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2009年9月の9件の記事

2009.09.29

講座の感想~感想を言えない人~

講座の最後にアンケート用紙を配って、
皆さんに感想をお尋ねしています。
よかった点よりも悪かった点のほうが次回の参考になるので、
自分が主催する講座のときには、質問を工夫して、
できるだけ悪かったところをすくいあげるようにしていますが、
物忘れ講座は自分が主催ではなかったたため、
主催者がいつも使っている既定の用紙による、
ざっくりしたアンケートになりました。

今回はそこで面白いと感じた事がありました。

通常、感想と言うと、
「参考になった」とか「楽しかった」とか、
自分が受講してみて感じた事を、
用紙に書いて来る参加者が大半なのですが、
今回の物忘れ講座で、ある男性からのアンケート回答が、
他の方達とは異質だったので、思わず目にとまりました。

そのアンケート用紙には、
「気が付いたらすぐやる」「具体的な対策が大事」など、
結論的な項目が箇条書きで書いてあり、
私などはつい、(これって"感想"なのかしら?)と思ってしまいます。

その前に2度行った、
skypeでのDiSC講座でもそうだったのですが、
いわゆる(こちらが思っているような)感想を、
言えない人っているんですよね。

自分が思うに、感想というのはその字の通り、
感じたり想ったりした心の動きだと考えていました。

言い方としては、「よかった(と思う)」「悪かった(と思う)」、
「ためになった」「疑問が解けてうれしかった」「難しかった」など、
受講中や受講後の自分に沸き起こった感情や気持ちなどを、
相手に伝えたり共有するためのメッセージだと思ったのですが、
そうはならずに、結論や事実を書いてくる方が一定数いるんです。

DiSCの講座のときにも、最後にそれを尋ねたら、
「全体的に正しい説明でした」という感想だったため、
「ではあなたはそれに対してどう感じましたか?」
と聞いてみたかったのです。
が、その方はそのときのDiSC講座で「C」が高いという結果が出て、
感情よりも事実やデータを見るほうの特性があると判断されるため、
苦手なんだろうな、と思いその質問はしませんでした。

自己分析や自己評価などをするためのシートやプログラムを、
アセスメントツールなどと言います。
DiSCを含めいくつかのアセスメントツールの考え方では、
人の行動傾向を大きく4つに分類して、
その特性ごとにベストな接し方や伸ばし方を探っていくのが、
共通の発想だと思います。
(中にはもっと細かい分類のものもたくさんありますが)

物忘れ講座で結論を箇条書きした男性も、
DiSC講座で「説明が正しかった」と述べてくれた男性も、
(他人に対しても自分に対しても)
感情はあまり見ない傾向があると思われるので、
感想を請われれば、それが偽りのない感想であって、
本当はそれでいいのです。間違いでもなんでもないんです。

けれど講師側の気持ちとしては、
自分の話した内容が相手に対してどのように響いたか、
そちらのほうを主に知りたかったりするので、
その感想だと相手が何を思いどういう印象を持ったのか、
よくわからない感じがするんです。

自分勝手な発想ではありますが、
講師が一番知りたいのは参加者にとってこの内容が、
よかったか?悪かったか?
参考になったか?ならなかったか?で、
反応が悪ければ次回は内容や資料や進め方を修正しますし、
アンケートというのは、その指針となるものなんです。
そのための、アンケートなんです。

決して人数の多くない講座ですが、
実際には内容によって色々な方がやってきます。
もし万が一、事実やデータを重視するタイプの人が多かった時には、
どうすれば受講者の満足度が上がるのか?

ところが現実にはそのタイプの人達から、
次回につながるような適切なフィードバックを受け取る事って、
本当にないんですよね。

そこで私はDiSCで「C」だとすでに分かっている、
コーチ仲間のやぶきま(40代前半女性/仮名)にお願いして、
時間を取ってインタビューをさせてもらうことにしました。
題して、「C対策を教えてけろ~」(笑)

※DiSCは血液型のようなタイプ分けではないので、
分類やタイプ分けという言葉を嫌うのですが、
ま、わかりやすいので、今回は勘弁してもらって、
その表現を使わせてもらいます。

彼女は「C」なので、「I」の高い私のように、
「だったら任せて!」などと気のいい安請け合いはせずに、
「え、いったい何を話せばいいの?」と、
当初は疑惑で首をかしげながらその真意を探りますの^^;

そしてこちらの主旨に理解と納得が得られると、
ようやくいつもの口調が戻って、
「そういうことならいいよ!」とそこで初めて快諾のお返事。
そういうところも、Cは慎重派なんですよね。

    *    *    *    *    *    *

そしてこのインタビューがとても参考になり、
非常に面白かったです。いい勉強になりました。

やぶきま曰く、
「Cは物事の正しさにこだわるので、
何をやるにもこれでいいのかな?と考えるんだよね。
で、自分の中でどんどん精査していって、
最終的には無難な事しか言わないの。
やればやるほど、つまんない結論になってしまって、
そこは自分でも「私ってちっとも面白くないヤツだな」と、
結構気にしていたりするんだけど、
そういう特性だからしょうがないんだよね(笑)」

やぶきま曰く、
「感情とか感想とか言うのは、
何が正しいというのがない世界だからCはそういうの苦手。
なのでCから、
ぷらちゃんが思っているような感想を引き出すのは無理。
あきらめたほうがいいよ。あきらめなさい。」

「いや、それは十分わかってるよ。
でもさ、講座のフィードバックとして次回につながるような、
情報が欲しいんだよね。」

そうなの。
それに固執してこだわっているわけではありませんが、
一度、「どうしたらいいのかな?」と思ってしまうと、
自分が納得の得られる回答を得るまでは、
どこまでも探究してしまう…これも性質(タチ)なんですよね(笑)。

やぶきま曰く、
「あ、だったらね、最初から枠を10個ぐらい作っておいて、
そこに書かせるといいと思うよ?
Cはカンペキ主義でもあるので、10個用意されたら、
絶対に全部埋めようと思って、時間を掛けてでも完遂すると思う。
いや、これホント。
シーンとすごく集中して、カリカリと本気で書き上げると思う。
基本的に手は抜かない。家に持って帰ってでも仕上げると思うよ?」

「がはは!わかる!なるほどね!
でも、事実や結論がリストアップされるだけなら、
こちらにとってはあまり次回につながる感じがしないけど…」

やぶきま曰く、
「うーん、うーんと…ちょっと待ってね、今、考えるから。
あ、そうだ。質問を工夫して、Cが答えやすいものにすると、
いいと思うよ?」

「たとえば?」

「あなたがこの講座で理解できたことは何ですか?とか、
今日初めてわかった事を書いてください、とか。
これだと、ちょっとはぷらちゃんの得たい情報が得られるんじゃない?
とにかく、感想とか気持ちとか言われるとすごく答えにくいので、
事実を問う形式の設問がいいと思う。」

な・る・ほ・ど!さすがCだ!
Cの事はCに聞け!だね!
私はやぶきまのこのアドバイスに心から感服しました。

先日行った某組織の研修でも、
その組織の特性として感情表現が苦手な方が多かったのですが、
(その組織は感情表現はしないほうがいい職種)
私はうっかりこの事実を忘れて、
つい、「どう思いましたか?」などと聞いてしまいました。

結果として、「○○については順番が間違っている」
「△△に関する説明に不足がある」などと、
その方達が今まで受けて来た業務的な研修と、
人材育成研修とのスタイルの違いにばかり視点が集中して、
ワークやロープレがあまりいい形で成立せず、
最近の中では一番大きな反省点となりました。
(自分で考えるという行動を制限されてきた人達でもあるので)

この場合は、
「□□さんが先ほど述べたエピソードを聞いてあなたが考えた事を、
考えた通りにそのまま相手に伝えてください」とか、
「○○○な話だと思った、という言い方で述べてみてください」とか、
手法を細かく指示して引き出さないとダメなんだな、と思いました。

感想という言葉一つとっても、
私や私と似たタイプの人同士の間では、
「だいたいこんな感じ~」という暗黙の認識があって、
それはお互いに言わなくても合っていることがほとんどですが、
こと、自分とは異なる特性の人に対して、
それが通用するかといえば、そうでない事も多く、
自分の伝えたい内容を様々な人に等しく伝えていくためには、
それなりの工夫が必要だと今はすごく思っています。

    *    *    *    *    *    *

最後に余談になりますが、
物忘れ講座で他の人とは違う感想を書いてきた男性は、
実は、告知を見ての申込みではなく、
主催者の奈良さんのお知り合いでした。

うん、そうだよね。それを知ってすごく納得。
なぜなら私、物忘れ講座になんて来る人は、
基本的にそこそこ話好きだけどどこか抜けている、
おっちょこちょいの女性がメーンだと思っていたからです。

結果として残りの女性達はまさにそうだったのですが、
その男性は部屋に入って来た時からとっつきにくい感じで、
表情も険しく無口で、話しかけにくい雰囲気でした。
その方が自分の失敗に関して奈良さんに色々話したところ、
奈良さんから、こういうのがあるから出てみない?と言われて、
参加したということでした。

ただ私の個人的な印象としては、
この方は職場で周りの人達とうまくやっていけているのかな?
と感じ、心配な面も感じました。
時間中、講師の私とのやりとりの中でも、
お尋ねした質問に対して回答がズレていて、
残りの参加者の方が「え?」と感じてる場面が、
何度かあったからです。

だけどこの方、あとで名刺をもらってびっくり!で、
私もよく知っている会社の2代目社長さんなのかもしれません。
(所属団体ののほうの名刺だったので、実際は不明ですがたぶん…)
だったら、物忘れというお話以前に、
たくさんの部下を扱う会社のトップリーダーとして、
色々自分なりの課題や深い悩みもあるのかもしれません。

今思えばもう少し早めに気が付いて、
講座の内容に、その方にしかわからないその方へのメッセージを、
その方にだけヒットしやすい言い方で、
ひそかに盛り込んであげればよかったと思います。

※あとでわかったのですが、
奈良さんはこの方から継続的に悩みの相談を受けていて、
それで、奈良さんが参加を勧めてくれたそうです。
私は自分の活動とは別なところで、
何か力になってあげられることはないかな、と、
その後、思い始めました。




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2009.09.25

講座のタイトル

何でもアリ、この際自分がやってみたいことをやってみようと思い、
「わすれものを無くするための講座」というのを企画してみました。


これは奈良さん(30代後半男性/仮名)のところに持って行って、
「やってもいいよ」と言われたのですが、
前にも書きましたが最近の私は口でつべこべ言うよりも、
先にチラシを作って見せたほうが話が早いので、
まずチラシ。チラシ作る(笑)。で、メールに添付して送る。
このときもそんな頼み方でした。


実は私、ここでも何度か書いていますが、
小さい頃はそそっかしくて抜けていて忘れ物も非常に多く、
クラスのランキング棒グラフでは常にトップ争いでした。


ですが20歳で販売のアルバイトをしたときに、
実際の仕事の現場で他の人のメモや貼り紙の仕方を見て、
「そうか、これを自宅でやればいいんだ」と思い付き、
以後、常識にとらわれない珍案奇案で工夫を重ね(笑)、
忘れ物が激減したという自分の実体験があるので、
それを皆さんに話してみようと思いました。


わすれものや、うっかりミスは、
自分が悪い、もっと気をつけなきゃな、自分がしっかりしないと…
などと自分を責めて精神論だけにとどまっていると、
いつまでも直らない事に気がついてもらい、
自分を肯定し、何をどう捉え、どう具体的に対策するか?
そんなところに、ポイントを置きました。


これをMIXIで告知したところ、
二人の友人からすぐに申込みがあって、
お二人とも遠方だったので、本番に向けての予行演習として、
Skypeで講座をさせてもらったのですが、
「お、調子いいかも!」と思った割には反応が鈍く、
実際に来てくれたのは4人でした。


思うに奈良さんのところの会員さんは、
(私が個人的に感じるに)
どちらかと言えば控えめで内省的な女性が多く、
自己啓発や感動系、癒し系、美容系、健康系など、
現在の自分に疑問を持ち、内面・外面から自分を磨き、
自らを輝かせたい主旨の講座には人が集まる感じがしますが、
「忘れ物をなくしたい」というのは、
現実的でちょっと合わなかったのかもね~


それと、忘れ物が多い人というのはタイプがあるように感じていて、
自分もそうだし知人もそうですが、
明るくてタフで外向的で、
あまりくよくよしない感じの人が多いですよね。


これはたぶん、忘れ物をさせている何かの脳機能と、
明るく外向的にさせている脳機能が同じものだからだ、と、
私は勝手に思っているんですが(笑)、
そうなるとやはり、奈良さんの会員さん達の雰囲気とは違うので、
やっぱりね、という感じはしました。


    *    *    *    *    *    *


その少し前に、私はある人に勧められて、
牟田静香さんという方が書いた、
「人が集まる !行列ができる !講座、イベントの作り方」
という本を読み、
タイトルだけでこんなに集客が変わるんだ!と、
目からウロコだったので、
以後はそのあたりも熟慮するようになり、
今回は、「もう困らない!物忘れが無くなる三つのHINT!」としました。
(実際にはちょっと違いますが…)


「これがわかれば物忘れは無くなりますよ?」という主旨と、
受講したらどうなるか?という効果を表現して考え、
このタイトルでMIXIの友人もすぐに食いついてきてくれたのですが、
これがさ、思い切りヒットする人とそうでない人に分かれるのね~
どうやらそうみたいなのさ(笑)


奈良さんのところの社員で、
私との打合せ窓口になっている友人の知世さん
(40代前半女性/仮名)も、チラシを見てやっぱり、
「どんな内容かよくわからないから、
もう一度教えて」と言ってきました。


はぁ~そうか~。
私などは、
このチラシ(後述でリンク載せます)やタイトルを見ると、
講師が愉快なエピソードなどを引き合いに面白おかしく、
何かのノウハウやポイントを説明してくれるんだな、
と、進め方がパーッと見える気がしますが、
そうでない人もいるんだね。
知世さんは全然見当もつかないそうです。


なので、実際に会って、こんな内容の事をやりたい、と、
さわりだけを説明したところ、すごく「面白い!」と言ってくれて、
それで同じように気乗りしてない感じに見えた奈良さんに対して、
自ら強力にプッシュしてくれたのです。


ところが、このタイトルはやはり奈良さんにもピンと来なかったらしく、
あとでタイトル変えられちゃいました~(笑)
どんな風になったかというと、
「危機回避!物忘れしない快適生活術」


え~、なんか違う。
なんだか私の言いたい事とはズレている。
しかも漢字と熟語が多くて雰囲気が固い。
イメージがわかない感じ~…


チョイ納得しない思いもありましたが、
奈良さんの会員さんに向けて発信するなら、
奈良さんが考えたタイトルのほうが、
たぶんヒットするのだろうと思い、
これはそのまま使わせていただきました。


が、ちょっぴり不満もなくはなかったので、
チラシはこんな風にしました(爆)!


これを見たコーチ仲間のやぶきま(40代前半女性/仮名)が、
笑う、笑う!
「あんたさ~、こんなタイトルのひとつやふたつ、
パソコンですぐにパパパっと差替えればいいものを、
何をわざわざシールであとから貼っ付けたみたいにして、
これって思い切り、未練たらたらじゃんっ☆」


がはは、爆笑!はいその通り。おっしゃる通りです。
さすがコーチだ。あんたはエライ!あんたはスルドイ!(笑)


やってみて手ごたえがよければ、
またどっかでやるときのために(そのときはマイタイトルね!)、
このチラシを流用しようと思っていたので、
あまり本体を大きくいじりたくはなかったんですが、
いや~、スルドイ速攻の指摘に大爆笑でしたわ。


    *    *    *    *    *    *


さて、私の大好きなDiSCでは、
人の行動傾向を大きく4つに分類する考え方をします。
(※こちらの画像をご覧ください)
(あら、この画像の元サイトにはうちらのS師匠が載ってますね~)


この画像ではそういった表現はしていませんが、
要するに人って事実や結果重視の人と、
感情や人間重視の人と、大きく二つに分かれるんですよね。


私はDiSCでいうと「iD」で、
一番高いのは感情重視に属する「i」なので、
○受講中に自分はどんな感じがするか?what about me?
○どんな効果があって自分はどう変わるか?what about me?
○そしたら自分にはどんなにいい事があるか?など、
膨らんだイメージと自分の感情をリンクさせて物事を捉えます。


けれど奈良さんは仕事的にもデータや数値を扱う職業なので、
○これは一体何であるか?What is this?
○そもそもこれはどういう講座か?What is this?
○これによりどんな結果が発生するのか?
という観点で、事実重視で物事を捉えるのだと思います。


そしてたぶん、私が考案したタイトルには私のような人達が、
奈良さんの考案したタイトルには奈良さんのような人達が、
それぞれに集うのだと思います。


    *    *    *    *    *    *


これについてもう一点。


タイトルひとつ取ってみても、色々だなぁと思った私は、
10月に市民講師のひとりとしてボランティアで関わる、
大学向けの大きな市民講座イベントで、
自分がやろうと思っている講座名を、
その主催に関わっている学生さん3人に尋ねてみました。


内容はDiSCなどの"4つのタイプ分け"の考えをベースにした、
「自分を知る」「自分を好きになる」「自分の適性を探る」
ための講座にしました。


三人の方に候補をいくつか出して、
どれが好きか答えてもらったところ、
・明るく元気で親近感のあるAさん(女性)と、
・知的で控えめでクールビューテイなBさん(女性)と、
・ひょうきん理系のC君(男性)では、
まるで狙ったようにこちらの予想通りの分かれ方で、
内心ニンマリしていました。


元気な女性のAさんは、
「未来が花開く」というキーワードがヒットし、
控えめな女性のBさんは、
「自分を好きになる」や「方法」という言葉がヒットし、
理系男子のCさんは、
「心の冒険」「羅針盤」という言葉がヒットしたそうです。


元来の私は、「未来が花開く」だと感覚的にフィットしますが、
今回は私の直接の窓口であるBさんから、
自分と同じように、自分自身の価値や、
自己肯定に悩む学生さんが多いと聞いてBさんの意見を取り上げ、
「自分をもっと好きになる」という語句を入れました。


これね、当初のBさんの意見は、「自分が嫌いでなくなる」がいい、
というものだったんですよ。


でもそれだと、受講申込者は皆「自分が嫌い」という事がバレて、
足を運びにくくなると思ったので、
肯定的な表現を使い、「好きになる」ほうに、
変えさせていただきました。


それをお伝えしたら、Bさんからもメールで、
「あのあと、誰もが私のように自分を嫌いというわけではない、
と気がつきました」と返信が来ました。


そうね、こうやって、タイトルを話し合うだけでも、
お互いの違いを理解し合ういい機会になるし、
あれはあれで、ひとつの有効な、
学生さん達へのコーチングだったのではないかと思います。


そして対象に合わせて、タイトルを変えるというよりは、
逆に対象に合ったタイトルをつけて、
来て欲しい人を呼び込むという考え方で、
この先も工夫してみたいと思っています。

2009.09.22

ねっと活用講座とN社3~FLET'S

友達や限られた人向けに、
PCやインターネットの初心者講座をやると、
「インターネットを始めるにはどうしたらいいですか?」
「プロバイダーの申込み方がわからない」
といった質問を終了後に個別にしてくる方が必ずいます。


たぶん、今までは他人事のように思って、
インターネットはまだまだ不要と感じていたのが、
PCやネットの実際の使い方や便利さを知って、
急に関心が出て来たのだと思いました。


あ、だったらこういったときのために、
どこかの販売代理店と組むとか
もしくは自分が代理店のようになるとか、
何か収入的にも自分のメリットになるようなことはないかな~(笑)?
(素人考え(笑))


今日は結局は、やらなかった話ですが、
「はぁ~」「へぇ~」と思ったエピソードを書きます。


    *    *    *    *    *    *


知人にNTTの人がいるのでその話をしたら、
「確かうちでも"光"でそういう紹介制度があったと思うよ?」とのこと。
その契約をした上で紹介した人の光回線工事が無事完了すると、
紹介者には最低でも5000円が入るんだって。
へぇ~、そういうものが契約としてあるんだ、ふ~ん。
(実際には諸条件があります)


※回線工事とプロバイダー加入は基本的に別物ですが、
混乱する方もいるので、ここでは、
「インターネット→まず光回線施設」という考え方で書きます。
ご勘弁ください。


知人は直接の担当ではなく詳細はよくわからないので、
同僚を通して調べてくれて、
あるビルにあるそういった部門の担当者の、
連絡先を教えてくれました。
こちらのことを色々伝えると、
今すぐ同僚に電話させて、
先に先方に話を通しておいてくれるとのことだったので、
少し時間をおいてから、その日のうちに、
その担当者(課長)の方に電話してみました。


その担当課長さんを、
仮に鈴木さん(50代前半男性/仮名)とします。


鈴木さんに電話をしてみると、
何よりもまず真っ先に、開口一番に言われたのが、
「電話番号が違っているんですが…」とのこと。
しかも、言いにくそうに、です。


え?電話番号が違うってどういうこと?


一瞬どういう意味かわからなかったので幾度か聞き返すと、
私の名前とこちらの連絡先として伝えた電話番号の、
名義が全く違うため、そこを問う質問だったんですね。


私は現在自宅で仕事をしていますが、
我が家の電話は亡くなった父の名義になっています。
私は自分の実家で暮らしていても、
戸籍上は”嫁に行った娘”なので苗字が違います。
(つまりうちは、マスオさん一家なのです)


なのでその旨を伝えると、
「いや、調べさせてもらったところ名前が違うので、
どういうことかな?と思ってたんですよ。」


その話し方の雰囲気から、
鈴木さんは私が家とは別にオフィスを持っていると思い込んでいて、
なのに電話番号の契約名義が違うので、これは何かあるのでは?
と、疑惑を持っている様子が感じられました。


お尋ねの意味はわかりましたが、
なんだか非常に感じが悪く不愉快です。


私はまだ鈴木さんとは面識がない状態で、
今回が初めての連絡です。


なのにいきなり番号が違うと言われ、
調べさせてもらったと言われ、
結果として初回のコンタクトからすでに、
「これはどういうことなんでしょう?」と、
首をかしげて追求されているわけです。
こちらの詳しい自己紹介や状況を説明する前に、です。
気持ちはわかりますがこれでは誰だって不愉快になりますよね。
(言い方はソフトでしたが、かなりヤな感じ~!)


特にこの、いきなり「調べさせてもらった」は、
妙に面白くない気分でした。


というのも、すでに皆さんおわかりかと思いますが、
今は個人情報の取扱いには、
どの企業でも細心の注意を払っており、
私の前職のコールセンターも例外ではありません。


なので、むやみやたらにお客様の情報を、
閲覧しないように言われていたし、
お問合せがあって初めて検索するというスタンスを取っています。
(通常はそうですよね?)


今はお客様も敏感で、
お客様データベースの個人情報に関しては、
「見た」「調べた」「記録した」に不安を感じる人もいますし、
事情がある方ほど疑い深く過敏になっていたりするので、
電話のこちら側でそういった作業をしていることは、
たいていのお客さんがわかっているだろうと思いながらも、
ことさらそれを強調していちいちお伝えすることはありません。
それはどのコールセンターでも同じだと思います。


それなのに、そういったこのご時勢の昨今に、
いきなり当然のごとく、
開口一番「調べさせてもらった」はないだろう。
一体どういう感覚してんだよ?


本当はコールセンター内で基本的なお客様情報は、
見ようと思えばいつでも見れます。
誰かが対応した特殊事情や特殊案件のお客様などは、
担当者から調査や回答に苦慮した話を聞いて、
周囲のスタッフも後学のために検索し、
同様案件が自分に入ったときの参考事例として、
経緯や解決の手法を記憶にとどめておくことがあります。


また、ヘビーなクレームユーザーへの適切な対応のために、
リーダー陣が対策の検討で開くこともありますし、
故障トラブル対応中の重要ユーザーに対しては、
誰が受けても全員が統一的な対応をするために、
スタッフが各自でお客様情報や、
それまでの経緯を確認をしておくこともあります。
だから状況によって「事前調査」は確かにあるのです。
ですがもちろんそれはお客様には絶対言わないことです。
(当たり前だ(笑))


そういった社会的な暗黙のルールに配慮して言うなら、
鈴木さんはまず最初に、「お調べしてもいいですか?」と断り、
まず私に承諾をもらってから調べるという手順の見せ方をすべきで、
初めて電話をしてきた相手に対して何の詳しい説明もなく、
「調べさせてもらったけどあなた名義の電話番号ではないよね?」
いう内容は、あまりにあからさまな言い方で失礼だと思いました。


それで、
(なんだよ、そっちは話をする前にいきなり身辺調査かい?)
みたいな印象で、かなりカチンと来たことに加えて、
インターネットを始めたい人をあなたに紹介したいという内容なのに、
口調も説明もぶっきらぼうで暖かみがなく、
電話を終えた後に、嫌な気分がいつまでもいつまでも残りました。


    *    *    *    *    *    *


この話を、NTT系列会社のインストラクター経験者で、
現:ハローワーク職業相談員の友人、
Anneちゃん(60代前半女性/仮名)に話すと、
「あぁ、もう、あそこはダメよ。昔っからそうだもの。
いくら今は改善されていると言っても、
結局根本的なところは、直らないわね。」 だそうです。
(自分も頭の固い上役とケンカしたり、随分苦労したそうです。)


確かにそれはよく言われていることで、
ネットを検索してみてもNTT(代理店でなくとも)の対応への不満は、
個人のホームページやブログなどで山のように見つかるのですが、
私は逆にAnneちゃんの話を聞いているうちに、
気持ちが整理されてきたところがあって、
あの鈴木さんていう人、本当はいい人なんじゃないか?と、
思い始めて来たんですよね。


というのも、私の前職のコールセンターでは、
技術スキルが高い男の子スタッフほど、
その対応をお客様に非難される事が多く、
技術屋とはそもそもそういう傾向があるのでは?と、
感じる事が多かったからなんです。


でも彼らは皆いいヤツラで、探究心があって調査にも熱心で、
だけど口下手&ストレート!
なので、「できない」ものをそのまま「できない」と普通に言って、
「こっちが困っているのに、なんだ、オマエ、その態度は?」と、
お客様から激怒の大クレームを食らったりするのよね。
(これがなかなか直らない!というか思考回路的に無理なのかも)


私はAnneちゃんと話をしているうちにそんな事を思い出して、
あの鈴木さんていう人、本当は技術職出身なんじゃないかな?
と思い始めました。


そしてその予測は当たり、
実際にお会いした鈴木さんは思った以上に素朴な良い方で、
しかもやっぱり技術職出身でした。


お会いしたときに、
「鈴木さんて最初からこういった販売窓口のご担当だったんですか?」
とお尋ねしたところ、
「どんな風に見えますか?当ててみてください。」と逆にご質問。


私は感じたままに、
「設備などを担当する部門のご出身ではないかと思いました。」
と、答えたところ、「正解!」と言われてちょっとうれしかったです。


正確には正解ではないのかもしれませんが、
鈴木さんは元々はプログラミングのご専門だったそうです。
だけどきっと、当時担当していた技術は、
今ではあまり必要のないものになってしまったのかもしれませんね。
色々な部門を異動して、今は法人営業を担当されている、
という事でした。


なるほど、と思うと同時に、
そういう話を聞くと、時代の流れだなぁと思ったりします。
鈴木さんも私の知人のNTTの人も、
今は入社当時とは全く畑違いの仕事をやっているんだものね。


そんな話を聞くと、
この人達はインターネットがなければ、
電話設備の開発や施設を専門にしていた人達で、
今はこんな風になっちゃったけど、基本的に技術屋さんであり、
「ちょっとぐらい対応が悪くてもある意味仕方ないかな」などと、
寛容になってしまう自分がいたりします。


    *    *    *    *    *    *


さてさて、NTTの知人が教えてくれた制度は、
フレッツ光サポーターというもので、
代理店とは違い、加入希望者を紹介するだけの仕組みで、
それに対してその先はNTT側で対応し、
工事完了まで無事こぎつければ、
紹介元にめでたく取り次ぎ手数料が入るという内容でした。


法人が対象の制度のため、
個人で仕事をしている私は対象外でした。
それでも私のキャリアを理解してくれた鈴木さんが、
「出すだけ出して見たら?」と熱心に勧めてくれて、
申込書は出したのですが、上のほうで審査が通らず、
やはりダメでした。


ですがそのときに、インターネット申込みに強い関心のある、
私の講座の受講者の方が現実に二人いたので、
それもまた、もったいない話だな、と思い(笑)、
仕事を紹介してもらっている契約先の会社の社長の快諾を得て、
今度はその会社の名義ではどうか?と聞いてみました。


するとすぐに折り返しの連絡が来て、
その会社の電話はNTTの回線を使っていないから、
それもまたダメなんだってさ。


その会社の社長さんも社員の方も全くご存知なかったのですが、
その会社の電話番号を確認したところNTTではないとのことで、
(これには皆がびっくりして、その後事実確認に入ったのですが)
結果としてその会社は、
ソフトバンクの「おとくライン」をISDNで使っており、
この話が出るまで誰もそれをわからなかった!
というオマケの事実が判明したりしました。


そこは人数の少ない小さな会社ですが、
今は退職してしまった人がそれまですべてを取り仕切っていたため、
その方がいなくなると誰も何もわからない状態のようでした。
経理の人も、聞きなれないカタカナ社名で毎月様々な請求が来るが、
一体それがどんなサービスで、
何に対してお金が引き落とされているのか、
その人から一度も説明を受けた事がなく、
いつか知りたいと思っていたようでした。


これがきっかけとなってこの会社とはその後、
さらに深い関わりが出てくるのですが、それはさておき。


いや~、NTTさんですが、
「光回線の契約数が頭打ち」「もっと伸ばしたいと思っている」
などと聞く割には、光サポーター制度ひとつとっても、
法人じゃなきゃダメ、自社回線じゃなくちゃダメ、と、
妙にハードルが高いですね。
そして料金の支払状況も調べられます。
(電話番号での事前調査はそれらの確認の為に必須なのでした)


これはたぶん、元々の体質に加えて、
今はNTTを名乗る販売代理店の質や、
営業活動(テレアポなど)の評判が悪かったりするので、
提携には十分用心しているように感じられるので納得はしますが、
それにしてはさ~、「売ってあげる」と言っているのに、
そのモチベーションを落とすような事ばかりで、
それって営利企業としてどうなのよ?と思いました。


私なんか、電話でカチンと来た時など、
「いいよ、わかったよ。
オマエんとこなんかやめて、KDDIのほうに聞き行くよっ!」
とまで思ったもんね~


結果的に段々面倒でどうでもよくなってきてしまい、
プッシュすれば乗ってきた感じのする二人の方にも、
「こうすれば自分で申し込めるよ?」と伝えるのみにしましたが、
そんなわけで今回は、
ものすごく色々な事がわかって、
ものすごく色々な事を考えました。


さらにさらに、後で判明した事ですが、
前出のその会社はなんとFAX用にもう一本別回線を引いていて、
そちらのほうが実はNTT回線だったんです。
(それも全く誰もわからなかった…)


なのでそっちの番号のほうを、
あらためて伝え直せばよかったのかもしれませんが、
わかったときにはすでに意欲も消えていて、
別に今さらどうでもいいや、と思いました。


    *    *    *    *    *    *


どんな小さなことでも実際に動いてみると、
様々な知恵と知識が得られます。


これが本業ではないのでそちらに走る気は全くありませんが、
だからと言って何もせずにいては、この経験も得られなかったので、
今回は本当に貴重な勉強になりました。


こういう一見無駄に思えるひとつひとつが積み重なっていって、
自分の中の何かの部品として有効に動き始めればいいな、と、
今現在は思っています。

2009.09.18

ねっと活用講座とN社2~Teach

インターネットでもPCでもそのほかの事柄でも、
初心者の人に何かを教えるということは、
相手の方の裏側にある個々の事情や理解の仕方、考え方の癖を、
常にモニターしながら読み取っていくことではないかと思っています。


私は「察しはいいけど飲み込みが悪い」という傾向を持っていて、
相手が今何をどう感じているかには気がつきやすいかもしれませんが、
手順の説明や、ルールの解説などは、
今も、「え、どういうこと?」と、瞬時に理解できない時があります。


たぶん、小さい頃数学が苦手だったのも、
その延長戦上にあるような気がします。


今日はまずその話からなんですが、
私は、小学校3年生の頃に、割り算の筆残の意味がわからなくて、
理解するまでに時間がかかったのですが、
今思えばそれは、物事に対して余計な意味を、
いっぱい考えてしまうからなんですよね。


たとえば、
今、いったいなんでこれをやっているんだろう?
これは何をどうするときに必要なのだろう?
これがわかると何に役立つんだろう?
そんな感じの疑問符が、頭にムクムクと湧きあがり始めて、
そこで納得できる答えが得られないと思考が停止します。


それは、「そういうことはあとでもいいから」と言われても、
自分にとって納得できなければ前に進めないぐらいの重要事項で、
そこからクリアさせてくれる教え方をされれば、
たぶん遠方の親せきの結婚式で4日休んだあとであったとしても、
「なるほど~」と思って、すぐに入り込めたと思うんですよね。


いえ、そんなに難しく考える必要はまったくないんです。


「これは桁の多い数の割り算を書きながら解いていくやり方で、
暗算を使わなくても、答えがすぐでる方法。
決まった規則にそって進めていけば、
回答と余りの数が出るようになっているので、
まずはその方法を覚えてね。」


…とでも最初に説明してもらえば、
「あぁ、なんだかよくわかんないけど、
何かのすでに決まっている規則があって、
ただそれに当てはめていけば、
答えが出るようになっているんだなぁ…
それで大きな数の計算もできるんだなぁ…」と思って、
以後の雑念はピタリとおさまり、
素直に入っていけるような気がします。


今はあまりありませんが、以前は
突然「ドア閉めて、窓も全部締めて。」と言われて、
もしその部屋が寒ければ、(あ、寒いんだな)と察して、
空調(暖房)もつけましょうか?と尋ねたりしますけど、
その部屋が暑くて「なぜだろう?」と感じてしまうと、
一瞬、「え?閉めるんですか?」と聞き返してしまったり、
(本当に"閉める"でいいのだろうか?聞き間違い?)と、
一瞬考えて即行動に移せなかったりします。


なんでそこまで物事を面倒くさく考えるの?
と感じる方もたくさんいらっしゃると思うのですが、
反対に、共感を覚える方も多いと思います。


つまりそういうところが、思考の癖だと思っていて、
私のようなタイプの人は、
数式やルールや手順など、すでに決まっている法則に対して、
単純に物事を当てはめていく、という簡単なことが、
なぜかすぐにできなかったりしますし、
行動の指示に対してどうしても思考のフィルターがかかり、
ときに動きが悪くなったりします。


要するにただ代入する、ただ差し替える、など、
機械的にやればそれでいいことでも、
その”機械的”が、苦手だったりするんです(笑)。
何も考えなくていいのに、
一個一個に様々な考えが自然に浮かんでいちいち立ち止まったり、
ひとつひとつに「なるほど」という感情と感覚的な納得がないと、
機動力が落ちたりします。


なので(私は自分で十分自覚しているのですが)
私は指導者との相性がの良しあしが非常に強くて、
自分にとって「いい教え方」をしてくれる人でないと、
めちゃめちゃ飲み込みが悪くなります。


反対に自分が立ち止まってしまいそうなところに、
先手先手で答えを出しながら教えてくれる人。
指導者がそんな方だと、
私は驚くほど一発でかなりのことを理解したりします。


だから自分もそうありたいんですよね。
ゆえにいつも相手の人の本質をモニターしながら言葉を発し、
その反応で得られた情報を分析して、
都度都度リアルに軌道修正をしているんです。


それが私が人に何かを教えるときの、
若い頃から全く変わることのないポリシーなんですよね。


    *    *    *    *    *    *


特に大きな努力をしないでも、
もともとIT系の知識になじみやすい方というのは、
私とは異なる資質を持っていると感じています。


それは物事を感情や状況とリンクさせずに処理できる感覚で、
事実のみを抽出してピンポイントで捉える事ができ、
いい意味で字義通りの思考や行動ができる人です。(と思います)


私が派遣スタッフとしてプロバイダーに就業した当時は、
優秀で仕事のできる技術系の正社員の方がたくさんいましたが、
私はそんな彼らとのやりとりに、まず苦労しました。


「○○さん、これって何かおかしくないですか?
見たことないエラーなんですが…??」


そんな風にでも尋ねようものなら、
「ぷらたなすさんは何が聞きたいわけ?
だいたいこれは何に対してどんな調査をやったときの結果で、
見たことないエラーというのは、これのどの部分を言っているの?
お客様のどんな問い合わせに対して、
どんな手順でどんなコマンドを打ったの?
それがわからなきゃ答えようがないし、何もわからない。」


撃沈。


だって知識もないし自信もないし、
そんな風に険しい表情で詰問されちゃ、
怖くて怖くて何も言えなくなります。
だいたい、そう言われてしまうと、
その前の手順に間違いがなかったかどうかも全く確信ないので、
もうそれ以上は何も言えなくなってしまって、
「すみません。もう一度きちんと調べ直してきます」、
この繰り返しでした。


そして心のどこかでは、
「なんて意地悪で冷たい人達なんだろう、
そんないちいち最初からガチガチ細かく厳密に説明しなくても、
あれぐらいの説明で、十分わかるじゃん、
『○○の調査で見たことないエラーが出ました。これは何?』
それだけでなんでわからないんだよっ!」と、思いました。


ですが、DiSCで行動特性やその根拠など知った今思うに、
彼らは、物事を雰囲気や状況や感情を除外して考えるタイプなので、
材料となる事実がきちんと提供されなければ、
逆に前に進めないんですよね、


だから私は(彼らは対象をあまり感情で処理しないので)、
「○○のために○○をして○○を打ったら○○になった。
この3行目のこのエラーは、私は初めてみるものです。
△△さんは、このエラーを見たことがありますか?
この意味をご存知ですか?」
などと、事実のみを淡々と提示すればよかったのだと思います。


あのときの△△さんのキャラを思えば、
確かに間違っていても感情的に非難するとか、叱るとか、
そういったことはなく、単に「ここが間違い」で終わったと思うし、
本人も見たことがなければ、
「調べるからちょっと時間ちょうだい」とだけ言われ、
わかれば、「あれってこういう意味だから」で、
それ以上の説明もなく、あっけなく終了したと思う。


そういったことは、「あ、この人は、これでいいのね?」
とわかってしまえば対処も楽ですが(笑)、
その納得が相互になければ、
片方は片方を、「ちっとも温かみと思いやりがない」と思うし、
片方は片方を、「必要な情報の提供がない質問など回答不可」
と首を傾げて、結局お互いに苦手意識や嫌悪感を持つに至るわけです。


ただ、これは自分の経験上ですが、
感情・状況を見るタイプの人は、
真逆のケースも感覚的に理解できますが、
事実・数値を見るタイプの人は、
逆のケースを理解できないことが多いので、
私は、両者の仲介者や翻訳者が必要ならば、
感情・状況タイプの人達のほうが、
まず真っ先に自分から手を挙げるべきと考えたりします。


    *    *    *    *    *    *


今回の「ねっとを活用する講座」は、
その後も自分の周りの人たちに向けて、
なんどかこじんまりと開催したのですが、
そんな私が、感情・状況タイプの方にわかりやすいように、
理屈によらずに感覚を重視して、
「見てもらう」ことに主眼を置いた講座でした。


ところが今までと違い、
今回は「起業」「女性」「ネット活用」などのキーワードを盛った為、
知人の男性経営者(おもに個人で活動)の友人達も、
「何かのビジネスチャンスがあるのではないか?」と考えたようで、
白石さん(30代後半男性/仮名)も原案を話したぐらいの段階のときに、
わざわざ電話をよこして私に聞いてきました。


「この前のやつさ、話を聞いて面白そうだなと考えていて、
なんか一緒にできないかな?と考える気持ちもなくはないんだけど、
一体どこまでの内容をどの辺まで広げていくつもりなの?
あんまり手を広げるとキリがないし、
そもそもそこまでぷらたなすさんが、
果たしてできるのかどうか?って話もあるし。。。」


あはは、私は一笑に付してこう言ったさ。


「いやいや、全然大げさなもんじゃない(笑)。
右も左もわからない人が理解できるように、
難しい言葉は一切使わず、わかる言葉で解説して、
かつ、説明よりも実演中心。まずは、見てもらうの。
実際に自分の目で見てもらって、
なんだ、こんなに簡単なんだ。すぐできるんだ。
自分もやればできるかも。
そう思ってもらうのが一番の狙いだから。」


「え、そんなもん?その程度?
それでどんなメリットあんの?一体何の役に立つの?
そういうことは、自力で解決する範囲のところなので、
自分で何とかしろって言いたいけど?」


ほ~ら、またまたキミたちは、
何事も自分達の目線寄りに考えすぎるぞ~?


「白石さんはさ、初心者の人が、
いったいどのぐらいわけがわかんなくて、
何をどうしたらいいのかも見当さえつかなくて、
それをどう人に話したらいいかもわからないことを、
全然わかってない!」


そう。


私はプロバイダーの故障調査とユーザーサポートをしていたときの、
自分の経験を話しました。


お客さんの中でも初心者の方は、
フリーダイヤルに電話を掛けたはいいけど、
何をどこからどう尋ねたらよいかわからずに途方に暮れて、
「一体何から話せばいいですか?」と聞いてくる方が多いこと。


それでもなかなか埒があかずに、
こちらが電話の向こうの状況が見え始めるまでに、
かなりの時間を要すること。


なので、故障調査やユーザーサポートの仕事は、
研修や勉強で獲得した豊富な知識を元に、
質問に対する的確な調査結果や適切で正しい回答を、
すみやかにお客様にお伝えすることと思われがちですが、
実際は、途方に暮れているお客様から、
回答に必要な情報をいかに取りだしていくか?といった、
個々の才覚とセンスが問われる、
聞きとり重視の作業であること。


そしてそもそもお客様は、
意外なところで平凡な設定ミスや勘違いの入力をしており、
(たとえ私がかつて在籍していたような法人対応部門であっても)
お客様の「できない」「おかしい」「動作が変」の原因は、
たいていの場合はお客様側のごくごく初歩的な間違いによるもので、
苦労はそれを特定するまでのプロセスであり、理由がわかれば、
実はそれほど高度で専門的な知識は必要ないこと。


「ねぇ、白石さん、知っている?
GoogleやYahooの検索窓に、
単語をひとつしか入れないで検索する人が、
どれだけ多いか知っている?
検索とはそういうものだと思い込んでいる人が、
どのぐらいいるか知ってる?


航空用語でエプロンという言葉があるんだけど、
その意味を検索で調べることができる人なんて、
初心者にはいないわけよ。
(『エプロン 航空用語』の二語検索ですぐに出ます)


私は前職のときから、こういうことを研修で新人さんに教えて、
一体何人の人に、”目からウロコ”って言われたかわかんないよ。
だから、その状態の人に、『自分で調べろ』は、
はっきり言って無理だと思う。
しかも用語もわからないので、本さえ自分で買えないと思う。
けれど逆に、理論や理屈に全く触れなくても、
やって見せるだけで一発OKだと思うの。
私がやりたいのは、そのあたりなのよ。」


    *    *    *    *    *    *


別々な会場で3回やって、
いずれも10人以内の小さな講座でしたが、
この講座はすごく評判がよくて、
各回ともそれぞれ1名の方が、
終了後もメールで質問が来たり、
仕事場にPC持参で設定を教わりに来たり、
今もPC&ネットに関してのやりとりがたまにあります。


一部の知人からは、
「なんでそこでお金を取らないんだ?」
「そこからなんでビジネスにつなげないんだ?」と言われますが、
私はこれが本業じゃないので、ここで儲けたいとは思いません。


というかね、
何かがわからなくて困っているときちょっと教わりたいだけなのに、
お願いして即「有料」と言われたら、私は絶対に頼まないわ。
自分なら、「だったらいいや」とすぐに思います。
そして、自分のために快諾して教えてくれる人を捜すと思います。


そんなあれこれで、その人自身の解決が遅れてしまうよりも、
困っているならさっさと解決の力になってあげて、
それで相手の方が喜んでくれればいいかな、この分野では。


使い方がよくわからないからメリットもイメージできずに、
せっかくあるインターネットやPCといういいリソースを、
ビジネスやプライベートで生かせないでいるよりも、
「愉快」「楽しい」「面白い」「有効」と感覚的にわかってもらって、
それで得られる満足や幸福や充実や様々な利益の存在を、
体験してほしいな~、などと思うんですよね。


ま、欲がないっちゃないんですけど、いいの、こっちはそれで。
そんなに高いスキルがあるわけでもなし、
この分野では、「皆さんの役に立ちたい」それのみ、かな。


後日、白石さんからメールが来て、
再度、「何か一緒にできないかと考えている」と言われましたが、
それは暗にお断りしました。


こういった知識は、常に現場にいる現役じゃないと、
あっという間に情報が古くなってしまいます。
そこを踏ん張って、
「今」にとことんついて行くまでのエネルギーはないもんな~(笑)

2009.09.15

ねっと活用講座とN社1~Friend

PC&ネット系の友達向け講座をやってみて、
「知りたいのに機会がない」という人が結構いるとわかり、
それじゃ、外部向けにそういった講座をやってみようかな?と思って、
自己啓発や美容・健康・癒し・感動系などの、
一般向セミナー(小規模)や講演を主催している、
知人の奈良さん(30代後半男性/仮名)に打診してみました。


奈良さんは、前回書いた、
「一体何がやりたいの?」と私に言ってきた、
若い経営者さんのうちの一人なので、
わかっていながらそこに向けて「PC&ネット系」をぶつけるには、
作戦が必要だな~などと考えていたのですが、
ならば最初から違う枠組みを明示したほうがいいと気がついて、
「奈良さんのお得意さん向けの販促に無料でやってみない?」
と打診して、OKをもらいました。やった~!やっほ~!


でも今考えてみれば、そんなに考えすぎる必要もなかったみたいで、
奈良さんも、"コーチングのぷらたなすさん"の動きが最近変なので、
コーチングと一体何の関係があるのか、と、
首をかしげるところがあったようです。


ですがこれは私が説明する前に、奈良さんのところで働く友人が、
「ぷらたなすさんは今までこういうことをやってきた人で、
これこれこういうことができて、こんな事をしたいと思っていて、
コーチングはそのための一つの方法で、
特にそれだけにこだわっているわけではないんですよ。」
と、(私が頼んだわけでもないのに(笑))すごく丁寧に説明してくれて、
「あぁ、そういうことなのね」 に、なったそうです。


そして作ったチラシがこれ
今回は奈良さんのお客さんが対象なので、
ビジネス色を強くしてさらに絞り込み、
「起業」「女性」というキーワードを使ってみました。


そして実は、
奈良さんが今やりたいと思っている事も起業支援だったので、
奈良さんからも予想外の好反応を得た開催となり、
終了後に、「ウチと協力してこれから発展させて、
何かビジネスにならないかね~これ」
などという感想もいただきました。
でも、雑談レベルですけどね。


そしてあとから気がついたのですが、
奈良さんは理系出身のため、
インターネットやPCという話よりも、
やっぱりコーチングのほうに興味があったんですよね。


なので少し前も、「コーチングで何かできない?」
と言われた事がありましたが、
もしかしたら、自分でもコーチングに関する企画などを、
漠然と温めていたのかもしれません。


    *    *    *    *    *    *


さて、奈良さんは数年来の知り合いで、
会えば「おー」と握手をするし、話もよくするし、
一度DiSCのセミナーもやらせてもらったこともあるのですが、
実際に打ち合わせなどをしてみると、
多くの皆さんが思っている笑顔で親しみやすい雰囲気とは異なり、
なかなかの戦略家で手ごわい人だということを感じます。


そのため私の心のどこかで居住まいを正して構える感覚があり、
素の自分をさらけ出して、
言いたい事を言いたいように言うリラックスした関係には至らず、
(そのせいか、ちょっとだけ苦手な意識もあったりして)
あまり積極的に共同作業したいとは思っていませんでした。


それが段々変ってきたのは、
実はこの春に私の仲良しの友人が、
奈良さんの会社に入社したからなんですよね。


奈良さんは他に本業のある経営者さんですが、
それまでずっと一人で活動してきました。
そんなところに、
奈良さんと同じ業界で仕事をするその友人(40代前半女性)が、
「今の会社を辞めたい」と相談してきたので、
「それじゃ紹介してあげようか?」と、
アポを取って連れて行ってあげたのがきっかけです。


私も彼女も奈良さんのところのセミナーの会員同士なので、
共に奈良さんの事は知っているのですが、
彼女自身は直接、面と向かって話した事がないのというので、
「じゃ、今度一緒に事務所に遊びに行こうよ」という流れでした。
でもまさか、本当に辞めて奈良さんのところに行くなんて、
全然思わなかった~!意外でした。


そして彼女は今、奈良さんのアシスタントを務める傍ら、
奈良さんのところで開催するセミナーの事務局要員として、
生き生きと充実した毎日を送っています。


彼女と知り合ったのは、ある異業種交流会がきっかけでした。
そこでの初対面以後、
なぜか彼女とは他のセミナーでも顔を合わせるので、
そのたびに、「キャー!また会ったね!」と盛り上がり、
すっかり仲良くなりました。


その後のある日、
「プロコーチのぷらたなすさんに相談したい事がある」と電話が入り、
会って色々と私的な相談事に乗ってあげたりしているうちに、
家が近い事がわかったり、共通の話題があることがわかったりして、
今ではすっかり本音を述べ合える親友の一人になりました。


(あら?これって以前の「ママのためのPC講座」のときの友人と、
全く同じパターンかも(笑)!今気が付きました!)


ですが普通の"親友"とちょっと違うところは、
彼女が私の事をいつも心から尊敬していてくれる事なんですよね。
なので、友達なのに「ファンなの」と言ってくれて、
たまに師弟関係のようなやり取りになることもあります。


おっとりしていて控えめで堅実で、
私とは真逆の性格を持つ彼女は、
私のやる事なす事がすべて自分にはできない事と考えていて、
新鮮にあこがれる気持ちを持ってくれているようです。
そして何をやってもそのたびに、
「すごい!」「さすが!」「私には絶対できない!」と、
毎回褒めてくれるので逆にそれがとても私の励みになっています。


「私なんて全然…」「私なんて何もできない」とすぐに言いますが、
逆に私のほうが精神的にすごく助けられているので、
とてもありがたい存在でいつも感謝しているんです。
本当に、こんなに謙虚で、他人のために一生懸命な人は、
他にいないです。だから私も彼女が大好き!


その彼女が奈良さんのところで働くようになったことで、
私は奈良さんとの距離が随分縮まりました。


奈良さんの私への評価というのは、可もなく不可もなく、
といったところだったと思いますが、
彼女が会社で奈良さんに、「ぷらちゃんは、ぷらちゃんは…」と、
好意的な話をよくしてくれるので、
奈良さんも、「へぇ~、ぷらたなすさんて、そんな人だったんだ…」と、
思うことが何かと多かったようです。


(ていうか、あんたしゃべり過ぎよ(笑)!
こっちの動向が筒抜けなんだからもう~(笑))


全然狙ってやったわけではなく、
意図せずにそういうことになったわけですが、
打算的な言い方を敢えてすれば、
交渉すべき相手先の中に息のかかった友人がいるって、
本当にものすごくやりやすくていいことだったんですね。
以前DiSCの講座をやったときとは何もかもが違っていて、
びっくりだわ。


私はそれで真っ先に、
様々な思惑や策略で自分の娘を他の一族に嫁がせた、
古今の貴族・大名や、企業に意図的に特定の役員が、
別な組織から送り込まれるケースなどを連想してしまい、
「相手の中に味方がいるメリットを思えばそりゃ当然だ!」
と、思わず妙に納得してしまいましたよ^^;


奈良さんは普段から多忙で、
やってくれる人がいるなら細かいことはどんどん振るタイプなので、
この講座と、次にやった別の講座は、
ほとんど私と彼女だけの打合せオンリーで行われ、
奈良さんは毎回結果をあとで彼女から聞き、
それに対して問題なければGOサインを出す形。
これだと全員の意思の疎通が非常によく、
楽しんで進める事が出来ました。


(つづく)

2009.09.11

いったい何がやりたいの?

友人のリクエストに合わせてPC&ネット系の講座を組んだり、
その次には、インターネットを活用する講座を計画して、
知人達に「今度こんなことやります」とメールを送ったら、
ある人から、「ぷらたなすさんは一体なにがやりたいんですか?」
と、少し長いメールをもらいました。


メールの主は白石さん(仮名)と言って、
2年間に交流会で知り合ってから、
消えそうで消えない微妙な交流がなんとなく続いている、
30代の広告コンサルタント会社を一人でやっている、
男性の知人なんですが、
その彼が、珍しく長くて生真面目なメールを返信してきて、
その内容の主旨がそれだったわけです。


私はそれで申込みがあろうがなかろうが、
自分がやった事、今自分が取り組んでいる事、
そして近々やろうと思っている事は、
できるだけたくさんの人に知って欲しいので、
確定のものも予定のものも、アイデアだけのものも、
マメにウェブやMIXIで告知しているのですが、
私のマイミクでもある白石さんは、
MIXI日記の常連さんでもあり、
何かあると読みに聞きてくれて、
最近はそんな印象を抱いていたようでした。


メールには自分の失敗談として、
「いけそうな話」「儲かりそうな話」に次々と手を出して、
そこからの利益に固執するあまり撤退時期を見誤った事や、
四方八方に手を広げて一体何屋なんだかわからなくなった事が、
逆に本業への集約度を薄めてしまった過去の反省などを踏まえ、
ちょっとばかり忠告的な文章が書かれてありました。


確かにそれはあるのでしょうけど、
私は相手が喜んでくれるから個々のリクエストに応じているもので、
やみくもに下手な鉄砲を虚空に散らしているのではないように思う。
なので、そこに誤解があるのでは?と感じたため、
負けないぐらい真面目な文章を必死に考えて返信しました。


ところがなんと、
次に計画した「ねっとを活用する講座」の会場を借りるため、
ある会社の会議室を借りる交渉をしに行った時に、
気心の知れたそこの社長(30代後半男性)からも、
「ぷらたなすさん、いったい、何やりたいわけ?」
と間髪いれずに言われたんだよね^^


そしてまた後日、そこまでストレートじゃないけど、
別な人からも似たような疑問が私に。。。


は~、今の私ってそんな風に見えるんだ…と思いましたが、
待てよ?と(笑)


待てよ?


うん、そう。


「いったい何がやりたいの?」


よく考えてみれば、このセリフって、
今まで女性からは一度も聞いた事がないんですよね。
そんな風に言ってくるのは、すべて男性だわ?むむむ。


女性の場合は、みんなが好意的だし肯定的だし、
「いいと思う!需要あると思うよ?」などと、
何の疑問もなくすんなりと受け入れて、
パッと想像してその場で吟味してくれる…


この違いは何か?と考えた時に、
やっぱり男性って、もしかしたら思い込みが強くて、
基本的には思考に融通が効かない人種なのかも~と、
思っちゃいました^^


あとで白石さんに聞いたところ、
当初「コーチング」を強く前面に出して動いていたので、
私に対しては、「コーチング」のイメージがすごく強いんだって。


なのに最近は、パソコンだ、パワーポイントだ、インターネットだ、
と、「は?」「なぜ?」と思う動きばかりが見えてきて、
自分としてはつながりが見えずに困惑した、と言ってます。


でもさー、でもさー、私、前からあんたに言ってんじゃーん(笑)!
前職はプロバイダー勤務だったって。
PC&ネット系の研修も担当していたって。
そこがなんで、パッとつながらないんだよーーー!


だいたい、なんであんたと交流会で意気投合したかというと、
きっかけの話題がそれだったでしょ?覚えてないのっ??


…と言いたい気持ちもありましたが、
殿方はThis is ○○、これはこうだと一度刷り込まれると、
どうやらその道一直線の傾向があり、
経営者ほどそれが強いように最近感じていたため、
(お、やっぱりそこをつかむのね?)と思いました。


一方女性の経営者からは、
「何がやりたいの?」とは、全く言われなかったんだよね。
女性は人を全人的に捉えて、
その人に関する情報をまとめて組み立てて、
それを全体像として掴んでいるのかもしれませんが、
いずれにしても、目標や目的を見るのか、
あるいは、人やプロセスを見るのか、で、
反応も分かれてくるわけですが、
私はそこには男性と女性の違いもあるように感じました。


    *    *    *    *    *    *


(このブロックは、kdさんにいただいたコメントを読んで、
なるほど、表現もまずく言葉も足りなかったと感じて、
本日、加筆したところです。これ以外の部分も少し修正済み)
↓   ↓   ↓   ↓


白石さんは会うと洒脱で適度に愉快、
でもメールの文面はなぜか固くてクールでそっけない人ですが、
いつも私の事を案じてくれるいい人です。


その白石さんがこうやって長いメールを送ってくれるのだから、
その気持ちには誠実に回答したいと思い、
ものすごく色々な事を考えながら時間をかけて返信したのですが、
その後、第二の白石さん、第三の白石さんが現れるに及んで、
実は私、逆にあれれ?と、思ったんですよね。


女性はひとりも言ってこないぞ?


成功している経営者(女性)の知人もそれなりにいるのに。


「いったい何がやりたいの?」


これはコーチングセッションのときに私もたまに、
クライアントさんに尋ねるセリフでもありますが、
そう投げかけるときというのは、
相手が自分のやりたいことを、
筋道立てて論理的に明言できていないときです。


だからたぶん、物事を漠然としたイメージでとらえて、
なんとなく憧れだけで行動しているときや、
あれもこれもと欲張って逆に手一杯になっているようなときは、
男女を問わず相手にはよく見えるのだと思います。


ですが、今回その声がなぜか男性からしか上がってこないので、
分析的でそういった差異の話も大好きな私は、
「もしかして、これって男女の差?」と思い始めて、
そうそう深く考え込むものでもないのかも…と、
軽く受け流す事にした次第です。


私は自分の自己紹介をするときには、
前職の事や簡単なキャリアは必ず相手に伝えているので、
PC&ネット系の講座をやると言っても、
私を知っている人達に取って大きな違和感はないように思うし、
先輩諸氏の話を聞いていても、
「当初はコーチングよりも元々の仕事にばかりオーダーが来た」と、
元プログラマーの知人が言っているので、それもありと思います。


また、歌手の大槻ケンジ氏は(実は私は筋肉少女帯が好き!)、
一般的にはミュージシャンとして有名ですが、
実は著作権収入のほうがはるかに多いそうで(笑)、
それもまた、あり、と思うんですよね。


そもそも「PC&ネット系」の講座は、
友人からのリクエストが発端になっているので、
私にすればスポットだという感覚が根底にあります。
そしてたぶん女性同士だと敢えてそれを言わなくても、
そこは暗に通じているのかも。


ですが、一部の男性の方には、
方針を変えた、方向性に迷っている、
と受け取られる事があるようで、
そこに誤解を感じるし、男の人というのは、
物事を生真面目に固く考えがちなのかな?と思いました。


あ、それともうひとつ。


PC&ネット系を苦手とする人は女性のほうに多いので、
女性にはそのキーワードが記憶に残りがちで、
私がコーチングに関する活動をしても、
上書きされずに情報として残り続けるのかもしれませんね。
なので、すぐに思い出してくれるのかな。
それが、違和感を持つ、持たないにつながるのかもしれません。


    *    *    *    *    *    *


最近、別な知人にホームページ作れる?と聞かれて、
「チャチでショボくてもいいなら作れる」と回答。
そしてそれが諸事情によるワケありの依頼とわかり、
その業界に詳しい白石さんに相談したところ、
またまたこんな返信が…


> つーか、HTMLもイジれるんでしたっけ?
> (あ、ブログもやってるし、CGIもイジれるから当たり前か・・・)

(原文のまま)


最近はいい感じで力が抜けてきて文面が軽いし、
文中で気が付いて自己解決しているので許しますが^^、
(元々大好きで尊敬している人なんで)
だがしかし、この前、あんたにもCGIで作った、
自作のアンケートの回答をお願いしたでしょー!もーっ!


まぁ、私も他人の話はいい加減に聞いていたりするので、
人の事は言えませんが(笑)、
今回は、白石さんも、あの人も、別なあの人も、
ただびっくりしただけのように思いました!


だって、状況を十分に理解したうえでの本気の忠告は、
読んでいてわかるもん、聞いていて感じるもん。


耳を貸さずに全くスルーするわけでもなく、
確かにキモに銘じておかないと道を誤る部分と思いますが、
今回は殿方とご婦人の感覚の違いを感じ、
ふむふむと自分なりに分析してしまった一件でした。

2009.09.08

ぱわぽの講座

前回書いた、PC&ネット初心者の友達のための、
完全格安!内輪向け講座を二日間終えて、
この分野は、知りたい人の思いが強く、
それは必要性をすごく自覚しているからなんだな、
と、感じました。


それでついつい欲が出て、
最後の1日には他の人も入れられないかな?などと思い、
ある勉強会に参加したときに、
自分の席の周りの人達に、
「今、こんなのやっているんだけど、来ませんか?」
と、チラシを見せて声掛けしてみました。


けれど結果は撃沈。
皆さん、「ふーん」で終わってしまいました。
あらら、残念。


ところがその勉強会の翌週のときに、
チラシを手渡したうちの一人で、
気が合ってよくしゃべる整骨院の先生(50代前半男性)が、
「ぷらたなすさんて、パソコンできるんだよね?
おれにパワーポイントを教えてもらえないかな?」
と、言って来たんです。


(え…パワーポイント??)


うわ、アタシだってそんなに詳しくないし、
逆に人にきちんと教わりたいぐらいなのに、
できるかな?そういうの?


終了後にもう一度お話を伺うと、
早急にパワーポイントを使って、
何かの資料を作らなければいけない事態に陥っているようで、
本を買って読んでも…わからず、
一度市民講座に参加したけど…それでもさっぱりわからず、
なのに期日は迫って来るわ、で困り果てているようでした。


なるほど、そういう感じの人なら、全然オッケー!
たぶん何をどうやったらいいのかさえ、
全くよくわからない状態の方なんだと思いました。
だったら、私でも余裕で大丈夫!


元プロバイダーのユーザーサポートなので、
わからない人にわかるように教えるのは得意中の得意!
しかも、自分も昔はひどかったので(笑)、
皆さんがどこで何につまずくのかも、よくわかります。


整骨院の先生の希望が、きちんと場所をとって、
基礎から講義形式で教わりたいということでしたから、
(だったら、これも公開講座の形式にしちゃえ!)と思い、
早速チラシを作って、他の方にも呼び掛けてみることにしました。
それがこれ


依頼者が仕事で活躍している男性で、
しかも明確な目的がある方だったので、
その主旨に沿ったタイトルと雰囲気にしてみました。


これも知人向けで、
今回はその勉強会の人達だけへの声掛けオンリー。
(だって翌日の話だもん(笑))
そして料金は他の人は無料にしました。


それは、
「整骨院の先生には有料でマンツーマンで教えますが、
よかったらそれに皆さんも立ち会いませんか?」
という主旨にしたかったので、
最悪他の人を放置しても文句が出ないように口頭でも説明して、
それでもよければどうぞ?という感じにしました。


あとやっぱり、その勉強会は年配の方が多いのですが、
50歳ぐらい以上で初心者の方には、
パソコン教室って難しそうで面倒くさそうで、
(それに年齢や立場相応のプライドもあるので)
案外、敷居が高いと思うんですよね。
だから逆に、そんな難しいものじゃないですよ?
楽しいですよ?面白いですよ?という意味で、
まずは足を運んで欲しかったという意味もありました。


これには20代の詳しめの女性と、30代の初心者ビジネスマンと、
60代のゴルフ場の営業をバリバリにやっている(でもPC初心者)
の3人が、その場で話を聞いて、
一発で「行く!」と行って来てくれました。


人数は少なかったですが、
私は先に書いた記事で、
公的施設の起業相談員の佐藤さんが、
「決まる時は一発まる」と話していた事を思い出し、
本当に、人って、
ニーズに合ってうまくハマれば即決なんだなぁ…と感じました。


    *    *    *    *    *    *


さてさて、このパワポ講座ですが、
整骨院の先生ほか、参加者の皆さん(詳しい女性を除き)は、
思った以上にツワモノでした^^


全員、ワードぐらいは使えるのですが、
まず画像を挿入した事がないし、
文字の色やスタイルを変えるなど体裁を変えた事がないし、
行間の設定を変えられることも誰も知らず、
全員が今まで、"提供されたものをその通りにただ使うだけ"
という関わり方だったんですね。


また、変換の区切りをずらすやり方や、
固有名詞やよく使う地名・人名の辞書登録、
拡張子の話や「名前を付けて保存」の方法、場所の指定、
それに用紙の縦横の変え方など、
終わってみれば、ちっともパワポ講座ではなく、
ものの見事に、「初心者パソコン講座」なのでした(笑)
(でもみんなは、ぱわぽを教わったと思っている…)


皆さんが作りたいのは、プロジェクター用の資料ではなく、
オリジナルのチラシだとわかったので、
基本だけお伝えして、後は好きにやってもらったりしましたが、
PCで、決められた文書以外のものを、
自由にレイアウトして作るのは初めてだったようで、
本当に誰もが楽しそうに、制作に没頭していました。


そうそう、その"楽しさ"と、"だったらもっとこうしたい!"が、
その人のPCスキルをぐんぐん上げていくんですよね!


ですが、結果的に、
全員を「おー!」と、感動の嵐にしたのは、
なんとパワポではなく、辞書登録のほうで(爆)、
整骨院の先生に個別で教えている間に、
放置されている他の参加者は、その後、
いつまでもいつまでも真剣な表情で、
終了まで辞書登録をしていましたよ^^


    *    *    *    *    *    *


私、わかったんですけど、
お金を出してもパワポを教わりたいという人は、
結局、パソコン自体が初心者さんなんですよね!


確かに自分の事を考えてみると、
お金を出してまで習おうとは全く思いません。


だって、本気で取り組めば何とかなりそうだし、
やらないのは必要性がないだけで、
また、たとえ必要性が生じたとしても、
不明点はネットなどで検索しいしい、
それなりにこなすと思います。


その確信がある人は来ない。
それが見えない人が来る。


そんな風に思いました。


あ、そうそう、今回やはり皆を驚かせたのが「検索」で、
私がプロジェクターにつないだ自分のパソコンで、
答えられない質問に対して、ネットで検索していると、
その一部始終を見た皆さんがすごく感嘆して、
「すごい!」「これはいい!」「全然知らなかった!」って、
口ぐちに言うんですよね。


そうなんだよなぁ…結局はここからなんだよなぁ…


自分で知りたい事を、自分で調べることができたら、
というよりも、実はそれがインターネットで簡単にできるとわかれば、
皆さんもっともっと腕が上がるし知識も増えるし、
かなりの事が自己解決できるんですよね。


なるほど、今度は「検索」に主眼を置いた講座もやってみようかな。
そんな風に思いました。


ちなみにこの整骨院の先生は、
今も私のPCサポートのほうのお客様で、
何かとしょっちゅう質問の電話がかかってきますが、
スキルは確実に上がっている事を感じます。


(現在は、辞めたスタッフが作ってそのまま放置の、
ホームページの修正に挑戦中!すごいですね!
買った時にはチンプンカンプンだったパワポの本も、
今なら読むと理解できるそうです。それがすごくうれしいそうです。
意欲!そして経験!それが何より大事ですね!)

2009.09.04

友達向けのパソコン講座

ある日、発達障害のNPOをやっている友人の、
近藤さん(40代前半女性/仮名)から電話がありました。

そのときはあまり近い間柄ではありませんでしたが、
何度か勉強会で出会って名刺を交換した事があり、
私の営業用のブログをよく読んでくれていて、
「すごく面白い!ひとつひとつがメチャメチャわかる!」
と、ある会場でわざわざ感想を伝えに来てくれた人でした。

私も少し話をしてみて、すぐに気の合う人と感じたので、
いつかゆっくり話をしてみたい、と思っていた人でした。

教えて欲しいことがあると言うので、
場所と時間を決めて街場のカフェに出かけてみると、
近藤さんの知りたい事というのは、
起業の具体的な正式手順ということでした。

やだ、もう~、わっかるわけないじゃん、そんなの(笑)
駆け出しで売り上げもボチボチ以下で、
ひとりで細々と適当にやっていて、
会社組織になどする気もないこの私に、
一体何を教わろうと言うのよ?あなた!^^

「いや、実はね、所属しているNPOから、
きちんと職員として採用したいと言われたんだけど、
子供もまだ小さいし、それって無理だと思ったのね。
でも私、勉強会のリーディング(講師)は続けたいの。
そしたら、職員になるか、外部講師として講師料を払うか、
そのどちらかにして欲しいって言われて、
考えた末に外部講師になることにしたのね。」

「え、なんで?今のままじゃダメなの?」

「うん、なんか色々あるみたい。」

口を濁したので、ま、"なんか色々"あるんでしょうね、きっと。

「でもそうなると、個人事業主ってことになるでしょう?
私、そういうのって全然わからないから、
手続きとか申請とか申告とか、
まずはぷらたなすさんに聞こうと思って…」

「あぁ、そういうことね。だったら、別に、
何も必要ないんじゃない?」

「へ?」

「だって会社にするとか、そういう事じゃないんでしょう?」

「もちろんよ。」

「私も何もやってないよ。
税務署には一応届を出したけど、
それだって、あとで詳しい人から、
なんで出しちゃったんだ?
ここだけの話だけど、
それ、ちょっと時期が早かったね、って、
怒られたぐらいだもん。」

「はぁ、そういうもんなの。」

などというやり取りがありまして、
結局彼女が一番気にしているのは、
起業の手続きうんぬんではなくて、
今のようにご主人の扶養に入ったまま、
そういった事(個人事業)をやるのは、
可能かどうか?というその一点だとわかりました。

あららら。
実は私、夫の扶養になったことが一度もないんです^^
だから上限とか控除とか、そういうの、全然わかりません。

お?待てよ?

そうそう、ちょうどその時、
そのあとの別な打ち合わせに必要で、
私はミニPC(EeePC)を持っていたんですよね。
もちろんEモバイル付き!

「良かった!ちょうど今パソコン持っているから、
検索して調べてみようか?」

私はカフェのテーブルの上に、
バッグからミニPC+Eモバイルを取り出してネットにつなげ、
「扶養 範囲 個人事業」と入れて、
早速検索をしてみました。

そうすると、
彼女の知りたい項目にまさにビンゴ!のサイトがたくさん出てきて、
小さいパソコンの画面を二人で覗きこみながら、
「なるほど、なるほど」と、あちこちのページを見ながら、
かなりの情報と理解を得ました。

そして近藤さんの感想。

「ぷらたなすさん、
パソコンがこんな便利なものとは思わなかった。
こんな使い方があるなんて、今まで全然知らなかった!
今日は、すっごく感動した。
うちにあるパソコンって、保険の仕事をしている母が使っている、
Windows98の古いヤツなのね。
一応ネットはつながっているけど、すっごく遅いし、
今までインターネットなんて、
ほとんど利用した事がなかったんだけど、
今日は、マジで考え直したわ。
パソコン、買おうかな。」

「あ、それがいいと思うよ?
予算があるなら、絶対おススメ!
インターネットはやるとやらないとでは、
情報の発信も取得も思い切り差が出るよ?」

「だよね~。今日は、すごくそう思った。
ね!今度私にパソコンを教えてくれない?
そういうの詳しいんでしょう?
名刺にも元プロバイダーって書いてあるし…」

「うーん、そうだけど、まずまずってとこかなぁ。。。
本当に"超"詳しい男の子達に比べたら、足元にも及ばないよ。」

「いや、私に取ってみたら、
雲の上の人みたいに感じる。
教えて!今度!絶対にね!」

事態はここで急転回して、
この話し合いは、「私がいつか近藤さんにパソコンを教える」
という約束の場になってしまいました(笑)

そしてこれが、3日間で延べ18人が参加してくれた、
初心者の友達向け「PC&ネット講座」となりました。

    *    *    *    *    *    *

その後、
近藤さんに「そろそろ期日を決めない?」と連絡すると、彼女が、
「そういうのだったら、自分以外にも教わりたい人がたくさんいる」
って言うんですよね。

「あら、だったら、きちんと場所を取ってPCを持ち込んでもらい、
講座形式にしようか?」

「賛成!それがいい!私、教えて欲しい事が山ほどあるの。
私のNPOの他のお母さん達も同じだと思う。」

「じゃ、この前は友達だから無料でいいと言ったけど、
場所代だけはちょうだい。」

「あ、全然オッケー!」

結局、NPO活動で資料を作ったりする機会はすごく多いものの、
主婦の皆さんは、皆が個別に自宅で独学でやっているので、
より効率のいい手順や使えるフリーウェアや検索の方法などを、
誰からも知り得る機会を持たずに今に至っています。
けれど実際は多くの人がもっときちんと教わりたいと思っています。

かと言って詳しい人(主にご主人などの男性)に尋ねると、
必要以上に長いウンチクが入ってウンザリだし、
職場などの詳しい同僚(主に男性)に尋ねると、
最初から専門用語が満載の説明をされて、
(実はたぶん、非常に基本的な用語だと思うのですが)、
言っている事がさっぱりわからない、と。

そしてそれについて、ひとつひとつをイチイチ尋ねていると、
永遠にキリがなくなってしまうぐらい全てが意味不明なので、
途中から、「あぁ、もういいや」とあきらめて、
わかったふりをして済ませる事が大半とのことでした。

また、あまりに何もかもわかっていないと、
何をどう尋ねていいかも皆目わからず、
うまく質問できない自分が、
相手をイライラさせている事がよくわかるので、
どうしても聞きづらく、結局何も聞かないという状況に、
なっているのがよくわかりました。

わかるよ、それ~!思い切りよくわかる!

それはプロバイダーに派遣スタッフとして入った頃の、
まさに私の姿そのもので、だから私は、
「もういい!あんたになんか聞くもんか!」とある人に対しては思い、
「絶対自分で調べてやる」と思って、
結果的に少しずつ詳しくなってきたのですが、
(今思えば、ネットでもおバカで勘違いな質問を一杯したよ(汗))
それもこれも、先輩や同僚達が検索を上手に使って、
知りたい情報を適宜取りだすのを、職場で見ていたからです。
「あぁ、そんな風にすればいいんだ」と、
見て初めてわかったからです。

でもその現場を一度も見た事がないと、
検索は、特定のサイトにたどり着くための方法でしかないし、
ネットを利用する上で表示される様々なアラート、警告文も、
教えてくれる人がおらず、検索で調べるという手法も知らないと、
言いようのない不安を感じて作業はそこでストップ。
結果的に、サイトを見るだけの、
インターネットになっちゃうんですよね。
たぶんそれは何に関しても同じで、
エクセルもしかり、ワードもしかり、だと思うんです。

「ぷらたなすさん、もし私以外にも出たいという友達がいたら、
何人まで出てもいい?」

「え?そんなにいるの?」

「いや、メールで流して見ないとわからないけど…」

「え?メールで流すの?」

「うん。だって、みんな知りたいと思っているんだもの。」

やがて近藤さんは、その人脈力で?
あっという間にのべ18人をかき集めてくれて、
講座は3日間行う事になりました。

時間帯はもちろん、幼稚園や小学校のお迎えに間に合う、
午前の3時間。
木曜をぬかして、火・水・金としたのは、
木曜は、幼稚園が午前保育なので皆の都合が悪いからです。

    *    *    *    *    *    *

結果的に講座は大好評!

内容を決めずに、一人一人の質問に、
順番に答えていくという「質問持ち寄り形式」でしたが、
もう時間が足りなくて足りなくて、皆さん渋々帰っていく感じでした。

これをヒントに、
「ブログ開設講座」や「超初心者向けPowerPoint講座」や、
「SOHO向けインターネット活用講座」などを、
このあとに展開していくのですが、
私、思いました。

ニーズに合えば、人は来るんだなぁって。
そしてそれを本当に必要としている人は、
ときに仕切り役となって仲間を誘ってくれるんだなぁって。

私はこれをきっかけに、
「他の人は何を欲しがっているのか?」
「いったい何で困っているのか?」を、
今まで以上に重視するようになり、
できるだけその層の人達に、
直接尋ねたりするようになりました。

料金が1000円の格安の完全内輪向け講座で、
今思えばもっとお値段を高くしてもよかった!と、
悔む気持ちもありますが、自分としては非常に勉強になりました。

あ、そうだ。

出てくれた人が、
万が一口コミでこの講座の事を人に伝えるときがあるなら、
資料は絶対あったほうがいいよね。手渡せるようにね。
そうだ、だったらチラシ、作ろう!

そんな風に考えて、私は大急ぎでチラシを作りました。
それがこれ
(一分伏字や差替えになっています)

参加者の皆さんは、NPOやPTAで役員をやっていたり、
保健師さんなど仕事を持っている方もいたので、
基本的に意識が高く活動的な方のはずです。
そしてその毎日の中で、
PCスキルを上げたい具体的な目的があるわけです。
だけど、お子さんが小さいのでじっくり没頭できる時間も少なく、
かつ、なかなか習いにも行けない。
なので、その辺を考慮したタイトルにしました。

告知用ではなく、人に伝わる事を狙って作りましたが、
講座のために毎回チラシを作るというのは、
終わっても自分の実績の証明になるため、
キャリアの提示のためにも、とてもいいことだとわかりました。

この講座は本当にやってよかったですね。

この週の空いた木曜日がちょうど、
ハローワークの職業相談員の面接日で、
次の日の金曜日が、起業支援の相談に行った日だったので、
結構バタバタしていましたが、
スイッチが入り始めた時期だったので、
忙しさもまた、楽しかったです。

※現場を辞めてかなり経ち、もう今は現職ではないので、
 今まで検索防止の目的で曖昧にしていた表記を、
 先の一連の日記から、
 「派遣会社」「プロバイダー」と改めました。
 

 
 

 
【コーチのビジネスに関するの最新の10件】
友達向けのパソコン講座 働きたくないっ!~番外編 働きたくないっ!(完)~結論 働きたくないっ!5~面接 働きたくないっ!4~スイッチ 働きたくないっ!3~似た者同士 働きたくないっ!2~相談員の募集 働きたくないっ!1~金がない! (続きを見る⇒)




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2009.09.01

働きたくないっ!~番外編

番外編

「お金持ちになりたい」でもなく、
「成功したい」でもなく、
なんで、「働きたくない」というキーワードで、
突然回転数が上がったのかな?私。

前の記事を書き終えてふと気がついたのですが、
「お金持ち」や「成功」に比べて、
「働きたくない」というのは、
非常にイメージが明確なんですよね。

今から再び「働く」ということは、
朝、慌ただしく起きて、ご飯を作って、
時間になったらバタバタと出かけ、
日中は慣れない仕事を頑張って覚え、
終日行きつく暇もなく次々と人に対応し、
帰宅したら大急ぎで夕飯を作って家事をこなして、
そのあとに、メールを書いたりウェブを更新したり、
そして遅い時間を指定しているクライアントさんと、
スカイプでコーチングセッションをしたりするわけです。

今はうちのご亭主の朝ごはんがAM6:00だし、
ご亭主には二食分のお弁当も作っているので、
私の起床時間はどっちにしてもAM4:30です。
その状態で法人会の、
朝の勉強会(AM6:00開始)に参加するときには、
AM3:00起床のときもあります。

いくら月/15日の勤務でも、
営業や人脈作り的な活動もしながら、
コーチ、講師の仕事を続行していくためには、
そんな生活に突入してしまうということなので、
どう考えても息苦しく、時間的にも困難に思います。
であれば、必ず何かは捨てなければなりません。

ですが、コーチ/講師の売上UP活動を捨ててしまうためには、
今度は逆に月/15日の仕事は収入的に低いものなので、
あまり意味がなく、そんなことを頭の中で、
毎日シュミレーションしていました。

一方、(いわゆる)「お金持ち」と「成功」は、
まだ経験のないことなので(笑)、
それが一体どんなものなのか、
私には細部まではイメージできません。

いい服?いい車?お高い化粧品?海外旅行?

実は私、そういう部分には元々人よりも無頓着で、
現状、そこにはほとんど心が動かないんですよね^^
本来の意味での「働く」ことは大好きなので、
ネットワークの人達のように、
不労所得にことさら憧れる気持ちもないしなぁ…

なので、その差だったと思うんです。

私には、未来を描き夢見る気持ちよりも、
「あんな暮らしはしたくない」のほうが、
ずっとずっと、エネルギーが高かったということですね。

「夢を見る」ということはとても大事で、
自己啓発系のセミナーでは、
毎度のように語られるフレーズですが、
それがちっともモチベーションにならない人も、
世の中にはいるのですよ(笑)

余談ですが、うちの次男は定時制高校の時に、
あるスポーツで全国大会に行った事があります。
一度目はまぐれだったかもしれません。
でも次の年からは目の色が変わりました。
そして学校は休んでも、トレーニングは一日も欠かすことなく、
結果的に次男は、
その後3年連続で全国大会に出場することになります。

「また行きたい」「またあそこで試合したい」「絶対一勝したい」

たぶん有名な競技場での開会式の晴れがましさや、
全国から勝ち上がってきた他校と対戦するヒーロー感覚などが、
彼の意識をガラリと変えてしまったんだと思います。
(強豪校が毎年強いのはそこにも理由があると思います)

なので、「具体的なイメージ」って、
人の効果性を高めるのに、
すごく重要なんですよね。

これを番外編として付け加えて、
一連の「働きたくないっ!」シリーズを、
終えようと思います。
 

 
 

 
【コーチのビジネスに関するの最新の10件】
働きたくないっ!~番外編 働きたくないっ!(完)~結論 働きたくないっ!5~面接 働きたくないっ!4~スイッチ 働きたくないっ!3~似た者同士 働きたくないっ!2~相談員の募集 働きたくないっ!1~金がない! (続きを見る⇒)




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