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2007.10.31

小さなヒーロー

C班が業務を終了して一ヶ月経った。


効率化やその他もろもろの事情があり、
C班の業務は企業側本社の強い意向で、
ちょうどひと月前の9月末をもって系列他社に委譲され、
C班の契約スタッフ達は、仕事と共に他社に移るか、
他の業務に変わって現在の職場に残るか、
または、いずれも不服としてここを辞め、
新しい仕事を探すか。
この三者択一を迫られた。


「せっかくのベテラン契約スタッフ達を他に流出させたくない。
ぷらたなすさんには、できるだけ退職者が出ないよう、
どうかご尽力をお願いしたい。
こちらの都合で皆さんには本当に申し訳ありません。」


企業にそう依頼された私は、
スタッフ達それぞれと何度も面談し、
受け入れ移動先を提案し、新しい条件を提示し、
どうなる事か…と少々ハラハラしつつ彼らの決断を待ったが、
最終的に、別な理由で以前から退職希望だった1名を残して、
全員が残留を希望してくれた。
ある程度予測できたとはいえ、
「他の職場で働くなんて考えられない。ここがいい。」
と残ってくれた皆の顔、ひとりひとりに、
涙が出そうな気持ちになったりした私だった。


さて、この後待ち構えているのは、
キャリアのあるスタッフ達が一から新人に戻って、
それぞれの移動先のリーダー達から受ける、
研修の日々である。


約10名のこじんまりとした集団は、ほとんどが同期生で、
人数も少ないせいか昔からチームワークがよく、
私は個人的になかなかいい班だと思っていたが、
残念な事に、それもこれを機にバラバラになった。


いくつかの移動先に分散した彼ら彼女らは、数年前の3月、
C班の立ち上げ時に初めてこの職場に入ってきた頃のように、
朝礼が終わると職場規定のキャリアバッグに、
自分のノートPCや何冊ものマニュアルをギューギューに詰めて、
次々とそれぞれの研修場所に散っていく日々が続いた。


C班の班長だった芦田君(30代前半男性スタッフ/仮名)は、
私の提案を断り班長職を辞してヒラの一スタッフに戻った。


「本当にそれでいいの?条件が下がっちゃうよ?」
「いや、いいです。こんな新人と同じ状態なのに、
移動先のB班でも班長だなんて、そんな事はできないですよ。
人に教えたり指示を出したり、
クレームを引き受けられない班長なんて、
オレ的には全然いる意味ないし、
B班で長くやってきた他のスタッフに申し訳ないし、
オレもやりにくいです。
また初心に戻って出直します。そのほうが気も楽だし(笑)。」


班長は業務的に優秀であればそれでいいというものではない。
人をまとめたり意見を出したり、施策・対策を練ったり、
業務とは一本別の資質が必要で、
芦田君なら業務ができなくても、
キャラ的にそれが可能な人と思っての事だったが、
今はとにかく余計な事には何もわずらわされずに、
必死で勉強したい、との事。
その心情も理解できた私は、無理強いはせずに了解した。


    *    *    *    *    *    *


芦田君の移動先であるB班は人数も一番多い最大の班だが、
業務としての守備範囲もあってないぐらいに大変広い。
気心の知れた少人数で、
単一業務をじっくり専門的にやってきた今までのC班と異なり、
雰囲気も少々殺伐として気ぜわしい。


なので移動者である旧C班のスタッフ達は、
誰もが皆、戦々恐々として研修を受けており、
時折雑談に紛れて感想を聞くと、皆一様に、
「難しいです」「扱い商品が多すぎて息が上がります」
「本当にやっていけるのかとても不安です」などなど、
何もかもが違いすぎて自信をなくしているような発言が目立った。
どこか馴染めない感じの集団に入っていく、
心細さも大きいのだろうな。。。


そんな中で、はるみさん(30代後半女性スタッフ/仮名)が、
こう言った。


「でもね、ぷらさん、聞いてください。
私なんてここで何年もやっている割には、
教わった事が、もう全然わからなくて、
頭では理解できても、それがどう業務に関連していくのか…
そういう事がちっとも見えてこないので、
せっかく研修してもらっているのに、
身に付いている実感がほとんどなくて情けないんですけど、
でも、芦田君はすごいんですよ。」


芦田君は、実はほかの人達よりも年下で、
背も少し低いので、
立ち上げ時から手腕を発揮してくれた、
伝説の班長:難波君の退職で班長を引き継いで昇格しても、
たいていの人が彼を今までと同じ雰囲気で、
「芦田君、芦田君」と、「君」付けで呼んでいた。


「え?すごいってどうすごいの?」


「芦田君はねぇ、聞いたらその場でわかるみたいなんです!
私とか由真ちゃんは、もう頭が混乱してきて、
ちんぷかんぷんで質問すらできないでいるのに、
芦田君は、ちゃんとわかっている人の質問をするんです!」


「はるみさんは違うの?
入ってきた当時の皆さんを知っている私から見れば、
はるみさんも芦田君も、同じような超初心者で、
当時は右も左もよくわかっていない新人さんだったけど、
私ははるみさんも同じぐらい優秀なスタッフさんだと思っているし、
この数年間でのスキルアップは2人とも同等じゃないの?
私にはそう見えるけど?」


「私も今までは、ちょっとそう思っていたんです。
でも…芦田君、もう全然違うんです。本当に違うんです。
やっぱり彼、班長になってすごく勉強したんですね、きっと。
私達が気がつかない間に、今では追いつけないぐらいに、
差が開いているって感じました。ちょっと悔しいけど。」


「……」


「それに私達の事も、もう班長じゃないのに、
いつもとても気にしてくれて、
何かと今の班長さんに掛け合ってくれたり…
私、今までぷらさんにも随分彼の批判をしたり、
彼のせいで班の雰囲気が悪いなんて、
反発したり嫌悪した事もあったんですが、
違う班に移ってみて、今ようやくわかりました。
あ~、私達は芦田君が班長じゃないとダメなんだって。」


「……」


「それでね、この前、芦田君に言ったんですよ。
『芦田君。ここで勝ち上がって絶対もう一度班長になって。
私達、芦田君の下じゃないと嫌なの。
もう、私、芦田君になら付いていくから。
だからB班の他の人達になんか負けないで絶対頑張って。
それが私達の夢だから』って。」


ああ、芦田君、聞いている?聞いた?
はるみさんがあなたにこんな事言っているよ?
それって班長冥利に尽きるじゃない!


正直言って、はるみさんのその話を聞いていた私は、
いろいろな意味で、またまた目頭が熱くなってしまった。


細かくて口うるさくて、ときに高圧的な態度が、
女の子達の不興を買っていた芦田君が、
今はみんなに尊敬され支持され、
今度はもっと大きなB班の班長として、
再びそのポジションへの階段を上がってくれる事を、
皆が切に願っている。


企業の方針で仕方ないとは言え、
みんなそれまでの実績がゼロクリアされて、
自分達が今、職場で一番発言権の弱い、
低い位置にいるのが寂しいんだよね。
自分達の過去にあまり理解のないと思える班長の下で、
B班のやり方、B班のスピード、B班の価値観オンリーだけで、
自分達が評価されていく事が悔しいんだよ。


はるみさん達が切望しているのは、
自分達に理解のある強力な代弁者。
彼らは自分達のヒーローの出現を心待ちにしているんだね。


芦田君。そうだね。
前回のようにイレギュラーな特例措置の昇格ではなく、
今度は本当に資格を取って、
皆さんのためにも班長を目指してみたら?
あなたの事だもん、たぶん本当は堂々たる正規の昇格を、
ひそかに狙っているんだよね?私はたぶんそう思う。


    *    *    *    *    *    *


世間でも業界の再編や企業の吸収合併などで、
無念にもそれまでのキャリアを捨てて、
新天地で一から出直す羽目になる人が大勢いると思うけど、
内容も進め方もポリシーもチームカラーも違う集団に、
少数派として後から入っていくのは大変で、
新しいその職場をずっと愛していけるかどうかも微妙なところ。
今まではそれでよかった事も、
移動先ではダメ!と頭ごなしに注意されたり、
理解はできても気持ちで納得できない事も多いよね。


そんなとき、きっと人は、
自分達のヒーローの出現を待ち望むんだな。
裏を返せばそれは、
現在の状況が決していいとは言えない事を、
暗に物語っているのかもしれません。


また、先を歩く人に夢を託すのは、
自分達が目的地までまだまだ遠い存在である事に、
希望を見失ってしまったからかもしれません。


でもあきらめちゃダメだよ!
だって皆さんはベテランの経験者さん達です。
何がよくで何が悪くて、困ったときにどうすればいいのか、
みんなよくわかっているでしょう?
だからあなた達は、実務に入ったら必ず変わります。
「なんだ、この程度でいいんだ」と、やがて絶対思うはず。


とある会社のとある職場の片隅で、
未知の仕事に対して様々な思いを抱いているスタッフ達。
せっかく残ってくれた彼らに、負けるな!と声を掛けてあげたい。
大丈夫。そんなに心配する事、決してないから。
これが私から皆さんへの応援メッセージです。


レクチャーでの研修は先週で終了し、
今週はいよいよメンバーがそれぞれの移動先で、
OJTに入りました。
大丈夫。
B班なんて大雑把で意外にいい加減なんだからね(爆)!
(大人数で人の目が行き届かないので、やむなし、とする空気。)
その雰囲気さえ掴めたなら、もうくよくよする事はないはず。
自信を持ってやっていけるはず。


とりあえず、芦田君!
あなたは今、皆さんの夢と希望を一身に背負った、
旧C班メンバーのヒーロー候補です。
ここはひとつ、ぶっちぎりで先頭切って独り立ちして、
ぜひ皆さんの「熱い思い」に応えてあげてね。
私も切にそう願っています。
 

 
 

 
【"リーダーって何?"に関する最新の10件】
★小さなヒーロー 情報の流れていく先(2) 情報の流れていく先(1) No2スタッフの昇格 あきらめなさいよ、少しだけ。 対話不足なのだ! 運は天まかせ まずは敬意からだろ? 任せないと伸びないよ? 欠勤が多い人の周辺  (続きを見る⇒

2007.10.27

今日、何を得たいですか?

コーチングの勉強を始めて半年が経ちました。


当初は仕事に生かせるノウハウを学びたいと思い、
初めて銀行から自分の名前でお金を借りて、
思い切って申し込んだスクールでしたが、
段々、これはメシの種になるのでは?と思い始めました。


今の私はプロコーチを目指して、日々研鑽中?なのですが、
お金をもらってコーチするのがプロコーチという定義ならば、
現在のぷらたなすはプロコーチという事になります。


スクールのプログラムは、
元々がプロを目指す人のためのものなので、
実際にクライアントを探して期日まで3人にコーチする、など、
実践的な宿題が毎月出ます。


これは結構しんどい課題なので、
最初は「げげげ…」と思いましたが、
今後も同じ課題が出続けるのならば、
行き当たりばったりでその場しのぎのクライアントなど頼まず、
最初から有料で長期間継続してコーチングを受けてくれる、
本物のクライアントさんを獲得していけば、
この先自分が楽!と思いました。
(あくまでも自分が"楽"するため(爆)!)


そのうち段々、私が本来持っているセールス魂が刺激され、
今の私は新規獲得に燃えちゃったりしているのですが、
現在のアタクシは週に3~4日程度は、仕事が終わった後、
その方達に定期的なコーチングをしている状況です。


でも、今はまだ友達や仕事関係の人オンリーね。
やがていつか、きちんとした料金できちんとした営業を、
開始できればいいなぁと思っています。


    *    *    *    *    *    *


さて、そのクライアントさんの中に、
由美子さん(40代後半/仮名)という、
高校時代の同級生がいます。


同窓会の役員仲間でここ数年交流があった人なのですが、
同窓会総会への参加の声がけや役員への勧誘で、
自分自身がとても苦労したので、
「人に何かをお願いするのって大変だよね?」と、
共感を持ってコーチングを了解してくれました。


なんせ、私の初期のの頃の私のお誘い文句は、
「資格を取るためには、三ヶ月以上コーチした人が、
5人以上いないと試験を受けられないの!(本当)
ぜひ私の練習台になって!!(でも有料(爆))」
だったので、気心の知れている友達や上司は、
説明を聞いてみんな快諾してくれたという状況があります。


ところが規定の5名のクライアントさんを確保して、
これですっかり調子に乗っていた私に、
大きな課題が出てきました。


十分説明はしたつもりだったのですが、
「お付き合い」的な誘い方をしてしまったせいか、
この由美子さんに関してだけは、
毎回のコーチングセッション
(コーチングの本体。コーチとクライアントのディスカッション)
が、段々行き詰ってきたのです。


由美子さんは(そうとは知らずあとで聞いて驚いたのですが)、
お金に何不自由の無いとても裕福な人で、
かなりの金額を自分で自由に動かせる人だったんです。


彼女の仕事は公務員なのですが、
ガツガツしない安定した性格の持ち主で、
特に逆らう事も無く敬愛する親の敷いたレールに乗り(本人談)、
いいご主人といい息子さんに恵まれ、
今も自分の暮らしに大きな不安や不満はありません。


何かに焦ったり何かを渇望する事も無く、
何にも憧れず、何をも目指さず、
日々の小さな悩みや気がかりはあっても、
それを気になる重要な問題とは全然思っていませんし、
そんな自分を疑問に感じたりする事もありません。


本人も何度か
「ごめんネ、アタシって、
全然コーチングの勉強にならないでしょ^^?」
と謝ってきたように、確かに私から見て何の不足もなく、
現状をとても幸福と思っているので、それ以上の夢もない、
そんな感じの人なんですよね。


なので継続してコーチしていけるような、
本人に取っての重要なテーマが見つからないんです。


やりたい事や、なりたい自分とか、
悩みや困っている事は本当に全然ないの?
そう思った私は、それに関して何度か、
コーチとしての質問をしてみたのですが、
なかなかいい反応が得られません。


結果的に定期的なコーチングセッションは、
何をどうコーチしてもあまり実のないものに終わってしまい、
彼女のほうも、せっかく次回までの課題をお願いしても、
「あー、あれ、ごめん、やってない…」
と、お互いに段々意欲も緊張感も薄れてきて、
私もわざわざ出かけて行くのが億劫になってくる始末。


コーチというのは、クライアントから感謝されたり、
コーチングセッションがクライアントに響いている、と、
実感できる手応えがあってこそ意欲も増してくる仕事なので、
どこか沈滞気味のコーチングは私に取っても不本意で、
ラストまであと一回というときに私は考え込んでしまいました。


このままじゃ、時間をかけるだけかけて(しかも微々たるが有料)
何の成果も得られないコーチングになっちゃう。
それじゃ由美子さんに申し訳ないし、
せっかくなら「やってよかった!」と思って欲しいし、
ぜひそう言われたいよね。


でもこの時点で私に残された時間は、わずかあと二回!
この二回で起死回生の一発大逆転なんてできる?
うーん…そのためにはいったいどうすればいいんだろう。


取り合えず今日は、こんな事をやってみようか?などと、
事前にいろいろ策を練っていたりしたのですが、
待ち合わせのファミリーレストランに、
彼女が現れたのを見たときに、ふと、
こんな質問が思い浮かびました。


「今日は何を得たいと思ってここに来ましたか?」


それは先日、所属している協会の勉強会で、
海外でも本を出している講師の方が、
受講生である私達に向かって投げかけた質問でした。
彼(マツダミヒロさんと言います。
たぶん30代前半の若い方です。
事業としてのここよりもこちらのほうが有名かも!)はそのときに、
「実はこの段階で今日の成果が8割方決まったも同然なのです」
と、おっしゃいました。


そう。目的意識のない行動は効果を呼び込まないのです。
由美子さんにコーチングセッションの時間を、
自分のためになる貴重な場と思って欲しい。
そのためには、再度の意思確認が必要なんだよね。


無意識にそう思った感じたは、
あまり深く考えずに彼女に同じ質問をしてみました。


「えーと、今日は由美子さんに、
始めに伺いたい質問がありました。
由美子さん、
あなたは今日、何を得たいと思ってここにきましたか?」


「???」


「言い換えれば、今日お持ち帰りしたいのは何?という
質問です。」


「え…、持ち帰りたいもの?うーん…」


由美子さんは一瞬考える間が空いた後にこう答えました。


「そうですね、自信を持ち帰りたいです。」


「自信?今日は自信を持ち帰りたいんですね。
なるほど~。ではそれはどういった自信ですか?」


「自分がもっと強くなって、
言いたい事を言える人になるための自信です。」


「そうなんだ、強くなるための自信が欲しいんですね。
そうすると今は自信が自分に不足しているので、
言いたい事が言えない状況なんですね?
では今の由美子さんは誰に何を言いたいのか、
ここでもう少し詳しくうかがってもいいですか?」


※他人行儀と思われますが、コーチは、
コーチングセッションと日常会話を切り替えてもらうために、
親しい間柄であっても時間中は敬語を使い、
それなりの話し方を心がけます。


私がそう尋ねると、彼女は、


・皆さんに提供している組織のホームページがわかりにくく、
 自分としては「これじゃダメじゃん!」と思っている事。


・声を大にして担当者に直接そう言いたいのですが、
 自分はエクセル・ワードで書類を作る事はサクサクできても、
 そういう事に関する知識が皆無なので、
 もし反論されても論理的に対抗できず、
 それをとても悔しい、と思っている事。


・現在は何もかも業者任せの丸投げホームページらしいのですが、
 オーダーを出す人に客観性とセンスが無いので、
 その人が担当でいる限り、ホームページが変わる事は、
 ないんじゃないか、とさえ思えてくる事。


 ・どこまでがプロじゃないとダメで、
 どこまでが自分達でできるものなか、
 そこさえもよくわからないので、結局言いたいことがあっても、
 押し黙ってしまう事。


こんな話がこの段階になって初めて出てきました。
そして…


・ぷらさんのところみたいな民間の職場に比べたら、
 うちの職場なんてパソコンに詳しい人がひとりもおらず、
 パソコンに関わる話になると誰もがやりたがらず、
 みんなが口をつぐんでいる事。


・学歴はとても高い人が多いのに、
 専攻科目だけを専門に大学で学んできた人達ばかりなので、
 外部の人が思っている以上に専門職の人達は世間知らずで、
 職場のPCスキルは最悪、
 PCができる=(イコール)仕事が出来る
 に等しい評価が当然のようにされている事。


・ホームページ関することばかりでなく、
 自分の仕事としては言葉でくどくど説明するよりも、
 パソコンにプロジェクターをつないで、
 複数の相手に一回でプレゼンテーションできたらいいと思うが、
 何をどうやったらいいのか全然わからず検討もつかない事。
 そんな風にホームページ以外にも、
 できたらいいと思うことがある事。


そして…


・そういったITコンプレックスが、
 自分の劣等感や弱みやストレスになっており、
 自分がこうしたらいい、と思うことを適宜誰かに伝え、
 職場で自分の地位と自信を深めていくためには、
 ITスキルが必須と思っている事。


・こんなど素人の私でも、
 職場では「できる人」の部類に入っているので、
 今の自分がさらにそのスキルを磨けば、
 もっともっと発言権が増し、
 やりたいと思っていることをもっとスムーズに進めることが、
 できるのでは?


と、強く感じている事などが一気に噴き出してきました。


あー、そうだったんだ。。。
なんでそれをもっと早い段階で、
彼女から引き出せなかったんだろう。
これはやっぱり自分の力不足で、
コーチとしては不徳の致すところ、ですね。


「それじゃ今、真っ先に何ができたらいいと思っている?」


「ホームページ!
えーと、まずはホームページビルダーの使い方!」


「え?それってどこまで?」


「どこまでも何も、私そういうのって全然わからないから、
詳しい人がよく口にする"ビルダー使えば簡単じゃん"
という意味さえもよくわからないのよね。
ねぇ、わかる?それってどういう意味なの?」


「ごめん。じゃちょっと聞くけど、
ホームページビルダーって自分で持ってる?」


「やーだ、持っているわけ無いじゃん。
あれってすごく高いんでしょう?」


「いや、そうでもないけど…
同じものに何かを組み合わせて二社から別々に出ているけど、
最低限のものだけでいいなら、
本体だけで1万しないように思ったよ?
私もこの前、新しいやつ買ったし。」


「え!!うそ!マジで?そんなに安いものなの?
私、10万円ぐらいするのかと思っていた!」


「あはは、そんなにはしないよ~(笑)。
あ、じゃさ、勉強したいのなら、
買って自分でいじってみるのが一番と思うんだけど、
今それを持っていないのはなぜ?」


「え…だって、んーと、何?
インストールっていうの?
そういのもよくわかんなくてすごく怖いし、
あ、ちょっと、ちょっと、それに、
職場で使うのに家にある必要はないですよね?」


(内心、「へ?」…と思いつつも、顔には出さずに)
「あ、そんな風に思ったからなのね。
なるほど、確かにそうだよね。
そうすると、職場でバリバリ使いこなせるようなって、
ホームページが自力で作れるぐらいの知識が、
自分の仕事上の強みとして欲しいんだよね?
もし私だったら、自分への投資と思ってすぐに買って、
自宅でいろいろいじってみると思いました。
今、そうなっていないのは何を障害に感じているの?」


「あー…
とにかくそういう一つ一つがわからな過ぎて、
ひとりでは何もできないんです。」


「ご主人は?」


「あはは。あの人は、私以上にそういう事のできない人で、
パソコンに関してだけは、絶対に自分のほうが、
上を行っている強い自信はすごくあります。」


話を聞きながら、私はふと思いました。
由美子さんに現実的に必要なのは、
コーチングではなくて、パソコン指導者なんじゃないかしら?


「ねーねー、今聞いてみて思ったんだけど、
由美子さんにひとつだけ、提案させていただいてもいいですか?
このコーチングを対面から電話に切り替えて、
もう少し継続してみませんか?
というか、コーチングではなく週一回のPCサポートを、
私から受けてみませんか?
私、今の仕事がユーザーサポートなんで、
初心者に電話でいろいろ教える事に関してはプロです。
週一でどんな質問もできる専属のITコーチ(私(笑))を雇って、
PCスキルをあげてみない?
その代わり、もしそう希望するなら、
今度はきちんとした料金をいただいた上で…
という事になるけど、それでもよければ。」


結果としてそこから話は一気に進み、
彼女はコーチングを継続してくれて、
しかも今までとは違うお値段で、
正式にITコーチをお願いされる運びとなりました。


彼女はお話の間中何度も、
「そうなの!こういう事がしたかったの!
引き出してくれてありがとう!
私、今日のコーチングが一番楽しい!」
と言ってくれました。
それが私の忘れられない宝物になりました。


    *    *    *    *    *    *


客観的に考えて、初心者向けのサポートしかできない私が、
"ITコーチ"などと切り出すのは、大変分をわきまえず、
おこがましいが強い話だと思います。


ですが、世の中には同じように思っている人がたくさんいて、
パワーポイントが何かさえ全くわからない人にとっては、
私でも教えてあげられることが膨大にあると感じたんです。
これは自分の今後の大きなヒントにもなりました。


帰り際、由美子さんは人が変わったように明るい表情で、
「希望が出てきた!」と喜んでくれました。


そして、PCも古いので新しく買い換えたい、
本も買ってまず自分で勉強してみて、
わからないところを週に一回ぷらさんに質問したい、
とも言いました。
来たときとは別人の由美子さんがそこにはいました。


コーチというのは相手のニーズを引き出す仕事でもあります。
力不足でなかなかそれをできずにいましたが、
「あなたは今日何を得て帰りたいのですか?」
このたった一言の質問で、
状況が劇的に変わったのを実感し、
問いかけひとつで結果がこうも変わるものか?…と、
今更ながらその面白さを体感した私でした。


目的意識。


何かをするに置いてそれはとても大事です。
それを相手に高めてもらうためには、
出会い頭にそれをきちんと尋ねて、
それを改めて強く再認識してもらう事なんですよね。


小さなサクセスではありましたが、
自分に取ってとても勉強になった、
先週のある日の出来事でした。
 

 
 

 
【コーチングに関する最新の10件】
★今日、何を得たいですか コーチングセミナーの男達 ただいまコーチ修行中   (もっと見る⇒

支持的風土

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次男の就職が内定し、
今、我が家はちょっとした安堵感に包まれています。

いろいろと事情もあり^^;、
次男にはすでに家族がいて、
実は夫であり二男の父でもあります。
それでいて21歳の高校生(定時制)でもあるのですが、
これでようやく、
今はお互いの実家で別々に暮らしているファミリーが、
どこかに居を構えて一緒に暮らせる目処がついたと思うと、
(たぶん)普通の高校生の内定以上にほっとする部分があります。

結婚して子供もいて、
年齢も普通の高卒よりもずっと年上の21歳なのに、
次男のために奔走し、企業に掛け合ってくれた先生や、
気にせずに採用を決めてくれた内定先には、
本当にありがたいお思いが尽きません。
この場を借りてお礼が言いたいです。ありがとうございます。

長男のほうの教員採用試験は…
たぶん今年もダメだろうなぁ。
地元では何百人という応募者に採用がたった8名(!)らしく、
そちらはすでに不合格だったのですが、
もうひとつ受けている他県のほうも、
倍率が異常に高くて厳しい状況。

幸い一次試験は通ったので、今は二次の結果待ちなのですが、
たとえ受かっても、例えば来春の欠員補充で採用が決まるとか、
スレスレかイマイチ足りないラインなのではないかと思います。

長男は今、市のスポーツ施設の嘱託職員をやっていて、
施設を利用しに来る人にトレーニングメニューを考えたり、
プールの監視や備品の貸し出しなどをやっているのですが、
その仕事には期限があって二年間しか働けないんです。
そういった事もあり、二年でダメなら教員はあきらめなさい、
と言っていて、本人としても納得してそのつもりでいるので、
来年がラストチャンスです。

でも、彼に今の倍率を突破できるぐらいの、
ずば抜けた優秀さ?はない感じがするので(笑)、
最終的にやりたい事に合っていて、
生きがいを感じられるような仕事について欲しいなぁ、
なんて親は思ったりします。

    *    *    *    *    *    *

さて、久しぶりに前段が長くなってしまいましたが、
今回はその長男が茶の間に置き去りしにしていた、
教員過程の教科書から拾った話です。

えーと、茶の間に置いてあった長男のその本を手に取り、
何気にパラパラとページをめくってみたら、
あるところにこんな事が書いてあり、
それがふと目に付きました。

 

    (前略)
 一方こうした冷え冷えとした風土ではなく、暖かい風土のことを、支持的風土と呼ぶ。
 指摘的風土は、その名称の通り、仲間の間にお互いを支持し合う雰囲気があり、暖かさを感じる事ができる風土である。したがって、支持的風土を持つ学級では、自分の考えや思いを素直に出せること、お互いのコミュニケーションがスムーズに行われることなどが特徴となる。さらに、児童・生徒の活動に、自発的・創造的な活動が見られやすいことや、お互い内に助けある協同や相互扶助の活動が見られやすいことも特徴となる。学級経営をうまく行うためには、いうまでもなくkの支持的風土を学級の中に作り出す事が必要となる。
(ミネルヴァ書房:個性をひらく特別活動/相原次男・新富康央編著 より)

支持的風土の反対は、防衛的風土と言って、
仲間の間に恐れや不信といった雰囲気があり、
攻撃的でとげとげした感じの風土という事です。
学校は組織のシステム上そういった風土になりやすく、
そこから誰もがそこに所属したいと思う集団への変容は、
自然発生的に起こることはほとんどない、とあり、
以下、学級作りのための教師の役割などに触れていくのですが、
私は、なるほどと思うところがあり、
自分の仕事に置き換えながら読み進めていました。

私の職場はまだまだ旧来からある人への寛容さや
暖かみが残っており、
前職でひどい人間関係の中でやってきたような人からは、
「こんなに親切にしてもらってありがたいです」
と、感謝の言葉をいただいたりするのですが、
それでも7年間という年月をずっと見ている私にとっては、
人の気持ちが厳格で、
よりナーバスになってきているような気がして、
それってどうなんだろう?と思ったりするわけです。

例えば私の目から見て大きな問題もなく、
1年後には必ず一人前のいいスタッフさんになる、と、
確信できるような人でも、
最初の段階から、「あれができない、これもできない」と、
周囲に潰されてしまいそうで、
私はそこに気がかりを感じながら見ているときがあります。
本当はそこで潰れない強さも、
仕事に対する向き・不向きのうちなのですが、
そうは言ってられない傾向の昨今、
瀬戸際の人をどう救い上げるかが鍵になる事も多いわけです。

もし前述のように、
特定の誰かが意識を持って強力に関わっていかないと、
ここに所属し続けたいと思う集団(準拠集団というそうです)と、
支持的風土が維持できないのなら、
今の仕事の現場は学校と同じように、
何もしなければ自然に防衛的風土になってしまうシステムを、
持っているのかもしれません。

    *    *    *    *    *    *

さて、ここで話は横にそれますが、
先日私は何年かぶりにバスに乗りました。

普段、自分の車やJRしか利用しない私には、
久しぶりのバスは様々な変化が物珍しく、
またバス停の名前も運行経路も、
以前とはかなり変わっている事が今頃初めてわかり、
あとで家族からおおいに馬鹿にされたのですが(笑)、
もっとびっくりしたのは、(これも家族から笑われたのですが)
停留所や信号待ちで運転手さんがいちいちエンジンを切ること!

いや~、これはかなりびっくりでした。
びっくりというよりも、一般ドライバーとしては、
エンジンのOFF/ONなど、
そんな短い時間に頻繁にしたくないものなので、
「何よこれ?」と思い、
一人しか乗り降りせずちょっとしか止まっていない停留所や、
交差点で停止してすぐに信号が青に変わるようなときでも、
その都度ブルルンとエンジンのかかるのが少し不快だったし、
地球には優しいけど人には優しくないかなぁと思ってみたり。

「アイドリングストップ」の標語は巷でよく見かけるし、
世の中の流れとしてバス会社がそういった施策をとる事も、
仕方ないと思うのですが、
(ていうか、本当に環境と経費節減に役立っているのかしらね?)
ここで私は、
「そんな風に運転しろ、と、もし自分が言われたら、
それはとっても嫌な事だなぁ…」と思ってしまいました。

新しいルールがひとつ追加されるたびに、
気に食わない事を強いられるケースも多いのですが、
そこに抵抗感があってなかなか身に付かなかったり、
飲み込みの悪い人やすぐに順応できない人は、
注意され指導され、自分の評価の下がる機会が、
またひとつ増えてしまうんだなぁ、とも思ってみたり。

そしてどんどん決まり事や手順が増えていく、
現代の仕事の煩雑さを思い
「仕事の現場」は窮屈になるばかりだなぁ…などと、
バスの運転手さんに対しても、
どこか気の毒な思いを抱きました。

    *    *    *    *    *    *

さて、私達の仕事(ユーザーサポート)でも、
お客様を相手にする商売として、
CS的な意識の高まりや個人情報保護の観点から、
ひとりひとりが気をつけなければいけない事柄が、
以前と比べて山のように増えてしまいました。

その結果、何をとってみても、
最大限に業務に向いている!という、
ほんの一握りの「最適な人」以外の人達は、
何がしかのNG部分を周りから細かく指摘され、
どこかに仕事や職場に対して安らぎや自信を感じられず、
集団の中で「受け入れてもらっている」という安心感を、
持てずにいるのも事実です。

ところがそこに対しての感度を下げた場合、
今度はお客様の不満が高まり、
苦情が入ったり様々な場で批判されたり、
品質や企業イメージが低下してしまいます。

集団の中に優劣があるのは当然で、
今のように全員が「優」である事を望まれるのは、
排除的な職場カラーをつくり、
また運用として無理があると思うのですが、
そうも言っていられないジレンマが常にあります。

そんな中でこれからの私に何ができるのか、
結構いろいろ考えますよね。

取り合えず。

いつも批判を恐れ人の目を気にして自由闊達に振舞えず、
いい事を考えているのに発言や提案もできずにいる人達に、
仲間だからお互いに「楽しいこと」、
仲間だからお互いに「うれしいこと」、
仲間だからお互いに「心地よいこと」を、
実感できる場をもっともっと提供してあげたいな。

人と人が関わる事の素晴らしさ、面白さ、豊かさを感じて、
自分が今そこにいる必要性と自信をつかんで欲しいですね。
そしてこの職場でこの仕事をしている幸せを感じてもらいたい。

今からの私はそこに積極的に手出しをしていくのが、
最後の自分の使命かな?なんて思っています。
なーんて、ちょっとカッコ良すぎかしら?(笑)
うふふ。
 

 
 

 
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2007.10.22

英語嫌い、英語好き

日曜日はコーチング関連のイベント知り合った人と、
ご近所でちょっとお茶。


初対面なのに妙に気が合う感じがしたので、
「そのうちお茶でも」なんて言いつつ、
アドレスを告げあって別れたのですが、
彼女のほうからメールが来て、
都合のいい日曜に、
それじゃ会いましょうか?という事になりました。


といってもこれと言った目的のないただのおしゃべりなんですが、
貧乏な我が家とは違ってお金持ちの家系らしく、
(ま、雰囲気も最初からそんな感じだったですが(笑))
息子さんが来春小学校を卒業するので、
家族三人で香港に行きたいと言っていました。


はぁ~。うちは結婚する前も双方にお金がなく、
結婚したら余計に貧乏、商売が潰れてさらにド貧乏。
妻は工場作業員、亭主は焼き鳥屋という生活を続けた後に、
お互いに転職&転職で、
ここ数年になってようやく一息ついているところなので、
当然海外には一歩もたりとも足を踏み入れた事はありません。
行く機会もなく、行きたいと思ったこともなく…


少しだけそんな話をしてみたら、
「え?じゃ新婚旅行はどこに行ったの?」
「え、亭主の実家。大分。挨拶も兼ねて。」
お金がないんだから、海外なんて最初から考えもしないし、
そんなことできるわけないでしょうが(笑)?
と、いろいろ思いながら聞いていたら、
彼女の新婚旅行はヨーロッパ36日間なんて言うから、
思わず、ひえ~。。。。(絶句)


でも、そんなに豪華な旅行だったわけではなく、
行きの飛行機と当時のホテルだけ予約して、
あとはリュック一つ背負っての気ままな旅だったらしく、
「あー、ならば許そう!」と思わず言いかけた私でした(笑)。


「でも言葉はどうしたのよ?言葉は?」
「え?主人が英語しゃべれるから。」
「わーお、だったらいいよね。」
「うん、お蔭様であんまり不自由しなかった。」


英語かぁ…うーん、英語かぁ…


実は最近、英語を話せるようになりたいと思い、
出勤する行きの車の中では必ずCDを聞く!と決めて、
三年計画の長ーい長ーい道のりの一歩を、
はからずも踏み出した私なのでしたが、
いやー、ダイアログを丸暗記して、
CDの音に重ねて同じテンポでしゃべれるようになるまでは、
最初の単元なんて数行しかないのに、
一ヵ月半もかかりましたね。。。
恐ろしいぐらいの亀の歩みだ。。。


以前にも何度か書いていますが、私は英語が大嫌い。
私は勉強ができない人ではなかったのですが、
変なところが異常に飲み込みが悪くて、
英語の文法なんてもう、最初から何を言っているのか、
全く理解できませんでした。だから大嫌いになったの(笑)。


数学も同じくそうなのですが、
自分のそのときの能力に対して、
理解不能、意味不明な事を延々と聞かされるというのは、
非常に苦痛な作業でして、
わからない→頑張らなきゃ(焦り) ではなく、
わからない→やーめた(速攻放棄) の発想だった当時の私は、
そんなものはさっさと放っといて、国語と社会で点数を取ろう!
とそっちに余計燃えたりしたものです。
でも、それで何とかなったのだから、
昔は良かったなと思いますよね(爆)!


さて、彼女も英語は勉強したいと思っていたらしく、
最近○○英会話に通い始めた事を話してくれたのですが、
(大嫌いだったものに金なんて出せるかっ!
意地でも予算を掛けずに自力でやっちゃるー!と
かたきのように思っている私とはやはり違うのだった…)
聞けば英語はいつかは話せるようになりたいと、
中学生の頃からずっと思っていたとの事。


「え?じゃ英語の授業は好きだった?」
「好きだったよ?」
「えー?なんで?なんで?
あんなのを好きという人の気持ちが知りたい。
今日はいい機会なのでここでぜひそれを聞かせてよ(笑)。」


うーん、そうだね。なんか海外って昔からすごく憧れるんだよね。
ほら小学生の授業で見るようなテレビでも、
社会とかで外国の産業とか暮らしとかそういうのがあるでしょ?
私、小学校のときにそういうのを見るのが好きだったの。
社会の勉強はどうでもよくて、外国の様子とかが見れるので、
うん、いつもそういうのは興味を持ってみていたわねぇ。


海外に憧れ…ないな、そんなの、私には。


「海外に憧れるって、それはまたどうして?」


え?だって日本と違っていて、何もかもが珍しいじゃない?
今でも、なんとかの旅とかなんとか遺産とか、
海外のあれこれを紹介した番組があるでしょう?
ああいうのは、私、今でも大好きで、
見ていると、「あぁ、ここに行ってみたいなぁ」とか、
「いいなぁ…今度行こうかなぁ…」とか、
すぐに思っちゃうんだよね。思わない?


え…別に…とはさすがに言えずに、
「かもね」なんて言葉を濁したのですが、
「それじゃ、英語もだから好きだったの?」


そうそうそうそう。外国の言葉を習うなんて、
なんかいい感じじゃない?外人さんみたいで。
だからずーっと憧れていたんだよね。
でも、ほら、日本の授業って、
話せるようになるための授業ではないじゃない?
だから、段々意欲もなくなってきて自然消滅したかな。
それで、今頃またやりたいなぁなんて、
思っているんだけどね。今度は"話せる"やつね。


ふーん…
初めて本格的に聞いてみた、英語好きな人の弁。
たぶんこれはほんの一例なのだと思いますが、
なるほどな~。日本にはないもの!珍しさ!異国!憧れ!
英語が好きだった人の小さな心の中には、
そんなキーワードが光っていたりしたのね。


いやぁ、そんな事など感じた事もなかった私には、
大変興味深く、とても参考になりました。
そして、人って本当にそれぞれが違うものなんだな、
と改めて強く感じました。


人が何かを勉強したいと思う気持ちには様々なが理由があって、
私の場合は、コーチングで有名な人が講演などに来日したら、
ちょっとは翻訳なしで内容がわかればいいな!というぐらいの、
"憧れ"も"夢"もない、非常に現実的なものなのですが、
同じ中学最初の英語の授業であっても、これだけ掴みが違うと、
結果もまた大きく違ってくるのだな、と思いました。
いや、面白い、面白い。


さて、海外旅行。これもまた考え方かもしれません。
私は気軽に外国に旅に出る彼女の事や、
働いてお金をためてはオーストラリアで数年暮らして、
また戻ってきては働いて…を繰り返している彼女の弟さんを、
「なんだかすごいなぁ、お金あるなぁ」と思ってしまうのですが、
そんな私の家には、息子のものや中古であっても、
PCが4台あってそれと周辺機器やソフトウェア類を合計すれば、
海外旅行ぐらい簡単にいけるかもしれません。


また、外国に行く事にさほどの興味はなくても、
欲しい機器類はたくさんあるので(笑)、
「必ず自分のために使いなさい」と、
ポンと誰かに10万円をもらったら、
それで行ける国がある事など考えもせずに、
欲しいものを速攻買うかもしれないし、
何かの資格が取れる講座に通うかもしれません。
(たぶん宝石やアクセサリーは絶対に買わないような気がする^^)
(妹がこれを読んだら、床を叩いて受けるかも!「らしい」って)


そうね。海外旅行によく出かける人は、
お金持ちなのではなくて、「外国が好き!」なのよね、きっと。
だからもしお金がなくても、彼女は何とかして、
海外に出かけていくでしょう。
ああ、そうか。そういう事か。


最後に彼女がこんな風に言いました。


「アタシもね、コーチングのセミナーとかに出る前は、
やりたい事が何もなかったり、
夢を聞かれても浮かばないので即答できなかったりしたんだけど、
それって、自分にフタをして、
無意識に思わないようにしているという事なんだって。
だから自分が変わると、
欲しいものややりたいことがどんどん出てきて、
そのために頑張ろう!って本当に思えてくるよ?」


あぁ、それはそうかもしれないね。
取り合えず欲しいもの。
そうだ!自分専用の車が欲しいな。
インプレッサの新車が欲しい!
そうだ!インプレッサの新車!新車!
加速のいいやつ。
それでお気に入りのCDをガンガン掛けながら、
高速を一人で飛ばせたらいいわね~
キャー、いいわ~♪


そこで横の亭主がつぶやきました。
「あんたって、結局、やっぱり、そっちかい?」


わははは!でもこれっばかりは自分の趣味嗜好の問題ですもの。
仕方ないわよね♪
 

 
 

 
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なぜと言われても

先週は事前研修が2名に面談(面接)が2名。
合計4名の人とお会いして、
自分の判断としては、OKが1名、NGが3名でした。

現場は欠員が常態化していて、
ひとりでも多くの人に来て欲しいのですが、
だからと言ってお仕事に向かない人を入れた場合、
職場のストレスや稼動、生産性の低下に、
頭を悩ませてしまう事が非常に多いので、
その辺はどうしても強く意識せざるを得ないところです。

なので自分の判断はいつも率直に会社に伝えているのですが、
最近は会社の売り上げも伸び悩んでいるせいか、
雰囲気的に今までのように、
「はい、そうですか」→お断り
とはいかなくなってきました。

そしてこの頃よく問われるのが、
「どの辺がぷらさんの最低ラインなの?」
「何が良くて何が悪いのか私にはよくわからない」等々。

そうですね、これはとても難しい問題です。
もしそういったマニュアルでもあって、
それに沿って判断していけばほぼ間違いなし!
というのなら楽なのですが、
実際は、見込み違いもそれなりにあると思うし、
結果としてはお断りをした人でも、
現実に入れてみたら全く問題のない人だった、という事も、
たぶんあるかもしれません。(いや、きっとあるでしょう)

ですが最近の自分の経験として、
やめておいたほうがいいと感じた人が、
実際にその通りだった事はあっても、
その逆はまだないんですよね。
だから、大概は当たっているんじゃないか?といった、
ほのかな自信だけを頼りに、
少々えらそうな口を利いてしまったりしているわけです。

    *    *    *    *    *    *

私が今、自分の面談で一番気にしているポイントは、
質問の主旨の理解と想像力です。

これらはユーザーサポートの仕事では、
必須となるスキルなのですが、
通常、契約会社の採用担当者は、
経歴や趣味などすでにそこにある事実を問う質問や、
どんな業務や条件を希望するか?などの、
現時点での意思を確認する質問しかしないので、
そこで疑問点が見つかることはなく、
(またあっても大抵気がつかずにスルーされることが多く)
特に変わった雰囲気もなく話し方も知的で、
表情や態度から人柄の良さが確認できれば、
「いい人がやってきた!」と判断します。

確かに以前の私も全くそうでした。
ですが、その割には山のような失敗体験の数々!
「なぜだ?」と首をかしげる疑問の積み重ね。
そして少しずつ、適性を見分けるためには、
それなりに工夫した事を行っていかないと、
ダメなんじゃないかなぁと思うようになりました。

けれどこの感覚がなかなか会社や担当者に伝わりません。
わかってもらえないというのが正確なところですが、
NGと感じた面談や研修時のエピソードを、
ひとつひとつ話して自分の考えを述べても、
理解してくれる人とそうでない人の差が大きいので、
そういったところが自分のジレンマでもあります。

私は、彼女達がいつもどおりにやっているだけでは、
私達の職場に不向きな人を、
見つけることはできないんじゃないかなぁ…
などとぼんやり考えているわけですが、
不向きな人というのは、
場所柄もわきまえない格好で、
人と話をする態度や言葉遣いに問題があり、
その内容にも首かしげざるを得ないような、
人達の事を指しているのではありません。

頭脳明晰で礼儀も正しく、
自分の考えを好感を持った話し方で、
よどみなく話す人達の中にも、
向かない人はたくさんいます。

ですが、通常の契約会社の面談では、
それ以上の事はたぶんわからないんですよね。
いえ、実は私もわかりません。

なので、判断がつかない人には研修を受けていただき、
その様子を見てお願いできる人かどうかを、
決めさせていただいています。
研修というのは実務に近い事をやってもらうので、
仕事をする上での思考回路がある程度わかり、
確かな判断をするためにも私としては必須なんです。
(お互いのためにもそのほうがいいと思っています。)

なので、彼女達が第一印象で感じた「おススメのいい人!」は、
必ずしもそうとは限らないのが現実で、
例えば服装が遊び人風で敬語をきちんと使えない人でも、
お話をしてみると非常に"掴み"がよく、
指導次第でなんとかなる、と感じる人もいます。
(この感覚はたぶん現場と合っています)
こればっかりは世間的な判断基準とは別物と思っていかないと、
失敗する事がよくあります。

    *    *    *    *    *    *

さて、最近の私がよく訪ねる質問は、
「前の仕事であなたが学んだ事はなんですか?」かなぁ。

そうすると、「お客様への上手な謝り方」とか、
「人付き合い」とか「時間を守る大切さ」とか、
いろいろな答えが返ってくるのですが、
なかには、「休まずに働く事ができてよかったと思います」とか、
「楽しく仕事をして来たので特に問題はなかったです」とか、
期待したものとはちょっとズレた回答が出てくる事があります。
また「それは運送屋なんだから配達経路ですよ」
と憮然とする人もいるし、あまり間をおかずに
「特にありません」と淡々と答える人もいます。
(ちなみに上記はすべて実話)

でも私のフラグが立つのは、そんなときなんですよね。
で、次にもう一度聞いてみます。
「それは今からの仕事の、
どんな場面でどう生かせると思いますか?
当て推量で構わないので、
ちょっと想像して具体的な場面で答えてみて下さいね♪」

難しいですよね。
でもユーザーサポートとはこんな感じの仕事だろう、と、
自分なりにイメージできている人は案外はずさない回答をします。
が、一方で結構な割合の人が、
ものすごく考え込んでしまって、
「うーん、わかりません」と答えるんですよね。

もちろん今からの仕事がどんなものか、
明確にイメージできないのが普通なので、
的外れだったらどうしよう?という不安や、
見当違いだったら恥ずかしいという思いがあるのだと感じますが、
どう答えればいいのか迷ったり、
私の主旨が図りかねる人は間髪おかずに、
確認を求めてくるんですよね。
「すみません、それはどういう意味ですか?」とか、
「あのー…間違ってもいいんですよね?」とか。

そうそう、この思わず口をついて出る、
自発的な質問があるのも自分としては重要に思っていて、
それが適度にある人はたぶん大丈夫かな?なんて思うのですが、
横道にそれてしまうのでそれはさておき、
ここで「わかりません」とか、
「ちょっと浮かびませんね」と答える人は、
想像するのが元々不得手だったり、
その回答が自分に不利なのでは?と推量できなかったり、
方便のためのウソがつけないような人だったりするので、
(お客様対応は、"ウソ"の能力もある意味大事!(笑))
私は、少し注意して話を進めてみようかな?などと、
思ったりしますし、途中から何かの確信が固まれば、
向かない判断をしたりします。

もちろん私達の仕事限定のお話で、
その人達に向いている仕事はほかにきっとあると思うし、
決して皆さんの人格を否定している気持ちはありません。

でも、その場合はこう、という絶対的なセオリーはないので、
同じ回答でもOKと感じたりNGと感じたり、
最終的には、自分の直感という事になってしまいます。
この自分なりの基準を誰かにわかってもらう事は、
困難かもしれませんよね。

けれどこれがまた職場の人ならば、
簡単に通じたりもするので、要は不向きな人の不向きな感じと、
実際の職場での仕事ぶりをどれだけたくさん見てきたか?
この一点に尽きるのかもしれません。

    *    *    *    *    *    *

次に事前研修ですが、研修での私は、
私への話しかけの有無や、聞き逃しや勘違いの度合いなんかを、
実は結構みています。

先週の男性二人のうち、矢部君(20代前半男性/仮名)は、
非常に明るく人懐こい雰囲気を持った人で、
営業経験者だけあってしゃべりも流暢で面白いのですが、
数日間をよく思い返してみると、
確認のためにちょっとした事を聞かれたり、
その場でふと思いついた質問を投げてきたり、という事は、
実は一度もなかったんですよね。

むしろ事前評価の低かったもう一人の男性(20代後半)のほうが、
「あれ?これって昨日と同じやり方でいいんでしたっけ?」
と、聞いてきたり、
「いやぁ、実際にやってみると難しいもんですね。」と、
合間に感想を漏らしたり、意外にいい感じで、
他人とのつながり方は身に付いている人だなと思いました。

たった3人で行うリラックスした研修である事と、
私のティーチングスタイルが親近感のあるものなので、
最初は緊張している新人さんも、
日を追ううちに場に慣れて来るんですが、
矢部君は最初っから緊張感がない受け答えの割には、
自分から何かを話しかけたり聞いてきた事は、
そういえばなかったな~。

それと後半の矢部君は勘違いがとても多くて、
確かに研修は彼のお陰で何をやっても爆笑の渦だったのですが、
爆笑を巻き起こしている張本人がユーザサポートの現場に来て、
大きな問題のないスタッフさんに育った試しは一度もありません。

"必要な準備が何もできていない"初心者ユーザーという、
条件設定でロープレトレーニングをしているのに、
オペレーター役の問診に、
「必要なものは全部揃っていますよ」とあっさり答えて、
相手が「は?」と固まってしまったり、
「質問集の3番を実際に回答してみましょう」という指示に、
4番を答えてしまったり。

skypeを使った電話の練習を毎日ずーっとやっていて、
あるとき急に、「あれ、スカイプってどうするんでしたっけ?」
「PCの右下の緑のアイコンを押すんだよ?」
…と言われて押したのがノートンのアイコンだったり。

まぁ、おかしくて憎めなくて、
皆から愛されるタイプの人なんですけどね、
でも、現場に入れたら周囲から相当不満を持たれて、
早々にNGのシュプレヒコールを浴びてしまうんじゃないか?
などといろいろ懸念されてしまいました。

私の文面だけではうまく伝わらないと思いますが、
同じ事をやっていても、「??あれ?何かが違うぞ?」と、
感じる人と感じない人がいて、これもまた微妙。
いやでも、最近は本当にこのタイプのスタッフさんには、
仲間の風当たりが厳しいのよね。

明るくて前向きで喋りがとてもいいので、
第一印象だけなら大歓迎で迎えられるはずの人なのですが、
その後の経過を想像すると、私は個人的に、ちょっとね…と感じ、
契約会社にはNGを伝えました。

実は前回、自分が一度NG判断をして、
それでもお断りするには惜しいぐらい、
かしこく真面目で向上心の高い人だったので、
散々迷ってメンバー同士で何度も相談を重ね、
祈るような思いで入れた男性スタッフがいたのですが、結局、
「いい人なので非常に残念だがうまくしゃべれない」という理由で、
クライアント企業さんからお断りをもらったばかり。
自分の関与していない他部門なので、状況もよく見えず、
フォローアップもやってあげられず、という感じでしたが、
やはり…という感はありました。

そして今回はその交代スタッフと、
長期欠員を補充する要員のための研修だったわけなんですが、
「次は絶対に確実な人を」、と少し精度を上げている私と、
「あんなにしゃべれる人なのにどこがどう問題なの?」という、
採用担当の細川さんとは、いくつか説明しても理解が得られず、
今の私達はなんとなく対立気味。

最近は、会社の方針として、
「入れる前にそんなにあれこれと考えていたって、
物事何も始まらないだろう?」という所長の考えもあり、
最終的には上の人の判断に従うしかないのですが、
えー、でも、もしお願いする事になったら、
先が見えてしまうようで、ちょっと気乗りしないアタシ。

職場(私は通常クライアント企業に出向している)の人達は、
自社スタッフも他社スタッフも、
私が面接・研修などで見極めを行っている事を知っているので、
余計に自分の納得がいかない人選には賛同しがたく、思わず、
「その場合は何かあったら会社側で直接フォローして下さい」
なーんて、少々冷たい内容のメールを、
関係者に送っちゃいましたよ^^

最近の私は、会社側にも、
自分と同じ視点で人を見ることが出来る人が、
もうちょっといて欲しいな~と思う今日この頃。
いつでも自分が正しいとはそりゃ思いませんが、
電話の仕事に関しては、それなりの判断基準もある事を、
会社の人にはよく知っておいて欲しいんです。
うふふ、だって私、いつかコーチになるんだもん。
皆さんが私に頼らずに自分達だけで回していけるようにならないと、
私、安心して転職できませんものね。なんちゃって~。
 

 
 

 
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