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2007.12.20

質問力

本当にまたまた久しぶりの更新です!!


ただ今、私はコーチング修行の真っ最中。


コーチの試験を受けるには、
「三ヶ月以上コーチングしたクライアントが5名以上いる事」
という受験資格があって、
この条件をクリアできないと試験を受けさせてもらえないんです。


で、幸いいい友達に恵まれた私は、
現在進行形で7名のクライアントさんがいて、
その条件はクリアできる見通しなのですが、
仕事しながら夜の時間をそれに当てると、
月・水・木・木・金・金・金…と、
自分の休養日として予定を入れていない火曜日以外は、
帰宅してからが結構ハード。


しかも!7人のうち3人が金曜日を希望って、
なんでみんな「金曜日」がいいの??(笑)
みんな酒飲みはないのかっ?
私はこの飲み会の多い12月に、
どんな忘年会も一時間で切り上げて、
早々に駅に飛び込むという日々でございますよ。
(しかも一人は、朝の6時の予約だしー^^;)


そんなわけでこちら及び、こちらつながりの交流は、
徹底放置の二ヶ月になってしまいました。
申し訳ありません。
でもまだまだそのモードは続行します。


    *    *    *    *    *    *


さて今日は、自分の力不足で反省した話。


化粧品販売の売り上げを上げて、
代理店昇格を目標にしている友人のクライアントさんなんですが、
広告・宣伝を一切行わずに、
口コミだけで顧客を広げていくという会社の方針のためか、
元々主婦で人脈の狭い私の友人は、
段々行き詰ってきちゃったんですよね。


あ、変なご商売ではなさそうです。
ねずみ講とかマルチまがいではないと思います。
ネットで調べると、
品物は悪くなくて合う人にはとても合うみたいで、
根強いファンの方も相応にいらっしゃるようですが、
それよりも強引に売る人がいたり、
金儲け主義がプンプン臭う代理店さんがいたりとか、
そっちのほうが話題になっている事があるのは、
どの化粧品も同じかな。。。
(私もセールスレディを少しやったことがあるので、
品物が良くても販売員さんが千差万別である雰囲気はよく承知)


私の友人は考えすぎて悩んだり、
小さな事でクヨクヨしたり、相手の反応を気にして落ち込んだり、
それがたまに体調にも出ちゃうぐらいの人なので、
まかり間違っても強引に何かを勧めるという事はないのですが、
逆にそれがネックになって売り上げが伸びない部分もあるのでは?
と思わされちゃう人。


なので、ビジネスらしい割り切りとか開き直りとか、
「ここまでならサラリと言っても許されるポイント」とか、
そんな風に物事を感情から切り離して、
かつ前向きに捉える事ができたら、
もう少し明るく元気にやっていけるのになぁ…なんて観点で、
ずっとコーチングを続けていたんですが、
なんか手詰まりになって来ちゃったんですよね。


まぁ、いろいろお話をしてそれなりに機能したとは思うんですが、
何か核心に触れられていないよなぁ…なーんて思いながら、
最終日はランチを一緒に食べて、
最後にこんな質問をしてみました。


「もし神様に『これだけは気にしないでいいよ?』と言われるのなら、
なんて言われたい?」


そしたら、彼女、こう言ったんです。


「うーん、家の事かな。」


「家の事?」


は?家の事?ついさっきまで話していた、
本部からの数値的なプレッシャーとか、
人脈の狭さとか、押しの弱いところとか、
そういった仕事がらみの事じゃないのかい???


「家の事…って家事とか?」


「そう。アタシ、家事、嫌いなんだよね。
だから家に帰るとすごくがっかりしてやる気がなくなるの。
掃除とか洗濯とか子供のご飯とか、
もし神様が、そういうのを一切気にしなくてもいいよ?
と、言われたら、どんなに自由で生き生きしてくるかと思う。」


その瞬間、
正直、「やられた!」と思いました。


コーチングには"真のゴール"という考え方がありますが、
その会社でエスティシャンの資格を取り、
今、一生懸命エステと化粧品の販売に取り組んでいるのも、
もしかしたら当初に聞いた
「たくさんのお客様をきれいにしてありがとうと言われたい」
のではなく、とにかく家を出て外で活動したいためかもしれないし、
家庭の中での自分よりも、
お客様に感謝されてお礼を言われる自分を、
手にしたいのかもしれないし、
「このままじゃ嫌だ」という切望かもしれないし…


もしこの質問を、あと4回早く投げかけていて、
その回答が得られたなら、その後のコーチングは、
全く別な方向のものになったと確信するので、
あー、ダメだな~^^;…まだまだ、だな~^^;
と、苦笑して帰宅した次第です。


また、そう考えてみると、友人のイライラやジレンマは、
迷いながらも自分なりに突っ走って行きたいのに、
家の事や家族のお世話でなかなか思うように動けず、
かといって自分の行動を強く制限しているように(思える)、
家事という作業は、元々好きなものじゃない、という、
苛立ちとか嫌な感じとか…そういったものなのかもしれません。


物事がはつらつと回っていかないようなときは、
その原因は、仕事でのエピソードのあれこれにあるのではなく、
意外にもご家庭の中のほうにあるのかもしれないな…


という、私なりの気付きを得たのが、最終回の最後の場面!
というのは、トホホですね~(苦笑)
そういえば、
「なんか、家事とか、億劫で面倒であまり好きじゃないんだよね。」
と、早い段階で何度か聞いていたのに、
それは今回のテーマとはあまり関係ないしな、なんて、
完全にスルーしちゃっていた私。


ここまで三ヶ月も仕事の目標や悩みなどを話してきて、
最終日に、「一番はずしたい懸念は"家の事"」かぁ~。
うーん、なるほどねぇ。


そうなのよね。
そういう相手の言葉のひと言ひと言にヒントがある、と、
肝に命じて「聞く耳」を研ぎ澄ませて行かないと、
効果のあるコーチングってできないんですよね。


そしてまた、そういった隠れた本音を引き出すためには、
質問の内容がすごく大事。
どういった質問がクライアントの思考に機能するのか?


制限をつけたり、
(もし1000円でそれをやり遂げろと言われたら何を買う?等)
制限をはずしたり、
(お金が山のようにあって全く困っていないなら今何をしたい?等)
時間軸を変えたり
(5年前からやり直せるならどうしたい?1年前なら?昨日なら?)
場所を変えたり(それがもし職場でなかったらあなたはどうする?)
人を変えたり(もしあなたの上司だったらなんていうと思う?等)、
臨機応変で柔軟な質問力がコーチングでは必須のスキル。


「こればかっかりは"場数"だから!」と語る、
先輩コーチの助言を、
経験上、(まさにその通り!)と思いつつも、
反省や後悔が尽きることのない毎日だねぇ…
 

 
 

 
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