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2006.05.10

そんなに他人が嫌か?

月曜日、OJT担当の角田君(20代後半/男性スタッフ/仮名)
が、有給だったので、
駆け出し新人:一美ちゃん(20代前半/女性スタッフ/仮名)の
臨時の先生役に、環さん(20代後半/女性スタッフ/仮名)を付けた。


環さんは、口調も遠慮がちで決して社交的なタイプではないが、
手堅い仕事振りで、おかしいと思えば言うことは言う。
以前PCのインストラクターだったこともあって、
私は本来、少し理屈っぽくて相手に自分を合わせない角田君よりも、
研修・OJT担当にはずっと打ってつけだと思っていたんだけど、
以前にそれを打診したら、
「教える自信がない」との理由で断られた。


「え?でもインストラクター経験もあるのに?」
「いや、だって私が教えていたのって、電源の入れ方もわからない、
本当に本当の初心者さんですよ?
角田さんみたいに、聞けば何でも答えてくれるような人には、
とてもなれません。無理です。」


あ~、私がイメージしているのはそういうんじゃないんだけど。。。
本当に基礎的なところを、噛み砕いてじっくり教えてくれれば
それでいいのだ。角田君になれ、なんて、誰も言ってないよ。
むしろ、角田君は「聞けば何でも答えて」くれ過ぎて、
あまりにも難しい説明を陶酔気味に展開するから困るのであって、
非角田君、脱角田君の人材を求めているのに、
どうしてこう、私の真意がわからずに尻込みするのだろう。


いくらそう説明しても、
「いえいえいえ…」と手を左右に振るばかりだったので、
それ以上の説得は早々にあきらめた。
「いや」と言っているものを「大丈夫だから!」と納得させても、
いい結果になったことは過去に一度も無なかったからだ。


今回、環さんを指名して、一美さんの横につけてくれたのは、
班長のレイちゃん(20代後半/女性スタッフ/仮名)。
彼女はこの頃、こういった柔軟な采配がとてもうまくなった。
あとは、ポッコリときどき出現する
「体調不良の休み」さえなくなれば、
本当に合格点をあげられるんだけどなぁ^^…


朝礼後、受付席の脇を通り過ぎて自分の机に戻ろうとしたら、
見慣れぬペアが並んで座り、すっかりスタンバイしているので、
引き返してちょっとからかいに行く(笑)。


「あのー、ここ環さんの席じゃないんだけどぉ~(笑)。」
「はい、ワタクシ角田と申します。よろしくお願いします(笑)」
「あ、そうんなんですか(笑)。じゃ、角田君、
一つ頼むけどくれぐれも『教え過ぎ』ないでね?」
環と一美、爆笑!
うん。初顔合わせだけど、大丈夫そうだね!


    *    *    *    *    *    *


ところが、少し経って二度目に近くを通りかかったときに、
二人の姿が見えなかった。あれ?
レイちゃん、二人ともいないんだけど?


「あー、ぷらたなすさん、探していたんですよ。
一美ちゃん、おなかが痛いので帰りました。
ぷらたなすさんに言って来るから、ちょっと待ってて、
って言ったんですけど、我慢できないって言うんで、
『それじゃ、言っておくから』って、帰しました。」


あぁ、そうだったの。。。


「なので環ちゃんは、自分の席に戻りました。」


ふーん。相性でも悪かったのかな?
環さんは鍼灸院の娘さんでちょっとお嬢さんタイプ。
一美ちゃんは前職が商品配送のドライバーで適度に明るく元気。


「契約スタッフ」がそうなのか、「最近の人」がそうなのか、
よくわからないけど、若い人は人間関係の環境が変わると、
すぐに早退したり欠勤したりする。


一番多いのは、私が担当する研修が終わり、
次のステップを担当する先輩スタッフが、
新人さんを引き継いだ第二段階研修の二日目だ。


年齢も自分達よりずっと上で普段スーツなんか来て、
ちょっとエラそうな(?)私から、
自分達と年があまり変わらない(下手すると年下な)、
担当者に替わったりすると、上下関係も緊張感も薄れて、
何かのモチベーションが下がってしまうのだろうと思う。
そこを同程度にキープできる講師役がいないのが、
私の悩みの種だなぁ。。。


欠勤や遅刻・早退というのは、
目立つ人は目立つし、無い人は全然無くて、
それはやっぱりその人自身が今まで取ってきた
仕事への姿勢の表れだし、
前の職場での教育やしつけに左右されるところも大きいんだけど、
仕事人として様々に育ってきた人間がここで一緒になると、
若い人はどうしても悪いほうに右習えしてしまうところがある。
「私はそんなに簡単に休まないからね。」という
誇りとプライドのある人でないと、良くない先輩を見て、
「あ、そんな感じでもいいんだ」とすぐに思ってしまうので^^;、
勤怠の状況がなかなか改善されていかないのも悩みの種だよ。


    *    *    *    *    *    *


そんな印象を抱いて二日目、
今度は環さんが「足が痛い」と言って休んだ。
これまた、自分が臨時で先生役を替わったその日に、
生徒たるべき和美ちゃんが途中で早退してしまったのが、
彼女なりにショックで複雑な思いだったのだろう。
なんかそんな感じがする。


が、である。


仕事において、関わるすべての人が気のあう人とは限らず、
ましてや、まだ時間中は角田君がずっと付いていて、
周囲と触れ合う機会さえあまりない一美ちゃんなのだから、
これから会う人会う人は皆初対面同様であり、
ちょっとぐらい自分と合わなさそうな人だからと言って、
すぐに帰っちゃうような気持ちはひ弱と言わざるを得ない。。。


しかも、それを気にしてあっさり休む環さんも環さんだ。
そんなことぐらいで、ポロポロ休むなよ!と段々腹が立ってくる。
環さんは、仕事でストレスを感じるような事があると、結構休むのだ。


さらに、火曜日の昨日は
モンちゃん(20代後半/女性スタッフ/仮名)も、
「体調不良」を理由に遅刻の連絡があり、
その後も回復しないとの事でその日は欠勤になった。


実はモンちゃんも、現在交替制スタッフのほうの
新人OJTを担当して二日目だ。
彼女が今週から横に付いたのは、
一美ちゃんよりひとつ前の組の小島さんですが、
新人でありながら元プログラマーで翻訳者。
年齢もモンちゃんとは20歳以上も違う40代女性。


モンちゃんも頑丈でタフな人ではないので、
どちらかと言えば、「具合が悪い」と言ってすぐに休むタイプ。
たぶん我慢はしているのだろうが、
初日にやりにくさを感じて、
本日の出社に気乗りがしなかったのだろう。


だが、こんな事で次々に休まれてはたまらない!
私の中に、「最近の若い契約スタッフ」への不満が段々募ってくる。


もしかしたら、本当に「"すごく"おなかが痛くて」、
「"とても"足が痛くて」、「"ひどく"体調がすぐれなかった」
のかもしれないけど、スタッフの風邪や怪我以外の欠勤というのは、
このボリュームの人数を何年も見ていると
本当にパターン化しており、
全国の契約会社の勤怠担当者達は、
「欠勤」に対して一定の疑念を抱くような刷り込みが
強力になされていると確信する。


だいたい、なんだよ、
自分達の得意としないタイプの他人に接するのが、
そんなに嫌かい??
職場は友達集団じゃないんだから、
いろんな人間がいて当たり前だろうがっ。


そもそも年齢やキャリア、
雰囲気や服装から推し量る相手のタイプだけで、
なぜ人と自分を線引きして簡単にシャッターを下ろす?
名乗りと挨拶以外の言葉は交わしたかい?


「今までは研修で何をやってきたの?」
「角田君はどこまで教えた?」
「ここに来てどれぐらいになるんですか?」
「勉強のために買って読んだほうがいい本とかありますか?」


「今日は暑いですね。」
「家って近いの?何で通っているの?」
雑談はしたかい?世間話はしたかい?
相手に関心を持ってお互いの人と成りを把握する
話し掛けをしたかい?
(ていうか、きっとその習慣と気持ち自体が無いんだよね)


わけあって見知らぬ同士を組み合わせると、
お互いにどうコミュニケーションを取ったらいいかわからず、
必要な最低限の会話に終始するのみで、
互いに相手を避けようとして、
距離を取りたがる最近の若い人達を見ると、
人に揉まれ、人とぶつかり、人に傷ついた経験が、
圧倒的に少ないことから来る、
「人付き合い」のスキル不足を痛感し、
それでいいの?と、心から疑問思っちゃったりするのだ。


どのあたりの年齢が境目なのか、
こういったエピソードを述べるまでも無く、
今の20代の人達は、人への働きかけが非常に弱い。
いや、弱いのではなく、最初から働きかけをしたがらない。
私達の世代(40代)と彼らでは、
世話好きで面倒見のいい人の割合が、
ぜんぜん違うような気がする。


それは、
他人と関わって傷つくのを極端に恐れているようでもあり、
人間関係に悩んでいる人の話を聞くと、
「そんな事で?」と思うような不安で、
すごく気にしたり、ビクビクしていたりする。


私達と若い人達との圧倒的な差は、
「社会経験の場数」だけでは語れないような、
根本的な差異を感じるのって気のせいかなぁ…
だいたい、その逃げてばかりいる姿勢じゃ、
場数の積み様も無いだろう?ってもんだ。。。


    *    *    *    *    *    *


ま、そういった感覚を世代共通の価値観とする中で、
それをごく当たり前として育ってきているので、
歳の違う人からとやかく言われたって、
所詮理解の範疇を超える異次元感覚の突っ込み、
と思われると思うけど、
今目の前にいる人と実際に何かの言葉を交わし、
その反応に対してまた反応する…という訓練を、
どこかで強制的に積んでいないと、
仲間意識のもてる人と、そうでない人への態度の差が、
如実に表れる人達ばかりの、
第三者が阻害されやすい社会になっちゃうぞ?
あ、もうすでになってるか?若年層では^^


    *    *    *    *    *    *


今日は、昨日出勤してきた一美ちゃんが、
また欠勤した。むむむ?これは変だぞ?
嫌な汗と悪い予感がする。
一昨年あたりから頻発を繰り返している、
例の辞め方(体調不良に夜リタイア)の前兆を感じる。


え?もしかして。。。まさかまた原因は角田君?


私は早速一美ちゃんの左隣の人にメッセンジャーを飛ばす。
すると帰ってきた内容は…


はい。
たまに険悪なムードになっていることもあるみたいです。
角田君が、一美ちゃんにはわからない、
とても難しいような解説をがーっと強気でまくし立てるので、
一美ちゃんはたまに、すっかり引いてしまって、
最近は横で電話を取るのが怖い、電話を取りたくないと、
言っています。


うわ、まずい!彼女の不調はそっちだったか!
一美ちゃん、実はまだ21歳。
本当に高校を出たばかりのムードを持つ、
ピュアで気立てのいい女の子だ。


が、そんな彼女から見たら、
角田君は、業務上は一生懸命従うしかない
大人の男性だ。
その彼の指導に頑張って応えようとすればするほど、
体が拒否信号を出す。まずい。これはマズイ。


私は主任に緊急性を訴え、
現在自分が担当している本社から来た新入社員の研修を、
明日までとし、残りは角田君にお願いすることにした。
一刻も早く、あの二人を切り離さないと、
またいつもの失敗が繰り返される。


本社新入社員研修は、
さすがにスキルが高い人達ばかりだったので、
ハイウェイ&ハイスピード研修で、
結構楽しかったんだけど^^;
今欠員が数名も出ている状態で、
これ以上の退職者は出したくないのだ。
他社スタッフの角田君に、
うちの大切な新人を壊されてたまるか。


一美ちゃん、環さん、モンちゃん、角田君。
彼らは皆20代。そして本当はみんな素直でいい子達(笑)。
でも、その若さをいとおしく思う反面、
他人と心を通わせることへの未熟さに、
ときに異を唱えたくなる。


最近の若者の精神的なもろさや耐性の無さは、
コンビニ弁当やファストフード、
そして化学的に体に良くない商品ばかり食べている、
食生活の変化にも関係あるんでないの??
それが原因で精神構造にまで
影響が出ちゃっているって事は無いの?
そんなところまでつい考えてしまう。


だって、なんか違うんだもん(笑)。


世の中は、イジワルで傲慢で、
不便で人に優しくなくて、
不平等も差別もそれなりにあって、
生きる力も、他者からの理解も、食べ物も、
頑張らないと手に入らないぐらいが、
本当はちょうどよかったりしてね。
それがいい世の中とは思わないけどさ。


 

 

 

 

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.ビューティフルヒューマンライフ」カテゴリの記事

コメント

お久しぶりです。
確かにこちらから近づきたくても心のシャッターを閉められてしまう場合、よく経験しました。
でも、今40代の私より上の世代の方もそうでしたよ。私の実家だけかも知れませんが。
自分たちが「仲間」と認めた人は入れるけれど、そうでない人は入れない、という厳然とした決まりがあって、虐められてうつっぽくなりました。まだ、その頃は若かった(20代後半)ので乗り切れましたが。今それをやられたらダウンでしょうね。
人によって違うのかもしれない、とは思いますね。そこのリーダー的な人がどんな考え方を持っているかによっても違うと思いますし。

食生活でもそうですが、親が子供に対して適切な関わり方をしていないのも大きい気はします。
親の世代から多分問題を抱えているのではないかと。(まさに私たちの年代なので・・・ぷらたなすさんを責めている訳ではないのですけど)

ぷらたなすさんのような方が職場にいることの幸運はお若い方は気付いていないのかもしれないのでしょうね~。
私もなんらかの社会的な役割を果たさなければいけないという意識を持たなければいけないのですよね。どうその点が若い時には欠けていたな、と感じます。

nanasiさん、こんにちは!
次回作?を書き溜めていたところにnanasiさんからコメントをいただき、(あ、どうしましょう…)と思いましたが、最新の日記はやはり公開させていただきました。

>自分たちが「仲間」と認めた人は入れるけれど、そうでない人は入れない、という厳然とした決まりがあって、

あ、これは確かに年配の方にはありますよね!私の住んでいる地区も保守性が強いので、引っ越してきたばかりの頃(30年前)は、転入者と地元の方の間に大きな溝があって、当時持ち回りで町内会の役員だった母は集まりのたびに腹を立てて帰ってきました。

年配の方達は内輪の仲間意識が強くて、「入ってくるものを拒む」傾向で、若い人達のそれは、「そもそも自分が(関係の中に)入ろうとしない」という点で、違いはあると思いますが、その意識が強いと職場が活性化いたしません。。。

だから若い人達には、時間をかけて少しずつ「人付き合い」の経験を積んで、自分に自信を持って欲しいんですよね。小さなことでもいいので、成功の経験が多ければ多いほど、人って変わって行くように思っています。「隣の席なので、仕方なく言葉を交わしているうちに、意外に気の合う人とわかった!」という体験をたくさんして欲しいです!

追伸:「食生活」は私自身への自戒の念もあります^^;

>(あ、どうしましょう…)と思いましたが、最新の日記はやはり公開させていただきました。

すみません気を遣わせてしまったようで。
私は全然気にしていません、というかこういう風に考えてくださる人がいらっしゃることを嬉しく思います。
全ての人がそう考えられる訳ではありませんが、私はぷらたなすさんの記事はいつも納得!です。
むしろ、お若いASの人たちに読んで勉強して欲しいと思うくらいです。
でも中には勘違いなさる方もいるから・・・(双方がですね)難しいですけれど。
多分同じ様には考えられないけれど、ぷらたなすさんの考え方を知るだけでもどんなにプラスになる事か、と私は考えているのですけどね。
迷惑が掛かるといけないので、やはりこれからはコメントは控えさせてもらいますね。
でも、よろしければこれからもロム専で伺わせて頂いてもよろしいでしょうか?

>だから若い人達には、時間をかけて少しずつ「人付き合い」の経験を積んで、自分に自信を持って欲しいんですよね。小さなことでもいいので、成功の経験が多ければ多いほど、人って変わって行くように思っています。「隣の席なので、仕方なく言葉を交わしているうちに、意外に気の合う人とわかった!」という体験をたくさんして欲しいです!

若い人たちは本当にそうなのでしょうね。
障害に関わらず足りないものがあると感じますし、それを学ぶ場もないのです。それが本当に困ることなのに。
特に私たちは自然にそれを学ぶ事が困難なので・・・云わば、私たちは生き方を知らないのです。
なかなか本人も周りの人も気付けない、そこが大きな問題ですね。
長々とすみません。

nanasiさん、ありがとうございました。nanasiさんにそのようにおしゃっていただけると、私も安心いたします。「これは違う!」と思ったときは、遠慮なさらずいつでも書き込みください!

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