☆女の子に大人気!春のカジュアルコーディネート♪


   

« 助言を乞われたら乗るかも | トップページ | 「向く」と言えば向いて来るのだ »

2012.05.27

価値を伝える人になる

先日、自分がボランティアで役員をしている、
Nぴーおーの事務局に、
ある商品を買いに行きました。
地域活性化の活動をしているので、
地元のお店の商品も販売しているのです。


今年からリジチョーに誘われて、
無償であれこれお手伝いをしているのですが、
関わってみると色々気になることがあって、
このブログで「組織改革大作戦」というカテゴリを作り、
日々感じたことを書き綴っているのは、
以前お伝えした通りです。


事務局は住宅街の古いアパートの一室にあります。
扉を開けて「こんにちは~」と呼びかけると、
のそのそ出てきたのは、
最近スタッフ採用されたばかりの、
テッシー(男性/20代後半/仮名)でした。


直接話をしたことはありませんでしたが、
お互いに名前も顔もわかっています。


「豆腐クッキー買いに来たんだけど、
今、在庫ある?(はい)
あるなら、5個ください。」


「はい。」


もぞもぞと奥に引っ込む。
そしてもぞもぞと袋と伝票を持って戻ってくる。


「1925円です。」


むむ?むむむむむ?


テッシーはね、前職が調理師さんで、
自分のお店を持つのが夢で、
それでこのNぴーおーのスタッフ募集に応募して、
採用されたと聞いています。


自分のお店を持ちたいと思っている人が、
この元気のなさはなんでしょう?


二回りも年が違うし、しかも私は「役員」なので、
少し緊張したのだと思いますが、
こうやって商品を買いに来たのですから、
今の私は「お客様」です。
金額は安いかもしれませんが、
地域の商品にお金を出しているのです。


であれば、もっと笑顔でもっと明るく、
喜びや感謝の意を伝えるべきだし、
それをすることでお客様は、
「こんなに喜んでくれるなら、また買いに来よう」と思いますし、
「このNぴーおーの活動に自分も協力してあげよう」
という気にもなると思うんです。


なので、軽~く突込みを入れてみました(笑)


「テッシー、あのさ、テッシーって、
他のお客様にもこんな感じで接してるの?」


「え…」


私が何を言わんとしているのか、
それだけでは主旨がよくわからなかったみたいで、
テッシーは黙ってしまいました。


「テッシー、お客さんが商品を買ってくれたら、
まずうれしそうに『ありがとうございます』って言わないと。
それに顔が全然笑ってないし、
せっかくわざわざ買いに来たのに、私、なんかつまんない(笑)」


「あぁ、、、、」


「お客様をつまらない気持ちにさせたら、
売上も上がんないよ?
独立したいんでしょう?将来お店を持つんでしょう?
だったらそういうところから気をつけて行かないと。」


「はい。」


「わかった?」


「はい。」


「ダメ!声が小さい(笑)!」


はい!


「そうそう、すごくいい感じ!その調子!」


「じゃ、みんなによろしくね。」


「はい。」


「『はい』じゃないでしょう(笑)?
お客様が帰る時は『ありがとうございました』でしょう(笑)?」


ありがとうございました!


「あのさ、顔、笑ってないよ(笑)?
もっと笑顔で、もっとうれしそうに!」


ありがとうございました!


「そう!そう言われて初めて、
お客さんは、『あ~来てよかったな~買ってよかったな~』
って思うのよ?それで『また来ようかな~』って思うんだから。
いい?」


はい!


「わかった?」


はい!
ありがとうございました!


オッケー!100点!!さすが!


ありがとうございました!


テッシーはきちんと頭を下げて、
玄関先で私を見送ってくれました。
いやいや、こういうことは演技でもよいのよ(笑)
それで十分。


    *    *    *    *    *    *


こういった活動でも、
自分のお仕事である社員研修でも思うんですけど、
上長は部下にもっともっと、
「この仕事で何が価値か?」を伝えてもいいんじゃないかな。


挨拶一つにしても、
今は人の価値観もスタイルも、
個人のあり方が尊重され過ぎていて、
元気のない人に「それじゃダメだ、元気を出せ」とは言いにくいし、
笑顔のない人に「その無愛想をなんとかしろ」とも、
なかなか言えない人が多いと思います。


ましてや、「俺に挨拶しろ」なんてことは、
「俺を敬え」と言っているのと同じ意味になるので、
よほど高飛車で嫌なヤツでない限り、
ちょっと言えないセリフですよね。


でもそれは、「君はそれじゃダメだ」ということのほうを、
メーンに伝いたいと思ってしまうから、
なかなかストレートには言いにくいと思うんです。


「君はそれじゃダメだ」じゃなくて、
「このほうが相手がうれしい」だったら、
伝えやすいと思うんですよね。
または、
「◯◯クンがそうだとオレ、何か手ごたえなくてつまんないなぁ…」
でもいいと思うんです。


あなたのその態度が相手に対してどう感じさせるか?
それに気づかさせてあげる人が必要だし、
むしろ好みの問題でもいいと思うんです。
「おれは元気で明るいほうが気持ちが良くて好きだなぁ」
でもいいと思います。


※実はこれ、アイ(I)メッセージと言って、
ネガティブなことでも自分(I)を主語にして伝えれば、
相手が受け取りやすくなるという、
コーチングやアサーションの、
ひとつの手法でもあるんですよね(^_-)-☆


そうやって上長は、
その仕事にとって、または自分にとって何が大切かを、
もっともっと表に出して伝えて、
チームの意識合わせをしていく必要があると思うんです。
言葉を変えれば、価値教育と言えるかもしれません。


それが今、すごく不足しているんじゃないかな~と、
思うことが多いんです。


思いやりがあって分別と常識のある人ほど、
相手の欠点をストレートに伝えるのは苦手です。
また、最近の若い人はガツンと言われることに、
あまり強い耐性を持っていません。
なので不満を持ちながら、
結局我慢しがちになってしまうケースが多いのですが、
「お客様がうれしい」「自分がうれしい」
この言い方なら、価値も好みも伝えやすいと思いますよ。


そうやって、気が付いたときに気が付いた人が、
相手に自分の行動を振り返ってもらうきっかけをつくっていく。
それができたらチームはもっと締まっていくと思います。
そしてそれが未来のある若者のためになると思うんです。


だから私、最近は、結構口うるさいの(笑)。
いーの、いーの、煙たがられたって。
それに私の顔見て、
そのときだけ気をつけるような狡さがあっても、
私はそれでいいと思うの。


要はどんな理由であれ、相手の行動が変わるというのが重要で、
そんなきっかけを作っていきたいんですよね。


    *    *    *    *    *    *


昨日、再び所用で事務局を尋ねたら、
テッシーの挨拶がとても元気良くていい感じ。
なのですかさず、
「あ~やっぱりテッシーに元気にあいさつされるとうれしいね~」
と、承認、承認(笑)


テッシーいいよ、その調子。
元気で明るくて笑顔がある事、それ大事。
そうすればみんなテッシーに寄って来るから、
その調子で人を惹きつけて、ときに助けてもらいながら、
夢に向かって一歩一歩、歩いて行ってね。


謙遜よりも、分をわきまえて大人しく振る舞うよりも、
一歩進んで、相手に先に喜びを贈る人になってください。

« 助言を乞われたら乗るかも | トップページ | 「向く」と言えば向いて来るのだ »

組織改革大作戦」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/54136/54809790

この記事へのトラックバック一覧です: 価値を伝える人になる:

« 助言を乞われたら乗るかも | トップページ | 「向く」と言えば向いて来るのだ »

スポンサーリンク

3か月継続で白歯実現!

介護の転職

経理の転職

無料ブログはココログ

★★★