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2009.08.27

働きたくないっ!5~面接

番外編

面接日当日。

担当者に案内されて一つ上の階に行き、
「どうぞ」と部屋のドアを開けてもらうと、
正面に向かって細長い部屋の窓際の会議テーブルに、
男性の面接官が二人座っていました。

両名ともちょっとベテランぽくて、偉そうでいかめしく見えますが、
本当は私と同世代(40代後半)ぐらいなのかもしれません。
行っても50代前半ぐらいかな。

そしてそこからだいぶ離れてこちら側にポツンと応募者用の椅子。
その距離は3メートルぐらいでしょうか。
何もない部屋のど真ん中に椅子だけが置かれているので、
腰を下ろすと拠り所がなくて心細い感じがします。

実はワタクシ、
こういったきちんとした面接を今まで受けた事がないので、
この距離が適性かどうか判断がつきません。
でも、これって離れ過ぎなんじゃないか?と思う^^

しかもこの部屋、形も広さも半端な気がして、
きっと普段は資料や印刷物などが置いてある、
倉庫なんじゃないか?と思ってみたり。

段々お金がなくなってきて崖っぷちに近くなり、
ハローワークで友人の相談員から紹介された、
彼女と同じ職業相談員の募集に飛びついてみたけれど、
ここまで来て10万円のために月15日も拘束されるのは、
考えれば考えるほど効率が悪く無駄に思えてきて、
当初の盛り上がりはどこへやら。

要は仕事が取れればいいのだ!と、
あれこれ施策を貼り巡らしているうちに、結局、
あっという間に面接日がやって来てしまいました。

半端だね。

思い切り半端な気持ちだ。

やりたくないと思っていながら、
かと言って落ちたいわけでもない。

書類にもそれは現れていて、
履歴書なんてネットで見つけた無料作成サイト利用だし、
写真もその辺の画像ファイルからトリミングしてコピペ。
職務経歴書も細かい年月日に間違いはあるかもね(笑)

相談員で友人の三雪さんに履歴書を手渡したときに、
「あまりやる気がなくて半端な感じが出ているかも…」
と告げたのですが、彼女はその言葉をスルー。

けれど、
「ぷらたなすさん、あのさ、この志望の動機だけどさ、
”前職での経験を生かしたいと思いました”ってあるけど、
それだけじゃなくて、”生かして、だからどうしたい”があると、
もっといいわよね。」

「あとさ、好きな課目=国語、社会、
趣味・特技=文章を書く事、人と接する事ってさぁ、
せっかくここまで書いたなら、
例えば文章を書くのが好きなため国語に興味がありました、とか、
歴史を学んだことで人への関心が強まり、
それが現在の自分の対人関係に生かされています、とか、
もう一言、関連の説明が欲しいわね。
こういうところで自分の強みや持ち味をアピールしていくのよ?」

って、だから、「やる気がない」って言ってるじゃん(笑)
そう。本気出したら、こんなぶっきらぼうな書き方しないよな、
とわかっていて自分でもそう思う。。。
そして、その辺りにかっちり突っ込みを入れてくる三雪さんも、
さすがだ、と思う。

    *    *    *    *    *    *

その履歴書が面接担当者の手元にあるかどうかは、
こちらからは見えませんでしたが、その代わり、
まるで通信簿のように、20個ぐらいの項目に対して、
5段階評価の採点をする用紙が見えて(私は目がいい(笑))、
あ~、思ったよりもずっと本格的な面接なんだな、と思いました。

派遣会社の社員だったときには、
確かに私も面談という名の面接を担当していました。
ですがそれは、狭い面談ブースの中でテーブルを挟んで、
ざっくばらんに行われていました。
できるだけ相手の”素”を引き出して、
ユーザーサポートに向くかどうかを見極めていかないと、
あとで大きな影響が出てくるからです。

ですがこんな風に改まって相手と対峙すると、
どういった気持で向こうが面接に臨んでいるのかよく掴めません。
そもそも公務員の価値観というものを疑う気持ちもなくはないので、
私の「好ましい」が彼らの「好ましい」とは限らないもんなぁ…
そんな気持ちでいました。

さて、請われるままに名前を告げて最初の質問。

「この仕事(ハローワークの職業相談員)に応募したことに関して、
ぷらたなすさんの今までのお仕事の経歴を簡単に述べてください」

はぁ、はぁ、なるほど。
ハローワークの相談員として役立つと思われる、
キミの今までのキャリアを簡単に述べよ、ってことね。

私は今年の1月まで派遣会社の社員だった事。
そして固定出向の現場統括責任者として、
(派遣会社における)人選から、
現場での研修から育成から管理から、
担当企業先の仕事に就くスタッフの就業から定着までを、
すべてサポートしてきた事を手短に述べました。

そのあと業務の説明があって、次に、
希望する希望地のハローワークに関して、
近年利用者が大変増えている事、
管轄の中では一番忙しく多忙な部署である事、
人数が少ないため一人の比重が重い事、
最後に、ぎりぎりの人数で回しているため仕事に余裕がなく、
その現状を今回の募集でぜひ緩和したい旨を告げられました。

そう。私が希望したハローワークは、
確かに規模の割には予想外に込んでいました。
私はそこにも別な友人が相談員として勤めているのですが、
その彼女を目当てに閲覧に行ったときにそれを感じました。

「はい。2度閲覧に行った事があるんですが、
自分もそう感じました。」

「あぁ、そうなんですか。待たされたでしょ?」

「えぇ、かなり(笑)」

それについて少しやり取りをした後、
「ぷらたなすさんは、自分の長所はどんなところだと思いますか?」

は?長所?自分で言うの?それを?
えーと、えーと…おっと、ダメだ、考えちゃ!(笑)
こういうときは、即答だ!

「親しみやすいところだと思います。
あ、でも、自分でそう思っているだけかもしれないんですけど^^」

がはは!ダメだ、どんなにすましても、
どうしても、素が出ちゃうね~(笑)
でも、お二人とも笑ってくれたので、
「を?受けたか?」と、一応ほっとする私。
だって二人ともお堅いタイプなのか、
全然表情に笑顔がないんだもーん。
私、そう言う人を見ると笑わせたくなる、という悲しいサガが…

「相談者の方には、実際いろんな方がいて、
言った言わないとか、言い方が悪いとか不親切だとか、
なかなか…うん、まぁ、こちらの言い分をわかってくれずに、
感情的に怒ったり、文句や苦情を言ってくる人がよくいますが、
その辺はどう思いますか?」

「あ、それはもう、派遣会社のときに…」

(以下中略)

「まぁ、そうですよね(笑) 
それに対してどう対処して来られましたか?」

私は今までの自分の経験を少し長めに語りましたが、
途中で、実際にその質問をしたほうの人ばかり見て、
話しをている自分に気づき、
内心(おっとっと…)と軌道修正して、
以後は二人を等分に見るようにしました。
一人は砕けた話にはそこそこ表情が緩む人、
もう一人は生真面目で全然崩れない感じだね。

「あぁ、なるほど、どこも同じですよね。
それじゃ、仕事を人に紹介するときに大事な事は
何だと思いますか?」

は?必要なもの?

うー、頭の中が超高速でグルグル激しくフル回転する。
こういうときは、少々ハズしても、
瞬時に毅然と明確に答えるのがよいのだ。

「はい。共感と可能性だと思います。」

「その理由は?」

「仕事に関しては人それぞれに事情があり、
悩みや不安を抱えているところに共感して、
ぜひその方の力になってあげたいからです。
それと、可能性のほうは、
お仕事を探している方って、
自分はこれしか向かないと思っていても、
こちらからみて、『これもできるのでは?』と思う事って、
きっとあると思うんですよ。
なのでその方に感じた可能性をお伝えして、
『こういう仕事もありますよ?』と提案をして、
仕事や能力に対する視野を広げてもらいたいからです。」

うん。経験上、本当にそう思います。

    *    *    *    *    *    *

ほかにも覚えているやりとりはまだありますが、
ここでは割愛させていただきたいと思います。

一応こんな感じで面接は終わりました。

面接を受けたのは木曜日でしたが、
結果は翌週の月曜日に連絡するとのことでした。

半ばやる気がなく、半端な思いで臨んだ面接であっても、
手を抜いたりいい加減な態度をとることはできません。
それはその場に座ってみれば誰もがそうだと思います。
でもやっぱり私って、全編生真面目に手堅く受け答えするのは、
どうやらできないみたいです。
頑張ってもどこかで自分をちょこっと崩して見たくなるんですよね~
それが吉と出るのか凶と出るのか…

さて手ごたえはあったようななかったような、
ちっとも確信が持てません。
けれど唯一確かなことは、「本当は私は働きたくない」ということ。
今や心の中では確実に、
「10万のために15日間を費やしたくない」と思い始めていること。

本当はこの日の直前にでも、棚から牡丹餅のような幸運で、
例えばお値段のいい仕事が突然舞い込むなど、
面接を受けなくてもいいような出来事が起こればよかったのですが、
物事はそんな風にはいきません(笑)

私は今までの仕事を通じて、採用決定者のドタキャンが、
どれほど周囲に迷惑を掛けるのかをよくわかっています。

ましてや今回は、現在私が希望している場所のハローワークは、
人手が足りずにとても困っているため、
就業後はなるべく稼働に影響を出さずに妥当な休み方をするよう、
勤怠面で強く念を押されています。
だからもし万が一にでも採用されるような事があれば、
自分の信条としても、そのあとはキャンセルなど絶対したくない。

それは今回の応募を知っているそのハローワークの友人との、
良好な人間関係にも影を差すものです。
また紹介してくれた三雪さんにも迷惑をかけてしまうし。

うーん、どうしようかなぁ…揺れますね。

ですがそのとき、ふと思ったんです。

「私って、もしかして、
自分の進む道を成り行き任せにしてない?」

「心の中ですでに気持ちは決まっているのに、
ただ踏ん切りをつける事ができずにいるだけじゃない?」

ちょうどその日の朝に知人から誘われた、
福島正伸さんという方の講演会のチラシの裏に、
こう書いてありました。

~決意とはいかなる困難も受け入れる事~

あぁ、確かにその通りだわ。
そして、今までの私はそこまでの苦労も困難も、
まだまだ全然していないんですよね。
ただお金がなくなって不安になってきて、
ちょっとでも楽になりたいから、
刹那的に目の前の話に飛びついているだけだ。

お金ってこんな状況でも借りられるものなのかな…

そうだね、その可能性もわからないのに、
あれこれ考えたっって意味ないわ。

そうだ、明日こそ公的な相談機関に行って見よう。
そして採用・不採用が出る前の明日のうちに結論を出そう。
それがキャンセルするためのタイムリミットだわ。

私は早速相談室のサイトを開き、内容を読んでみました。
相談は予約なしでいつでもOK、そして相談者は日替わりで3人。

そのページは以前にも何度か目を通していたのですが、
3人の相談窓口担当者の写真と経歴をよく見て、
相談するならこの人がいいな、と思っていた担当者がおりました。

もう一度、その方の担当曜日を確認すると、
都合がいい事に、明日の金曜日はまさにその方の担当日!

お!ツイテル!

明日、この人と話をしたら、結論を出すためのヒントが、
得られるんじゃないかな。

やめるもよし、続けるもよし、もしそこで方向が定まる、
自分にとっての重要なキーワードをキャッチできたら、
それで腹を決めよう、と思いました。

(つづく)
 

 
 

 
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