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2007.04.05

不機嫌な課長

最終的には仲直りしているので、
別に頭を抱える話でもないのだが、
課長は今日、私にキレた。
といっても、突然不機嫌になって、
ケンカ腰の態勢になっただけなんですが。


この人が目下の者にキレる事はありません。
部下にとっていい課長でありたいという思いは強いでしょうし、
「好人物」と思われたい欲はあるのだと思う。
だからスタッフは、課長を穏やかな人格者だと思っている。


が、光栄な?事に彼は私を「目下」とは思っていないようで^^
話をしていると、たまに突然不機嫌になり極端な物言いをしてくる。
前回の日記からずっと、課長のことを考えていたので、
そういえば、この人はそういう人だった、と久しぶりに思い出した。
私はそれが、課長の本当の「地」なのだと思う。


私は現場のスタッフ管理や現場の細かい事を取り仕切る、
契約会社のほうの社員であるので、
出向先である課長の会社は、
はっきり言って商売上のお得意様である。


契約会社の各社の営業担当は、クライアント企業に対して、
あまりはっきりとした物言いをせず、
何かをお断りするときもオブラートに包んだ物言いをするので、
課長はそういったヨイショ的な、
営業担当の言に慣れてしまっているのかなぁ。
私から自分の予想外のリアクションがあると、
ムカーーーーッとして、キレてしまうんだね(笑)。


事の始まりは、課長が辞意を述べてきている神田君を、
準社員として雇用したい、と言ってきた事だった。
神田君は、課長のお気に入りなので、
そういった形で遺留をしたいのだった。
(課長って神田君がスタッフに最高に評判悪いの、
知っているんでしょうかね?byレイ(20代後半女性班長))
(さあ…byぷらたなす)


が、こちらの営業担当がよくよく人事部の話を聞いてみると、
「準社員」と言っても、
クライアント企業が直接雇用するわけではなく、
うちの会社の社員として雇ったうえで、
クライアント企業に出向する形を取るらしい。


企業からの支払い額で神田君の賃金が補填され、
かつ利益も少し出るのだから、
収支損益的には何も問題の無い、
一見いい話と思われるかもしれないが、
実はそれって、「お宅で社員を一人増やしてね」と、
他の企業から強要されているのと同じなんですよね。


会社というのは、社員を一人雇うにも、
様々な手続きや事業計画があるわけで、
いくらクライアントに頼み込まれたからといって、
そうそう即決で簡単に雇えないのはその通りだと思う。


万が一正式に打診が来た場合は、
うちの営業所長が何度も本社に赴き、
それが可能かどうか?イレギュラーを受け入れるべきかどうかを、
長い時間をかけて論議する必要があるらしい。
そして論議したとて、OKが出る保証はない…らしい。


…といった状況を、課長はあまりご存じなく、
「自分はクライアントなので、言えば契約会社は喜んで引き受ける。
スタッフも喜ぶだろう。誰にとってもこんないい話はない!」
と、勝手に思い込んでいる様子。
そして、それはさほど時間のかからない話をとらえている模様。


ところが…
こちらの営業担当が内々に、企業の人事部に確認を取ったところ、
「そんな話は何も聞いていない」と言うんだから、またかよ、と思う。
そんな状況じゃ、すみやかに動くわけ無いさ(笑)。


この場合は、現場課長から私を介してではなく、
契約スタッフのオーダーに関する一元的な窓口になっている、
人事部から正式な打診が来るのが筋で、
じゃなきゃ契約会社は動かないよ?というのは、
私は間違っているとは思わないし、もっともだと思う。


なので、そのあたりの事情を課長に告げた。
すると課長は、突然ひどく険しい顔になり、
「それじゃ桜さん(私の会社の略称。仮名)は、
正式な話が来ないから動かない、っておっしゃるんですね?
優秀な神田君が辞めるのを、ぜひとも阻止したいという、
俺の思いは、一切わかっていただけない、って事なんですね?」


あーあーあー、この人、一度スイッチが入ると、
途端に嫌な感じのケンカ腰だなぁ…と思いながらも、
実際そうなので、「そうです。」と返答する。


そう。今までも同じ話は何度かいただいたことがある。
その時は、うちの所長と営業担当が人事部に呼ばれて、
企業の上部の人が同席する席で「実は折り入って頼みがある」と、
持ちかけられ、「ぜひ、お引き受けくださらないか?」と
打診されたものだった。
(結果としてその話は、企業さん側の事情でコケてしまったが…)


そもそも人事部は、そういった事を実現するのに、
非常に時間を要するのを過去の経験でよく知っていて、
他社に同じ話をするときも、
「無理を承知で頼みたい」と言っているようだ。
なのに課長はその雰囲気を全く知らずに、
自分の強い意志だけを伝えてくるもんなぁ。
しかも、人事部に通さずに、
現場総括リーダーの私のほうに、だ。


そこまでやりたいのなら、私に言わずに、
うちの会社の所長に直談判すればいいのだ。
本当に大事な話は、上から下に落としていったほうが、
スムーズに展開していくに決まってる。


「いいですか?俺、もう一回聞きますけど、
桜さんは俺がどんなに頼んでも、
正式な話じゃないので、
動くつもりはないとおっしゃるんですね?
協力してくれる気はないんですね。」


「はい。今の段階でのうちの見解はそうです。なぜかと言うと…」


「いや、いいです。それで十分わかりました。
うちの会社は優秀な契約スタッフの流出を防ぐために、
今、どんどん契約スタッフの準社員化を推進しています。
中にはヘッドスタイル社(仮名)さんのように、
うちの呼びかけに非常に熱心に応じてくれて、
全社的なルールを迅速に見直してくれている会社もありますが、
桜さんは、それでも正規発注にこだわるんですね?」


「はい。(そう言われている)」


「俺がここでいくら熱い思いを語っても、
正式な話じゃないから乗らねーよ?って事なんですね?
それで当社が桜さんを非協力的で、
やる気の全く無い会社と判断したとしても、
一向に構わないって事なんですね?」


「結構です。」


まったく、思い切り極論だなぁ^^…
いいんだ、この人には、ストレートな返事のほうが。
ここでまた、ごちゃごちゃ言ったら、
話がますますこんがらがる。。。
だいたい、お互いが社の方針を背負ったビジネスなんだから、
条件が合わずに見送られたからといって、
誰も「やる気が無い」とは決して言わないよ。


「それが桜さんのやり方だと思っていいんですね。」


「結構です。(キッパリ)」


だって、そう思うのは課長だけだもーん(爆)!!


課長は契約会社に自己判断で、
大きな負担を押し付けているんですよ?
それ、わかってます?
課長の気持ちはよくわかるけど、
でもさ、そういうイレギュラーな話の場合は、
もっと違うやり方があるだろう?


    *    *    *    *    *    *


私は、契約スタッフが企業の準社員になるのは、
個人的に大賛成で、それがどれほど皆の、
大きな励みになるかわからない。
たとえ準社員でも、各種アカウントやストラップの色、
机、ロッカー、すべて社員扱いだ。
外からは、その違いが全く見えない。
これはスタッフには憧れでもあるだろう。
将来的には、正社員雇用が検討されている情報もある。


たとえ準社員でも、名のある企業の一員になれるんだもの、
そこを整備してきている、クライアント企業の目論見は、
当たっていると思う。
頑張っているスタッフ達のモチベーションのためにも、
それぐらいの餌は大いにぶら下げて欲しいと思う。


が、「頼むよ!」「オッケー♪」にはならないのが現実であり、
課長がもし心からそれを望んでいるなら、
もっと様々な作戦があるはずだ。


「そうなんですね。そういう事なんですね。
ああ、そういうことなんですね。
わっかりました。個人的には非常に不愉快です。
ですが、俺が何をどう言っても、
ご協力はしていただけないと捉えていいなら、
そうするしかありません。」


「そういう事ではありませんが…」


「いや、いいです。わかりました。結構です。
こちらは、桜さんはそういう会社だと捕らえます。
よろしいですね?」


「結構です。」


課長は、ガタンと音をさせて立ち上がり、
思い切り眉間にシワを寄せて、
ミーティングルームを出て行った。


出掛けに私は彼を呼び止めた。


「課長!」


「なんでしょう?」


「もし、課長が本当にそう思われるのなら、
私や営業担当などに打診せずに、
もっと効果のある人物に直談判したらいかがですか?」


「具体的には?」
(すごく冷ややかで完全に来ちゃっている表情)
(まぁまぁ、そう怖い顔、すんなよ(笑)…)


「具体的には、うちの所長です。
先日、お会いになってますよね?」


「じゃ聞くけど、俺がこの件で桜さんの所長に、
直接電話してもいいの?」


「もちろんです。(あったり前だべ?)
弊社とそちらとのルールを変えるようなお話なら、
むしろ、最初からそうすべきと思うんですが…」


「わかりました。あなたがそうおっしゃるならそうしましょう。
ぷらたなすさんは、その件で了解を取って置いてください。」
(憮然、投げやり、口だけモード↑)


「かしこまりました。」


そうだよ、まったく。そんな重大な話は、
TOP同士で個別に詰めればいいのだ。
なんで何もかもがフロントの営業や、
私経由でなければいけないと思い込むのだろうな。。。


    *    *    *    *    *    *


私は以前、何かの打ち合わせをしていて、
課長が私の言葉尻を捉えて突然キッと怖い顔になり、
「今のは、一体どういう意味なんでしょうか?
ちょっとあっちに行って、じっくりお聞かせいただけませんか?」
なんて言われると、「ひえ~、やばかったかな?」
などと思ったものだ。


が、今の私はそれほどの善人ではなく、ピュアでもない(笑)。
年齢相応のオバチャンらしく、
「あーーーーーっ、また始まった!」と苦笑するのみだ。


でもたぶん全然大丈夫(笑)。


ほらね、案の定、
「ぷらたなすさん、俺、さっきは言いすぎた。
謝ります。すみません。」
と、言ってきたじゃない(笑)?


「俺、さっきはあんな事いったけど、
あとで考えてみたら、作戦が必要という考えは、
なるほど、そういう事ならそうだ、と思った。
(おせーぞ!)

三課におけるスタッフ当用に関しては、
桜さんを一番信用している。

ずっと昔から長く三課を担当していただいて、
今の繁栄を築くまでにしていただいたのは、
ほかならぬ桜さんでありぷらたなすさんだと思っている。

そこのところだけは、誤解の無い様、
ぜひわかっていただきたいんです。」


あーハイハイ。
課長が言うと、本っ当に他人行儀で実感が無いね~
ここでそう言われても、うれしくもなんともないや(爆)。
ていうか、そのひとことひとことが、
酒の席で誰かが私に言ったお世辞の、
耳コピーって感じがものすごくする。
オリジナリティが…全く感じられない(爆笑)!!
心からそう思っているとはとても思えない(笑)。


取ってつけたような賞賛なんて、私は要らない。
そんな遅延気味の「気付き」よりも、
世の中は、様々で、いろいろで、
それまでの経験で何かを知り得ても、
それがすべてではない、とわかって欲しいものだね。


前回、課長とのやり取りや思い出せないと書きましたが、
彼が腹を立てているときは、このように再現できます(笑)。
この辺を見て、他の課の課長達は、
彼を、「お子ちゃま」と言うのだろう。私も、わかるよ、それ(笑)。


ま、時間も遅いので、今日はこの辺で。
 

 
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コメント

(」゚□゚)」こんばんわ~・・

いや・・今回も読ませていただきました・・・
深い人間観察に脱帽です・・・

しかも、当事者であるが如くに感じる職場の空気を「あ~それだそれ」「いや、ほんとだよな」「なんだよ、またかよ_| ̄|○」「あ?用事?お前がここにこいよ(▼▼メ) 」「( ゚д゚)ハァ? 初耳ですが」なんて、一々ウンウン頷き、「ウフフフ・・」なんて深夜に一人笑いしながら・・

そこで提案なんですが(私は別に出版関係の人でも何でもないんですが)このブログの記事を出版するつもりはないんですか?いや~面白いと思うんだがな~
ほら、ちょっと脚色は必要かも知れませんが・・

ほらちょっと古いけど「おたんこナース」とかだって職場のおかしさを面白く書いてあんなに売れたじゃないですか。
それに、最近は看護士だって派遣でくる時代でしょ?
受ける要素がけっこうあると思うんだけどな・・

直木賞の締め切りってまだまにあいますよ!

ま、あれですね・・もしも出版と映画化のあかつきにはワタクシこと電気 3五郎(改)をぜひともマネージャーにお願いします(`・ω・´)うっし!

楽しくお読みいただけて大変光栄!です。自分では、「こんなの読んで、面白い人なんているのかなぁ??」という思いでいつも書いているのですが、面白いといってくださる人がいると、「やだ、もう、調子に乗っちゃいますよ~??」みたいな感じです(笑)

ちなみ、こんなのが公になったらアタクシのクビが危ないです(爆)!気付かれそうな恐れのある記事だけは、リンクを張って別サーバに写し、職場のIPをはじいちゃったりしてますからね~(爆笑)!!

今の流れで行くと、当分上司編が続くと思います。だって、最近、言いたい事が一杯あるんだもん。同じ働くなら、仕事が出来る人の下で働き、自己研鑽したいものですよね!

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