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2006.07.29

頼れないと悟った人達

元々少しトンチンカンなところのある人で、
前職が塾の先生だった割には、話し方も要領を得ない。
お客様からのお問い合わせにも、的外れな回答をしがち。
前の班長の苛立ったような厳しい「指導」が、
すっかり仕事で心のトラウマとなってしまったのか、
最近は見るからにモチベーションが落ちてきて、
何かと欠勤の多い小山内さん(30代後半/女性スタッフ/仮名)。


長年スタッフ達を見ていると、
一度何かのタガが外れてしまった人は、
そのままではほとんど元には戻りません。


だからここで「何かする」のなら、
部署異動とか担当業務を変えたりして、
今までの環境を一新してあげればいいんだけど、
(実際そうやって立ち直った人は何人もいる)
なんせ、小山内さんは、はっきり言って、
「仕事が出来ない人」である事が知れているので^^;
どこにも回せず、他の業務にもちょっと厳しい。。。
受け入れ側のスタッフも絶対に反発するのは目に見えています。
(小山内さん、私の事をとても慕ってくれているのに、
こんな書き方をしてごめんなさい)


本来まじめで一生懸命な人なのに、
なかなか職場に足が向かなくなってしまうのは、
たいてい人間関係に端を発していたりして、
要するに「居心地」なんだよね、
びくびくしたり不安を持たずに安心した気持ちで、
ストレス無く仕事ができるっていう…


人数の少ないグループでは一人一人の比重が高いのに、
一ヶ月の1/3も欠勤するので、
彼女に対する同僚の風当たりは強まるばかりで、
それがまた彼女の出勤を億劫で憂鬱なものにさせる
悪循環となってしいました。


「何とかならないものですか?
会社として注意していただけないんですか?」
現班長の芦田君(20代後半/男性スタッフ/仮名)が
事あるごとにそう訴えてくるのが気持ち的に辛い。
言ってるよ、そんなの、何度も。
でもやっぱり彼女の場合は、
今の仲間達と離さないととダメなような気がするのね。


でも、ここまで来ても改善の兆しが見えないのであれば、
むしろ意欲があって欠勤も一切しない新人を探して、
入れ替えをしたほうが将来的には健全な運用ができるし、
企業さんからお叱りを受け続けることもなくなる。


だから、その小山内さんが辞意を漏らしてきたときは、
正直私はほっとし、契約会社のほうにも、
「そっちのほうにも連絡が入ると思うけど、
遺留はしないで」とお願いした。
申し訳ないけど小山内さんは、その時の私にとって、
完全に"辞めて欲しい"スタッフさんだったのです。


    *    *    *    *    *    *


が、小山内さんが辞意を公にしたときに、
意外にも班内には大きな動揺が広がりました。


前述のように少人数の班であり、
しかも24時間稼動部門の2交代制なので、
たとえ生きのいい優秀な新人が入って来たとしても、
研修してOJTして独り立ちして業務をこなせるようになるまでは、
当分夜間や土日の一人勤務を任せることはできません。


その間のシフトは一人欠けた状態で回さなくてはならず、
夜勤(15時間連続勤務)の頻度が大幅に増し休みが激減します。
その臨時シフトのキツさはメンバーにとって、
誰が想像してみてもゲンナリする状況なのでした。
小山内さんの班のスタッフさん達って、
少人数で日頃から負担が大きいためか、
イレギュラーな勤務が嫌いで、
みんな自分の体調のためにも、
ペースのいいきれいなローテーションで、
安定した勤務を熱望する気持ちがとても強いんですよね。


でも、私は思ったのよ。
見込みがない人にいつまでも執着して、
「昨日も休んだ。また今日も休みだ!」と、
出口の無いトンネルのように永遠に全員でカリカリしているよりは、
ここで多少辛い思いをしても、
安定したいい新人さんを入れてきちんと立て直したほうが、
皆さんのためにもいいんじゃないかって。


だから、メンバーのはるみさん(30代後半/女性スタッフ/仮名)から、
「小山内さんって本当に辞めるんですか?
もうどうにもならないんですか?」と尋ねられたときに、
「うん、あきらめたほうがいいと思う。
ああなって、持ち直した人は今まで一人も居ないし、
これ以上彼女に期待するのは止めて、
新しい人を探したほうが自分としては良いと思っています。」
と、キッパリ断言しちゃったんだよね。


「そうですか…そんなもんなのでしょうか…?」


「そんなもんよ…」


    *    *    *    *    *    *


ところが、その小山内さんが、
仲間内には「もう少し続けてもいい」みたいな事を
最近言い始めているらしいんです。


え?そんなの聞いてないよ。そりゃ、寝耳に水?だ(笑)。
はっきりせずに優柔不断で、発言が二転三転するときがあるので、
そのときの気分だけで言っているんじゃないの?


その話を何かの手続きで契約会社を訪れた、
私達の職場の別なスタッフから聞いた、
契約会社の細川さん(30代前半/女性/仮名)は、
それを私に電話で伝えてきた後、
「あ、ぷらさんもご存じなかったんですね?
それじゃ、私からきちんと確認してみます。」と言って、
電話を切りました。


結果。


小山内さんは、以前と違って今では契約続行に意欲があるも、
契約満了の来春まできちんと続けられるかどうか自信がないので、
「取りあえず"今年一杯"とさせて欲しい」との内容で、
結果的には当分の就業の延長が決まったとの事。


そう言えば最近の彼女は、
相変わらず遅刻は多々あるものの、欠勤はない。
「ラストが見えればそこまでは頑張れる」と言っていたので、
そのためかと思っていたら、違ったんだね~^^;


    *    *    *    *    *    *


後日、この真相は、他に3人いる同僚の女性陣が、
「辞められたら絶対に困る!」と、
必死の説得を続けてくれたお陰とわかりました。
おーそうなんだ!


たぶん、「今のままだと彼女としても居心地も悪いでしょうし…」
とはるみさんに語った言葉を受けて、
彼女達は彼女達なりに話し合い、
もう一回仲間として小山内さんを受け入れ、
暖かい言葉を交わし、親身に相談に乗り、
小山内さんが辞意を撤回するような、
雰囲気の改善に自ら一生懸命努めてくれたんだと思う。


大人だなぁ…
そして、あらら、こりゃ、「一本取られた!」って感じでした^^;
小山内さんを早々に見限ってスタッフ交代を考え始めた私に対して、
彼女達は誠心誠意の遺留をしてくれて、
それが成功したということだもんね。
たとえ少々業務能力が劣っても、
シフトどおりに休みなく出社してくれれば、
私はそれでよかったりするんだよ。
現場って人それぞれの優劣よりも、
まずは休みがなくて「当てになる人」である事が、
大前提だったりしますから。


    *    *    *    *    *    *


契約会社の細川さんの話では、
「最近はギクシャクしていた周りとの人間関係も元に戻って、
この頃仕事がとても楽しいんです」と明るく語っていたとの事。


物事を断定的にとらえてしまい体当たりもせずに、
努力を怠った自分を反省した私でした。
最近、人の成長や復活を信じて、
ダメで元々!とぶつかっていく気概に欠けていたような気がします。


そしてそれにも増して思ったのは、
同僚達の説得と遺留の強力なエネルギー!
でも、これってもし、あのとき私が見限ったような発言をしなければ、
こういういい感じの結果にもならなかったんじゃないだろうか?


今までは、お願いすれば適宜動いてくれたぷらたなすさんが、
今回は、辞めた方がいい考えを強く持っていて、
遺留に動く気配が全く無い。
だけど、それじゃ嫌だ。それじゃ私達困る!
例え一ヶ月でもきついシフトでの仕事は断固したくない!
…みたいな。。。


入院していた男性スタッフがやっと現場復帰して、
ようやく数ヶ月間も続いた厳しいシフトが正常化したばかりなのに、
再び、今このタイミングでまた一人減ったら、
体力がもう続かないしもうたくさんだ。
ぷらたなすさんは、そう言う事を全然わかっていないようだし、
だったら自分達で何とかするしかない。
そんな風に思ったのでしょうね。


そうだよねぇ…
快適で意欲的に仕事できる職場環境を願って、
いつもスタッフの声に耳を傾け、
必要なときには調整案や施策を練って、
こまめにそれを実行してきた私だけど、
その力に甘えてしまって、
スタッフの皆さんが他力本願になるのは良くないかも。


「困るのなら自分達でなんとかしろ」という突き放しも、
ときには必要かもしれないですね。
だって人が辞めるも続けるも、案外仲間次第なんだもん。


その"仲間"達が、「小山内さん、辞めないで。考え直して。」
と、熱意を持って遺留すれば、小山内さんの頑なな気持ちも、
少しずつ解けていきますよね。
例え真相はシフトのためだとしてもね(笑)。
某班なんて、班長自身がすぐに
「正直交代してもらいたいんですが…」
と何かにつけて言ってくるので、
決してこうはならないだろうな。

そして、アタシ思いました。
たまには「分からず屋」で、
「偏見が強くて」「頑固」な人になってみるのも悪くないなって(笑)。
次回からはスタッフさんが望まない施策をわざと示唆してみるのも、
戦術として「有り」だなって(笑)。


そうね、結局頼れるものは自分達だけ。
そんな時に人は一生懸命どうすればいいのか考えます。
だから本当は、
他に頼れる人なんか、居ない方が良かったりするんだよね。


ということで、またまた深く、
「なるほどねぇ…」と考えさせられた私でありました。
人生、日々これ勉強だなぁ。。。


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コメント

ご無沙汰です。最近「普通」の会社の歯車になりつつある権六です。相変わらす所属は「フリーター」なのですが、とある会社に潜り込んで意欲無く働いております(嘘)
派遣社員待遇で身分的には「正社員>契約社員>>派遣社員」ということで最下層に位置しています(笑)
ただ、無駄に年齢を重ねてしまったおかげで、出来の悪い(?)新入社員に渇を入れつつ仕事していて、プラさんの苦労も何となくわかるような、判らないような・・・
素行は悪くないんですが、いかんせん社会経験が少ない・人生の経験が少ない・ヲタクといった感じなので少々手を焼いています。ま、むかし雇った中学生以下な人材に比べれば激しく優秀に見えるんですけどね。

あんまり人のことも言ってられないデスネェ。そろそろオヤジが定着してきて、嫁ももらわずに残る人生のイベントといえば親が死ぬことと自分が死ぬことくらいになってきましたので、今のうちに小金を貯めて余生を地味に生きていこうかな…てな感じです。冗談ですけど(ぉぃぉぃ

権六さん、ご無沙汰でした!

本日孫が生まれたぷらたなすです。うちの職場に「これ、違っているよ?」と教えてあげても「わかりました、わかりました、すみません」と口だけ謝って内容にじっくり耳を傾けようともしない40代男性がおりまして(笑)、スタッフさん達から私に手動依頼が下ったので、本日遅くまで「優しいご指導」を施しておりました(笑)。

本当はそういうのって年齢じゃないんですよね。疑問があっても周りに聞かない、確認しないとか、不明点があってもつい口先だけで突っ走ってしまうのは電話の仕事では御法度なんですが、それができないのはご本人の優先順位が「自分>ユーザー>同僚」になっているからであって、これを「ユーザー>同僚>自分」に変えていただくのが当面の自分の使命かな?なんて思ってます^^;

いかんせん、育成に携わる人は、「この人って何でこうなんだろう?」と苛立ち始めたら、その方の成長は見込めないので、何事も地道が肝心と心得ているんですが、他人から何かを助言されて「なるほど!」と思えるかどうかはその人の資質次第でもあり、あんまりバリアの強い人は逆に気の毒ですよね。

お互いに頑張りましょう♪

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