« ドクターストップというリタイア | トップページ | 「つぶやき岩の秘密」を見る »

2007.06.11

奢りのセキュリティ違反

あーー、失敗しちゃったよーーー!!!


所定の手続きを踏んでいない外部の人を、
あっさり職場の中に入れてしまい、
私はあとから二課の主任に厳重注意を食らった。


私の職場は個人情報を扱っているので、
セキュリティ関連のルールは、
最近前にも増して厳しい。


確かに二課の主任の言うとおりで、
顔見知りの関係者だからと言って、
安全な人である保障は無く、
昨年と同様に人事課で所定の手続きを踏んで、
社内に入ってきたのだろうという思い込みも、
非常に危険である。


事の発端は、私が東京本社からやってきた、
新入社員の若者達を研修室で研修していたときで、
通路の透明なガラス越しにこちらをのぞいている人がいるので、
よく見たら本社の研修担当の、
畑田さん(30代以上女性/仮名)だった。


この人は昨年も私の研修を見学して行った人で、
そのとき私は名刺の交換をしており、
本社の新入社員達がどんな感じで現場研修をしているのか、
毎年一日だけ東京から視察にやってくるらしかった。


ぱっと見の顔立ちを見ても、
仲良く慣れそうな人であることがすぐにわかったので、
昨年も結構いろいろと話し、今年もその顔を目にしたときは、
思わず「あら、畑田さん!」と盛り上がって手を振ってしまった。


新入社員の面々も東京から見慣れた顔がやってきたので、
うれしそうに言葉を交わしたりしている。


聞けば、畑田さんは、
各課に分かれて研修中の新入社員の居場所を、
全員分確認したいとの事。


「あ、それならば、
ほかの人達はたぶん上の階にいると思いますよ?」


「でも、カードが無いので入室できなくて…」


「あ、じゃ、私も今丁度上の階に行くところだったので、
ご一緒しましょうか?」


私も馬鹿だよなー(笑)。
だいたいさー、この「カードが無い」といっている時点で、
所定の手続きを踏まずに、
このフロアに入っていると気がつくべきだったし、
「入室カードが無い」のなら、
すぐに正社員(以下、社員)に報告して、
しかるべき部署に発行してもらうとか、確認するとか、
失礼に当たらない程度に機転を利かせる方法は、
いくらでもあっただろうに…


それを、
「この先生の研修はわかりやすかったって、
先輩達も言っているわよ。
いい先生に当たってラッキーだったね!」
なんて畑田さんが新入社員の皆さんに話すのを聞いて、
すっかり調子に乗っちゃってさ(笑)。


畑田さんと上の階まで一緒に同行して、
「皆さんはあの辺にいらっしゃいますよ。」
なんて教えてあげたあと、
用事を済ませて研修室に戻ったら、
二課の主任が畑田さんを連れて、
血相を変えてやってきまして、
私を指差して、畑田さんに険しい顔で尋ねた。
「あなたを職場まで同行したのはこの人ですか?」


え?なんなの主任?この不穏な空気は?


「ぷらたなすさーん、
(↑二課の主任も親しいので私の名前は良く知っている)
困るなぁ、こういう事されちゃ。
いつの間にか知らない人が勝手に課内に入ってきてさぁ、
その辺の椅子に座り込んで、
誰にも断らずに新入社員と面談を始めているから、
『あの女性は何者だ?』って、大騒ぎになりかけたんだよ?
しかも訪問者リストに名前は載っていないし、
持ち込み禁止の私物のバッグと携帯を持ち込んでいるし、
訪問者ストラップカードもかけていないし、
そういうの、全部ダメだって、え?わかっているでしょ?」


「えー!人事課経由で見えたんじゃないんですか?
私、畑田さんは面識のある方で昨年も見えたので、
今年もてっきりそうで、所定の手続きは終えた方かと…」


「いやー、俺達何にも知らされていないし、
この人の顔は見たことが無いし、
それにさぁ、もしたとえそうだったとしても、
バッグや携帯を持たせたまま中に入れるってのは、
ない話でしょ。」


うわ!全然そこには気が回らなかったけど、
あー、確かにそうだ。返す言葉も無い。
新人スタッフが始めて入るときには、
「ここはこういうのは禁止だから、やっちゃダメだよ?」
と、きつく言って聞かせているし、
見知らぬお客様が扉の外に立っていたら、
必ずカードを目で確認して、
無い人にはそのままその場で待つようにお願いして、
すぐに訪問先の社員を呼びに行っていると言うのに、
「親しく言葉を交わした事のある顔見知りの本社の人」
というだけで、ノーチェックで職場に入れちゃったその心理は
いったいなんだろう?


それはたぶん私の中の「いい格好しぃ」の部分と、
奢りの気持ちだねぇ。


せっかく誉めてもらったのだから、
相手に良く思われるように振舞いたいという気持ち。


それに最近は結構な事柄も自己判断で任せてもらっているため、
いろいろな権限を付与してもらったり、
何かの決まりの適用外になっている事も多いし、
業務上人事課や統括部にも出入りして、
上の人と懇意によく話す機会があったり、
協力会社の一社員でありながら、
社員の皆さんの知り得ない事柄まで知っている時などもあって、
なんだかすっかり特例や対象外に慣れてしまい、
社内のルールやセキュリティ意識に鈍感になってしまっている、
自分の中の「奢り」に気がついた。


そうだ、自分の立場を忘れちゃいけない。
私はあくまでも協力会社の外部社員であって、
たとえ顔見知りの本社の人であろうが、
誰にも何の相談もなしに自己判断で職場に入れちゃうなんて、
絶対にやっちゃいけない事だったんだ。


いやー、私はたまにこういうポカをやる。
ダメだなー、私って^^;


本社の新入社員の親しげな話し方から、
どう見ても悪意のある第三者とは、
思えない状況判断によるものでしたが、
いざというときは、私みたいなのが、
一番騙されやすく危ないんだよなーと痛感して、
事の重大さにあとで一人で冷や汗をかいてしまった。


それにしても、「私のせいでご迷惑をおかけして…」と、
恐縮がる畑田さんには、すっかり嫌な思いをさせてしまい、
こちらこそ申し訳ない思いで一杯だ。


ところで早速この件を、
自分の課の各主任と一部の社員に報告したら、
「あー、じゃ今度は気をつけてね」と、
気にする風でもなく終わってしまい、思いやりって感じでもなさげ?
前から感じていた課風と意識の違いをまざまざと感じる。


そーよね。そういえば私、新しくできたルールや、
訪問者用ストラップの色が変わったことなんて、
全然きちんと教えてもらってないもんねー。
外からのお客様をアテンドする可能性のある人には、
直接一対一で注意点をがっちりインプットして欲しいものだわ。
と、言い訳と責任転嫁をする私(爆)!!


あとからこの件は、
「うちの不手際ですみませんでした。
畑田さんに対しては連絡の不備もあって、
カードを発行していなかったし、
手順をしっかり伝えていませんでした。
逆に案内してもらって申し訳ありませんでした。」
と人事課の社員がお詫びに見えて、
今度は本社の社員に対する上のほうの課と、
現場の人達との温度差を感じたりしたのですが、
ちょっとー、この場合は二課の主任のいう事が一番正しいわよ?


そして私は気がついたんですが、
そもそもカードの無い畑田さんが、
カード入館システムのある、
研修室のフロアに入っていたのはなぜ(笑)?
これってそれらしき人が誰かと一緒にさりげに入館しても、
全然わからないってことじゃない?
うふふ。ま、そんなもんだ。
セキュリティのシステムなんて、
ある意味、意識向上の気休めみたいなものかもね^^;
事件・事故は内部の人間がほとんど、というのも頷けます。


最近少し、エラそうな日記が続いたので、
この辺で一つ、神様のバチが当たってみました、という、
感じでしょうか^^;。
 

 
 

 
【自分の仕事史に関する最新の10件】
★奢りのセキュリティ違反 私の指示が大雑把なとき 自分の文章に心洗われる夜  可もなく不可もない幸せ 私と精密部品組立の仕事 トップセールスマンの胡散臭さ 交代勤務と固定勤務 忘れ物プリンセスだった私 こっ恥ずかしいアカウントロック!! 半端に手出しをしちゃうワケ (続きを見る⇒)

« ドクターストップというリタイア | トップページ | 「つぶやき岩の秘密」を見る »

.ビューティフルヒューマンライフ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/54136/15389294

この記事へのトラックバック一覧です: 奢りのセキュリティ違反:

« ドクターストップというリタイア | トップページ | 「つぶやき岩の秘密」を見る »

スポンサーリンク



2018年おせち予約開始

  • おせちは断然早割がお得!

売上断トツNo.1!おせちの王者

ランキング2位常連「料亭の味」

ホテル・料亭の味をご家庭で!

創業90年老舗の味

無料ブログはココログ