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2006.05.13

太鼓のお稽古

 


今日は、9月の同窓会総会で演じる出し物の顔合わせだった。


私の高校(女子高)の同窓会総会は、
「総会」なので、人数が多くて少々お固く、
本当に何かの「大会」って感じがする。


まぁでも、決算報告とか予算とか質疑応答とか、
そんなのは、どうでもいい話でございまして^^;
(なのに、結構時間的にはボリュームがある…)
要はそれをダシに各学年の同期が集まって、
それぞれ久しぶりの仲間や、当時は話したことも無かった人達と、
飲食したり交流を持ったりするのが楽しいわけですよね!


よって、一度参加した人は大概リピーターとなり、
毎年そうやって、参加者数が増加&維持されているわけですが、
昨年の参加者リストを見ると、一番ご高齢の人は、
「昭和4年卒」(昭和4年生ではない。「卒」だ^^;。)で、
実際に見渡すと、オバチャンとおばあちゃんの集いって感じもする。


で今年の幹事学年が私達なので、
役員及び有志の一団は、
一昨年あたりからとにかく同学年の友人を手当たり次第に集め、
まずは参加者を、そして戦力?の補強に奔走してきたようですが、
その中の一人に私の部活の親友がいたために、
私達の部は芋づる式に仲間に引き入れられ、
気がついてみれば、なんとなく、
「何かはやらなきゃいけない…」立場となっているのであった…
(参考:「同窓会の連絡手段」)


で、出し物、いえ、正式にはアトラクション。
これさー、毎年同窓生の中から
各界で活躍(←それなりに)している人を呼んで、
語ったり演じたりしてもらっていたんだけど、
なんで私達に限って、「自分達で和太鼓演奏」なわけ??
ネタが尽きたのかい、おぃ?


もう、バイオリニストはいないのかい?
オペラ歌手はいないのかい?
ダンサーは?画家は?評論家は?


まぁねぇ…、
それを楽しみにやって来る人なんていないのだから、
オバチャン達の和太鼓(あまり想像したくない…)であろうが、
皆さんが内輪的に盛り上がり、受けてくれるんなら、
そっちのほうが面白かったりしてね^^;
だいたい、その発想自体がウチラっぽい(笑)。


役員はとても引き受けられないけど、
太鼓ならやってもいいよ?
と、昨年語ったひとことはあっという間に名簿に反映され、
本日の顔合わせの運びとなったのであった(笑)。


    *    *    *    *    *    *


練習会場は、市内Y小学校の音楽室。
私の家からは近いのでラッキー!なんだけど、
その他大勢の方から見ると、
「なんでここで?」と思える市内のはずれ。
車で来れる人じゃないとかなり厳しいかも。。。


真相はメンバーの一人がこの小学校の先生と言うコネで、
学校側のご厚意らしいのですけど、
小学校だと通常一校に1台程度ではないかと思われる和太鼓が
4台もあり平太鼓も2台。すべてやぐら(木組みの台)付き。
たぶん、こういった民俗芸能に、
学校上げて力を入れているんじゃないかな?と思う。
うちの次男(20代前半/男性)も、
6年生のときの学芸会で和太鼓をやっているけど、
確か当時使った太鼓類は全部借り物だったはず。


余談ですが、私はその時の6年生児童達の
和太鼓演奏が素晴らしく、目頭が熱くなるような感動を覚え、
それがこのたびの「太鼓ならやってもいいよ」に、
つながっております^^;。


用事があったので少し遅れて、
恐る恐る音楽室の扉を開けると、
「あ、ぷら子ー!!」と、
私を知っている一部の人から歓声が上がる。
正直うれしい(笑)。


この呼び名で私を呼んでくれる人は、
高校時代の友人達に限られており、
なんだかすごく懐かしい。


採用の仕事に実際に関わってみれば、
高校や大学の校風というのは確実にあり、
実際に面接したり、一緒に仕事をしてみたりすると、
出身校に合点の行く場合が多い。
それは偏差値云々ばかりではなく、
本当に人の雰囲気とか物事に対する姿勢とか考え方とか、
そういったところなんだよね。


私は一昨年から、同窓会総会への参加とお手伝いを機に、
高校の同級生達と合う機会が増えちゃったんだけど、
当時は全く交流が無くて、
今も初対面のような感じの人達が多いときでも、
それでもどこか安心して話が出来るのは、
普段、非常に広範囲のレンジの人間の中で仕事している私が、
まさにストライクゾーンの集団の中に身を置くような、
飾らない安堵感があるせいなのかもしれない。


    *    *    *    *    *    *


先生の指導を受けながら、
姿勢や打ち方のコツを教わる。


いい音を出すためには、下半身の安定が必要で、
つまりガニマタ中腰で立たなくちゃいけないんだけど^^;、
先生(たぶん30代前半/女性)
(スポーツマン!て感じのボーイッシュな清潔感/Tシャツ&ジャージ)
がやると、すごくカッコいいのに、
私達がやると、メチャメチャ様にならない(爆)!


そして打ち方と音!先生が打つと、
自然に打っているように見えながら、
非常に張りのある大きな音が出るのに、
私達が打つと、ガムシャラな様子ばかり見えて、
実際の音は情けない音色でしかも小さく迫力が無い。。。


教えられたことが教えられたとおりに、
その場ですぐにできればいいんだけど^^;、
こういったものの「型」というのは、
一朝一夕で身に付くものではないので、
「初回はまぁ、この辺で…」って感じです。


先生は人柄も技術も教え方も、
とても好感の持てる人で、
ほうねん座」という言葉を何回か口に出したので、
そこから派遣された講師の方なんでしょうね。
遅れて参加し、講師の自己紹介を聞けなかったことが残念だ。
世話人の末永さん(40代後半/女性/仮名)が、
実際にPTAでアトラクションをした時の講師だそうで、
彼女が紹介してくれた気持ちもすごくわかるな。


    *    *    *    *    *    *


あ、あと、それから太鼓のバチ。


「本格的なものだと3000円するので(笑)…」
と、世話人さん達が遜色の無いものを、
100円SHOPで人数分購入してきてくれたんだけど、
これがちょっと短い。
それに100円SHOPだと、安かろう悪かろうで、
音色もちょっと心配だ。。。


その説明を聞いた亀井さん(元同じクラス)が、
「それって重さはどうなんですか?」
と、すかさず私が思っていたのと同じ事を聞く。
心の中で、激しく同意!
(彼女は、ピアノの先生なんだよ。)


先生がその場で、実際に叩いてみて、
「あ、ほとんど問題ありませんね」というので納得したけど、
自分が持ってみるとやはりお世話人の説明通り、
少々短いかな。


私は「通常はこちらを使うんですが」と、
末永さんが見せてくれたバチのほうを、
3000円出しても、欲しいと思っちゃった。
だって100円SHOPの方は、
なんとなく叩きにくいんだもん^^;


でもそれって、
ドラムスティックを強制的に買わされて(必須)、
音楽の授業で使っていた(でも叩くのは机!)
中学時代の感覚が、まだ残っているからかもしれないね。
この前も、ドラムを叩く次男に、
スティックを見せてもらったばっかりだし。


ヘタに興味がある分野だと、
やっぱり少しこだわっちゃったりしますよね(笑)。
デヘヘ。。。
(私は打楽器が好きなのだ←たぶんお祭りの影響)


    *    *    *    *    *    *


さて、ピアノの先生である亀井さんと会うのは、
本当に高校以来。


亀井さんはピアニストになるのが目標で芸大を目指し、
「練習を優先したい」ので、修学旅行も来なかった人。
結局、志望校はどこだったのか私はわからないけど、
地元私大の音楽科に進んだという話で、
若い頃は地元メーカーのTVCMに、
ピアニストとして出演していたこともある。


その亀井さんが、私の太鼓を叩く様子を見て、
突然ツカツカと近づき「違う!」と言って、
「ここがこうで、ここがこうで、ここがこう!」と、
肘や手首や腕をつかんで、いきなり「型」を修正される。
その強気で感じの悪いこと(爆)!
(え?何?この人って??)


思えば彼女は在学当時から、
プライドが高くこだわりの強い人だった。
ははは、当時から、なーーんにも変わってないのね^^;
でも、私、自分のピアノの先生がこんなじゃ、いやだな~(笑)。


彼女は、「スットン、スットン、ドドーン、ドンドン…」
と掛け声をかけて教えていく先生の教え方に
不足があるように思ったのか、
楽譜の無いことにもこだわっているようで、
「ないのなら私が作りますけど?」とも言った。
その、「私って音楽家なのよ?」的な言い方に
一同、少しだけシラ~。。。


さぁ先生、ここはどう出る?と興味津々で見てたら、
先生はエラかった!


「それはすごい!やっていただけるならぜひ!」
と、彼女を立てた後で、
「私達の活動は、
地域に伝わる様々な民俗芸能を収集するという事もあって、
地域の方々の伝承の様式も尊重し、
なるべくそれに従っています。
こういった伝統的な演芸は、
たいていの場合、口述伝承で伝えられていくので、
私はこういった教え方しかできないんですが^^;…」
と、穏やかに解説した。


そのソフトだけど毅然とした説明は、
とても素敵だった。
(たぶん一同、心の中でおおいに拍手(笑) )


楽譜が無くて、口述のリズムで人に教えて行くやり方は、
三味線(口三味線で教える=チントンシャンといったもの)も
基本は確かそうだったはず。
亡き祖母がお盆のたびに唱えていた御詠歌の虎の巻も、
ぱっと見、なんだこれは?と思うような、
ジャバラ折の経本に変な(笑)符号が羅列しているものだった。
おー、探せばあるもんだ!まさにこんな感じ!
(受けるからぜひ↑見て(笑)!)
真言宗豊山派さんのぺーじより。
 豊山派さん、こんな紹介の仕方でごめんなさい…
※鈴鉦/りんしょう(こんなの)の演奏法の表示だと思われますが。


これらに限らず、日本古来の何か習うと言うことは、
上手に謡(うた)や楽器を演奏するばかりでなく、
その教授法や習得体系に馴染むという事でもあるんだよね。


洋楽(楽譜のある音楽)一辺倒のこの世の中で、
今まで接したことの無い伝承の文化に接してみるのも、
発想を切り替える訓練にもなる、いい経験だと私は思います。


だいたい、亀井さんが、この和太鼓のリズムを譜面にしたって、
正確を期しすぎて、やたら休符や付点音符に記号が満載の、
余計わかりにくいものになるに違いない(笑)。
ボク達は楽譜さえあれば初見でもそれなりに弾けるキミと違って、
目の前にそれを出されたら、
まず「解読」から着手しなければいけない人種なのだ。
だったら、「スットン、スットン、ドドーン、ドンドン♪」のほうが、
よっぽどわかりやすいじゃん(笑)。


    *    *    *    *    *    *


今日集まったメンバーの中には、
市会議員をやっているミヤちゃん(40代後半/女性/仮名)もいた。


私が知っている分では、
卒業生に議員さんが3名(市議2名・参院1名)いるけど、
彼女達の「同窓会」に対する熱意は素晴らしい(笑)。


私は昨年の総会のときに、
エレベーターでよく顔見知りの先輩と一緒になり、
肩を叩いて「こんにちは。お疲れ様です。」と声を掛け合ったら、
それは自分の既知の先輩ではなく、
当選したばかりの某さんだった(汗)。。。
(ポスターやTVでいつも見ている顔なので思い切り勘違い!)


同窓会のほうも、誰でも応援の構えで、
なんつったって、民主党であろうが共産党であろうが、
同窓会経由で推薦のハガキが来るモンね(笑)。


でも、ミヤちゃん、ちゃんとした世話人がいるんだから、
あまり自己アピールの機会と思わないで、
ここはひとつ任せておきなってば(笑)。


練習で不足なものがあるとわかった途端に、
すぐに教室の端っこで携帯電話を取り出すのは、
何かを取り計らってくれているんだろうけど、
なきゃないでなんとかなるんだから、
そこで立ち上がらなくてもよろし(笑)。


ここはひとつ一緒に楽しんで、
同じ気持ちで笑ったりはしゃいだりしたほうが、
高感度アップにつながると思うんだけどな~(笑)。


だって同期の集まりの中では、議員もクソも関係なく^^;
ミヤちゃんはやっぱり、
ひょうきんで天然ボケのミヤちゃんなんだもの。


ま、社会的地位の高い職業についている人達は、
どんなにいい人でも、少しはそれを誇示したいときがあるわけで、
同窓会、同級会のタグイは格好のチャンスなのかもしれませんね。
そういった会はときとして、
卒業したその後の人生の勝敗を明確にする場だったりするので、
離婚や破産や生活苦など、現状に劣等感のある人は、
そもそも積極的に人前に出て行こうとはたぶん思わない。
(かつての私がそうだったように。。。)


    *    *    *    *    *    *


ひととおり練習が終ってみれば、両腕がとてもだるく、
明日の筋肉痛が容易に想像される(笑)。
末長さんの話だと、次の日は鉛筆も持てなくなるんだって!


終了後、帰り支度をしていると、
世話人さん達がペットボトルの飲料を紙コップに注ぎ始め、
「ぷら子~、お茶飲んでいかない?」と声がかかった。


私は、「ごめん、家族の食事があるから~」と、断った。
え?家族の食事?そんなのウソさ(笑)。
私の気持ちは、ビールまっしぐら(爆)!


スーパーに寄って、自分と亭主の分の缶ビールを買い、
「いい汗かいたな~♪」と充実した気持ちで帰宅いたしました。


子供達が大きくなると、
地域の行事に参加することも、
親しい同士が集まって子育ての悩みを語り合うことも無い。


最近は、仕事関係の人達としか交流の無かった私なので、
こういった私的な交流って、なんだかとっても新鮮ですよね。
こういった場に参加すると、何かと自分をアピールしたい人達もいて、
それぞれ人間模様だなぁ…なんて、興味深く思います。


ちなみにミヤちゃんは、持参のデジカメを差し出し、
太鼓前でバチを持ってポーズを決めているところを、
誰かに撮ってもらってました。
自分のblogに載せるとの事。議員さんも大変です。
が、本人の公式サイトを見ても、そんなページはどこにもない。
しかもサイトは2003年から更新がされていない模様(爆)!
はてさて、あの写真はいずこへ??


※冒頭の写真は昨年の同窓会総会の様子。
 右は揃いの法被(なぜに法被??)を着て、
 館内の誘導係を終えたばかりの先輩と私達。
 (私は撮影者なので、この中にはいませんのであしからず(笑)。)

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