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2012.05.19

長所を探って仕切り直し

今のNぴーおーの事務局に関わって、
なかなか結果が出ないのは、
リジチョー(男性/50代前半/会社経営)に、
問題と原因があるんじゃないか…


そんな風に感じることがすごく多いです。


極端な言い方をすれば、
何もしなければそこそこうまくいくものでも、
リジチョーが介入し始めると、
物事が変な方向に転回してしまう、みたいな。


「俺と合わないヤツとは仕事をする気がない」
「俺の方針に従えないなら一緒に居なくていい」
「自分らの食い扶持ぐらい自分で稼げ」


確かに効率のいい考え方で正論ではありますが、
常にそう公言されたら、
意識が高くて優秀なスタッフほど、
「じゃ、別にここじゃなくてもいいや」と思うと思います。
実際に今まで多くの有能なスタッフが辞めていったとのこと。


リジチョーは今のスタッフにも不満があるのですが、
俗に社員は社長の鏡って言うでしょ?
まさにその通りだと思うんですよね。


だから私はリジチョーに、
「結果が出ない、結果が出ない」って、
事務局スタッフを叱責するけど、
その矛先をできれば自分に向けて欲しいと思っていたし、
どうしたらそれに気が付くんだろうといつも考えていました。


でも、ここにきて、あ~それは違ったかな?と、
思い始めました。


    *    *    *    *    *    *


リジチョーは別な会の先輩でもあるので、
今のNぴーおーで懇意になる前に、
何度か別件で時間をとって話をしたことがあるんですよね。


そのときに「俺はわからない」という言葉が、
多かったことを思い出したんです。


それ、私にとっては全然「わからない」事じゃないのよ?


(こうすればいいじゃん)と瞬時に思ったり、
(問題はそっちじゃなくてこっちでしょ?)と感じたり、
一体なんでわからないんだろう?と、
首をひねることが多かったの。


特に人心の掌握とか社員の心のマネジメントに関しては、
私から見ると、発想自体が欠落しているなぁと思いました。


でもその時の話の内容を再現フィルムのように思い返して、
彼に同じ印象を抱くのは、私だけじゃなかったことに、
今になって気が付いたんですよね。


リジチョーは私が専門としているコーチングのように、
海外から入ってきた考え方やノウハウに複雑な思いがあります。
尋ねてみると、過去に(コーチング以外の)、
様々なプログラムを受けてみたが、
根本から人格を変えるような働きかけをされるので、
受けてよかったとは思っているが、
そのあとのダメージが大きくて傷つくこともあった、とのことです。


私は、それらの内容をある程度知っているのですが、
そんなに他人にプレッシャーをかけるようなものではありません。
むしろ、それで結果を出している経営者さんもたくさんいます。
なので、リジチョーには何かが「合わなかった」と言えます。


また、リジチョーはビジネスの先輩達から、
事あるごとに厳しく指導された、とも言っています。
それに感謝している一方で、
徹底的に言われっぱなしで心が折れた、とも。


私はその「先輩達」が誰でどんなキャラかも知っているので、
あの人たちなら確かにそんな言い方もするだろう、と思いました。


でも、今になってふと思ってみると、
リジチョーってちょっと関わると誰もが、
「違うよ、そうじゃないよ」と言いたくなる人であることに、
気が付いたんです。


たいていの人がわかっていることがわからない。
誰もが「こうすればいいのに」と思う事をやらない、できない。
前の日記「目に見える事見えない事」で書いたように、
自分が実際に体験した事や
事実として文字や数字に表れてきている事しかキャッチできないので、
人の感情とか意欲とかその場空気や暗黙の了解は、
よくハズすんですよね~


そうなると、指導者や先輩たちは「そうじゃないでしょ?」と、
言いたくなるわけだ。
ということはもしかしたら、リジチョーの人生は、
他人から否定されることが多い人生だったのかな。。。


    *    *    *    *    *    *


リジチョーはお父さんに殴られて育ったそうです。
昔の親ならそういう事もよくあったと思いますが、
今でも「親父は怖かった」と言っています。


また、それが子育ての悪いモデルになってしまったのか、
自分も息子さんを殴って育ててしまった事を今は悔いていて、
「皆、俺に反感を持っている」
「誰も会社を継いでくれない」と漏らしたことがありました。
またビジネスパートナーでもある奥様や親戚の女性とも、
衝突したり批判されたりで、頻繁に険悪になることも、
教えてくれました。


そういった事柄を今、パズルのようにつなぎ合わせてみると、
リジチョーってきっと、周囲の人間が思っているよずっと、
自己価値が低い人なんですよ。
人をカチンとさせる数々の強気で高飛車な発言は、
その弱さを隠すための鎧のようなもの。かな。


以後も何度か個別の打ち合わせから脱線するように、
雑談を伺う機会がありましたが、
ここにきてわかりました。
リジチョーって、
他人から無条件に存在を肯定されたことがないのでは?


能力を認められ感謝され褒められ周囲に愛されて必要とされて、
自分が自分である実感を強く感じながら生きてきたこと、
そんなにないんじゃないかな。。。


もしそうであれば、私の今までのリジチョーへの接し方は、
考え方を根本的に改めないと状況が変わらないかも。


    *    *    *    *    *    *


今のリジチョーに一番必要なものは、承認だね。
人としての承認。そして言い分を認め味方になる事。


だったら、リジチョーのいいところはどこだろう。
「目に見える事しかわからない」のは短所かもしれないけど、
だいたい短所というのは、裏を返せば優れた長所なので、
少し考えてみる。


数字には確かに強い。数字はすごく好きみたい。
本人はやがてリタイアしたら、財務会計の何かをやりたいって、
言ってるぐらいだし。


でもそれは、皆もわかっていて本人も自覚があるので、
そこを承認したって、あまり効果ないよね(笑)


それより…そうだな。
たぶん、文章はいいかも。
この年齢の男性にしては、案外センチメンタルなことを書くんです。
文章はそんなに上手とは思いませんが、
何を見てどう感じたかをきちんと書いてくるんですよね。
そこにもっともっと共感してあげればいいのかも。


それと、ネット!
彼のようなタイプは、きっとインターネットは向くはずです。
やり取りが目に見えるし、
パソコンは”雰囲気”では動かないですからね(笑)


本人は「取り組む気がない」「わかるやつに任せるのが方針」
などと言っていますが、
手法としてリジチョーに向いていることを論理的に伝えて、
もうちょっと慣れていただけば、
メンバー同士の意思疎通も、もっとうまくいくかも。


リジチョーは、何かをやりたいと思うと、
それを周りに諮らずに独断で個別に突っ走るので、
役員は今、いったい何が起こっているのかわからず、
いつも結果だけ知らされる事が多いんです。


そうなると、「結局最後は自分のやりたいようにやるんだから
俺たちがいたって、無駄じゃーん?」という考えに、
他の役員の皆さんもなりがちです。
だからみんな、冷めて他人事のようになっちゃうんですよね。
その状況を回避する、と。


今までは、この人さえ変われば…という思いがありましたが、
それはちょっと違いましたネ^^
いいところや隠れた長所を見つけて承認し、
リジチョー自身が満たされた思いを持たないと、
組織は変わっていかないんじゃないかな?
今はそんな風に思っています。


こういう事って、自分よりも立場が下の人にはすぐ気付くけど、
目上の人にはなかなか思いが至らないものですね。
上の人との噛み合わない会話や、
お互いの方針の違いをクリアしてしていくためには、
感情は一旦凍結させて、
自分が相手よりも一回り外の枠組みから物事を見ていかないと、
ダメなものだなぁ…と再度気づかされました。


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