社長改造大作戦1~思わぬ矛先~
5か月前の7月、
「やりにくい人の退職」で書いた一件のすぐあと、
その藤堂さん(40代前半男性/仮名)の、
会社の人から着信がありました。
登録のない番号だったので、
誰だろう?と思いながら折り返しの電話を入れると、
藤堂さんが専務を務める(株)コンサルトレイン(仮名)の、
小川さん(30代後半女性/仮名)でした。
小川さんは今年の春に入社した経理事務の女性ですが、
仕事ができて機転も利くし、
派遣ながら商社や大企業での勤務経験もあるため、
この会社の社長にも専務にも早いうちから違和感を覚えていて、
「一般の民間企業では絶対通用しない人達」とよく言っていました。
私とは初めて会ったときからお互いに親しみを感じており、
その頃には本音で話ができる気の合った友人になっていました。
ですが携帯から直接電話をもらったことはなかったので、
なんだろう?と思いながら話に耳を傾けると、
「藤堂さんがついに辞めることになった」という情報で、
「実は先週社内でこんなことがあった」という話を、
わざわざ私に伝えるために電話を掛けてきてくれたのでした。
この頃の小川さんは、
社長と藤堂さんの仲の悪さや、
社内の息が詰まりそうな嫌な雰囲気、
それに社長の仕事のできなさ加減や、
専務の藤堂さんの高すぎる理想と自意識過剰な感じなどに、
大きなストレスを感じていて、
きっと誰かに話してぶちまけないと、
気持ちが安定しなかったのだと思います。
小川さんは私に、
ついに社長が決断を下して、
先週、藤堂さんに引導を渡した、と言いました。
会社に全く顔を出さなくなり、
かと言って仕事もほとんど進んでいない藤堂さんに対して、
社長が何度も彼女に「どう思う?」と聞いてくるので、
(彼女はそんな事も自分で決められないのか?と
それもまたあきれた、と言っていましたが…)
「そんなに気になるなら別れたらいいんじゃないですか?」
とあっさり告げたそうです。
どうやらそのひとことで社長が気持を固めたらしいということでした。
が、小川さんの電話の主旨はそこではなく、
彼女がすでにその時点で退職の意思を固めていた事でした。
小川さんは藤堂さんから、
「俺は近々会社を作ってここはさっさと辞める。
あんな馬鹿社長とはこれ以上やってられない。」
と毎日のように聞かされていたので、内心、
「それは困る。辞めるならアタシが先!」と思っていたのでした。
そしてついに今週の頭(つまりその電話の日)に、
決意を固めて出社したら、
なんと藤堂さんが辞めることになってしまって焦りました。
このタイミングで自分も退職を申し出たら、
結託しているのでは?と完全に疑われてしまうし、
このあとに自分も退職したら、
この会社は完全に社長一人になってしまう。
さすがにそれは社長がどんなに馬鹿社長でも、
常識と責任感と良心が痛むので、
逆に踏ん切りがつかなくなって困ってしまったとのこと。
それでどうしたものか、と。
うーん、どうなんだろう。
私は聞いてみました。
「じゃ、まだ続けられそう?
藤堂さんがいなくなれば、ヒステリックな言い争いもなくなるし、
声を掛けられないピリピリした雰囲気もなくなるし、
社長から延々と愚痴を聞かされることもなくなるから、
雰囲気はましになると思うよ?
だったらまだ居てもよさそうな気がする?」
「あ、それは嫌!絶対、嫌。
藤堂さんも嫌だけど社長も嫌!
あの人、変。あの人絶対おかしいと思う。
話は長いし、同じ事を何度も何度も話すし、
物忘れは激しいし、事務能力はゼロだし、
私はマジでアルツなんじゃないかと思う。
しかも売上がないのに仕事をする気配もないし、
変だよ、絶対おかしいよ。
もうこの会社、潰れるのも時間の問題だと思う。
一刻も早く脱出したい。」
「でしょう?だったら迷うことないじゃん。
従業員が長続きしないのも社長の責任なんだから、
小川さんがそんなに気を遣うことないと思うよ?」
「ですよね。そうなんだよね。」
いや、ほんと、
世の中には色々な社長がいますが、
ここの社長ほどモノを知らない人は私も初めてだわ。
少し話して見ると、本当に何もわかっていない事がよくわかります。
今まで何度も「えっ!!」と、
びっくりするような事を聞かされたりしましたが、
変わっているんじゃなくて、本当に無知なんです。
社保とか雇用保険とかも普通の人以上に全然わかってないし、
世間一般の会社の雰囲気とか現状とか価値観とかも、
「それって一体いつの話?」という感じ。完全に昭和で止まってます。
なのに自分が正しいと思い込んでいるし、
携帯は留守電の聞き方がわからないので始末悪いし、
名刺にメールアドレスがあるのでたまにメールがくるみたいですが、
チェックしている様子が全くありません。
皆に再三指摘されてようやくPCを開けて、
一か月遅れでメールを読んでいるような感じ。
会社を興してビジネスを始めた人が、
これでいいのかな?って本当に私でも思います。
* * * * * *
結果的にその数日後、小川さんも社長に退職を告げました。
あーあ、とうとうあの何もできない社長が「ひとり」かぁ。。。
そう、社長はそれまで秘書付きの支社長だったため、
何事も雑事はすべて秘書が取り行ってきていて、
自分では何もしてこなかったし何もできないんです。
実はパソコンをほとんど使った事がなくタイピングもままらなないので、
メールができないし、もちろん返信もできません。
でも社長が前職を辞めたのって去年の話ですよ?
ということは、昨年まではその状態でも、
仕事が成り立ったということです。
でも今は秘書などいないし、社長だって営業マンのはず。
なのに(売上がほとんどないのに)自分で何に取り組む事もなく、
外に出ようともしないので、これでは誰だって腹が立ちます。
まぁ、それもこれも社長が今までお金をたくさん持っていて、
「自分ができないものは人を雇ってさせればいい」
という考えだったからなのですが、
その、何もせず何も学ぼうとしない尊大な姿勢が、
周囲に大きなストレスを与えていたのは紛れもない事実です。
でもま、お金あるんだから、何とかするでしょ?
いつも自慢している 「俺は金には困らない」 がホントなら^^;
すると少しして、またまた小川さんから、
内部情報の電話がかかってきました。
「社長ね、どうやらぷらたなすさんに、
声を掛けたいと思っているみたいよ?」
え???は?????私????
(つづく)
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コメント
風-俗にすら行く勇気も金もなくて結局32年間童-貞・・・だから
前に教えてもらったのがチョイ気になってたし、とりまヤってみたwww
http://pyupyu.momoringo.net/1y64opp/
えーこっちから何もアプローチしなくても楽勝でハメれたっす!ヽ(・∀・)ノ
お金も予想以上にいっぱい貰えるし会社も辞めてやりましたーよ(*´`ω´)/
あーー俺ってばなんで今までクソ真面目な人生送ってきたんだろ(T_T)
投稿: やっと卒業!!!!!!!!!!! | 2009.11.29 04:28