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2012.04.28

負け癖がついている人

リジチョーも私達役員も同じスタッフの皆さんも、
少々不満に思っているネックになる人物がいます。
スタッフの滝口さん(仮名/男性/40代後半)です。
通称、ぐっちゃんです。

イメージ的には(最悪の言い方をすれば)何事にも批判的で、
愚痴と理屈ばかりこねている小賢しい小学生の男の子が、
そのまま大人になったような感じ。

仕事は会報やウェブなど、
広報的な制作の担当です。
IT系の方にはありがちなキャラかもしれません。

この人がちっとも前向きじゃないので、
いつもリジチョーの集中砲火を浴びがちなんです。
ただしこの件は、リジチョーの方がまともで正解だと思います。

昨日も会報の打ち合せをしていて、
「めどが立たない」「先が見えない」「見通しがつかない」
ばかりを連発するので、「じゃ、こうしたら」「こういうのはどう?」
と提案してみると、「それは現状無理」「できない」「難しい」
という回答が何に対しても一発目に返って来るので、
確かに、少しでも意欲を持って前に進めたい人には、
いちいちやりにくく、リジチョーなら当然カチンと来るでしょうね。

    *    *    *    *    *    *

彼を見ていて痛感するのは、
自分のやりたいことを実現する気持ちと力が乏しい事。
できないことをすべて、他人や個別の事情や、
周りの環境のせいにしている事。
何を聞いても、「それはやりました、言いました、試しました」
でも、○○のせいで「できませんでした」なんだよね。

だったら、どうしたらできるのか、
できるほうの方法を考えてみろって、
リジチョーじゃなくてもすごく言いたくなります。

私も若い頃はそれと同じだったと思います。
怒られたり批判されたりすることに大きな恐怖があったので、
何か言われた時にひとこと目にまず口を突いて出るのは、
自分を守るための言葉だったと思います。

ところが年齢を経てリーダー職などになって、
実際に部下を持ってみると、
それって非常に印象がよろしくないんですよね。
責任者というのはその名の通り責任がある立場なので、
物事に対しては部署内で一番真剣に考えています。
どんな事でも、差し迫った「自分の問題」なのよ。
だから必死なわけ。半ば苦しいわけ。

そんなところに、
常に保身優先で主体性のない発言ばかりを繰り返されると、
誰だって「だから、そういうことでなくてさー」と言いたくなるよ。
相手への評価も当然下がります。

自分はそう気づいてからは、
「上司が部下に言われたいセリフ」を意識するようになりました。
そうすると、何の提案もなく「できない」「無理」と言われるよりは、
ダメ元でも「こうしたらどうでしょうか?」と言われたい。
または部下の方から、
「こういう事をやりたいんだけどぜひ相談に乗ってもらえませんか?」
と言われたい。相談してほしいし、困ったときはヘルプミーして欲しい。

もちろんそれは、
部下が自分の事を承認して尊重してくれているのが大前提です。
批判や反発ばかりしている部下には、
心から力になってあげたいとはあまり思いませんが、
私に上司として好意を持ってくれている部下のためなら、
多少の苦労もしてあげようという気になります。
心情というのはそういうものです。

だから上司に対しては、まず承認から入るのがベストかな。
自分はコーチングのクライアントさんにも、
いつもそう言っているんです。
嫌いで相性が悪くて嫌な奴ほどまず褒めろ、って。
話しはそっからなんだよね。

だからそういった事を十分踏まえつつ、
私はそれ以後、エライ人への接し方を変えました。
申し訳ないとか、怒られるんじゃないか、とか、
頭ごなしに反対されたらどうしよう、などとは考えずに、
「私はこうしたい」「こんな事をやりたい」と、
どんどん発信するようにしましたし、
「困ってます」「アドバイスが欲しいです」「助けてください」
と、遠慮なく言うようになりました。

もちろん、「○○さんなら力になってくれると思いました」
「真っ先に○○さんに相談したいと思ってやって来ました」
なーんて感じで、さり気な承認も必ず含めてます(笑)

そうするとエライ人は気分がいいし、
とは言え自分でコマい事考えるのが面倒くさいから(笑)、
提案であれば「じゃ、やってみろ」「任せるよ」とか、
結構な確率で言ってくるんですよね。
(もちろんこれは、エライ人が丸投げが大好きで、
案外大したことない人物の場合ですw)
そうなると、エライ人はこっちがコントロールできるんですわ^^

また、エライ人は頼られるとうれしいので、
ちょっといい気持ちで「どれどれ貸して見ろ?」なーんて、
割と好意的に応じでくれますよね。
しかもそこで腹を割ったやり取りをすることは、
エライ人と自分の信頼関係を強化する絶好のチャンスになるので、
むしろ将来的に「おいしい」かったりするのです。

    *    *    *    *    *    *

一方、ぐっちゃんです。
彼の言い分はこうです。

「同じことでも、ぷらたなすさんが言うと通るけど、
俺が言うと却下です。俺の価値はそんなもんです。
ある意味、人を見下すのもいい加減にしろと言いたいし、
ぶっちゃけもうちょっと言っちゃうと、
そこまで言われて、我慢してここに居る理由、
俺、ないし、みたいな。」

そうなんだよなぁ。。。それは確かにそうなのよ。
私が言えば、リジチョーはきちんと耳を傾けるのよ。
でもそれは、先に書いたように、
ぐっちゃんのアプローチにも大いに問題があるんだな、これが。

ぐっちゃんは自分の意思を絶対明確に伝えないもんね。
そして他人が熱意や意欲を感じるような言い方も絶対にしないもん。
しかも専門用語とかを妙にこねくり回した理屈っぽいトークでしょ?
で、ちょっとでも突込みが入ろうものなら、
「はいはいはいはい、わかりました、わかりました…」みたいな感じで、
すぐに従属的に自説を引っ込めっちゃうんだよね。

もっと姿勢を正して相手の目を見て、
自分が正しいと思うなら堂々と論戦を張って、
リジチョーにもわかる言い方で、声をちゃんと出して言葉明確に、
物事を論理的に説明せんかい!!って私も思うもんな。

リジチョーも含め、大なり小なり会社をやっている人は、
これがやりたいと思ったら、その実現に向けて走って来た人だから、
ちょっと反論されると自説をすぐに引っ込める人は、
「やる気がない」と誤解されてしまうんだよね。
本気でやりたいなら、
なんでもっと強く前に出て来ないの?と思うわけ。
自分らがずーっとそうやって会社を切り盛りしてきたから。

でもね、たぶんそれは「やる気」の問題ではなく、
「負け癖がついている」人のスタイルなんだと思ったの。

少し前にゆっくり話した事があるけど、
彼は仕事的にかなり不遇なんだよね。
もちろんそれは自分で招いているとも言えます。
昔からその雰囲気だったら、
こんなに使いにくい人、いないって。
指摘すれば言い訳ばかりだし、愚痴は多いし、
何か尋ねると即答で「それはもうやりました」「それはできてます」
って、できてないじゃーん、みたいな。
だからまた周囲から批判を浴びる。

だけど、実はここも大きいのかもしれないけど、
彼、小さい時に両親が離婚して家がゴタゴタしたてたんだよね。
今の苗字にも色々いきさつがあるみたい。
しかも、自分も数年前に奥さんが出て行っちゃって離婚してるの。

私はたまたま人の上に立つようになり、
他人から自分の存在を認めてもらう機会を得て、
それが自分のモチベーションとエネルギーにもなってきたけど、
仕事であまりいい思いをしたことがなくて、
いつも批判ばっかりされていて、
プライベートでも小さい頃から色々あったら、
やっぱりこう後ろ向きにもなるわよね。最初からあきらめている。
完全に負けている人のパターンだわ。
負けるのが怖くて、よけいに負けちゃっているスパイラルだなぁ。

ホントのことを言うと、私はこういう後ろ向きな人が大好きで、
愛おしくさえ思います。
だからつい、手出しをしたくなっちゃうんですよね^^

彼の負け癖のついた思考を変えていくことなんてできるんだろうか。

機会を見て、ちょっと関与してみようと思います。




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