいこと。
人が集まらずに大赤字になったらマズイはずなのに、
こんなときでも、集客するという同じ目的に沿って、
同じ気持ちで走れないのはキツイなぁ・・・

それからの私は、「代行」と書くのは一切やめて、
参加の意思表示をもらった人達の分は、
相手の了解を得て、全部自分で申し込みました。
もちろん、こっそり会長には「やっていいよね?」と、
確認しましたけど、たぶんみんなやっていたと思いますよ。

皆の努力が実って、
講演会は定員に対して8割ぐらいの参加者でした。
200人の会場に160人ぐらいだと、
結構満席っぽく見えるものですね(笑)

お蔭様で、最終的には、よかった、よかった、と、
肩をたたき合う結果になりましたが、
最後に回収したアンケートを見てまた苦笑。

「振込が済んでいないというメールが上から目線」
「メールの文面がキツくて印象が悪かった」
「支払いを済ませていないことに対して非常に不愉快なメール」
等々、講演会は素晴らしかったが、という言葉の後に、
A女史が参加費未納者に送ったメールへのクレームが複数あり、
会員同士で思わず、「あー」と、目配せをしてしまいました。

A女史はその後、ストレスが多いという理由で役を退任、
同時に退会しました。

でもさ、A女史みたいな人は、どこにいってもツライよね。
自分が本心で思っていることと、周囲の価値観が違っていて、
それが受け入れられないのだから。

A女史は教員出身です。
でも、体調を壊して辞めたと伺いました。
それは、わかるよ。
A女史は人を相手にする仕事や、
集団活動は向かないよね。

今頃なにしているんだろう。
前回書いた記事で、
ふとA女史のことを思い出した次第です。



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2015.06.06

四角四面のレイアウト修正

2_3

前の記事で、HPに直しが入ったことを書いたんですが、
それで思い出したのは、草野さんのことですね(笑)

草野さん(仮名/50代/男性)は、ある会の三役で、
今は50代と言っても若いですから、
(って、私も50代なんで(笑))
見かけは溌剌として仕事できそうな感じですが、
まぁ、なんというか、頭の固い人でね。

会としては予算確保のためにも、
人を増やしていかなければいけないのですが、
会員がそのために行っている当たり前の行動ひとつひとつに、
「あれもダメ」「これもダメ」「それはいけません」と、
いちいち言ってくるので、皆もやる気がなくなって、
うちの会の会員が増えないのは、あの人のせい、とまで、
言われている人でした。

内容に興味のある友人を連れてきて、
せっかくだから、他の会員さんに紹介してあげようと思っても、
「勉強会なんですから、そういうのは外でやって」と言われたり、
写真はいけません、Facebookは禁止です、等々、
皆で力を合わせてPRに努めようと思っても、
今どきの方法は、ダメなのね(^_^;) ま、いいけど。

数年前に草野さんに頼まれて、
会が主催するあるイベントのチラシをつくったのですが、
その直しが草野さんらしくて傑作よ!(笑)

実際のものとは異なりますが、
冒頭に分りやすくつくったサンプルを掲載しました。
(ちなみにフリーダイヤルはジャパネットタカタです、すみません)

私もそんなにセンスのある方ではありませんが、
ひとまずFAXして、ま、普通にできたかな?
と、思っているところに、速攻電話が入り、
あれこれと直しが入りました。

その直しが可笑しいよwww

4

①青色の部分に文字がかかっていますね。
これらを、すべて引っ込めてください。

(えーーーーーっ!・・・思わず、目が点に・・・)

②本文の上2行の文字の大きさが違います。同じにしてください。
(えーーー!こ、これ、見出しなんですけど・・・)

③写真がひとつだけ大きいです。周りと同じ大きさで。
(えーーー!これはメーン写真だからメリハリつけてんのに)

あ、そうそう、形も周りに合わせて四角に直してください。
(あんた、レイアウトってなんだか、わかってんの?)

④矢印がボサボサです。きちんとなめらかにしてください。
(ボサボサって…これ、クレヨン風につくった矢印ですが?)

⑤文章が斜めになっています。これをまっすぐに。
(あぁ、なんか、もう、いいわ・・・)

ほかにも、「タイトルと電話番号が目立つ」(?)とか、
(目立っちゃだめなの??(^_^;))
ちょっとでも余白があると、「隙間があるからこれ入れて」と、
その場で思いついたような文章を入れて来たり、
葉っぱの写真なんて最初から斜めになっているのに、
「これをまっすぐに直して」なんて笑っちゃうよー
まー、大変なんすから(笑)

    *    *    *    *    *    *

草野さんの言う通りにすればするほど、
ヘタな公務員男子がつくったチラシみたく、
全体がショボい感じになっていきますが、
仕方ないわね。はいはい、わかりました。

これが仕事がらみだったら反論もするけど、
しょせん、任意の勉強会だし、時間の無駄。

イベントに人が集まろうが集まるまいが、
そんなの、もう知らないよ。

自分が当初イメージしたものと、
かけ離れていくのが嫌で、
他の会員さんから「このチラシ、変じゃない」と、
言われたときのために、最初のチラシを保存して、
何か言われたら見せようと思いましたが、
それも馬鹿らしくなってやめました。

以前、職場リーダーだったときは、
本当に、いろんな人がいました。

人には良かれ悪しかれ、
持って生まれた資質があることもわかったし、
それは変えられないということもわかった。
だから腹も立たなくなり、ストレスもなくなりました。
だって、「変えられないん」んだもん、怒ってもしょうがない。

自分に大きな利害関係がないなら、
変だと思っても、ハイハイと従うのも方法だし、
これは仕事じゃないんだから、嫌なら辞めればいい話よね。
(もちろん、多少はムッとしますけど(笑))

そんな風に思うので、
このときも苦笑しながら従いましたが、
ひとつだけ私が思うのは、
「より多くのお客さんを集める」という、
チラシ本来の目的をどうとらえているんだろうなぁって。

一瞬で相手に読んでもらえるためには、
必要なところは目立った方がいいし、
魅力ある紙面のためには、メリハリが必要だし、
そのためには、余白やイレギュラーな配置も必要と思うけど、
言っても全くわかってもらえなかったので、
それ以上、こだわるのはやめました。

こういうのはね、わかんない人は本当にわかんないの。
いくら熱弁しても無意味なの。
絵を見て「わかんない」っていう人とおんなじよ。
パッと見て「これってなんか素敵~♪いい感じ♪」
という感じ方、捉え方ができない人だね。

でもそれは、悪いことでも何でもなくて、
その人の世界はそういう世界なんだから、
直そうとしても、エネルギーの無駄遣いだと思います。
むしろ、あきらめること、認めること。受け入れること。

でもこの人と仕事する人は、大変だろうなぁ・・・
イヤ、従ってさえいればいいのだから、
ある意味、楽かもね。
ときにはそういう割切りも必要よね。

そしてまた、チラシのレイアウトだって、
そっちのほうが「文字がぎっしり一杯あっていい」
って人も、きっと、いたりすると思うわけ。
私は思わないけどねw

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2015.06.04

助言で崩れていくホームページ

ある治療院(東洋医学系)のホームページを作っています。

まだ仕事がなくて、収入も不安定だった頃、
「うちのホームページをつくってもらえないか?」
というオファーに飛びついたものが、
今もずっと続いている感じです。

その頃は本当に収入がなくて、
その後私は、任意整理をする事態に陥るのですが、
コーチングだ、人材育成だ、社員教育だ、と言っても、
そういうのって浸透するまでに時間がかかるんですよね。

だから、その当時は前職の知識やスキルを生かして、
ネット接続の設定とか、ブログ作成代行とか、
そんな依頼を頼みとしていました。
周囲にも当初はそっち系の人と思われていたと思います。

    *    *    *    *    *    *

さて、HPを担当している、
ABC治療院(仮名)のD先生(50代後半)ですが、
いい人なんですが、仕事は非常にやりにくい。

セミナーや自己啓発が大好きで、
仕事の面でも、様々な勉強会や研究会に参加していますが、
そこの主催者が話すネット集客やSEO対策の話などを、
そのまますぐに「やってくれ」って言ってくるんですよ。

もちろん、できる範囲で応じますが、
それがいつも唐突で脈絡がなく、
毎回、結構ブレるので、大変なんです。

この前までは、
「◯◯ 治療院」「×× 治療院」(検索キーワード組合せ)で、
アクセスが上がるようにしてほしいというお話だったので、
HPの説明文を変えたり、サイト内に語句を増やしたり、
その他もろもろ、修正をしてきたんですが、
そういったそばから、今度は新しい治療法を学んで来たらしく、
「△△療法 治療院」で検索ランキング上がるようにして欲しい、
っておっしゃるんです。

「じゃ、今までのはもういいんですか?」と尋ねると、
「そっちはいい、いい △△ 治療院でやって」というお返事。

私はその道のプロではありませんが、
HPって方向性を定めたつくりこみが大事で、
オーダーがあれば、それに沿って工夫したり変えたりしますが、
そんな調子で、コロコロ指針が変わるので、
最初は一生懸命応じていたのですが、
最近は意欲が低下気味。

SEO対策だけでなく、HPのレイアウトも同様で、
「動画を貼ったほうがいい」と聞くと動画、
「お客様の声が効果的」と聞くと、お客様の声、
先日は、通常はトップに持ってこない項目を、
「一番上に大きく!」とおっしゃるので、
かなりがっかりしました。

私はそんなにセンスがいい方でもないと思いますが、
それでも全体のバランスや、メリハリなど考えます。
でも、今やD治療院のHPはレイアウトも崩れ、
成り行きで増築を重ねた谷あいの温泉旅館のように、
つぎはぎだらけで、系統だってなくて、
何がどこにあるのかわかりにくく、
見栄えも変な感じになってきました。

私なら、たとえ検索上位でこのサイトをクリックしても、
全体の外観でこの治療院は選ばないと思います。

ほら、昔はよくあったじゃない?
個人がホームページビルダーでつくったような会社のHPで、
アイコンがやたらチカチカしたり、動画GIFが一杯で、
でも、見出しはこちゃこちゃとメリハリないので読みにくく、
あちこちで文字が光ったり流れたりしているようなの。

あそこまではいかないけど、イメージ的には似たものが・・・

    *    *    *    *    *    *

HPに関して、掲載項目はいいとしても、
「こんな人が来てくれて、こんな風に感じてもらいたい」とか、
先生は、ないのかなぁ・・・
誰を対象にどの層を引き込みたいとか、ないのかしら。

ずっと前にそう聞いたら、
「高級で重量感のあるHP」と言われました。
(この回答少しもずれていますがw)

そのつもりでつくっていったら、
電話番号を最大限に大きく(巨大・・・)とか、
料金表を思い切り目立たせてトップにとか、
え・・・「高級で重量感はどこに???」と、
いつも、整合性がありません(^_^;)

それによって、「高級で重量感」が欠けることが、
わからないのかな。わからないのかも。
または忘れている?本当はその辺はどうでもいい?

私は自分のHPも自分で作っていますが、
これをもし他人にお願いするとしたら、
全体の色合いとか、雰囲気とか、
すごく注文付けると思います。

でもこれってもしかしたら、女性だけの発想で、
男性はそれほどでもないのかもしれませんね。
男性は言葉にできないことは苦手ですからね(笑)

    *    *    *    *    *    *

それともうひとつ。

D先生がなぜこうも、他人の話をうのみにして、
何も考えずにすぐに従うか?というと、
自分に自信がないことも大きな理由のひとつです。

スタッフの方がそう言っていました。
「先生は、この道数十年のベテランなのに、
今も、自信がないって言っているんです」って。

あぁ、でも、それ、わかるな。

D先生は、ニュアンスとか雰囲気とか、
全体の概観をパッとつかむのが苦手な人で、
日々の治療のように、
対象と目的が明確なものはいいのですが、
修正を施して仕上がったHPを見てもらっても、
見た感じの印象やレイアウトのバランスなどに、
言及があることはほとんどありません。

何かあると、「オレ、そういうのわからないから」と言います。
たぶん、本当にわからないのだと思います。

2004年に始めたこのブログは、
途中からアスペルガー症候群がテーマになり、
当時職場リーダーだった私は、
そういったスタッフ達を前にして、
悩んだり迷ったりしていますが、
D先生もちょっとその傾向はあるかな。

でも、今の60代前後よりも上の人達は、偉いんですよ。
それでも普通にやってきて、
みんな、仕事を全うしていますから。

今よりも、家庭と教育がしっかりしていて、
世の中も今みたいに他人に対してナーバスじゃなかったから、
少しトンチンカンで空気の読めない人でも、
必死に周りに合わせて、付いてきたと思うんですよね。

けれどやっぱり、それが原因で、キツイ事を言われたり、
ウルサイ人にガンガン言われたり、
他人に自分を否定されるようなことはきっとあったと思います。

だから、スタッフのいる治療院の経営者なのに、
30年も続けて、それはとてもすごいことなのに、
それでも自己価値の低い自分がたまに顔を出すんだね。

D先生に限らず、同じような男性は、
ひとたび「これがいい」と思ったら、
一途で盲目的なところがあるように思います。

自己判断で出した結論が、周りの思いとずれていて、
「変だ」「おかしい」と言われ続けていると、傷つくし、
自分で判断することを不安を感じ始めるんじゃないかな。

またそういった人達は、本当にセミナー好きの人が多くて、
私などは、そんなものに高額のお金を払うぐらいなら、
もっと別の使いみちがあるんじゃない?と、
すぐに思ってしまいますが、
たぶん成果を出しているほかの人に従いたいのだろうし、
女性から見て、「高慢ちきでイヤなやつ」と思うぐらいの、
強気の講師やリーダーが好きですよね。

そんなことを思うと、HPの件も、しょうがないと思えてきます。

今までのHPがあまりに、とっちらかってきたので、
「この辺で整理して作り直しませんか?」と提案し、
新しいHPが先日できたばかりですが、たぶんこれも、
今が一番よくて、このあと、どんどん
変になって来るんだと思います(笑)

私がもし、どこか痛くなって治療院に行く必要に迫られ、
もしホームページでいくつか検索して、
場所・料金・予約の空きなどに大差がなければ、
やっぱり見た目の第一印象に左右されると思うんです。

特長のある◯◯療法とか、笑顔とか思いやりとか、
経営方針とかクレドとか、そんなのはどうでもいいから、
「普通のことを普通にやってくれー」て感じです。

最近は、金メダルのマークに「◯◯No.1」とか「検索一位」
などと書いてバナーとして貼ってある、
治療院のHPもよく見かけます。

まるで消費者を相手に売り上げを競う通販サイトのようで、
私は違和感を覚えます。

だけど、D先生はそういうのが好きみたいで、
今回HPを刷新するに当たって、
お手本にしたいサイトを出してもらったら、
みんなそんな感じで、しかも変なサイトでした・・・

えー・・・こんな風にしたいわけ?
私、これらの治療院には、絶対いかないと思うけど(^_^;)

といっても意向に沿うのが仕事ですから、
とりあえず、合言葉はゴールドとメダルと
胡散臭い感じですかねぇ・・・

ま、やるしかないわね。(笑)

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2015.06.02

面談だけが手法じゃないよ

あるお客様からメールが来ました。


その方は、会社を経営されていますが、
仕事はソツなくこなすものの、裏では勤務態度が非常に悪く、
他人を罵倒したりいじめたりする女性スタッフの、
解雇への段取りを模索するご相談のメールでした。


そちらの専門は社労士なので、
「社労士さんと相談するのが一番」と先日告げたところ、
その相談結果のご報告と、
懸念される事項が述べてありました。


その中で私が気になったのは、
「他の社員にはどう言えばいいのか?」というお尋ねでした。


ん?それって他の社員の皆さんに話すべきことかな?


転職歴が多くて履歴書も一枚で済まない私ですが(^_^;)
ダーティな退社に関して、職場で言及があったことは、
今まで一度もありません。


社員の間でなんとなく「辞めさせられたみたいだよ?」という、
ウワサは聞こえて来るも、真相は不明。
聞いたって、たぶん上司は答えないし、
そもそも”大人の世界”ではそれを堂々と尋ねる習慣もないし、
仲間内で一時的話題にはなっても、
やがていつの間にか闇から闇へ葬り去られるように、
その人の存在は、なかったことになっていく・・・みたいな?


でも私のお客さんは、きっとその雰囲気がわからないんだよね。


会社経営って言っても、専門的な技術職で少人数の会社だし、
お父さんからのれん分けして若いうちに独立したこともあり、
なんとなくこの方には世間知らずを感じなくもないのですが、
元々、無口で人見知りで淡々とした方なので、
お仕事が好調で人を増やしてきたのはいいものの、
そこで繰り広げられる社員同士の衝突や軋轢は、
きっと彼の想定外の出来事だったのだと思います。


最初にご相談を受けたのは数年前になりますが、
お話を伺って真っ先に感じたのが、
彼と社員との精神的な溝や圧倒的な対話不足でした。


なので、マメに会話するようにアドバイスしてきたのですが、
彼が思う「会話」とは、場所と時間を確保して、
たとえば机を挟んで1対1で対峙して、
真正面から向き合うようなものだったのだと思います。


でもそれって、社員から見たら苦しいじゃん。


ところが、彼は、
他人とフランクに話せる人ではないので、
そういったかっちりとした場を持たないと、
きっと、相手と話せないんでしょうね。


でも、コミュニケーションの活性化、
イコール、面談回数の増加ではないわけで、
私はそれは逆効果だと思ったの。


だって、人情の機微を理解してくれて、
なんでも気軽に話せる社長なら別ですが、
そんな感じでもない、表情の乏しい社長と、
1対1で向かい合うなんて、私だって嫌ですよーw


だから長いお付き合いでわかったことは、
彼の面談から生まれて来るものは何もないんじゃないかな。


誰も皆、自分の本心は出さずに、
表面的な会話に終始して、
一刻も早く、この場を終えたいと、思うんじゃないか?
そう思ってね。


だとすると、これ以上の「面談」は、
社員の面倒な思いととモチベーションの低下と、
疑心暗鬼を増やすだけなので、
やめたらいいと思っていたんですよね。


そんな矢先のご相談だったので、
特定の社員のイレギュラーな退職に関しては、
何もしないのが一番ではないかと思いました。


社員は敏感です。


こちらが何も言わなくても、
「何かが起こっている」のは感じ取ると思います。


    *    *    *    *    *    *


職場でのコミュニケーションというのは、
人材育成の現場でも、社風改善の取組みでも、
よく話題になりますが、本当に大事なのは、
「今日は暑いね」とか「ジメジメするね」とかの、
一見意味のない会話や、
「昨日は子供の運動会だった」とか、
「先週見た映画がすごく面白かった」などの、
自分情報の提供(自己開示)だったりしますよね。


でも、私のお客さんみたいに、
そういう会話が苦手な人は、どんな方法があるんだろう・・・


コーチングの発想では、相手の改善はあまり望まないの。
相手の能力の向上を望むのではなく、
逆にそれを相手の自然な状態として固定させて承認し、
その上で、どうしたらいいかを考えるんだよね。


今まで、「会話をもっと増やして」という方向性があったけど、
そうじゃないほうが、彼に向くのかもしれないな。


グループコーチングのお客さんなので、
あまり個人の内面に深く立ち入った事はないけど、
本当は、彼とこそ、1対1で場を設けて、
じっくり向き合ってみたいです。


ないかな、そんなチャンス。
それを考えてみようっと。




仕事が欲しかったら「聴く側」にまわろうよ

某勉強会の終了後、
役員仲間のノリユキさん(男性/50代後半/仮名)と、
1対1で、ちょっとお茶。


ノリユキさんはいい人なんだけど、
ちょっと癖があって、
”ひとこと多い”理屈っぽい人なんだよね^^


「自分はこういう仕事して来たんでー」とか、
「自分の場合はこうだったもんだからー」とか、
何かを説明するときも、人から何か言われたときも、
ひとこと余計だし、ひとこと多い。


最初は、イヤなやつと思ったんですが、
立派な経歴をお持ちの立派な会社の社員なので、
そういう人には私、暖かくて優しいですよ(笑)?
だって、何が仕事につながるかわからないもん。
取りあえず駆け出し(当時)の個人事業主は、
出会った人は皆、味方に引き入れるのが信条です。


だから、居合わせた人が皆カチンと来てるようなときでも、
自慢や言い訳や自己主張が強くて、
「あの人はちょっとね・・・」と誰もが避けているようなときでも、
私は近付いて仲良くして、話を聞いて・・・そして褒めた。
その姿勢を徹底的に貫きました。
(などと言いながら、私は誰にでもそうなのですが)


そしてこの作戦?は、2年後に見事に花開いて実を結び、
私は彼から金額の大きい研修のお仕事をいただいのですが、
不思議なもので、その頃には「イヤなヤツ」の雰囲気は消えて、
普通に話せる、本当に心からの友達になっていました。


理屈っぽくて、ひとこと多い人は、
昔からどこに行ってもそうだと思うから、
どこに行っても煙たがられて、上からはお荷物と思われて、
もしかしたら今まで、誰かに評価されたり、必要とされたり、
尊敬されたり慕われたりしたことが、
ほとんどなかったのかもね。


それで余計に認めて欲しい気持ちが強くなって、
「俺は、俺は」のトークになるのだと思いますが、
私に対してはその必要がないので、
今は本当は優しくて穏やかで思いやりがある人だな、と、
思っています。


逆に、何かとお引き合いをいただき、
今は陰になり日向になり、
色々助けてもらっているぐらいです。


こうやって見ると、本当に人と言うのは、
他人から承認されることで、どんどん変わっていくのだ、と、
いつも痛感します。例えそれが、私のように、
少しだけ下心がなくはなかったかもしれなくてもね(^_-)-☆


    *    *    *    *    *    *


そのノリユキさんが、最近会社を辞めちゃったのよ。


といってもあと数年で定年退職だったので、
会社の慣例で少しずつ閑職に移行しつつあり、
年齢的にそのまま田舎に引っ込んでも納得できましたが、
彼の早期退職の理由が「講師で起業したいから」と聞き、
内心、「えー」って。


もしかして、私の影響もあるのかもしれないけど、
うーん、うーん、あんまり大丈夫な気がしないし、
私は彼を人には推薦できません。
人として好きなことと、それは別物です。


だって彼が自己研さんの一環で学び、資格を取ったという、
あるセミナーを受けたことがあるんですが、
元々「余計なひとこと」がすごく多い人なので、
(受講者を前にすると、さらに拍車がかかる・・・)
話しは飛ぶし、無駄口が多いし、言い訳も多いし、
正直言って、講師として人前に立つのはどうか、と思いました。


講師は言い訳しちゃダメよ。


「本当はこれもやろうと思ったんですけどぉ」
「印刷して持ってくるはずだったんですがー」
「この辺は調べる時間がなくてぇ」
「自分は偏った人間なんでー」


早口トークのそこここに、
理屈っぽい言い訳が弾丸のよう入ると、
話を聞いている方は、決していい感じがしないし、
そもそも、自分が提供しているセミナーの価値を落とすと思う。
そんなの、言わなきゃ誰もわかんないし、
皆、「これが普通」と思って受講してくれるはずなのに・・・
それ、弱さの裏返しだよ。
講師は自分の言動に責任を持って、
無駄口たたかずに、潔く言い切らないと。


ま、それは今日の本筋じゃないのでいいです。


今日言いたかったのは、これを機に、
私達の立場が逆転しちゃったということなの。


今までは、彼が仕事先の担当者で、
彼は私にお仕事をくれる人でした。


でも今は、個人事業主の卵として、
彼が私の後輩です。
売上はそんなにないけれど、
一人で仕事を始めてからもう7年も経ちました。


だから、「お茶でも飲んでいこうか」という流れになったときに、
そういう話でもして、助言でも求められるのかな?と思ったら、
それが全然違うの。相変わらずの独演会なの。


ノリユキさんは私としゃべると(今までは)居心地がよかったので、
今回もそのつもりで、話を色々したかったんだと思うけど、
私は自分の心の変化を確実に感じていて、
もうこの人と話をしても、仕事につながることはないんだ、
と思ったら、自分の事だけを延々と話し続ける彼に、
少し残念な気がして、不満を感じました。


人ってゲンキンなものよね(笑)


もちろん、決して仕事だけが狙いで
ノリユキさんと仲良くして来たわけではありません。
私は他人から疎まれて、疎外感を感じていそうな人を見ると、
放っておけない性質(たち)で、それが一番だったと思います。


でも人情として、立場が逆転したら、
やっぱり多少は先輩風を吹かせたいものなんですね(笑)
下手に出て欲しいものなのねーw
でもそれは、他の人も同じじゃないかしら。


だとしたら、ノリユキさんが今、仲間に対してすべきことは、
会社と言う後ろ盾をなくしてしまったことを十分自覚して、
今や誰もががあなたにエラそうなことを、
言いたい存在になってしまった自分の立場を逆手にとって、
たくさんの人から話を聴くことだと思うの。


嘘でもいいから「教えてください」って言ってみなよ。
人は自分の話に耳を傾けてくれる人に好感を持つので、
そこから何かのご縁がつながることって必ずあると思うのよ?
(私もそうしてきました)


ノリユキさん、今、目の前にいる私なんか、
収入とは全然、関係ない、と思っているでしょ?
NO、NO、それは違うのよ。違うんだよねー(笑)


だって私、(他人に言わないだけで)、
日程が合わなくて自分ができない仕事は、
結構、仲間に紹介しているし、
「こういう事(自分の専門外)を教えてくれる人はいないか?」
と、仕事先から聞かれることもあるし、
先日もある人を、お付き合いのあるエージェントさんに、
推薦文付て紹介したばかりです。


フリーランスになるというのはそういうことで、
一番大事にすべきなのは、身近な友達なんだよね。
仕事って、いつも身近な人から入って来るの。


だから、身近な人に敬意を表して謙虚になって、
自分の存在を好印象にとらえてもらい、
ニーズが発生した時に真っ先に思い出してもらうことの、
積み重ねなんじゃないかと思って。


個人事業主としてやっていくためには、
今までの「話す側」から「聴く側」に回らないと、
いい結果は得られないと思うんだよね。


ノリユキさん、私ね、
「起業したい」という夢と希望を持って定年退職して、
その後、うまくいかなくて、
勉強会にも顔を出さなくなった人を一杯見てきたの。


その人達は退職金があるから、
初期投資が半端じゃなくて、HPに何十万も払ったり、
自宅を改造したり、コンサルを受けたり。
でもみんなダメだった。


大した売り上げもない私が言うのもなんだけど、
そっちじゃないって。


講師でやっていきたいなら、とにもかくにも、
他人との関係性だってば。


ノリユキさんの今の態度と話し方では、
誰の信頼も得られないし、誰からも必要とされないし、
私が見てきた、あのオジサン達と同じになっちゃうよ?


まずその話し方を変えてみませんか?
そして常に「聴く側」にまわって、
相手の方を、いい気分にしましょうよ。
そうしたら、仕事は少しずつ入って来るよ?


本当はそんな風に言ってあげたらよかったのだけど、
でも、今回はやめました。


私があえて言わなくても、やがて気がつくと思うし、
今は、輝く未来を信じて夢を語っていたいよね。


それに男の人は、女の人みたいに戦略的に振る舞えないから、
それもしかたないと思うのみ。


でも、ノリユキさんが思う以上に、
「聴く」って大事だからね。


それは、ノリユキさんがなぜ私に
仕事を発注するようになったのか、
その経緯を冷静に考えてみればわかると思います。
というか、わかってよね(笑)
それが第一歩だと思います。




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