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2006.10.21

結婚祝を集める

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この秋は、結婚&出産ラッシュだ(笑)。

おとといの夜、このblogを更新していると、
PHSにメールが届き、それがライトメールである事から
等さん(30代後半/男性スタッフ/仮名)からの着信とすぐわかる。
「無事生まれました!男の子です!」

そうか!良かった!
朝、夜勤明けの定時上がりを待たずに、
「そういうことですから~!」と慌てて30分早く、
8:30に早退していった等さんからのメールを受信してみれば、
「お産が始まったみたいなので、
申し訳ありませんが、早退します。
生まれたらメールします。」と、書かれてあった。

一向に連絡が無いので気にしていたけど、
何事も無く無事赤ちゃんが誕生したようで、
まずは一安心だね。
昔から十月十日(とつきとおか)と言いますが、
泣いても笑っても子供って、
期日になればちゃんと生まれてくるものだなぁ…と、
毎度、不思議に思うよ。

翌日、朝の勤怠確認で等さんのグループに顔を出したときに、
「生まれたんだってよ!男の子だって!」と言うと、
すでに知っていた人も、知らなかった人も、
一様に「おー!!!」と拍手。
私が去った後も、その話題で会話が弾んでいた。

等さんのグループは、等さん以外は皆独身。
お子さんが生まれたと言っても、
実際にはピンと来ない人が大半だと思うけど、
人数が少なく(10人未満)みんな仲がいいので、
誰もが素直に盛り上がっていた。
いや、違うかな(笑)。新しいスタッフの中には
周りの様子を見て慌てて手を叩いた人もいたかもね(笑)。

うちのスタッフは、8割以上が独身の若い男女。
等さんのところは30代後半がメーンで、
きちんとした社会経験のある人が多いのですが、
若いスタッフの中には、
正社員との分け隔てが非常に強い職場で、
フリーターの仕事に甘んじてきた人も多い。

そんな人達は会社の冠婚葬祭にはいつも部外者だったので、
新しいスタッフが入れば歓迎会を開いてくれ、
入院した人には、お金を集めて、
誰かが代表でお見舞いに行ったりする集団の一員になるのは
きっと初めてだろうと思うし、結婚でも出産でも
「会社ってそんな感じなんだ…」と思いながら、
少しずつ自分もその文化の中に溶け込んで欲しいように思う。

    *    *    *    *    *    *

さて、片や、自分の担当グループに目をめけると、
これまたこの秋は結婚ラッシュ(笑)!

先週の大浦さん(40代前半/男性スタッフ/仮名)に続き、
本日は外部社員の林さん(20代後半/男性社員/仮名)。
そして、結婚式はしなかったけれど、
河上君(20代後半/男性スタッフ/仮名)も少し前に入籍し、
その二ヶ月後にお子さんが生まれている(笑)。
いや、こりゃ、三人分のご祝儀集めなきゃ!って感じです。

うちのグループは、昔人数が少なかった事もあって、
前述の等さんのグループのようにかつては皆、仲が良かった。
だからお祝い事や訃報には、
自発的にお金を出し合う習慣が今も残っていて、
古いスタッフ達はすっかりその気で「今回は一人いくら?」
なんて聞いてくるんですが、おめでたい話は本当に数年ぶりの事。

ここ最近は合併や増員で人数は当初の10倍以上になり、
その間に入った新人や他から異動してきた大勢のスタッフ達は、
集金のメールを出しても、はたして素直に受け入れてくれるどうか…

だいたい若い契約スタッフ達は大半が、お金がない!
職場全体でやっている月1000円のお茶・コーヒー代(任意)も、
「飲まなければ払う必要も無いんですよね?それじゃ俺我慢します。」
と、不参加を表明して払わず、
本当に職場のものは一切何も飲まない人が結構いるしね。

そんな中、80余名でもう誰が誰なんだかよくわかっていない同士が、
場合によっては顔も名前も知らない人のためにお金を出すなんて、
文句を言ってくる人は絶対いるだろう(笑)。
唯一定着している退職者への記念品だって、
班が複数になってからは、前のリーダーが知恵を絞って、
当該班とその他の班で徴収額を
傾斜配分にしているぐらいだから(笑)。
それも五十円、百円の世界でね。

人が増えてくると全体の人間関係が段々希薄になってきて、
新旧の人間の数のバランスが取れていないと、
こういった習慣を今まで通りの感覚で続けるのも、
なかなか難しくなってくるんだよね。

なので、「ねえ、ご祝儀集めようよ!」と、
班長のレイちゃん(20代後半/女性スタッフ/仮名)に
仕切りを頼んでもどこか気乗りしてない風で、腰が重たい。
どこからどんな反発の矢飛んでくるのかわからないので、
躊躇しているのだ。

だよな~。
ほかの課も、契約スタッフの数が大きく増えてしまったところは、
そもそもそういった昔からのムード自体がなくなっているし、
今では以前よりも全体的にドライな雰囲気で、まとまりがない。
だから、もうやめても別にいいんだよね。

でも私は、朝礼の全員いるところで、
ぜひ拍手でお祝いしてあげたかった。
おめでたい事はとりあえずみんなで祝うってのもいいじゃない。

それに、お互いの親近感やグループの連帯感も高まるし、
共通の話題でコミュニケーションも活性化すると思う。
そして、自分がいいと思う職場の慣習を後輩達に伝えるためにも、
こういったミニイベントはあったほうがいいと自分は思うの。
社会経験の少ない若者達には、
そういった普通の職場のあれこれを経験して欲しいしね。

レイちゃんには、忙しそうだから自分がやるよ!と宣言して、
(彼女、思い切り安堵した表情(笑)!)
私は当事者以外の全員に向けて三人のご結婚をメールで伝え、
(もちろん三人の方からは了解済み)
「それでは"恒例"の結婚祝を集めます!」と金額を載せた。
そ。うちにとっては、"恒例"の結婚祝だから(笑)。
前々からやっている事なんで、そこんとこ、みんなよろしくね(笑)。

    *    *    *    *    *    *

正社員の方達は、皆さん家族持ちのパパでもあり、
人生経験上こういった事には大変反応がいい。
「今回は、ぷらたなすさんが集金係ですか。」と、
すぐに持参してくれるし、一般的な金銭感覚よりも
かなり低い徴収額(300円、つまり1人分100円)であることから、
メールをよく読まずに勘違いして、「はい。三人分で900円!」
と、三倍払おうとする人も何人かいた。
(そうよ、皆さん、普通はそのぐらいなのよ(笑)?)

手のひらの小銭から百円玉を3枚だけもらうと、
一様に「え?本当にそれでいいの?」
「はい。人数が多いのでそんなにいただかなくてもいいんです」
これでやっと納得。でも、私自身もそっちが普通の感覚の気がする。

一方の契約スタッフ側は、若い人達はそもそも、
友人が結婚しても式を挙げずに入籍のみの人も多いし、
人と人とのお付き合いという点に関しては、
それまでの職歴によって、ものすごく感覚がバラけている。

それでも今回は音頭を取ったのが私である事もあって、
席を回ると皆さん、快くお財布を取り出してくれた。
お客様対応中の人も、「はい。さようでございます。」な~んて、
普通にうなずいて電話応対しながら足元から財布を取り出したり、
目でそこに置いてありますから、と合図したり、
みんな、器用だな(笑)。

が、やっぱりいた^^;
あからさまに不満を述べてくる人が(笑)。

お客様対応が終わったタイミングを見計らって
遥さん(20代後半/女性スタッフ/仮名)の席に行くと、
「は?」という表情。

「あの…申し訳ゴザイマセン(笑)、
結婚式のお祝いのお金をですね^^;…」
「はい?」
「只今集金中なんですが…」
「え!あれって全員なんですか!!」
「えぇ、一応、そうさせていただいているんですが^^;…」
お金を集める時の私は、
相手がスタッフさんでも思い切り平身低頭(笑)。

ムッとした表情で財布を取り出した遥さんは、
小銭を手渡しながら、「どうして全員なんですか?」
「すみません。ウチではずっとそうやって来ているので。。。」
「ああいうのは全員じゃないほうがいいと思うんですけど。」
とピシャリと言ったあと、またすぐに電話機のボタンを押して、
「お電話ありがとうございます」と、次の応対に入ってしまった。
ぷらたなす、チト苦笑^^;

この人は昨年他部門から移動してきた人の一人なんですが、
確かにそこは、親しい人同士のグループはいつでも一緒だけど、
仲間以外の人とはあまり話をしないカラー。
なので、誰かのお祝いを全体で集めるなんて「びっくり!」で、
きっと任意だから自分は関係ないと思っていたんだろうね。

でもさ、まー、そう固いこといわず、
とりあえず郷には従ってみるのも悪くないと思うよ。
遥さん(既婚)に子供が生まれたときには
みんなが出産祝いを出してくれるから。
というか、もし子供が小学校などに入ったら、
地縁血縁や地域とは無関係ではいられなくなり、
自分だけ出さない、自分だけ参加しない…といった事は、
たぶんできなくなるから。

    *    *    *    *    *    *

お金が集まったので、私は昨日、
朝の朝礼のときに全員の前で簡単に挨拶をし、
水引のついたご祝儀袋を一人一人に手渡した。
一同、大きな拍手。(おー、良かった!)

こういうのも、義理人情文化のあまり無いメンバー達の前では、
「だから?」といった感じの反応でとてもシラけちゃう。
いつぞや、どっかの班の朝ミーティングで、
スタッフの一人にお子さんが生まれた事を言ったら、
「なぜ今そのような業務に関係のない話を?」という
冷ややかな目で見られてかなり浮いちゃったし、
ご本人にも申し訳ないことをした。
私は仲間の誰かにおめでたい事があったら、
祝ってあげるのが職場の暖かさだと思うので、
盛大な拍手が起こるとご本人達のためにも本当にほっとする。

ところで、物にしようかお金にしようか迷ったけれど、
レイちゃんと相談してやっぱりお金にしたのは、
この「水引のついたご祝儀袋」を皆の前であげたかったからなのよ。
こういうの、見たことの無い人もたくさんいるんだよ。

案の定、解散した後に取り囲んで言っているのは、
「見せて!見せて!」でも、なかなかいい感じ。
ここで一回花火を上げちゃえば、
次からは合意があるので楽だよね(笑)。

「同僚の結婚祝を集める」
これだけの話なのに、なんか一大プロジェクトのように、
主任に相談したり、いろいろ根回ししたり、
なんか、随分気を遣ったなぁ^^;…
下地のほとんど無いところで物事を遂行するってのは、
意外に大変なのだ。
それが当たり前の職場で働いている人には、
馬鹿みたいな日記に見えると思うけど(笑)。

昨日の夕方、結婚祝を受け取った河上君が、
階段ですれ違いざまに、
「ぷらたなすさん、ありがとうございました!」
と、うれしそうにお礼を述べて帰っていった。

そうね。正式っぽい感じのご祝儀袋は、
金銭的な事情できちんと式を挙げずに入籍した河上君が
一番うれしいはずだ。
たぶん彼、こう言った形のお祝いは、
他からはほとんどもらっていないだろう。
今はお子さんも小さく大変そうだけど、幸せになって欲しいね。

あ!でもお礼を言うなら私じゃなくて、
お金を出してくれた全員だよね!あらら、
「私じゃなく、皆さんにお礼を言ってね」って言うの忘れた!
おーい、河上くーん!まぁ、いいか。

さて今日は林さんの結婚パーティ。
うちからはレイちゃんと
ひろ子姉さん(40代前半/女性スタッフ/仮名)が出ている。
レイちゃんは自分のプライベートな友達も合わせると、
これでこの秋4回目の結婚式とかいって、
いつになく残業にも積極的だったな~(笑)
4回の結婚式じゃお金も大変だろうから、
あえてそこに突っ込みは入れない事にする(笑)。
写真撮ったらネットに上げてくれると言っているので、
楽しみ!楽しみ!おめでたい秋ですね~♪

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コメント

いつかあなたも子供が生まれたとき皆にしてもらうことだから、みたいの必ず見かけるけど、世の中には子供いらない・産まない人ゴマンといる。結婚も。

本当に自分勝手で一方的で暴力的な理論だ。

>みかさん
コメントありがとうございます。10年も前に書いた文章だったので、自分はいったい何を書いたんだろう?と思いながら、改めて読み返してしまいました。あれから10年経って、確かに「結婚祝」や「出産祝」は微妙になってきましたが^_^;、人の気持ちとして、誰かの幸せをみんなでお祝いしてあげるのはそんなに悪くないと思うんですよね。当時、私は統括リーダーだったので、こういったことを通じて(正社員じゃなくても)職場の冠婚葬祭に関わってもらって、仲間意識や所属意識を持ってほしいなぁ・・・などと、思っていたんだと思います。たぶん、そんな感じ。

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