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2007.12.21

友人にサービスを提供する

前回の「質問力」の続きになりますが、
実はこの件で反省がもうひとつあるんです。


それは、どんなに顔見知りの友人であっても、
提供するサービスの質を変えちゃ、
ダメだって事。


コーチングは、クライアントに質問し、話をすることによって、
クライアントさんからたくさんの気づきを引き出し、
それを目標達成や望む自己の実現のための、
大きな行動のヒントにしていただくわけですが、
コーチ側が自覚をしっかり持ってケジメをつけないと、
ヘタすればそれはタダの雑談、世間話に終始しちゃうのね。


ところが相手は友人ですから(現在のところ)、
いかにも「コーチ然」と振舞うにはこちらに少々の照れがあるし、
友人のほうも、コーチング以外のところで、
おしゃべりしたい話題というのもあるし、
その辺りの諸条件を鑑みて(笑)、
一番双方に都合のいい中庸のポイントを取って行くと、
「もしこれが本当の初対面のクライアントだったら、
たぶんこうはしないだろう」というコーチングに、
なりがちなんですよね。


いくら自分できっちりと線を引いて区別をつけたとしても、
「ここは彼女のために、じっくり聞いてあげたほうがいいのかな?」
なんて思うと、長話に付き合ってしまったり、
「やったね!」「すごいね!」「頑張ったじゃない!」と、
相手を承認するだけで終わってしまったり。


それでも皆さんが、「やってよかった」と言ってくれるので、
「友達だし、友達には友達のコーチングでいいのかも。」
などと思っていたのですが、そんな中で毎回痛感していたのが、
コーチングスクールでのロープレと現実の違いでした。


スクールでロープレをすると、10分程度のワークでも、
コーチングがお互いに非常に機能します。(効果が出る)
わずか10分の会話の中に、質問があり沈黙があり、
回答があり発見があり、「そうか!」とひざを打ったり、
「別に気にする事なんてないんだよな」と思い直したり。
それがとても心地よいわけです。


で、どこが大きく違うのか?と言ったら、
やっぱりコーチ・クライアント共に意識の違いですよね。
「部屋の整理」「ダイエット」「職場の指導」「時間管理」など、
自分で解決したいと思っているミニテーマを出し合い、
ペアを変えて何度も何度もロープレするわけですが、
お互いに高い意識で取り組んでいるので、
短くても濃くて充実したディスカッションが可能なのよね。


なのでこの頃の私は、(当然といえば当然なのですが^^;)
「友達だからこのスタイルで」という考えを改めて、
「友達でもいつものスタイルで」と、心に決めて、
今からどうやって路線変更できるかなぁ…と、
作戦を考えたりし始めたわけです。


ま、一番いいのは、
「それではそろそろこの回から、
よりコーチングらしいコーチングに移って行こうと思います」とか、
「先日のスクールで"コーチらしい話し方"について学びました。
今回から早速実践させてくださいね。」とか、
それまでと一線を画すような宣言をしちゃえばいいんだよな。


そしてそうやって路線変更して間もないセッションが、
前回の「質問力」の話だったのよね。
そして私は思ったのさ。


「普段の友人関係にきちんとけじめをつけて、
コーチのモードに完全シフトして臨めば、
いい質問も気づきのある回答もちゃんと出てくるのに、
今まで、私は一体何をやっていたんだろう、
クライアントのためにこの三ヶ月間で、
何をしてあげられたんだろう」って。


そして思いました。
「友達だから友人関係をベースにしたコーチング」。
これは相手に取ってとても失礼で申し訳ないことだわ。
わずかながらも、お金をとってやるのなら、
提供すべきサービスの品質は、
友達だろうが、初対面の依頼者であろうが、
一律平等でなくてはいけないね。
それが「コーチング」という商品を売るものの、
クライアントを思う誠意だし、
それがビジネスの礼儀ってもんだろ。(←自分に言っている)


なーんてねっ。


そうね。「コーチングは相手のメリットになる」
そう思えばこそ、相手が誰でも、
変わらないスタイルを貫くべきだわね。


自分の仕事で、営業的な動きをするときには、
その辺はできているように思うんだけど、
こと、自分自身の事になると、
まだまだ竹を割るようにパッパッとは行かない私なのね(笑)。


そういえば先日、前回の「質問力」の友人のサロンに、
「お試し」でフェイシャルエステをやってもらいに行った時、
私が知人のせいか、友人ほかエスティシャンの皆さんが、
なんとなく内輪のノリっぽくて、必要以上にアットホーム?で、
クールでテキパキとした、
プロフェッショナルの空気が足りないところが、
甘さを感じてちょっと気になり、
「これじゃ仕事関連の私の友人などは紹介しにくいなぁ」
と、思ったのですが、
私もそれと同じ事をやっていたのかもね。。。


あー、友達には「これがコーチング」とは思われたくないわ(笑)。
そいつはちょっと間違っている(笑)!
これじゃちょっと路線の違う誤解を植えつけたまま、
三ヶ月が終わっちゃうぞ?


頑張っている先輩コーチやコーチ業界のためにも、
私しゃぁ、もうちょっと王道コーチングを勉強せねばいかんわ。


そんな風に、またまた反省のぷらたなすなのでありました。
 

 
 

 
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