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2006年3月の14件の記事

2006.03.29

30分の「雑談」をしに東京へ

私の二つ前の前任者で、
当時の肩書き上では"いちおう"上司(笑)、
今は東京ですっかりエラくなっちゃっている
浜田さん(30代前半/男性/仮名)から、
「ぷらちゃーん、ちょっとこっち来てなんかしゃべってよ。」
と、寝耳に水の出張要請?があり、
今日は日帰りで東京に行ってきました。

内容は、向こうの営業所で発信業務の仕事を受けたので、
採用した新人契約スタッフの事前研修で、
「なんかしゃべって欲しい」というもの。
(「なんか」ってなんだよ、一体(笑)?)

業種柄ご年配の女性が多いので、
「同世代の星として、なんかためになるような事をひとつネ♪」
って、、、く。。。「年配の星」(?)かよ^^;…

「ぷらちゃん、確か高校生の息子いたよね~?
 (たぶん、現在は大学生の長男の事を言っていると思われる。)
 だったら、『ママさんスタッフの活躍』とかそんな感じで、
 しゃべれない?♪30分ぐらいさ~♪」

「(30分?だったら世間話レベルで楽勝かな(笑))
 は~、しゃべんのはいいですけど、
 その人達の業務内容とか、話の主旨をどこに置くかとか、
 簡単でいいので、あとでメールくださいよ。」

「おけ!おけ!あとで資料送るから!じゃぁ、よろしくね~♪」

が、予想通りついに「資料」は来なかった(爆)!
で、先日突っ込みメールを出したら、ひとこと。
「要するにやる気が出ればよし!」

あ、そ。。。

一緒に仕事をしていたときからそうなんだけど、
この人は、ホントに何もかも雰囲気で行っちゃう人なんで、
「どうせ資料なんて送って来ないだろう」と思っていたら、
案の定そうだっただけの話なんですが(笑)、
だいたいこの話そのものだって、
本当にやるんだかやんないんだか、
何か依頼されても直前になって問い正すと、
「あ!あれね~、なし!なし!なしになったわ♪」
と言って来たりもする人なんで(笑)。

なので「話半分に聞いとこ!」と
当初から全く真面目に考えていなかった(笑)。
こちらからそれ以上尋ねることもせず、
まーなんとかなるでしょ。30分だし(笑)。

午前中に営業所について
スタッフさんに配布した研修スケジュール表を見たら、
もっともらしく私の名前が入っていた。
なんだよ?この「心構えを語る」って(爆)!
なるほど。どうせ口のうまい彼のことだから、
企業さんに提出する研修案に
「現役コールセンタースタッフを呼んで心構えを語ってもらう」
とかなんとか、ある事無い事言って
バラエティある内容をアピールし、
うまいこと企業さんの賛同を取り付けたに違いない!(笑)

ま~、ダシにでも何でも勝手に使ってくれ(笑)。
しかしその内容は保証しないよ?
だって毎度人任せで丸投げなんだもん^^
でもだったら尚更、「実際にやりましたよ」という
事実(建前)のみが大事なのであって、
中身なんか思ったとおり、なんでも良さそうだな(笑)。
「やりゃぁいーのよ、やりゃー♪」という彼の声が聞こえてきそうだ。
(人のところの研修なんてこんなもんさ。)
(いや、別な上司からだったらもう少し真剣にとらえたのかも(爆)!)

なので、「雑談」(笑)。
「世間話レベルでいいんでしょ?」と聞いたら、「いい」って言ったし。
スタッフさんのモチベーション?知らないよ、そんなの(爆)!
30分間、なんかしゃべれと言われたら、ネタは尽きないので(笑)、
要点だけ決めて、原稿なし、資料なし、出たとこ勝負のアドリブで
ふらっと出かけて(でも朝は3:30起きでしたが^^;)
ふらっとテケトーにしゃべって帰ってきました。

原稿はね、ちょっと思ったんだけどやめたの。
もちろん時間がなかったのが最大の理由なんだけど、
文章を固めていくと、
相手の反応が想像したものと違っていても、
筋書き通りの進行を追う事しかできなくなりそうで、
「あ、これって方向性を誤ったかも…」と感じても、
軌道修正できなさそうな気がした。

いくらパフォーマンスを工夫しても、
原稿読むだけじゃライブ感がないし、
何より言葉に気持ちと迫力がこもらないよ。
何十名というなら別だけど比較的少人数の場でそれなら、
私だった絶対寝ちゃうし、
自分が寝ちゃうような話は自分でしたくないもんね~(笑)

ところが、事前に思い描いた組み立てで
実際に話し始めて見ると、
直前に見せてもらった業務内容の主旨に沿っていなかったり、
その場の空気で不要と感じ、飛ばした話が多数。
これじゃ、持ち時間半分の
15分で終ってしまいそうなペースなので、
内心、「あらら、ヤバイよ?これは。(笑)」
営業所の皆さんも同席して聞いているので、
あんまりチャチだと、浜田さんの顔つぶしちゃうしなぁ…

そこで、話を膨らまそう(ていうかボリューム増やそう)と思って、
「私は普段、こんな研修をしているわけですが、
 この部分に関してだけは、
 理解できる方と理解できない方がいらっしゃいまして、例えば…」

などと、実際に今の研修で自分が教えていることを
少しだけ再現したら、これがやっぱり、
普段何度もやっている事というのは、知らず知らずのうちに
かなり手馴れているわけでございまして、
そこだけ「いつもの研修を切り取って来た」ような感じになると、
皆さんが、その内容を理解しようとしてかなり集中して真剣に
聞いてくれるんですよね(笑)。
(え!何なの、この注目度は?と思って、びっくりした(笑)。)

中には、これから就業しようとしている仕事には
一切関係のない、完全にこっち側の研修内容なのに、
手帳を取り出してメモする人もいる。

おぃおぃ、皆さんはこの内容は覚えなくてもいいんだから…
と、苦笑しつつも、皆さんの注意が
こちらにぐっと引き付けられているのがものすごくわかって、
普段やっている事というのは、
それなりの積み重ねの集大成で
意識しなくても十分に説得力が備わっているんものだなぁ…
とつくづく感じました。

場が締まって来たので、できればそのまま、
いつもどおりに続けたいぐらいでしたけど(爆)、
「30分雑談」の目的は、そこにはないため
早々に話題を引き取って、元の路線に戻したわけですが、
人の前に立って何かを話すという行為は、
同じ事を何度もやって初めて講師側にも力がつくっていう事実を
痛感いたしましたよ。

だって、その他の部分は、
やっぱり「雑談」の域を出なかったから、
ちょっと雰囲気に差が出ちゃったかも(爆)!!がはは!

とすると、受けてみて興味深い研修とか、
面白かった講演会などと言うのは、
講師の手元にメモがなくても、
思いつくまましゃべっているわけではなく、
そう見えても実際は、かなり繰り返し繰り返し
場所を変え時間を変えて行われているものなのでしょうね。

    *    *    *    *    *    *

今、私は新人さんの現場研修の真っ最中なので、
今日は自分がやるはずだったところを
他の人がやっても大丈夫な単独の内容に差し替えて、
角田君(20代後半/男性スタッフ/仮名)に
一日だけ先生役を代わってもらったんですが、
内容の概要は伝えてあるのに、
「え~、いったい何をどうすればいいの?」
と、そればっかりで当初すごく尻込みしていて、
「いや、戻ったらもう一度私がやるから、
 時間つなぎ程度に軽く考えていいよ?」
と言っても困惑がありあり。

角田君は私達のグループの研修担当係なんですが、
博学で、聞かれたことを教えてあげるのは好きでも、
人を一から育てるのは得手じゃないので(笑)、
新人さんに初歩的な事を教える、という事になると、
手法が見えないんですよね。
研修担当でなかったときは、
初心者レベルの新人さんとほとんど接したことがなく、
「一体なんでそこが理解できないの?」と
すぐに思っちゃう人だから、
相手のレベルがさほど高くないと、
教えるのがとても億劫に感じられるんですよね(笑)。

一方、別班の難波班長(30代前半/男性スタッフ/仮名)みたいに、
「こうでこうでこんな感じで、この程度まで。」
と、伝えると「あ、了解。わっかりました~」と、
あまり負担に感じないで、サクサクやってくれる人もいる。
(私はどっちかっていうと彼と同じタイプ)
難波班長や私のように班の立上げから関わっていると、
自分自身も手探りでやってきたし、
「研修はそもそも入り口でしかない」という意識があって、
わかってもわからなくても、
その段階での完全なる習熟はさほど重要視しないんだよね(笑)。
(だって…目標ははあくまでも"実務"の習得だもん。)

ところがもう一歩進んで、契約会社での事前研修までも、
「俺がやりたい。俺にやらせて。」と手出しも口出しも
何かとウルサイJIN班長(30代前半/男性スタッフ/仮名)
みたいな人もいる(笑)。

実はあまりウルサイので(笑)、
彼の業務のない土曜日などにボランティアで一日頼んで
新人研修をお願いしたことがある。
(無給。でも、それでも自分がやりたいらしい(笑))
(たぶん、彼のところの業務内容は私自身は部外者なので、
 任せられない!と、思っているのだと思う^^;)

が、やっぱり初めてホワイトボードの前に立ってみると、
内容が整理されてないし、要点がまとまってないし、
何よりも説明のトークがこなれていないので、
噛んでしまったり、言いよどんだり、言い直しがとても多くて、
少々聞き苦しかった。
(彼はそれ以来、「俺にやらせろ」とは言って来ない(笑))

なので、本当に人それぞれなので、向き不向きもありますが、
場数も重要だなぁ…と、妙に心得た気持ちで帰ってきました。
隣に座って私的な感覚で相手に何かを教えるのと違って、
前に立って正統な方法で誰かに何かを伝える・語るというのは、
これもまた訓練なんですよねぇ。。。

今日の私は「研修の再現部分」は90点、
でも、雑談部分は50点ってとこかな。あはは~!
いや、根っからの「庶民派」なので、
前の二人の女性講師のように品位のある態度だと、
どうも、調子が狂ってしょうがない!
やりにくいので、あるタイミングから
「エレガンス仮面」を剥いで捨てたら、
途端に生き生きして絶好調になってきた!てのが、
50点の中身でしょう(笑)。
でもあれじゃ、一時期化粧品の訪問販売をやっていた頃に受けた
名物所長のオバチャンレディ相手の
爆笑販売員研修といっしょじゃーん(笑)。

    *    *    *    *    *    *

さて、それはそうと、大宮に入ったら桜が咲いていて、
びっくりですよ!
世の中は日本の半分以上が「春」真っ盛りで
花のきれいな季節に入っていたんだったのね(笑)

なのに地元に帰ってきたら、雪が舞っているじゃありませんの!
しかもやっぱり寒い!はずしていたマフラーをまたグルグルに巻く。
しかも、「打ち合わせがあるから夕方には戻って来て」
と主任が言うので、何の私用もくっ付けずに、
滞在二時間でトンボ帰りしてきたというのに、駅から電話したら、
「あ、あれ、延期になりました」とは何事だ!

もう、いいもんね~(笑)。
契約会社には「出向先のほうに戻ります!」
出向先には「契約会社のほうに戻ります!」
と、方便のウソをついて、さっさと帰宅しちゃいました(笑)。
どうも、皆さん、ごめんなさい。
だって、ここで職場に顔なんか出したら、
どっちに戻ったってなんやかやと用事が出てきて、
絶対早くなんか帰れないもんね~(笑)。
こんな日は早く帰って疲れを癒すに限ります!

ひ弱な余談で恐縮ですが、
普段、ドアtoドアで車でばかり移動している私は、
よく考えたら1日の歩行距離が極めて少ない。
なので、東京にちゃんとした格好で出かけると、
まともに歩いた事のない靴で歩くので、
足が痛くて仕方ありません。
うちの会社の営業さん達(女性)は、
あの格好で一日歩くんだからほんとエライと思いました。
また、東京の人は地方の人より絶対足が丈夫!と確信しました。
本日は以上です。




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2006.03.26

言わせるよりも聞かせること

私達が今の仕事に就いた当時は、
初めて"契約スタッフ"なるものを受け入れる正社員達の側に、
"これからは彼らに何でもやってもらうのだ!"
という厳然としたムードがあって、
事前にそんな意識合わせがされていたか、はたまた
上からそういった指示が出ていたのかはわからないけど^^、
本当に「何でも」させられた(笑)。


どんなに難しい案件でも頑として対応を引き継いでもらえず、
不具合があったときは、自分達で文案を考えて
メールでの詫び状まで書かされた(笑)。


当時あのメールを受け取ったユーザは、
まさかそれが就業して間もない
ぺーぺーの契約スタッフが書いたモノだったとは思うまい(笑)。
(時効だよね?時効!時効!)
(それが、技術畑の長い正社員達より
 他社経験のあるスタッフ側のほうが、
 文章がうまかった!という事実(爆)!)


が、それは確たる基本方針に添っていたわけではなく、
今思えば、ただ単に正社員達が楽をしたいために、
困難なものを私達に押し付けたかったためだけのようにも思う(爆)!
(今仕事を頼みに行くと、
 「え~、やりたくね~な~、そっちでやってよ」
 と、極めて親しげに本音を言ってくるので^^;そう思うようになった。
 今は当然こっちも「何よ!社員なんだからやってよ!」
 と負けないけど(笑) )


けれど入ったばかりの私達は、
「ここってそういうところなんだ…」と深い疑問も持たず、
むしろ何でも任せてくれるところにやりがいを感じ、
右往左往しながらもそれらをこなしているうちに、
お陰さまであっという間に力がついた(笑)!


だがそれも、すべてが大雑把で牧歌的だった時期の話である。


今は"対応品質"だの"お客様満足度"だの、
なにかときちんとしており、
ものによっては結果が数字で出てくるので、
以前のやり方は通用しない。


当時の私達の電話対応を今の客様と交わしたら、
間違いなく苦情だらけになる事だろう。
だってろくな研修もなく、入って三日目で「じゃ、今日から取って」
って無謀にも電話を取らされたんだもん、
スムーズに行くわけないよ、技術的にも対応的にも。


今思えば、あの頃のお客様は、20分以上も保留にして、
よく怒り出さなかったものだ…と感心する(笑)。
わずか数年前の話なのに、お客様も寛容だったのだ。


さてそんな鍛えられ方をしてきた私達でしたが、
技術的には成長できても、
しゃべりのほうはかなり低レベルだった…


だってそもそも先行して同じ仕事に従事していた社員達が、
いかにも社内の技術担当者って感じの話し方をしていて、
言葉遣いに気をつけている様子が全然なかったし、
自分達がそんな感じなものだから、
当然契約スタッフを指導できるわけもなく、
私達に対してもそっちへの気配りは一切なし(笑)!


ていうか、契約会社から事前に聞かされていた業務内容が
「故障調査」というものだったので、
必要最低限の電話対応はあれど、
「電話の仕事」と思わずにやってきた人もいるぐらいだ。
つまりオーダーを出す企業さん側にも、
「コールセンターをやる」と意識は薄かったのだと思う。


例えば、何かの電化製品を買うと、
取扱説明書の最後のページとか、別途印刷された一枚ものの紙で、
「故障・不具合の相談窓口」とかいって、
各県の営業所一覧などが載っており、
私達は推測として、そこに電話をかけても、
「お電話ありがとうございます。
○○株式会社○○センター○○担当、○山○男でございます」
なんて感じの対応は期待しませんよね?


そそそ。当初の意識は企業側も契約者側もスタッフも、
まさにそんな感じの業務を想定しておりました。


よって入ってからのお客様対応自体も、
「こんなもんでいいんだ」その辺はあまり気にせず、
まぁ、いわゆる失礼のない程度の普通の話し方で、
足掛け6年間やってきたわけですが、
これに近年大きな逆風が吹いてきた。


本社がそういった気持ち的な土台が全くないところに、
「君達はコールセンターでしょ?もっとちゃんとお客様対応してよ」
と言って来て、社員も契約スタッフも意識の変革を
求められちゃったわけね(笑)。


…で、マナー委員会を設置して、
数々の細かい規定項目の元に、
スタッフの電話対応をチェックするような
仕組みが作られたのだった。


うちらにしてみれば、寝耳に水だよ、そんなの~!
今まで誰からも何の正当な指導も受けておらず、
その必要性も感じずに普通の話し方でやってきたのに、
突然、「さようでございますか?」などと
話さねばならないなんて!
「それじゃホントの電話の仕事じゃん、俺、だったら辞める」
と本気で反発していた同期もいたぐらいだった^^;


でも、私は一足お先に心がけて
皆さんよりも、"すまあと"で"びゅーてぃふる"な話し方が
少しだけできていたので(ウソ(爆)!ガハハ)
さほど困ることはなかった。
むしろ、仲間達の話し方に首を傾げ言いたいことも多かったので、
「おー、やっとコレで堂々と突っ込みを入れることができる!」
と、ひそかにうれしかった。


だって、名乗りさえ徹底されていない状況を憂慮し、
社員に相談すると、「別にいいんじゃない?それぞれで?」
って感じで誰も気にしていなかったから、
私がいくら孤軍奮闘しても個人的な考えと冷ややかに受け取られ、
「社員が必要ないって言ってんだから別にいいでしょ?」
てな感じで反応が悪く、なかなか毅然とした指導は
できかねていたんだもん^^;


    *    *    *    *    *    *


普通の社会人なら、
会社同士として仕事でやりとりする電話は、
誰でも丁寧で節度を保ったよそ行きの話し方をするし、
それができていれば十分と思われがちですが、
お客様に対して使う言葉というのは、
きちんと誰かに教わらないと、
なかなか身につかないものなんですよね。


たとえば、「かしこまりました」「○○という商品がございます」
「承っておりません」「○○いたしかねます」などという言い回しは、
ちゃんとした指導を受けた接客業経験者でないと
なかなか咄嗟には出てこないものだ。


誰も教えてくれず気にする人もおらず、
周りの社員達に習って同じような話し方をしてきた私が、
なぜ、「これじゃダメだ」と思ったかというと、
契約スタッフから今の業務に変わって、
ちょこちょこ契約会社に出向くようになり、
そこで土田さんという人の素晴らしい電話対応を
目の当たりにしたから。


土田さん(当時30代前半/女性/仮名)の話し方は
言葉遣いがとてもきれいなばかりでなく、
穏やかで暖かく、適度にフレンドリーで、
彼女が電話で話しているのを聞くたびに、
「何て素敵なんだろう!」と感心し、
「電話対応はこうあるべき!」と痛感し、
「こんなふうにカッコ良くなりたい!」と強く思った。


そう思ったあとに自分の今までの話し方を思い出してみると、
私の話し方は品がなく、洗練もされておらず、
ちょっとバタバタとしていて田舎臭かった。
「これじゃ全然ダメだわ!」とおおいに反省しちゃったね~^^;


仮にも「電話対応」の仕事をしているのに、
その私よりも契約会社の女性社員達の方が、
数段マナーのいい対応をしていることがショックでもあった。


それからは、土田さんのようにあんな感じで
スマートなしゃべりのできる人になりたい!と
意識して話し方や言葉遣いを変えてきたけれど、
具体的で明確な理想像が一度身の内にできてしまうと、
誰に何を指導されなくても、
思い描いたイメージに添って振舞っていけば、
路線の変更は容易にできた。


そんな自分の経験を思い出す度に、
レベルの高いお客様対応をスタッフの皆さんに行ってもらうには、
ロールプレイングで話し方の練習をする前に、
まずお手本となる対応に何度も接して、
「こんな風に言うんだ…」というイメージを
明確に持ってもらう事のほうが、
大事なんじゃないかな?と思うようになった。


「人の力を借りず何事であっても
 全部一人でこなせ!」
と言われて育ってきた私と同期のスタッフ達は、
「やばくなったらすぐに代わって!」
と新人OJT担当者に出している私の指示には懐疑的で、
「え~、それってちょっと甘いんじゃないのぉ~」
と言って来たりもする。


けれど、自分の手に負えないようなお問い合わせを
熟練者がどうさばくのかつぶさに見てもらう事は、
彼らに具体的な理想像を提供することでもあり、
決して無駄だとは思っていない。


お客様も、途中から熟練者が出てきて
疑問点をスピーディに手際よく解決してくれると、
それまでのイライラ感がウソのように払拭されて、
むしろ感謝の言葉を頂いて電話を終える事が多かった。


お客様というのは、フラストレーションが理想的に解消されると、
ほとんど苦言を言ってこない。
逆にうれしい気持ちになって謝辞を述べてくる方が多いので、
こういうのも、ある意味「作戦」だなぁ…とは思います^^
私はいいとこ取りなので、ちょっと気分いいですけどね(爆)、
いや、むしろそこで悔しく感じて
奮闘していただければいいんですよね(笑)。


    *    *    *    *    *    *


ところで、電話の仕事には、
ロールプレイング(略してロープレ。又はロール)と言って、
研修担当者がお客様役になって、
新人さんにリアルな質問を投げかけ、
そこで本番さながらに回答する新人さんの
技術的な間違いやよろしくない言い回しを
正していくトレーニング方法がある。


この場合、より実践的な訓練として、
新人さんが受け付け側を担当するのは
一見当然過ぎるように思われますが、
理想が見えていない新人さんにとっては、
土台があやふやなので、
突っ込みを受ければ受けるほど、
気の弱い人だと体調不良に陥りやすい
諸刃の剣といった側面があるのだった。


で…私、ふと思ったんだけど、
このやり方って手順が間違っているわ。


いくら、今やどの課でも必須になっている研修項目とは言え、
イメージの希薄な人に、いきなり「しゃべってみて」というのも、
非常に負荷の高い話であって、
だったら最初にさせるべきことは、
受付者側ではなく、お客様側だと思ったんだよね。


なので前々回の契約会社での事前研修から、
私は簡単なシナリオを数パターン作って、
受付者ではなく、「お客様」の方を
徹底的にやってもらいました。
受付者を演じる?のはワタクシ、ぷらたなす(笑)。


いえ、私だってまだまだ至らないところが満載なので、
思わずボロが出ちゃうことも多々あるんですが、
それでも、対応姿勢、物腰、口調、声のトーン、言い回しなど、
言葉では表現できない空気感のようなものを
漠然でもいいから感じて欲しいと思い、
新人さんには、ひたすらお客様側に徹してもらったわけですが、
研修中は「つまりこれってー、こういう事なんですよねぇ~」
みたいにアバウトなしゃべり方をしていた私が、
突然人が変わったかのように「お電話ありがとうございます!」
なーんて、姿勢を正して話し始めるものだから、
新人さんに何かの驚愕が走るのが感じられて(笑)、
私は何かの効果はあったんじゃないかな~と思っています。


この新人さんは、直接担当ではない
他課に入れる方だったのですが、
先週たまたま現場で、ロープレ中の脇を通りかかったら、
なかなかそれっぽくいい感じの"しゃべり"していたので、
すごくうれしかったです。


その次の組の新人さん達もなかなかいい感じ!
お手本の提示って大事だなぁ…と今更のように痛感いたしました。


私達は通常、"しゃべる仕事"なので"しゃべる練習が重要"
と思いがちです。でも違うんだよね~。
大事なのは、言わせる事よりも聞かせる事なんだと思います。


特に男性の場合は、疑問点があっても
他人に聞くのは負けを認めるようで、
自己解決に燃えてしまう場合が多いので、
一般的にフリーダイヤルに電話して何かを問い合わせる
という経験が絶対的に不足しています。


だ・か・ら、しゃべれない!(イメージが全くない)
という方も多く、そういった新人さんに
実際のユーザーの気持ちになっていただくためにも、
まずは、「聞かせること」が肝心なんじゃないかと思っています。


    *    *    *    *    *    *


現在は技術面よりも対応面のほうを重視する傾向が社内にあり、
昔から一緒にやって来ているメンバー達は、
その傾向を憂い、ときに寂しく感じていたりするのですが、
実は、新人さん達よりも、これらの古いメンバーが
依然として昔ながらの対応から脱却できないでいる事が、
マナー委員会の議題としてよく取り上げられる。


気持ちはわかるよ?
同じ同期生として、「コールセンターで働いています」
とは語りたくない現状への抵抗感を私も同様に持っている。


自力で自己解決できないことだけが「恥」だったあの頃は、
腕の立つ技術系社員に「これって違うんじゃない?」
とクールに指摘されると、自分に腹が立って悔しくて仕方なかった。


でもなぁ…時代の変化は認めようよ。
ボソボソとつっけんどんな対応でも、
解決すれば感謝された時代は終わり、
今は、未解決でも対応さえ良ければ、
クレームも来ないご時世なのだ。
難しい案件を経験と勘でものの見事に解決できても、
言葉遣いが悪ければ、そこに苦情が入る時代なのだ。


そこに異を唱えたってしょうがないよ^^;
残念ながらそこは割り切るほかないだろう。


なーんて、ラストは愚痴で締める私なのでした。
付け焼刃の浅学な私と違い、天性の高い解決能力を持ちながら、
マナー委員会の評定がいきなり低い彼らを、
私は心から「もったいない!」と思うのだった。

2006.03.24

任せないと伸びないよ?

不満である。。。


契約会社での研修を終えて、
新人の土井さん(20代前半/女性スタッフ/仮名)を連れて
再び現場に戻ってみると、
OJTに入ってかなり経つと言うのに、
工藤さん(40代後半/女性スタッフ/仮名)と、
大浦さん(40代前半/男性スタッフ/仮名)の件数が、
さっぱり伸びていない。


処理件数をデータベースで検索してみると、
二人ともずーーーーーっと、一日2~3件のペースだ。
何なの、コレっ!(怒)
二人の実力からすれば、完全に少な過ぎだ。
人をなめてる数字だよ(笑)。


終日横について彼らを指導している角田君は、
いったい何をしているんだっ!!!


    *    *    *    *    *    *


私達の仕事は電話受け付けの仕事。
扱っている特定商品に対して、
使い方を説明したり、買い替えの相談に乗ったり、
そして「故障ではないか?」というお問い合わせには、
聞き取りをしながら原因を特定し、
設定を直してもらったり、正しい使い方をお伝えしたり、
ときには本社の品質管理部門に調査の依頼を出したりする。


料金やオプションや仕組み・仕様等、
商品マニュアルや会社のホームページに書いてあることなどは、
どこにどんな事がかいてあるかさえ頭に入っていれば、
暗記なんかする必要がないし、
内容をお伝えするだけなら誰でもできる。


お客様がマニュアルやホームページを
隅から隅まで読んでくれるなら、
今のお問い合わせは半分に減るだろう(笑)。
(売上減るから読むなよ?>ユーザー!(爆) )


だから、問題はそちらではなくて、
説明の技術的な根拠を求められたり、
お問い合わせの残りの半分を占める
電話での故障原因調査のほうなのだ。


これが、それなりの経験と勘を要するので、
本当の意味で一人前になるのには半年以上もかかってしまう。
裏を返せば、最初のうちは初めて受けるわからない質問ばかりで
「わからない」のが当然。「うまくできない」のが当たり前。


それを研修担当や若い班長達が
「完璧にできるようになるまでは業務に携わらせない」
という発想をするから、いつまで経っても
新人が伸びていかず、成長に加速度がつかないのだ。


角田君の様子を離れた席から眺めていると、
常に新人さん達に何かをしゃべっていて、
一向に次の電話を取らせる気配がなくて少しやきもきする。
私がもっと短気な人なら、
「いつまで解説ばっかりしているんだっ!
 さっさと次に行って!次!」と怒鳴りたいところだ(笑)。


しかも今週は有給や欠勤者が多くて、
目標に対する実績が不調である。
こんなときは例え新人さんであっても、
一本でも二本でも電話を取って、
実績に貢献して欲しいのに、
そんな悠長に詳細な図なんか書いて、
基礎を一から繰り返すような説明なんてしないでよろし。


ここまで来たらバンバン電話を取らせて、
受けたものから潰していくような習熟方法を取らないと、
確実に身につくものが何もないまま時間だけが過ぎていくし、
新人も現場の役に立っている仕事の満足感を得る事が出来ない。
何度いったらわかるかなぁ^^;


角田君、そんな事あるごとに立ち止まって
指導の手ばっかり入れていないで、
さっさと、どんどん仕事させてくれよ。
何をそんなに不安でダメ出しばっか、しているんだよ。
どんな事でもやらせてみなきゃ、憶えないでしょうが!


    *    *    *    *    *    *


私は、戦力として早く立ち上がって欲しいのなら、
机上の論理の習得にばかり終始していないで、
なるべく早く「経験と勘」が養われていく状況に…
つまり頃合を見て思い切って実戦に投入すべきと思うのだ。


が、若いリーダー達はあまりそんな風には思わないようで、
横についている新人達の
理解度や知識の不足を感じさせる対応を目にするたびに、
「ダメだ、これじゃ…」と必要以上に危機感を覚えて不安になり、
「つまりそれはどういう事かって言うとね…」と、
延々一時間も二時間もかけて、
基礎からやり直すような解説を施してしまうので、
未だに、一日の大半がレクチャーに終っている。


だけどそれは、新人さんが数時間の説明を聞いて
頭で簡単に理解できるものではない。
むしろ次から次と質問が出で来るばかりで、
すっかり状況はすっかり「研修」に逆戻りだ。
だったらやめようよ、そんなこと。無駄だから(笑)。
わからない事をわからせることにばかり固執しないで、
わからないときにどうするか?のほうを教えてよ。

そして「2本」。ゆえに「2本」。。。
これだけ時間があってもたったの「2本」。
一日に2本のペースじゃ、何の反復にもならないし、
同じお問い合わせに当たる確率も非常に少ないので、
ひとりで終了できる案件など到底望めない。


これって、私は悪循環だと思う。


ていうか角田君、キミの役目は何なの?
先輩として知識やスキルをひけらかすことが、
OJTの目的じゃないよ?


確かにそれは気分のいいことなので、
いつまでもその状況から脱したくないのかもしれないけど、
多い人は一日35件程度件数をとるこのグループの中で、
少しでも早く効率よくそのレベルに近づけるのが
君の仕事じゃないの?
それって全然OJT(On the Job Training)じゃないじゃないの。
まったく「On the Job」にも「Training」にもなってませんよ?


    *    *    *    *    *    *


ひととおり基礎知識の習得が終った今、
これから先、わからない事がわかるように、
出来なかった事が出来るようになるためには、
数を積んで、
情報の蓄積と呼び出しを何度も繰り返して、
実践的に訓練していくしかないと思う。


それを可能にするのが、
周りの温かい目と「至らなさ」への理解で、
新人は先輩達にカバーしてもらいながら、
少しずつ自分ひとりでできることが増えていくものなのに、
それを「まだ未熟だから」という理由で、
なかなか現場に入れたがらないのは、
私は新人育成の目的を履き違えていると思う。


そう、OJTでの研修担当の役割は、
指示や指導だけでなく、
新人さんが迷走するのがわかっていても、
それでも実際にゆっくり走らせてみて、
迷走の痕跡をきれいに消し去ってあげることで、
業務への支障を最小限に押さえつつ
新人さんを全人的にカバーして上げることなんじゃないかな。


説明がスマートじゃなくてお客様が怒り出しそうなら
すかさず対応を代わってあげてもいいし、
一度電話を切らせて「のちほど別の担当から折り返し」にしてもいい。
そうやって苦情に持ち込まないように機転を利かせ、
新人さんを守りながら育てるのが担当者の「腕」だと思うけど。
努力が必要なのは、研修担当のほうなんだよね。


もし、新人の尻拭いをするのが嫌で、
自分に火の粉が及ばないのが目的で
難しい事柄まで何でもかんでも詰め込んでいるのだとしたら、
(そのように見えたりもする^^;)
それはリーダーさんとして責任のない話だと思う。


    *    *    *    *    *    *


工藤さん(女性)は元プログラマー、
大浦さん(男性)はシステム系会社の営業担当。
性格は二人とも素直で真面目で、吸収も早い。
私が担当している契約会社での事前研修でも、
よくいる初心者クラスの新人さん達とは違い、
なかなかレベルの高い充実したものだった。


だからこそ、解説は必要最小限で早々に切り上げて、
一本でも二本でも、できるだけたくさんの電話を取って、
数をこなすことで、物事の核心を掴んでいって欲しいのだ。


角田君にお願いすると、こうなるのはわかっているんだけど、
それもまた何度言ってわかるものでもなく、
角田君に「もうちょっと新人さんを信頼して任せてみたら?」
と、常々言っているように、
私もまた、角田君を信頼して任せてみないと、
研修担当としてのキャリアが積み上げられていかないよね。


でもな~、変わるかな、この人(笑)。
好きなものにはとことんのめりこむけど、
興味のないものに関しては冷淡で
どちらかと言うと面倒臭がり屋さん(笑)。


彼が大方の予想を裏切って、
私の打診を了解し研修担当を引き受けてくれたのは、
「最古参でスキルもある俺がなって当然」といった自信もあったけど
「教えたがり」の性格がそれに魅力を感じたから(笑)。


でもまー、あきらめないで時間をかけてやっていきましょう。
今まで新人さんを育ててきたように、
今度は研修担当を育てていかないとね。


まずは感謝して誉めて認めてあげて、
おおいに皆の役に立ちたい気持ちになってもらわないとね。
と、いうわけで、ここでこんな愚痴を吐いたのは内緒です(爆)!

2006.03.23

拾うこと と 捨てること

担当グループに、急に来週新人が入ることになった。

新人が入るのはウチを含めた三社で人を出している
桜井班長のD班。
過去記事「アスペルガーな新人」で先行きを案じていた
深水さん(30代前半/男性他社スタッフ/仮名)が、
体調不良による欠勤が続いた末に、退職したので、
その交代要員が急遽入ることになったのだ。

他社スタッフの話なので、真相はわからない。
契約会社がご本人と話し合った上で判断し、
「長期休養」を理由に引き上げたのかもしれない。

でも…
同業者としてある意味、その成り行きは当然のようにも思う。
過去記事でも書いたけれど、お会いした初日に、
「この人は無理だ」と強く感じ、
主任(50代前半/男性社員)の了解を得て、
契約会社の担当者にもそう伝えてあった。
例え欠勤が続かなくても、
続行はちょっと厳しいスタッフさんだった。

何をやっても的外れでとんちんかんな感じは、
すでに班内の大きな話題になっていて、
「今日は少し手が痛いので休みます」などという欠勤連絡には、
電話を受けた誰もが「は?」と、首をかしげる状況。
早いうちからそうなるのはわかっていたけど、
今やメンバーの間では、ネタに事欠かない
かなりの浮いた存在だったのだ。

深水さんには気の毒ですが、
彼は集団の中では仕事できない人だと思う。

まぁ、それはいいです。
問題は、この班に入る新人さんの現場研修は、
自社スタッフであれ他社スタッフであれ、
私が担当しているという事。

実は今日から二週間私は、
本日現場入りした別の班の自社新人スタッフ
(土井さん/20代前半/女性スタッフ/仮名)を
当分現場研修することになっていて、
それもなぜそうなったかというと、
数名のリーダーさん達がまだ前の組やその前の組の
新人さん達にかかりきりで、今回の土井さんに関しては
先生役がついに誰もいない状況になってしまったからだった^^;
(今回は助けて欲しいとA班の班長と研修リーダーから
 要請があったのでした。)

そんな矢先に突然別業務の班に新人!
どうすりゃいいのだ?これは?

    *    *    *    *    *    *

「ぷらたなすさん、さっき電話があったんだけど、
 来週頭にキング社さん(仮名)が
 交替の新人を一人入れてくるんだってよ。
 ひとつ、研修頼むわ。」
「(ガーン)け、けんしゅうって…」
「研修って言ったら研修よ(ニコニコ)。いつものやつですよ。」

「あ…あのですね。
 私、今日からA班の土井さん見ることになってるんですけど…
 それって先週の班長ミーティングで
 社員さんの同意をもらって決めたじゃないですか?
 予定もその後の分担もすでに皆で調整済みなんですが…」
「あ~、そうだったね~、どうしようね~。」

「どうしようね~」って指示はないの?指示は?^^;
私は「ひとり」しかいないのだ。
業務内容が大きく異なる二人の新人さんの現場研修を、
同じ時期にどうすれって言うの(笑)?

しかも!
土井さんのひとつ前の組を担当している角田君から、
「主任が、土井さんの現場研修をぷらたなすさんがやるなら
 先日入った新入社員も一緒にそれに混ぜて欲しい、
 って言ってたよ。」
なんて聞いていたものだから、
瞬時には判断がつかない。

「主任、これ、私の一存じゃ決められないわ。
 それぞれの班長達とA班の研修リーダーを招集して、
 打ち合わせしましょうよ。」
「んだね~、じゃ10時でどう?」
「わっかりました。。。」

    *    *    *    *    *    *

ということで慌てて"班長達と研修リーダー"に個別ネゴ。
が、皆さん自分の班の利益ばかりを考えてしまうので、
一人一人が全く違う事を言ってくる。

【A班班長のレイちゃん(20代後半/女性スタッフ/仮名)】
向こうの班の研修はぷらたなすさんじゃなきゃダメなんですか?
向こうの班を担当している社員がやればいいじゃないですか?
(ちなみに「向こうの班(D班)は
 少人数のため専門の研修担当はいない)

【A班研修リーダーの角田君(20代後半/男性他社スタッフ/仮名)】
え?今担当している二人を無理やり何とか他の人に預けて、
今日来た土井さんを急遽俺がやるの?
それでぷらたなすさんが向こうの研修をやるの?
え~もう少しで仕上がるのに、
ここまで来て俺、このタイミングで彼らを手放して
別な人を見たくないな。正直やりたくない。
俺のやる気もちょっとは考えてよ。

【D班班長の桜井さん(40代前半/男性スタッフ/仮名)】
スタッフのスキルや知識を平等に均等化させるためにも、
今居るスタッフが受けたのと同じ研修をやって欲しいんですよね。
特に○○とか○○とか○○に関しては、
こっちでは誰もわかっている人がいないので、
俺としてはやっぱりぷらたなすさんに頼みたい。

いや~「売れっ子」はツライっすね~(爆)!

いえ、そんな事を言っている場合じゃありません(笑)。
個別に話を聞く限りではまとまりそうもなかったので、
やはり結論は「打ち合わせ」の場に持ち越し。

    *    *    *    *    *    *

…で、案の定、A班とD班の主張が平行線で、
一向に結論が出ない^^;
ちょっと主任!おろおろして見守ってないで、
採決してよ!私はどっちだっていいんですから(笑)。

というわけでこの辺でぷらたなす、
鶴の一声(笑)。

「で、主任、今一番何を優先させたいんですか?」
 D班の新人の立上げですか?
 A班の新人の立上げですか?
 それとも社員の立上げですか?」

「いや、そうだねぇ…みんな大事なんだけど…」
(あのねぇ…)

「それじゃなんで突然のキング社さんの新人受け入れに
 OKを出したんですか?
 D班の欠員補充が『急ぎ』だからじゃないんですか?」
「うん、そう。そうなの。明日から商品提供開始なのに、
 このタイミングで退職者が出て欠員はまずいから、
 俺が『交代スタッフを早く出せ』って前から言っていたの。」

「でも、まさかキング社さんが来週の頭から上げてくるとは
 思わなかったんですよね?」
「そ。そういうこと。」

「そうなると、例えば、実務につかない社員の研修は、
 この際後回しでもいいんですよね?
 実務者優先ですよね?」
「もちろん!」

なるほど…優先意識はちゃんとあるようだ(笑)。
(ガチャガチャガチャガチャ…←脳内計算機が計算する音)

わかりました。
じゃ、こういうのはどうですか?
「D班新人の研修は私が担当します。
 でもそうするとA班新人の土井さんも、
 新入社員さん2名も誰も教える人が誰もいなくて、
 一週間以上も放置されることになります。
 それは時間がもったいないし避けたい。
 じゃ、その間はD班の研修に一緒に参加してもらえば
 いいじゃないですか?」

すかさずレイちゃんが
「あっちの研修に出たって内容が違いすぎるし、
 何のメリットもないじゃないですか?」

「でも今は状況的にD班優先なんだよ。
 だったらD班研修の内容を少し変えて、
 他班の人が参加しても十分参考になる
 汎用度の高いものにすればいいジャン」

担当業務への関連度が少し落ちても、
それでも私がやったほうがいいんでしょ?桜井さん?

「はい。」

今最優先なのがD班の新業務なのだったら、
そのためにA班の新人や社員の立ち上がりが
少々遅くなったって「やむなし」なんですよね?チーフ?

「うん。そう。」

だったら今回はA班の新人と社員を捨てましょ。
新業務への体制を最優先にしましょ。

ただし、私がそっちにかかりきりになって、
他の人達を一週間以上も遊ばせるわけにも行かないので、
時間稼ぎ?の意味も含めて、
D班の研修に参加してもらいましょう。ってことなのよ。
「ちょうど明日から新商品が出るので、
 まずはそちらのほうを最初に少しやってから…」とかなんとか
言い方や持って行き方は、なんとでもなるでしょう?

内容を基礎的なものに落とせば、
メリットがないって事はないはずですから。
…基本的な部分なら共通事項も多いし。
全くの無駄って事は全然ないと思いますよ。
それに4人一緒ならお互いに仲良くもなれるし、
単独よりも定着が図れますよね?

#本当はスタッフのほうは「自宅待機」が一番楽なんですが、
#契約上、それは非常にマズイので^^;
#それを言い出されるとすごく困るのだ。
#でも、幸い「自宅待機」なんて
#このメンバーが思いつくことはまずないだろうね。

そして私の大雑把な研修が終ってから、
各班の業務に特化した不足分を
あとからそれぞれに補充すればいいじゃないですか。
それをどうするかは、私が彼ら4人を預かっている、
この10日間のうちに煮詰めればいいでしょう?

その頃にはA班の新人も独り立ちできでるよね?角田君。

「なんとか」

じゃ、私の分が終ったら土井さんの再研修を頼むよ。

ここでまたまたレイちゃんが、
「でも主任、そうするとうちの新人は本格的な研修の開始が
 10日も遅れることになりますし、結果として戦力になるのも
 予定よりずっと後になると思うんですが、それでいいんですか?」

「しょうがないよね。だってそうするしかないでしょ?」

「…わかりました。じゃ、それでいいです。」(渋々)

他の皆さんは?

「いいです、それで。」

という経緯で来週からバラバラ新人の
まとめての研修を引き受けることになった。

    *    *    *    *    *    *

これが最善かどうかわからないけど、
こういった打ち合わせのときにいつも感じるのは、
みんな「押し」の発想はあるけど、
「引き」の発想がないって言うか、
「やるべき事をどうやってきちんと終了させるか?」
という事ばかり気にしているように思える。
(自己利益だけをそれほど強く優先する人達ではない)

グループ内で何かのスケジュールが重なってしまったとき、
それを全部やりたないなら、
完成度がそれぞれに低くても、
「それで良しとする」とか、
優先順位の高いものを完遂するために、
低いものは差し当たって切り捨てるとか、
なんかこう…柔軟性と割り切りがなくて、
毎回、話し合いが硬直化しちゃうんだよね。

こだわるのはいいよ?
新人育成に誰もが義務感を持っているのもわかる。
でも皆が一様にそれをやっていたら、一向に何も進まなくて、
そっちのほうがデメリットが大きいんでないの?

「ぷらたなすさん、どうしましょう。あ~困ったな。
 今日、研修担当の○○さんが風邪で休んじゃったんです。」
「じゃ、一日自習してもらえばいいでしょ?」
「え?いいんですか?」
「『いいんですか』って、他に教える人が誰もいないんだから
 そうするしかないでしょう。」
「うーん…今日は私がやろうかな…」
「放っておきなさいよ、一日ぐらい。
 彼らだって、この辺で仲間達と言葉をじっくり交わしたり、
 今までの自分なりのまとめをしたいでしょうが。
 いい機会なんじゃないの?今はさほど急いでいないし。」
「でも…」

何かにつけてこんな感じ。

たぶん、みんな責任感が強くてちょっと真面目すぎるのだ^^;
ものにも寄るけど、場合によっては
「これで行っちゃえ!ダメならそんときはそんとき!」
と腹をくくったり、
「この際、成り行きで行こう!」と悩まずに進めたり、
そんな身軽さが欲しいんだけどな~
今日はそんな風に感じたぷらたなすでした。

「一つ取るなら一つ捨てろ!」ですよ、今回は。
間違っているかもしれないけど、
私はそういう割り切り度の強い人だったりします(笑)。
ごめんなさい(笑)。




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2006.03.21

とりあえず「光」は来ました

この電柱から自宅に線を延ばす左が線だけつながったONU




今日は光ケーブル(Bフレッツ)の工事日でした。


友人達はきょうび続々と「光」に乗り換えているって言うのに、
こと「光」に関しては、一軒屋って不利ですよねぇ。。。
月額料金も高いし、工事も必要だし。


そんなんで、「当分これでいいや」と思っていたら、
友人が社販ぽい話として、
「今Bフレッツに申し込むと○○の○万円商品券がもらえる!」
と、ローカル的においしい話を持ってきてくれたので、
ネットワークプリンタが欲しいなぁ…なんて思っていた私は、
ぐらっと来て飛びついてみました(笑)。
(しかもその店、うちから近いし私よく利用してますもんね♪)


    *    *    *    *    *    *


うちのADSLってなんか安定していなくて
(それほどひどくもないんですが…)
1~2日に一度、IPが変わるんですよね。


で、その度にDice(DDNSクライアント)が
なぜか更新できなくてなぜかエラーになっちゃう。


せっかくパソコンをサーバーにして、
外からアクセス可能にしたのに、
途中からは全然名前解決が機能しなくなっちゃって、
もう…なんていうか…放置してました(笑)。


そういうのも、回線が安定したら、
もしかして復活するんじゃないかと思い、
ちょっと期待してます。


と言いつつプロバイダのプラン変更をまだしていないので(爆)、
接続は本日もADSLなんですけどね~^^


いや、だってモデムの返却とか、
切り替えのタイミングとか、
送られてきた新しいルーターを使っての
家庭内の各PCの接続の再構築とか
いろいろ考えると、今はとっても面倒なんだもーん^^;


どうせ工事料もタダ、月額料金も当分タダなら、
その間の気乗りしたときにでも変更しますわ。
とりあえず、早く商品券欲しい!(爆)


    *    *    *    *    *    *


それにしても、
地区にケーブル施設するスピードってすごいですね!


前回の記事「電話(通信)の世界」
後半部分でも少し触れましたが、
あれを書いたときには、自宅前の道路の電線を見回しても、
「クロージャー」なるBOXなどどこにもなく、
この辺一体にはまだ線が来ていないのが
一目瞭然だったのですが、
その一週間後くらいの出勤時に、
何気に電柱に目をやると「え?」
来てる(笑)。(いつのまに…)


で、翌日、早朝ゴミを出しに行くときに、
どこからやって来てるんだろう?と歩きながら見ていたら
少し離れた場所にある電柱に
いつの間にか立上げ管が巻かれていて
(まさにこちらの方のページこの写真みたいな感じ)
再び「へぇ…こないだまでこんなのなかったのにいつの間に…」


そして自宅に引き返してきて、もう一度電線を見回したら、
どう考えてもすでに線は公道から分岐して、
家のすぐ前の私道の電柱(冒頭写真)までもう来てる(笑)。


しかも昨日はさらにまた、数日前とはまた様子が違っていて、
今度はうちに来る予定の線が
"延ばしてつなげるだけ"の状態で、
電柱のところにグルグル巻きにぶら下がっていて、
要するにあとは、申込者の立会いの下に
家に線を持ってくれば一丁上がりの状態。


へぇ~~!
「手際いいんだなぁ…」
「またたくまに線を張って行くんだなぁ…」
と、感心してしまったと同時に、
今まで電柱なんか意識して眺めたことなかったけど、
そこにはケーブル施設屋さん達の、
私にはわからない世界が広がっているんだな~と、
すごく思いました。


    *    *    *    *    *    *


ONUっていうのも家に来てから組み立てる?んですね。
外から部屋の中に引き入れた光ファイバーと
ONUに付属している端子付きの短い光ファイバーを
あとからくっつけるのね。(またまた、へぇ…)


FTTH_060321bFTTH_060321c




私なんか、こういう作業には興味津々だから(笑)、
作業する脇から、ついつい
「今、何やってるんですか?」
「今は何やってるんですか?」
って、疑問・質問が満載で、
チョト迷惑だったかも(笑)。


でも、さすがに手順が狂って品質に影響が出ると困るので、
早々に立ち去りました。
(ウソでーす。WBCでキューバに6-5と迫られたので、
 そっちが気になって茶の間にTVを見に行った。
 こちらは、優勝おめでとう!!!です!やった!)


でも、今日来たお兄さんは、
いろいろウンチクを語るのが好きなタイプだったみたいで、
嫌な顔一つせず、皮膜をはがして「芯線」なるものも
見せてくれたし、
「これってガラスなら、折っちゃダメですよね?」
「はい。折れます。この部分なら折ってみてもいいですよ?」
「え?ホントですか?どれどれ?あ…形が戻らないですね。」
「あぁ、それが折れてる状態です。」


「ところで、この辺て今日の工事の前に
 何度か工事とか行われてます?」
「あ、来てる筈ですよ。」
「そうですか。なんか毎日見てたら、
 電線とか電柱の様子が違うんですよね。
 しかも、あっという間に光ケーブルが
 ずーっと向こうのほうまで伸びていってますね。
 二週間前は何もなかったのに。」
「ええ、普通は一日10本ぐらいは張って行きますからね。」


ここでいう「10本」が、電柱10本分とはとても思えなかったので、
たぶん、1本のケーブルを10地区分
(正確には個数分が束ねてあるので一本というも変だけど)
1一日で施設を終えちゃうって事なんでしょうね。
ふーん…

なんて、ほのぼのと話をさせていただきました。


古い家で恥ずかしいけど、記念に写真も載せてみました。


    *    *    *    *    *    *


それにしても、「工事には必ず一人付かなくてはならない」
という決まりがNTTではあるとかで、
交通誘導のおじさんがやって来たのにはびっくりしました。


が、案の定、通行人や通行車両があるわけもないので、
おじさんは工事の間中、何もせずにただ居ただけでした(笑)。
この日、おじさんが行った仕事は作業を終えて帰る高所作業車が
バックで道路に出るときに、4、5回笛を吹いて
それを誘導したのみ。
あ、まだありました!
FTTH_060321e
強風で、電柱に取り付ける何かのボックスの蓋と部品が
瞬時に吹っ飛んであっという間に飛ばされてしまい、
慌てて自宅前の畑に追いかけていったことでしょうか。


それから、もうひとつ!
買い物で出かけていたお隣の車が、
自宅に入って来れないなど、
やはり「ご近所迷惑」が少々ありましたが、
「NTT電話工事中」の立て看板と
(うーん、なんでもコレ一枚で済ます気だな(笑))
カラーコーンの威力はすごい!


私がその度に走って謝りに行かなければ、
依頼者の誰も居ない完全なる
地域的な公共工事と思っていたみたいです、皆さん。
(こんな私道なのに?そんなバカな^^;…
 事前に言ってもあるのに…確かに「電話」とは言ってないけど(笑))


「え?あれってぷらたなすさんのところの工事なのー!?」
あ~、もしかしたらそれまで日中何度か作業の車が来ていて、
タイミングよく車で出入りができず、すでに腹が立っていたとか??


うぁ、それならこの際、
黙っていたほうがよかったかな~、これは(汗)!


あ、ちなみにプロバイダまで行かない、
フレッツ網内までの測定速度は83.74Mbpsでした。
(速度にはあんまり興味がないぷらたなす(笑) )
(これを書くのをすっかり忘れてました(笑))
(プロバイダを経由するとかなり落ちるみたいですけど。)


2006.03.19

面接に班長を同席させる

先週は、木曜日、金曜日と連続で面接が入った。


私が面接をするのは自社に入る新入社員ではなく、
(そんな恐れ多いことは所長の仕事である(笑))
担当のクライアント企業さんで仕事をしていただく
契約スタッフです。


が、景気が上向きのせいか、
はたまた市場のパイが広がってしまったせいか、
広告を出せば然るべきいい人達が
次々と応募してきた数年前と違って、
現在は応募者がくればまだマシ、
ひどいときは一人の応募者もなく、
問い合わせの電話さえ入らない状況である。


そんな中で、過去複数の候補者から選ばれて入った
今の班長達は確かに皆、
スキルも人柄も問題ない方が多い反面、
この状況下、契約会社が青息吐息で上げてくる新人には
誰もが一様に懐疑的で、
それが少々腕に不足があったり、
雰囲気に合わない人物だったりすると、
「どうしてこんな人ばかりよこすんだ…」と
反発心だけが先に立ってしまい、
どうにも新人に冷たい空気が流れてしまうのだった。


新人を契約会社での事前研修からお世話している私としては、
研修中の彼らの様子や態度を見て、
その人柄の良さや新鮮な好奇心を
事前に目の当たりにしている事が多いので、
受け入れ側に他人事のようなよそよそしさを感じてしまうと、
「自分達の新しい仲間として、
 どうしてもう少し暖かく迎え入れてくれる事ができないのかなぁ…」
と、心の痛む事が多かった。


私を通じてせっかく芽生えてきた
新しい仕事への意欲や興味を
現場がうまく吸収してくれないと、
新人さんの心中は「なぜ?」で一杯になり、
職場からなかなか仲間として肯定してもらえない事実は、
人によって過剰適応を誘発させ、
新人が体調不良で出社できなくなり、
早期にリタイアする原因ともなる。


それを防止するためには、
受け入れ側の各班長に採用段階から関わってもらい、
応募や採用の現実を身を以ってわかっていただくと共に、
いち早く新人さんと接触させることによって、
心の準備と親近感を持って欲しい…
そんな切なる願いがあった。


その気持ちは、こちらのサイトと全く同じものである。
また、お客様のyamamtsuさんからも、
同様の助言をいただいておりました。


が、契約会社としては
出向先業務に関することで、
時給のつかない拘束は、
強制はおろか打診することもできず、
ちょっと打診すれば這ってでもやってくるのがわかっている(笑)
JINさん(30代前半/男性スタッフ/仮名)や
ヨッシー(20代後半/男性スタッフ/仮名/現在は退職)以外は
あまりおおっぴらには声がけできないでいた。


契約スタッフの中には細かいことに妙にこだわる人もいる。
そのときは二つ返事で快諾してくれても、
後になってから
「あれって強制ですよね?なぜ時給がつかないんですか?」
と、様々な法律を持ち出されてゴチャゴチャもめるのが嫌だった。
今の班長達はそんな事を言い出す人達じゃないとは思うけど、
こればっかりは誰が何をどう思っているかわからないのだ。


契約会社というのは、そういった苦い経験をたくさん踏んでいる。
だが彼らの言い分も間違いではなく、
要は、人の好意を頼みにするようなお願いは、
こちら側からはあまりすべきではないのだった。


    *    *    *    *    *    *


舞台裏を見せるのはあまり抵抗がないけど、
やばい話になったらマズイよなぁ…


でも、現状を打開するためには、
やっぱり私は契約会社と相談して、
「希望するなら」という言い方で、
リクエストがあれば面接に班長を同席させることにした。
こういう事ひとつとっても、
こちらにすればヒヤヒヤものなのだけど(笑)。


すると反応よく真っ先に食いついてきたのは
レイちゃん(20代後半/女性スタッフ/仮名)で、
この人はすでに何度か立会いを経験済み。


残るは難波班長(30代前半/男性スタッフ/仮名)と
神田班長(30代前半/男性スタッフ/仮名)だったんだけど、
それは単に今まで彼らにその機会がなかったから。


そしてついに彼ら二人が面接に同席する日がやってきた。
今回は私も初対面。
なので万が一いい方で、就業をお願いしたい場合は、
どちらの班に推薦するか考えあぐねたので、
同時に候補者さんを見てもらって、
二人の間で調整してもらおうと思ったのだ。
(みんな仲がいいし、その辺は結構うまくやる。)


でも、確かに神田君は、打診したら開口一番、
「時給はつくんですか?」と聞いてきたね(笑)。


「ごめんなさい。つかないの。だから強制じゃないの。
 どうします?難波班長は来るって言っているよ?」
「うーん…じゃ、とりあえず行きます。」
「わかりました。じゃ18:30に会社に来てね。
 途中で代わってもらうからいろいろ話もしてみて。」
「え…でも一体何を話せばいいんですか?」


「『業務説明』ってことで前振りするので、
 仕事内容の説明と、あとは世間話で十分よ。
 そのぐらいちょっと話せば、相性ぐらいはわかるでしょ?」
「そりゃまぁ、そうですけど^^;…」


で、当日は自分のヒヤリングが終ると、
二人と入れ替わって、私は離れた場所で
様子をうかがっていたんだけど、
これがおかしい、おかしい(笑)!!!


だって、やたらと盛り上がった笑い声が聞こえてきて、
初対面で話をつなげようという努力の様子がかいま見え、
思わず、「ここは飲み屋じゃねーぞ?」と
突っ込みのひとつも入れたくなったけど、
ま、初めてなので許容範囲かな(笑)


しかも、先に私が面接した限りでは、
当の希望者さん(40代後半/SE経験アリ)は、
あまり感じのいい方ではなく、
「このオレ様に向かって、そんなレベルの質問するわけ?」
みたいなやけに尊大な物腰で、回答の前にもいちいち
面倒臭そうに大きなため息つくんだよね。
応募してやっている、という態度がありあり。
年齢的にも業務的にも、
常に対象を小バカにしているような構え方だ。


服装は縞の入ったスーツ、髪型・雰囲気…
ともにどことなく水商売っぽい^^;
(こう言っちゃ悪いけど、エラそうに専門用語を駆使する割には
 システム系の仕事をしてきた人のにおいがしない。)


ま、服装や髪型の趣味は
人それぞれなので差し引くとしても、
私的にはNG!ダメ。お断り!
ここまでわかりやすい人だと、
彼らの反応が早く知りたかった(笑)。


    *    *    *    *    *    *


いえね、これで二人が「いいんじゃないですか?」と言えば、
私は彼らの意見は尊重する気なの。
だって、指導・育成する気持ちがあるって事だもんね。


だがしかーし、彼らの反応は、
案の定、奥歯に物が挟まったようなものだった。


「で、どうなの、結局。
 あの人が欲しいの?欲しくないの?
 人物評価はもういいから、
 率直な本音を聞かせて。」


(沈黙)


自分の一存で、他人の雇用が決まるわけだから、
慣れてない二人は少々ビビリ加減だ。
声がなかなか出てこない。


「正直言って、私は微妙だと思うけど?」


「…そ…ですね。うちの班にはちょっと向かないかな…と。…」(難波)
「神田君は?」
「いや、うちもちょっと…
 あの人って触れ込みよりはたぶんスキルないですよ。」(神田)


同感。SE経験は確かにあるかもしれないけど、
それってすごく昔の、古い時代の話だと思う。
「普段お使いのメールソフトは何ですか?」
と尋ねたときに、
「メールソフト?あぁ、メーラーの事ね。」
といい直すのも感じ悪いけど(笑)、
「ヤフーです」つう回答はないべ(爆)!


「ではメーラーではなくウェブメールをお使いなのではないですか?」
「いや、ちゃんと使ってますよ?」
「PCでPOPするようなものですか?」
「それはどう答えればいいの?」
「具体的にご利用の"メーラー"の名前を挙げていただければ…」
「いや、メーラーと言ってもいろいろあるからねぇ…」
「…では、OutlookExpressはお使いになったことはないですか?」
「あぁ、それだったらありますよ?」


怪しいもんだヨ(笑)。
こんなとき、さほどスキルのない私であっても^^;、
矛盾を感じたら自分のレベルでどんどん追及する。
その畳み掛けるようなやり取りを、
二人はどんな心境で眺めていたのだろうか。
(単に、「性格悪いやっちゃ!」と思われたら困るけど(笑) )


    *    *    *    *    *    *


それじゃ、難波君も神田君も、
今回の希望者さんは「お断り」って事でいいですね?


二人ともわからないぐらいに軽くうなづいた。


「いいのね?」


「はい。」


その頃には、採用担当の細川さん(30代前半/女性/仮名)も、
営業担当のメグちゃん(20代前半/女性/仮名)も、
打ち合わせの輪に加わっていた。


「それじゃ、細川さん、
 さきほどの方には、月曜の朝一で、
 不採用の連絡をしてください。」


「わかりました。」


「それと、引き続き人を当たってもらえませんか?」


「了解。」


「メグちゃんは、万が一企業さんから『次の新人まだですか?』
 って突っ込みが入ったら、
 一人居たけど推薦できるような方ではなかったので、
 こちらの判断で見送らせてもらった、と弁明してください。」


「はい。」


きちんと選んで入れていることを、
企業さんには知ってもらわねばならない。
そのためのパフォーマンスをお願いした。


    *    *    *    *    *    *


連れ立って帰っていく二人の背中を見ながら、
彼らは今日、寝るまで「これでよかったのだろうか…」
と悩むだろうと思った。


協調性が感じられない人だったので、
私に促されて「要らない」とは答えたものの、
現実に受け入れてみれば、案外使えて、
自分達の班に貢献できた人なのではないか?


過去の私がそうだったように、
きっとそんな事をウジウジと考えて、
複雑な思いを抱くんだろうな…


そ。そうやって私は何人もの人に会い、
たった30分程度の面接で、
時間に追われた判断を毎回迫られているんだよ(笑)。
成功もありゃ、失敗もあるさ。


今回の方は、どう転んでもふさわしくないと思ったけど、
これが「どうしたものか…」と迷った場合、
そして、その後の事前研修を見て
「いや、大丈夫、行ける!」と感じた場合、
現場に入れてもトラブルやアクシデントなく、
ぜひともスムーズに立ち上がって欲しいと、
切に願うのだ。


そんな私と契約会社の舞台裏を彼らはどう見ただろう。


    *    *    *    *    *    *


翌日も応募者(20代前半/男性)があったので、
私はまたまた神田君に声を掛けた。
今度は条件的に難波班長の班に入ることはないので、
神田君の単独立会いだ。


「神田君、どうだった?」
「うーん、昨日の人よりはマシですね(笑)。
 それに素直な人だと思います。
 鍛え方次第っていうか、今の段階では
 なんとも言えません。」


なるほど。全く私と同感だな。
じゃ、一度研修に参加してもらって、
その上で判断でことでいい?


「構いません。」


もしそこで、私が「大丈夫そうだ」と思ったら、
それは信じてもらえる?


「そう思うことにします(笑)」


わかった。じゃ、そうしましょう。


    *    *    *    *    *    *


て事で、くだんの希望者さんは、
今、契約会社で行っている
別な人達の研修に
明日月曜から急遽参加してもらう事にした。


私の最近の経験では、
面接でぱっとせずに判断に迷う人ほど、
研修に入れると意外にいい感じの資質を持っている事が多く、
むしろ、「この人なら間違いない!」と思った人のほうに、
勤怠の不安定や、メンヘル要素のリタイアが多い。


短時間で人を見極めるのって、
すごく難しいし、むしろ不可能だと思います。
それを各班長達と一緒に経験できれば、
彼らの意識も、もっともっと変わっていくと思うよ。


そのうち、現場ではブーブー言われているような人でも、
それなりのフィルターを通してやってきた人と思ってくれるだろうし、
だったら育てて育てて、育て切らないと、
円滑な班運用はあり得ない、と気がつくはずだ。


そんなほのかな期待を胸に抱きつつ、
明日の研修がちょっと楽しみな
ぷらたなすでありました。

2006.03.18

成長を見守る事ができますか

金曜日、研修担当の角田君(20代後半/男性スタッフ/仮名)
と、打ち合わせをした。

今、私が契約会社で研修をしている二人の新人さんについて、
スキルとか人柄とかその他、ウィークポイントなどの引継。
ちなみに職場は某企業内での某商品の
電話受付によるユーザーサポートである。

所定の日数の事前研修を終えた私が
二人を連れて現場に戻ってきたら、
今度は角田君が二人を引き受けて、
その後しばらくは実務研修をしてくれることになる。

が、まだ見ぬ新人さんの話など数分で終ってしまい(笑)、
話題は彼がまさに今担当している
一つ前の組の新人さん2名の話に終始した。

「大浦さん(40代前半/男性スタッフ/仮名)は
 話に聞いていたとおり、結構突っ走りますねぇ^^…
 わからなければ一度立ち止まって、
 オレに聞いてくれればいいんだけど、
 そんなのお構いないに憶測でガーッと行くから、
 『おー、ちょっと待って!ちょっと待って!』
 って、オレもストップかけるのに必死よ(笑)。」

「あはは!だって事前研修のときから
 その雰囲気は見えていたもん(笑)。
 工藤さん(40代後半/女性スタッフ/仮名)は?」

「あ、工藤さんは今のところ順調、問題なし。
 工藤さんはね、慌てないんだよね。
 『あれ?』と思ったら必ず聞いてくれるし、
 あやふやな事は言わないので、
 結果的にものすごく間違いが少ないの。
 あれってそのうち大浦さんを追い越すよ、絶対。」

「おー、それは何より(笑)!」

「いや、全然完璧ってわけじゃないんだけど、
 ずっと前にいた
 太田さん(当時30代後半/女性スタッフ/仮名)に
 タイプが似ているんだよね~。
 ほら、太田さんて辞めるときはすごいバリバリだったでしょう?
 だから今はまだまだでも、
 そのうちそうなるんじゃないかと思って。」

話題はその後、太田さんの話になり、
先日その太田さんから
引っ越したメールをもらったばかりだった私は、
「今ね、彼女、八王子にいるんだよ、なんと!」
なんて、仕事もそっちのけで^^
かなりの長時間を世間話に費やしてしまった。

が、話をしながら私は、
「太田さんと同じタイプに見えるからそのうち伸びるよ。」
と言った彼のセリフに、
おー、この人も変わったなぁ…とうれしく思っていた。

年はおおいに若いけど、角田君は私の先輩でもある。
(当時のエピソードはこちら→「MSXの話を聞かせて」

このグループをうちの会社一社で引き受けるようになって、
今やごく少数者の他社スタッフになってしまった彼が
立場的に微妙なところにあるのを、
私はいつも気に掛けているが、
昔から一緒にやって来ている気軽に話せる仲間なので、
私達の間には、上下関係と敬語の隔たりがあまりない。

彼に研修担当をお願いするようになって半年。
古参意識とプライドが高く、スキル重視傾向の角田君は
「あれも知らない、これも知らない。」
「基本を何もわかっていない。」
「スキルが低い。」
と、新人をお願いするたびに
「もっといい人っていなかったの?」と、
不満げな様子がありありだったのが、
今は少しずつ心境が変わってきているようだった。

    *    *    *    *    *    *

さて、契約会社の事前研修を経て新人が入ると、
今度は現場側でそれを受け入れ、
より実務に即した新人研修をするスタッフさん。

そんな役割を聞けば、実力プラスアルファで
何が必要と思うでしょうか。

私は、新人さんの場合はやっぱり包容力だと思うんです。
どんな仕事でどんな人達が待ち構えているかわからない、
新人さんにとっては不安が一杯の転職先で、
まずは態度で歓迎の意を表し、
スキル的に至らない点が少々あっても否定せず、
半年後、一年後を見据えて、
きっちりと技術的な土台を作ってくれる人。

ところが、うちの職場の場合、
なぜかベテランスタッフほど若かったりするので^^
この「包容力」と「技術力」が
なかなか相容れないときがあるんだよねぇ。。。

元々スキルがあって、何事もソツなくこなしてきたた人ほど、
他人にも同じレベルのものを要求しがちだし、
どんな風に言ってもそこが理解できない人に対しては
苛立ったり面倒に思ったり見捨てたりする。

その点で角田君は本当は研修担当には向いてないの(笑)。
実際、初心者で入ってきた人ほど、
視点を下げない彼のマニアックな説明に反発を感じ、
「私はこの仕事を
 それほど好きで入ってきたわけじゃないですから!」
と、早々に壁を作ってしまう傾向が多々あった。

ところが、それじゃ班長に頼もう、と、
リーダーシップはあるけど技術的にはそれほど詳しくない
レイちゃん(20代後半/女性スタッフ/仮名)を研修担当にすると、
(これも性格なんでしょうが…)
本人のスキルに関する不安や
対人的な恐怖感がどうしても態度に出てしまい、
指導態度や説明のトークがピリピリと非常にトゲトゲしくなってしまう。

こちらの場合は、体調不良による退職者まで出してしまう、という
よろしくない結果になった事も何度かあるのだった。。。
(これもまた新人さんにもよるんですけど…)

実績の著しい低迷を打開するために新人を入れるのだから、
人を教えるのに向いている資質の人が他にいたとしても、
現在実務で必死に数字を稼いでいる状態のメンバーから
誰一人として抜くわけには行かない。
(これ以上数字を下げてはならぬ、という企業命令^^;)

差し当たっては実務に関わりのないポジションにいる
誰かに頼むしかなったんだけど、
これが帯に短しタスキに長しでねぇ…
そんなところがニッチモサッチも行かない
八方塞のジレンマだったな。。。

当初、社員と班長達の話し合いの中で、
研修は、実務からはずれているマナーリーダー
兼務するのが一番いい、という結論になった。
確かにそれだと実績にも響かないし、
仮にもリーダーさんだし、最善の方法に思えた。

該当者は二人ともマナーリーダーになる前は
ベテラン女性スタッフとして毎日高い数字を上げていた。
(でもやっぱり20代ど真ん中(笑))
自分達が今までやってきたことだけを
普通に教えてくれればいいのだから、
そんなに悩む事はないだろうと思っていたら、
これがものすごい不安とストレスを与えてしまったようで、
日に日に二人とも落ち着かなくなり、
「本当に私でいいんですか?」などと口々に聞いてきた。

そして結局、初めて設置した研修担当として
彼女らが最初に受け入れた新人は、
スキルも高く人柄もよく穏やかで大変いい男性だったのに、
研修時に体調を崩してリタイアしてしまった。

「怖かった」「辛かった」「こう言われてショックを受けた」
「それから何度も顔が浮かんでご飯が食べられなくなった」
などと言われた彼女達は、意外にも仲間内では人気のある
明るくてひょうきんな女の子達なのだ。

たぶん…得意のお客様対応とは勝手が違い、
今まで技術的な指導を
人にする側に回ったことがなかった彼女達は、
なんとなく経験やノリで感覚的に習得してきた業務ノウハウを
仕組みと理由をまず示し、論理的に系統立てて
他人に説明をすることができなった。

そのため相手が男性だったり年上だったり、
キャリアのある人だったりすると、
自分達よりも格上かもしれない新人達の
どこから飛んでくるかわからない質問に恐れおののき、
あまり親身に関わろうとせず、態度や表情で
無意識の強力バリアを張ってしまったのだろうと思うよ。
今なら。

結局、他人に対する余裕って自信なんだよね。

どんなに人柄が良くてモチベーションが高くても、
技術的に誰よりも勝っている自信がある人の、
「それって違うよね?」という平常心の言葉には、
感情の起伏がない穏やかさと説得力が宿るのだ…
そこに至らなくては研修担当は務まらない。

そう気がついたときに、
少々理屈っぽくてオタクな人柄が不評ではあるけれど^^
研修担当はもう角田君一本でいい、と思った。
指導者としてのコミュニケーション能力や、
人柄、教えるスキルなどはあまり気にしなくなった。

角田君の言っている内容が、まずはわかる人になろうよ、
ってことで、新人さんには「こんな人だから…」と
事前情報を流すようになった。

そして、こちらもようやく落ち着いた。

    *    *    *    *    *    *

角田君は新人の工藤さんを
「かつて在籍していた太田さんによく似ている」
と、言った。
だから、いつかは彼女みたいに
優秀なスタッフさんになるんじゃないか?と。

私が思うに、これって
角田君が過去のスタッフを参照して
合致した人を思い出し、
そのパターンに当てはめて予測した
初めての言葉なんだよね。

そこで私は思わず「ハッ」としちゃったんだけど、
今まで研修をお願いした若いスタッフ達が、
何年も継続的に人を見て、
様々な経験を通しながらゆっくり成長していくプロセスを
意識して身近に見ていたことってあっただろうか。

みんなベテランで経験は長いけど、
人を指導する立場になんて誰もなったことがなかったので、
そういった感覚で他人を見ていたはずがない。

新人は同僚へ。同僚から友達へ。
と、自分との人間関係の中でしか
相手を意識したことがないから、
今一緒に机を並べている友人達が、
ここに来た当初、どれほど物事を知らず、
どれほど何もわかっていなかったか、
誰もよく知らないんだよね。

角田君もたぶんそうだろうと思う。
席が隣になってなんとなく言葉を交わしたりする
今そこにいるスタッフが、
就業当時はどの程度のスキルでやって来て、
どれだけの時間をかけて一人前になったのかを、
知る由もなく、
とりあえずきちんと話が通じるのでそこそこの同レベルと思って
業務に関する世間話を続けたりするけど、
彼ら、彼女らのかつての事前研修を今見たら、
きっとびっくりして腰を抜かすと思うよ(笑)。
あまりにも初心者過ぎて(笑)。

そう思うと、こういう事はやはり数をこなして、
たくさんの成長事例を実際に見てこないと、
なかなか人には寛容になれないし、
「ここまでやったら、あとは本人のやる気と
 時間の経過に任せましょう」
みたいな考え方を、確信を持って打ち出すこともできないだろうね。

昨年の混乱の中で入った新人さん達が、
最近ようやく(本当の意味で)独り歩きし始め、
角田君もレイちゃんも、
初めて自分達が育成に関わった人達の数ヵ月後を
目の当たりにしている。

それによって、昨年自分達が必死になって教えたことなど
彼らの成長にとってはほんの一部分に過ぎず、
彼らを本当に成長させたのは、実際の実務経験と
それらの成功や失敗による彼ら自身の意識の変わりようである…
と、気がついたはずだ。

同時に私も、私の研修担当者に対する印象が、
角田君やレイちゃんが新人に抱く否定的な感覚と
まるで全く同じだったなぁ…と、すごく反省した。

彼らだって、研修担当の「新人」なんだもの。
最初からはうまくいかない事だってあるよね。
少々の失敗があったって、長くやってりゃそのうち、
いつのまにか、「立派な先輩」として、
ポジションにふさわしい手腕とキャラクターを
身に付けていくんじゃないのかな。

人にアレコレ言いながら、
成長を見守る暖かさに欠けていたのは
私自身かもしれない。

やはりここは、時間に結論を委ねて、
長い目で見てあげないと可愛そうだな…
と、痛感した。

    *    *    *    *    *    *

角田君とは今までは何かと論点がかみ合わず、
「そうじゃないんだ」とお互いに言いたいこともあったけど、
こうやって何度かじっくり話をしているうちに、
どんどん意識が合っていることを感じる。

そういえば角田君、こんな事も言っていたよ。
「どうやら、男性ってどうしても焦っちゃうみたいですね。
 それからスキルのある人ほど、相手の話をよく聞かずに
 自己流で突っ走るし、さっさと終らせようとして逃げますね。」

(確立しているものが壊れるのが怖いんだよ←私)

「あ~、そうかもしれませんねぇ。。。
 聞かれたことに答えるだけなら
 やっぱり女性のほうが向いてますね。
 でも、うちは調査・検証も入るから、
 どっちかっていうと腕の立つ男性も欲しいし…」

これは、そろそろ経験が溜まってきた人の
継続的な観察の結果でしょう。
だって私も全く同感だもの(笑)。

そして彼は、こんな風にくくった。
「でもまぁ、大浦さんの癖も今だけかもしれないし、
 じっくりやっていくしかないっスよ。」
(おおーーーー!これがあの角田君のセリフか(笑)!)
 

新人スタッフだけではなく、新米研修担当も、
同じように成長を見守っていけば、
かつての新人さん達と同様に
彼らもいつかは頼りになる指導者に育っていくに違いない。

角田君との会話の中で、
そんな実感を強めた。

 




スポサーリンク

ダメな奴はリーダーにしちゃえ

ragnarok




お葬式って、どのあたりまで、
「仕事休んでも出なきゃなぁ…」って思いますか?


遠縁の不幸」で月曜から3日間の予定で欠勤している
繭香さん(20代前半/女性スタッフ/仮名)から、
木曜の朝に再び電話が入った。


「葬儀の手続きとか事務処理?とか後片付けが長引いているので」
もう一日休むことってできますか?
と、いうものだった。


「来た!(笑)」と苦笑すると同時に、
そろそろ限界だな…と思う。


"午後から出社"などの遅刻も含めると、
この人がまともに朝から来て普通に帰った日は
規定日数の半分だ!
一ヶ月のうち、半分の朝になんらかの連絡が入るので
その日の勤怠連絡を現場で受け付けている夜勤明けのスタッフは、
かなりウンザリしている。


最近では、どの人も機転を利かせて、
彼女からの電話に関しては、
保留にして私を探して呼びに来てくれるのだった。


「もう一日って休めますか?」
「厳しいね…」
「あ~、でもぉ…」
「繭香さん、ちょっと聞いてもいい?
 実は私、かなり前から班員の皆さんに
 『繭香さんはこの週は絶対休むと思いますよ?』
 と、何回か聞かされていて、実際のその通りだったので
 何か思い当たることはないか聞きたいんだけど。」
「いえ、ありません。っていうかぁ、私、休みが多いので
 みんなそう思ったんじゃないですか?」
(お、そう来たか(笑)!敵もさるもの(笑)!)


「あ、そう。疑っているようで申し訳ないけど、
 他の人が「きっと休む」と思っている日にやっぱりお休みになるし
 他の日も欠勤が多すぎるし、人数が少ない交替制の
 今の班ではちょっと戦力にならない感じがしますね。
 なんか無理なんじゃないかと思う。
 今週はもういいから、そのまま休んでください。
 来週、移動の話をしたいので必ず出てきてください。」


遠縁でも密な交流があって世話になったとか、
喪中ハガキを欠勤証明として提出する
(最近欠勤証明の提出がルールになった)とか、
いろいろ事情の説明はあったけど、
いずれにせよ、どうせ明日も来ないだろうと感じたので、
思い切って休んでもらう事に方針を変えた。
明日の朝、また同じ電話を繰り返すのはご免被りたいし^^
ならば、むしろこの間に対策を練りたい。


すでに出社している何人かのスタッフは、
このやりとりを多少ビビって聞いていたことだろう。
今回は、私は敢えて場所を変えなかった。
そういったところもまた、パフォーマンスのひとつではある。


    *    *    *    *    *    *


今週は(オンラインゲームやんないからよくわかんないけど(笑))
火曜日にラグナロクオンラインの大幅アップデートがあったらしい。


男の子達が口々に、
「絶対来ね~よ、あいつ」「まず一週間は固いね」
と言い合っていた矢先の月曜の欠勤連絡だったので、
それを班に伝えに言ったときの反応は、
まさに、「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!」そのものだったけど、
「3日で済むわけがない」「木曜にはまた連絡来ますから(笑)」


それがまた、すっかりその通りのBingo!なわけで
彼らって本当によく人を見てるよね(笑)。


が、そろそろこのままというわけにもいかないな。
仕事を休んでもゲームに没頭したいのは、
本当は彼らなんだ。
班長の神田君(30代前半/男性スタッフ/仮名)が
たまに取る有給も、私はそっち系だと思っている(笑)。


そこに折り合いのつけられない人が
毎日のように朝に電話をよこして、
「今日は午後から出社します」だの
「今日は休ませていただきたいんですけど…」
だの、業務への大きな支障を省みることなく、
平然と連絡してきている(ように見える)事が
メンバーの大きな苛立ちとストレスになっているのだ。


こんな人は、本当は「お断り」したいよ^^;
だが、うちの課は「人に優しい」社員が多いため、
本当に100%アウトで出社できないような人でないと、
契約会社の判断でスタッフ交代することを非常に嫌う。


何より繭香さんは前職でリーダーさんだっただけあって、
出社してさえくれば、お客様対応は抜群で、
仕事はメチャメチャできる人なのだった。。。


そんな人材の「引き上げ」を企業さんが歓迎するとは思えない。
「契約会社さんの努力が足りないのでは?」
という突っ込みを逆に食らって、
「何とかしなさい」と、どうせ指導を依頼されるだけだろうね。
今の段階では。


    *    *    *    *    *    *


繭香さんの班は交替制でしかも人数が少なく、
一人が欠勤したときの影響がとても大きい。
しかも土日祝は一人勤務なので、
勤怠に確実性のない繭香さんは、
班長判断でシフトには入れていない。


だったらもう少し人数が多くて、
1~2名の欠勤があっても業績に重大な影響はない
同グループ別班の平日チームに移動させればいいのだが、
(繭香さんはスキルが高いので異業務でも短期で立ち上がるだろう)
これを、当該班長のレイちゃん(20代後半/女性スタッフ/仮名)
が、納得するわけないね(爆)!!そんなの考えるまでもない。
勤怠が悪いとわかっている人なら誰だって断固拒否!だ。


最近、班のメンバーも本人もようやく落ち着き
実績も再び上り調子に転じたばかりなのに
このタイミングでレイちゃんの班に新たな火種を落とすのは、
個人的に絶対にやりたくない!


そう思っていろいろ考えていて、
ふと、奇策?が浮かんだ(笑)。


そうだ!リーダーにしちゃえばいいんだ(笑)!


今なら、先月退職したマナーリーダーの枠が空いている。
この仕事は、スタッフのお客様対応を日常的にチェックして
定期的に面談して、改善点を「ご指導する」というもの。


普通に考えて、
人を指導するに足る人格と技量を持っている人材が、
まだ役職のない今現在の平のスタッフには見当たらないため、
適任者不在というステータスのまましばらく後任をつけないでいた。


また、日々実績数をにらんで仕事している私達からすれば、
実務に従事しているフロントスタッフを
それに抜かれてしまうとストレートに数字に響く。
社員もそれをよくわかっているので暗黙の了解として
今はなんとなく放置してくれているのであった。


リーダーは、肩書きとしては平よりエライ。
(でもなんと時給は一緒。上がるのは班長から。)
が、実績の観点から見ればフロントスタッフのほうが
はるかに貴重な存在なのだ!
欠勤が多く、どうせどの班でも受け入れ拒否な人なら、
休んでも直接実績には響かず周囲に影響も与えない
マナーリーダー単独業務にポン!と入れちゃって、
皆さんから完全隔離するのも手だよな(笑)!


#交替制からマナーリーダーのような平日勤務になると、
#例えリーダーになっても時給は下がる。
#それもまた皆さんの不満を和らげる材料になる事だろう^^


うん。そうだわ!それがいい!そうしよう~っと♪♪


実はお客様対応が抜群にいい彼女は、
前回のランキングでは得点が「2位」だった!
その一点だけを抜き出し、ルールにそって個別に評価すれば、
彼女はマナーリーダーにふさわしい技量の持ち主なのだ。
「行ける!」ふと確信が生まれる。


    *    *    *    *    *    *


そうと決めたら早速根回しに入る。


実は今、契約会社のほうでは希望者がひとり上がっており、
それがなかなかいい方なので、
今の私は好カードを持っている状態なのだった(笑)。


【まずは対"レイちゃん"】
休憩室に個別に呼んでちょっと打診してみる。


「ねーねー、最近B班の繭香さんの欠勤が続いているの
 知っているよね?」
「はい。彼女って休んでばっかりですよね。。。
 理由は一体何なんですか?」
「今回は"遠縁の親戚の不幸"って事になっているけど、
 それもよくわからないの。」
「ですよね~。体調不良も多いみたいですけど、
 彼女の場合は、ちょっと"体調に原因がある"
 って感じはなんかしないですよね。」


「うん。同感。
 でね?以前主任とその相談をしたときに、
 『平日班ならやれるんじゃないの?』って言われているんだけど、
 どう思う?どう思う?そっちの班に移動してもらうって言うのは?」
「え!!!!うちですか!!!!(思わず自分の顔を指差す)
 うーん… … … 正直言って… … うーん … …」


(沈黙)


「だよね?私も要らない。欲しくない(笑)。
 そこで相談なんだけど、彼女、マナーリーダーってどうかな?」
「は!マナーリーダーですか?」
「そう、マナーリーダー♪」


「そうですねぇ…点数がいいので不適格とは思いませんが、
 彼女に指導されることを、他のみんなが納得できるかどうか…」
「そう、そこが「ご相談」なのよ。
 こんなに休んでばっかりで、いい評判もあまり聞かないし、
 そんなヤツには指導なんかされたくないのが人情だと思うのね。
 それじゃ、仕事仲間として班で受け入れて
 同じ目標の下で同列に仕事していくのとどっちがいいか?
 と言えば、 皆さん、
 一緒には仕事したくないのが本音だと思うの。」
「あぁ、それはもちろん、そうですね。」


「だったら、ここはひとつ割り切って、
 リーダーさんに据えておいて、月に一回だけ接触して
 一応『はい、はい…』と言う事は聞いた上で、
 残りの日は、自分達とは直接の関係がない状態で
 いてもらったほうがみんな楽だし、ギスギスもしないんじゃないの?
 あとは仲間内で言いたい放題に悪口でも言って
 ネタにでもしていてくれれば(笑)。」


「皆さんの気持ちをそんな風に内々に持っていくことってできる?」


「あ、それはできます。それは問題ないと思います。
 うちでもユウ子さん(30代後半/女性スタッフ/仮名)という
 爆弾(メンヘル系欠勤多発者)を抱えているので、
 問題のある人は一人でたくさんだ、って感じです。
 それも実績が上がってようやくみんな何も言わなくなったのに、
 これ以上はちょっと…  わかりました。それでやってください。」


レイちゃんの気持ちはわかっていた。


マナーリーダーはまだ班長でなかった頃のレイちゃんが
初代リーダーとして土台を整理してきた、
彼女にとっては思い出のあるポジションである。


お客様対応の品質向上の為にやりがいを持ってやってきた人には
数代を経た自分の後任に、こんな形で人が移動してくるのは
やりきれない思いもあるだろうし、
実際にそれがマナーアップに貢献するのかどうかも疑問である。


が、私もレイちゃんも、ここ一年の実績の著しい低迷に、
長く苦しんできた。
そのきっかけの一つが、「大きな実績を上げている」スタッフ2名を
実務から抜いてマナーリーダーにした事にも端を発しており、
その、班の実力が落ちてしまった状態に、
新規業務やら業務拡大などが次々とかぶさって、
状況があっという間に、ゴチャゴチャして来たのを痛感していた。


当時は社内の一大施策として開始されたマナーリーダー制も
今はすっかり落ち着いて、各課の裁量に任されている空気がある。


「女は現実的」というけれど、
私もレイちゃんも、この場合は「現実」を取りたいのだった。


    *    *    *    *    *    *


【対"神田班長"】
この人は、「繭香さんはもう要らない」の一点張りなので(笑)、
話は早いだろう。


「繭香さんをね、そろそろ移動させたいと思ってます。」
「当然でしょう。どう見たって普通じゃないです。」
「でも、レイちゃんは要らないって言っているよ、困るって。」
「うーん、ある意味、それも"当然"でしょう(笑)。
 彼女が欲しい班長なんて居ないですよ。
 (↑おぃおぃ、無責任はヤツだなぁ^^;…)」


「じゃ、どうすんのよ?」
「どうしましょう(笑)」
「レイちゃんは断固拒否だよ。
 向こうはOLAで罰金(ペナルティ)かかっているから
 そっちよりは緊張感があって皆必死だよ?
 ここはレイちゃんと一発ケンカでもする(笑)?」
「うわ、負けそうだな、オレ。(ポリポリと頭をかく)」


「で、奇策ですけど、繭香さんをマナーリーダーにするってどう?」
「あ、いいんじゃないですか♪(即答)」
(おぃ、↑本当に真剣にモノを考えてる??)
(居なくなるなら何でもいいって思ってない?^^;)


「いや、お客様対応だけは見事だと思いますよ。
 説得も上手いし、それはそれで別に考えて、
 オレはすごく評価してます。
 確かにリーダーには向いているんじゃないですか?
 毎日きちんと出てきてくれたら、ですけど(爆)!」
(なるほどね、男性らしい意見だね。)


「じゃぁさ、ここで聞くけど、
 彼女がマナーリーダーになったら、
 今の班員の皆さんは、"あの繭香さん"さんから
 月に一度"ご指導"を受けなくてはいけなくなるわけだけど、
 それって皆さん、我慢できるの?
 …て、いうか、ここで一緒にやっているよりは"マシ"だよね?
 という感じに皆さんの反発を方向転換させることは可能?」


「大丈夫です。それは全く問題ありません。
 身近なところにいて朝の勤怠連絡のたびに
 班内が騒々しくなるよりは、関係のないところで
 関係のない仕事をしていてくれたほうが、
 みんな楽だと思います。」


「みんなが楽」じゃなく、「オレが楽」なんだろうと思う。
これ、相当班員の人達からいろいろ言われているんだろうな。


よし、決まった。これで根回しはOK!
残りの班長達は、皆仲の良い班長仲間であっても、
業務的にはあまり交流がないので、
繭香さんがどんな人かは詳細に知らない。
自分のところのスタッフさんを抜かれないだけ
「まだマシだ」と思うことだろう。


「AよりはBのほうがまだマシ」という論点で進めているこの作戦は
なんだか、思い切り「究極の選択」だなぁ…と苦笑する。


    *    *    *    *    *    *


繭香さんは指導力はある。
前職でリーダーだったのはウソじゃない。
かつての彼女の後輩だった人がうちのフロアには複数いる。
が、非常に苦情の多い悲惨な業務だったらしく、リーダーだけでなく、
スタッフの大量欠勤も日常茶飯事だったらしい。
(だから目立たなかったし特に休みが多い感じではなかったとの弁)
(半分はかばっているけど、半分は本当だろうね。)
そんな状況の中で、ゲーム依存症的な悪い癖が
ついてしまったんだろうな。。。


#ていうか、そっちの世界では
#かなり名の知れた実力派ゲーマーさんだったりして(笑)。。。
#だったら、あんたら、束になってもかなわないんでないの?
#な~んて、私が言うべきセリフではありませんね(汗)。


彼女の勤怠がこれで極端に向上するとは思えないけど、
2名のうちの1名という業務なら、
少しは責任感も増すかもしれないし、
何より「人を指導する」という行動に心地良さを感じたなら、
案外、まさかの逆転はあるかもしれない。
いや、むしろ私はそこに掛けたい気持ちもあるのだ。


問題は、この提案を主任が許可してくれるかどうか。


そして何よりも、月曜日に彼女が出社してくるかどうかだ。


結論は週明けに持ち越し。
状況を察した繭香さんがそのまま月曜もまた休むのなら、
「それまで」と思うことにするよ?私は。

2006.03.16

欠勤が多い人の周辺

思い起こせば、私達が今の職場に入った時期は、
いい加減で大雑把でいい時代だったんだなぁ…


なーんて、たった5年前の事を
今更「遠い目」をして昔語りをするつもりもないけど、
当時集められた(私を含めた)立上げの5人は、
よく言えば個人主義、悪く言えば「人の事などどうでもいい」
割と強力な集合体だったのだと思う。


でもそれは、ドライな冷たさではなかった。
「あんたがそれでいいなら、いいんじゃない?
オレには関係ないけどさ…」みたいな考えは、
実は他人への肯定が前提になっており、
当時の私達は、許容範囲が広くてつかず離れずの
案外人に優しい?集団だったのかもしれない。


だいたい当時契約スタッフだった私自身、
同僚が休もうが体調を崩そうが、
それを自分の身に降りかかる不幸などとは
あまり思ったことが無かった。


朝の職場で受話器を置いたQ(当時20代後半/男性スタッフ)が
「○○さん、今日も休みなんだってさ」と皆に伝えても、
誰もがそれは他人事であって、「ふーん」でおしまい。


そのために各自の業務量が増えようが、
決まっていた当番を誰かが替わってやらなくちゃならないとか、
そういうのは根本的に仕方の無いことで
あまり気にならない話であった。


誰かの休みが続いて、
「それじゃ、今日の業務は一人あたり三割増しだね。」
と、当時の班長に言われても、「あっそ。」って感じで、
取り立てて感情的になる人もいなかったように思う。


でも、私達は5人のうちの誰もが、
仕事を休んでばかりいたり、
何かがきっかけで会社に来れなくなってしまうような人が
それまで周囲に居たことがなかったので、
初めての状況に、人並み以上に寛容だったのかもしれない。
この世界ではそんな事は「よくある出来事なんだ」とわかった今なら
少し事情が違ったかもしれない。


まーね、当時転職したてだった私達は、
基本的に決められた給料がもらえればそれでいいわけで、
「仕事に付いて来れずに脱落しそうな人達」なんかの処遇は
会社が企業と相談して決めればいい話であり、
それで実績が落ちようが企業から苦情が来ようが、
そんなのは営業担当が苦労すればいい話。


私達は「契約スタッフ」なんだもの、
目の前の仕事を淡々と処理するのみ。
そんな感覚が強かったな。


でもウチラが新人を無視したことは
実は一度も無いんだよね。


歓迎会をしたり私的な飲み会には必ず誘ったり。
テンパってそうならみんなが声を掛けたし、
一緒に残って技術的なノウハウを教えてあげたり、
必要な資料は皆で手分けして作ったり。


それは就業当時の自分達が、
あまりにも何もかもわかっていなくて苦労したので、
物事が理解できなくて感じる頼りない不安は
みんなが経験済みだったからだ。


仲間としてやるだけの事はやった上で、
「それでも業務や職場に馴染めないなら、そりゃしょうがないべ…」
と早々に諦めや見限る気持ちがあったのは事実だと思うけど、
逆にこちらがさほど気にせずに過ごしていると、
いつのまにか休まなくなって、
仲間としてすっかり馴染んで存在感を見せ始める人もいた。


そして当時の正社員達は、そんな私達の事を
これまた他人事だと思って
(その課ではじめて受け入れた外部スタッフチームだったから(笑))
当初あまり関与もせず、
口うるさいことはなにひとつ言ってこなかった(笑)。
この「適度な放置」に私達はすごく助けられ、
皆で伸び伸びと成長してこれたのだ。


    *    *    *    *    *    *


私の担当するグループのうち、
B班の繭香さん(20代前半/女性スタッフ/仮名)の勤怠が
芳しくない。


先月は突発の遅刻も含めると、
まともに出勤できているのは規定日数の半分である。


だが、仕事に付いていけない事による心身の混乱でもなく、
メンヘル的な体調不良でもない。


彼女の場合はどうも仕事をなめている?ところがあって(笑)、
「あぁ、今日は会社行きたくないな。他に用事もあるし…」
と思うと、あっさり休んでしまう感じだね。


契約会社からの郵便物が
期日までの受け取りが無くて戻ってきたり、
突然引っ越したり、携帯がずっと留守電で
一時全然連絡が取れなくなったり、
そういったところを見ると、例えば男性とか借金とか、
私生活の乱れを感じない事も無い。


休み明けの月曜日、風の強い日、大雪の日など、
休むぞ、休むぞ?とメンバーがウワサしてるさなかに
まさに"親戚の不幸"や"家庭の事情"などで?
「欠勤連絡」が入るので、
ある意味わかりやすいっちゃわかりやすいんですが^^;
「ほらな~!」とひとしきり受けたあと、
時間を追って「ネタ」が「腹立たしさ」に変わって来る。


仕事がとてもデキる優秀な人なのに、
業務中の同僚との会話や態度を見ていると、
なんとなく周囲の人や仕事への誠意が感じられない。
一見言葉遣いも礼儀も正しく、
具体的に素行の悪い態度は何一つないのに、
どこか真摯な姿勢の感じられない様子は、
以前に「スキルと心根」という日記でも書いた。


最近では、欠勤のたびごとに
班長の神田君(30代前半/男性スタッフ/仮名)が
怒り心頭でカリカリ荒れて、
他のスタッフさんの前で言うべきではない言葉まで
大声で連発しちゃうので、
瞬時にして班内は険悪なムードに包まれてしまう。


個人的には、もう放っとけや^^;…と言いたい。


だって繭香さんが休むことより、
キミがピリピリしてやけに緊張が高まっていることのほうが
班員の皆さんにはストレスなんじゃないの(笑)?
その一触即発なムードで必要以上に班員さんの
居心地を悪くしているって事は無いの?


業績自体もそっちの班は、人員余剰と言われる位
快調なんだから、とりあえず一人不調な?人がいるぐらいでは
企業さんからの突っ込みは来ないよ。
戦力としてこれ以上はあてにせず、
まずは微妙にみんなで無視すりゃいい話じゃないの?
その対策は本来私が考えるべきことだよ。


とはいえ、やっぱりこういうのも性格なんだよなぁ。。。
心身が不健康で休みがちな人がいても、
何気にメンバーをうまく取りまとめて
上手に世論操作している班長もいれば、
特定の人が「また休み」と聞けば、
居ても立っても入られずに、
瞬間湯沸し器のように私のところに「何とかしてくれ」と
怒鳴り込んでくる班長もいる。


    *    *    *    *    *    *


一週間前、私は神田班長から、
「繭香さんは絶対今週休むはず!」と
絶対の自信を持った「予告」を聞かされていた。


聞くところによると、今週は、
繭香さんが命掛けで?没頭しているオンラインゲームの
イベントだかバージョンアップだか何かがある予定で、
「オレの予想からすると、彼女は休みます。
絶対休みます!」と断言してはばからないのだった(笑)。


そして案の定、見事な予想通り、
月曜の朝に欠勤連絡が入った。


「理由は?」
「親戚の不幸があってぇ…」
「親戚ってどなた?」
「えーと、お父さんのぉ~妹のぉ~旦那さんのぉ~遠縁て言うかぁ~…」
「そこまで血縁が遠いのだったら、
 お葬式には出なくてもいいんじゃないの?
 (普通は出ない。打診されてもこの程度なら仕事に行くよ)
どうしてもお葬式には出なくてはいけないものなの?」
「はい…」


ここで私の詰めが甘かったのは、
以前から神田君に言われていた「休むと思われる日付」を
きちんとメモしていなかった事だ。


もしそれが手元にあれば、
「実は班の皆さんが口を揃えて
”今日、繭香さんは休みますよ”と私に言ってきている。
そしてその通りにあなたは今日欠勤するわけだけど、
それに対して何か心当たりは無いの?
疑って申し訳ないけど、お葬式って本当なの?
ウワサで出ているオンラインゲームのためというのは
どうなの?」
と、追い詰めるのを承知で確実に切り込めたんだけどな。。。
あ~失敗、失敗^^;


いえ、そういった休みを頭から否定するわけではありません。


昔から職場では、社員も契約スタッフも、
「今日○○の発売日で、俺、朝から並ぶから休むよ、よろしくね♪」
みたいな確信犯の欠勤は暗黙の了解的に「有り」だったわけで(笑)、
「前の日から並んで5番で買えた!」みたいなメールが
勤務中の誰かの携帯に来ると、皆で「おー!!!」と
自分の事のように盛り上がったりしたもんですが^^;
繭香さんの欠勤がそんな風にならないのは、
本人の欠勤の多さと、
それに過敏に激怒する神田班長の性格の
複合ワザだろう。


    *    *    *    *    *    *


昨日、班長の神田君がツカツカと私の席までやって来て、
「あのですね。はっきり言って繭香さん、
クビにして欲しいんですけど!」
と、あまりに堂々とみんなの聞いている目の前で大声で言うので、
正直、彼の常識を疑う。


「あのさ…」と言いかけた私は、
途中で言葉を切り、「ちょっと場所変えましょう」と
休憩室に移動した。


神田君、ああいうセリフは例え本当にそう思っていたとしても、
皆さんの聞いている前では言うべきじゃないでしょ?
場所を選んで話そうよ。


だって、今更隠すことなんて何も無いじゃないですか?
オンラインゲームに興じるために簡単に休むって事自体が
すでにヤバイと思いますが。
つかあまりに休みが多すぎます。
遅刻・欠勤の無い日が規定日数の半分しかないなんて、
正直異常ですよ!


…そうなんだよなぁ。。。。
まったくの正論だ。
一般会社で通用する勤怠ではない。


ただ、私が気になっているのは、
神田君が正論に基づいてキレている感じじゃないって事ね。
様子を見ていると、欠勤の多い人を生理的に受け付けないようで、
休みの多い人がまた休む!という話が出ると、
(理性で押さえてはいるけど)意味も無くカーッと来て、
平常心が保てなくなるんだろうな。。。


繭香さんは狡猾な人なので、
あまり尻尾を出すような休み方は本来する人ではないと思う。
でも、一度勤怠が崩れちゃうと神田君の班では、
人を人とも思わぬ言い方をされてしまう事が多いので、
余計気乗りしない感じに拍車もかかるし、
「今日はもういいや」と簡単に投げてしまうのじゃないかなぁ。。


ヨッシーの後任班長として、
非常にいいリーダーシップを発揮している
評判のいい班長なのに、
この一点だけはダメなんだねぇ。。。


が、こればっかりや理屈じゃないので、
どうしようもないんだな。。。


もー、相性、相性、そして運。
そのひとことだね。

2006.03.15

お付き合いのストライキ

はっきり言って何の関係もない(笑)。


契約スタッフの雇用者は契約会社であり、
○月×日は仕事しちゃダメね♪
とクライアント企業の課長から言われたって、
「あ、職場にも入っちゃダメだからね」
と言われたって、ウチラにはな~んの関係もないのだ(笑)。


職場の入り口で、腕章や鉢巻を締めた労組のおじさん達が
新聞記事の切り張りのコピーをそのまま印刷したような
扇動的な見出しの時代がかったチラシを配ったって、
たいていのスタッフは読みもせずに
そのまま屑箱にそれを投げ捨てる。
しつこいようだが…だってやっぱり関係ないんだもーん。
もらったってどうしようもないし、おおいに困るのだ。


私が按分で想定するに、
うちの職場の正社員と外部スタッフの比率は
たぶん1:5ぐらいだろう。
いや、契約スタッフのほうがもっと多いかもしれない。


その「1」の正社員に
「5」を上回る数の無関係な契約スタッフが
「なんだかわかんないけど(某20代女性スタッフ:談)」
お付き合いさせられるのが、
うちらの職場の"ストライキ"だ(笑)。


そして、その「5」に相当する大人数のスタッフ達を
(協力要請を受けた)各契約会社が主体となって
スト終了まで契約会社単位で某所で待機させるって言うのも、
面倒な話だなぁ(笑)。


勤怠確認用に当日の出社スタッフ名簿を作りながら、
ふと、ウン十年も前の高校総体を思い出す(笑)。


JR(当日国鉄)の団体割引は50人以上なので、
割り当てられた試合の応援のために
団体で会場に向かう電車の中から、
サボリ心を持った人が自宅近くの駅で
われもわれもと途中下車して
目的駅の出札で人数が50人を切ってしまうと
団券(団体券)割引が適応されなくなる。


だから私達執行部の関心事は、
試合に勝つか負けるかよりも、
際どい人数の団体移動で
いかにして途中下車生徒を出さないか?
この一点にかかっていた(笑)。


そんな事を思い出してふと苦笑した。


当日はいつものように職場には出社せず、
別の場所に集まって「スト終了」まで契約会社ごとに待機し、
終了のGOサインと共に
「すみやかに職場に移動して業務開始」なんて、
さぞや騒々しくてんやわんやすることだろう(笑)。


こちらの心配をよそに、契約スタッフの皆さんは、
「いつもとは違う新鮮なイベントの発生」に、
微妙にウキウキ?しているフシもある(笑)。


あはは!でも、気持ちはわかる。
こういった共通の経験を一緒に通過して、
「あんときは最高におかしかったよね!」なんて、
互いにエピソードを披露しあう事で、
強まっていく人間関係もあるんだよな、これが。


「春闘についての重要なお知らせ」
というタイトルでみんなにメールを出したら、
レイ班長から、「"しゅんとう"ってこういう漢字を書くんですね!」
と感動の返信が来た。(マジで本気っぽい)


この頃、朝礼のたびに課長や主任から発せられるこの言葉に
「いったいどういう字を書くんだろう…」と、
ひそかな疑問を抱いていたらしい^^


春闘とか労組とか賃上げとかベースアップとか
そういった言葉さえ知らずに
無縁に生きている若い契約スタッフにとっては、
「ストライキ」は意味も重要性も何も無い、
単なる「普段とは違う」お付き合いイベントなのだった(笑)。


ただし、組織で働いたことのない
たいていの契約スタッフにとって、
そういった行事は「普通の会社」っぽくて、
以外に好感があったりすることを付け加えておきます(笑)。


個人的には、
だったら5月1日は休みにしてくれよ~と
駄々こねたいですけどね(爆)!
(若い人は意味わからないかも?^^;…)
 


※「ストライキをする会社」ということになると、
 労働組合のあるそこそこの規模の会社だな…
 という事がばれるので(笑)
 あんまり書きたくないんですが(笑)、
 今日はネタとしてちょっと書いてみました。
 なーに、この日記もそのうち
 あっという間に、過去ログに消えていくさねっ♪(笑)。


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…という事でしたが、本日夕刻スト中止が決まりました。


決行時のために各課の交替制契約スタッフの
当日出勤者リストを作ったり、
それぞれの契約会社ごとの緊急時の連絡網や
勤怠管理責任者の一覧、待機場所、待機方法…


各社との窓口になって様々な当日の運用フローマニュアルを整理、
逐一修正して送ってくれたK課長の尽力は
一瞬にしてなかったことになってしまったわけですが^^
私達みたいに、外部スタッフの力で成り立っている職場の場合、
全社あげてストを決行するにはあまりに手間ヒマがかかりすぎて、
正直言ってとても厳しいと思う。


一体化しているようにみえて、
その実、各契約スタッフの所属(雇用元)は複数の別会社であり、
かつ、ストライキは業務上の指示ではないので、
本来クライアント企業さんの人間は、スタッフに直接お願いできない。


一緒に机を並べて仕事をしているのに、その詳細な指示は
現場ではなく、それぞれの契約会社の担当者が何らかの方法で
伝えなくてはならず、私達はけっこうバタバタした。
うちの班に少しだけ入っている他社スタッフには
同じ情報が届いていなかったりした。


しかも、当の社員達まで「困る、やめて欲しい。やりたくない」
って口を揃えて言っているのがおかしいよね(笑)。
組合のエライ人達は、私達の職場の現場の実情なんて
知らないのかもしれない。


この一週間の騒々しさと自分達や関わった全員の労力を思うと、
形骸化しているイベントにこれだけのエネルギーを割かれるのは
ちょっと無駄だよなぁ…なんて、思っちゃうのだった。。。


社員の給料が上がろうが下がろうが、うちらとは無縁な話だし、
「ストなんて社員だけでやればいいジャン」と誰もが思いましたが、
よく考えてみれば、社員だけがストに入ったって、
その他、大多数の契約社員が普通に出社して仕事すれば、
業務に大きな支障も出るわけがなく、
何の「抵抗」にも「闘争」にはなり得ないのだね(笑)。


そんな契約どこにもないのに、ストライキのお手伝いも、
協力会社の仕事のうちって事で、
「まぁその辺はそのぉ…わかっていただきたいというか…」
「はいはい、わかりましたよ、しょうがないですねぇ」
って感じの微妙な話し合いが
上のほうではなされているのだろうな(笑)。


その窓口が(本来はストに加担しないはずの)管理職ってのが
おかしい話ですけどネ(笑)。


2006.03.12

ひと息のひと区切り

最近、担当グループの雰囲気がいい。

何を以ってそう感じるんだろう?と自問してみると、
やっぱり始業前にみんなが左右の人達と
楽しそうにおしゃべりをしている様子やその話題。

そして仕事中なら、誰かに何かを確認しに行ったり、
電話の取次ぎ等で他のメンバーに声をかけるときの表情とか、
結局、人と人とのつながりが広がってきて、
どんなことに対しても、「他人事」的な感覚が
なくなってきているのだろう、と感じる。

実績も回復し、1月、2月と共に目標を達成できている。
ようやくトンネルを抜けたような気がして、
長かったなぁ…と気の休まることのあまりなかった
ここ1年を思い返したりしています。

    *    *    *    *    *    *

2月の末、班長のレイちゃん(20代後半/女性スタッフ/仮名)が、
契約会社の細川さん(30代後半/女性/仮名)と
個別面談にやってきた。

が、その日は川田さん(30代前半/女性スタッフ/仮名)
という方の退職の件で非常にゴタゴタしていた夕方だったので、
私がその事実を細川さんから聞いたのはその翌日だった。

内容は、まぁ、ひとことで言うと、「私」への不満だね~(笑)。
で、「これです」と面談した細川さんから一枚の紙を渡されました。

それを見ると、苦笑するような箇条書きが一杯!
まー、こういう反発は来るだろうな…と思ってやっていることなので、
自分としてはまったく動揺がなかったし、
本当にきちんとした基盤を一から作り直そうと思うと、
ある程度の摩擦は、突破していかないといけないわけで。。。

むしろ昨年の途中辺りから
「歩いた後に草も生えない!と皆に嫌われるような人物」を目指す!
と、親しい人には大いに宣言して路線変更を進めてきたので、
私が文面を読むのを不安げに見守る細川さんと、
営業のメグちゃん(20代前半/女性/仮名)には、
顔をあげて、「おー、着々と成果?出てるじゃん(笑)」
と、ピースサインで安心してもらう。

ただし、紙でもらっても不便なので、
「これ、ファイルでもらえませんか。今、送ってよ。」
と、細川さんに頼むと、
「それ、レイさんが自分でプリントして持ってきたんです。」
「え?細川さんが面談時に聞き取って整理したものじゃないの?」
「はい。」

はぁ~、そうなんだ。
実はそれをファイルでもらったら、
全文をメールにコピペして、
インラインでひとつひとつにレスをつけて、
レイちゃんに回答メールを出そうと思っていたんだよね。

というのも、それは本来、班長であるレイちゃんが
思うべき内容のものではなかったので、
「気持ちはわかるけど、キミって管理側だろ?」
と、ひとこと疑問符を投げかけたかったのだ。

「え、それなら、これって私が見ても良かったの?
『ぷらたなすさんには内緒で…』って、内々に細川さんだけに
こっそり見て欲しい内容だったんじゃないの?」

「いえ、違います。私もそれを確認したら、
『見せてもいいですよ』って普通に言ってましたから。」

あ、そ。なるほどね。
じゃ、これはレイちゃん一人の意見じゃないわね(笑)。

最近私に関しては、メンバーの不満が高まっている、と、
別経由で2、3、情報が入ってきていたので、

(この辺からこういう話が出てますよ、対策取ったほうがいいですよ、
と、教えてくれる後輩がいるんだよ、これが。
ありがたい。感謝だ。JINさん、サンクス!)

細川さんには、該当するスタッフさんの誰かと、
直接電話などで話をする機会があったら、
さりげなく探りを入れて、状況を聞き出しておいてくれ、
と、お願いしてあったのだった。
そういった内部の空気に同調したレイちゃんが、
みんなの代表として契約会社に直訴しに来たのだろうな。

「細川さん、どう思う?」
「うーん、欠勤を減らしたり有給を自分達で調整しあったり、
実績を上げるために対策を取ったりするのは、
うちの会社としては、当然やって欲しいことであって、
なんか、ぷらさんがそれをやって、
文句を言われる筋合いはないって気もしますけど。」
「私もそう思います。だいたい皆さん、お休みが多すぎます。」
と、メグちゃんも横から。

「細川さん、それじゃさ、今度またレイちゃんと会うときがあったら、
こんな風に言ってくれませんか?
『ぷらたなすさんは、
うちの会社がスタッフ管理者として企業内に派遣している
うちの会社の社員で、雇用側の人間です』って。」
そこは契約会社のほうに、ピシャリと押さえて欲しい。

「あ、言いました。それ。」
「え?本当?」
「はい。レイさん達にしてみれば、ぷらたなすさんは、
長い間一緒にやってきて『中の人』って感じが強いと思うけど、
実は、ウチが入れているウチ側の社員なんだから、
ある程度のことは言わなくてはいけない立場だと思うよ、って」
「おー!ナイス、ナイス(笑)!そいつはありがたい(笑)♪」

いえね、そういったところをカサに着る気はないけど、
昨年と比較して人数が倍増している現状では、
誰かが「絶対的な秩序」として存在しなければ、
数十名というグループはまとまらないのだね。
それが今の自分の責任として最善なら、
そんな風に振舞ったほうがいいときもあるのだ。
(まー、女優ですからね~、ワタクシ♪(爆) )

ただし、示し合わせて一斉退職を考えている気配もある…
とJINさんから聞かされれば、黙ってもいられないので、
機会を見てレイちゃんと話をしたいと思っていた。

    *    *    *    *    *    *

追って、別件で個別に話をする機会があったので、
私はレイちゃんに先日の件に関して水を向けてみた。

そうしたところ、どうやら私が研修だの面接だので、
すっかり長期に現場を不在にしている間、
私への不満の矛先が、班長のレイちゃんに向かって
来ている事がわかった。

レイちゃんは、「あれがおかしい、これが変だ」と
毎日のようにたくさんのスタッフさんから
頻繁にメッセンジャーが飛んできて、
通常業務もままならない状況の模様(ぷらたなす推察)。

そこで、一旦「ガス抜き」のために、
みんなの不満や要望をまとめて、
代表で契約会社にやってきたらしい。

ふーん。たくましくなったな、この人も。
細川さんと話をした後なので、
少々出方を変えているのかもしれないけど
「契約会社には伝えたから。」という事で、
一度自分が窓口になって、それらを引き取ってくれたわけね。

レイちゃんて
気心の知れた安心できる仲間内の間柄じゃないと
裁量と手腕を発揮できない少々臆病なところがあるんですけど、
こうやって対策を取っているところを見ると、
自分自身も変わって来たし、
徐々に班員のメンバーが掌握できつつある…
ということなんだよね、きっと。

しかも、そういったところに不満や要望が出るのは、
自分達の職場と居心地を本気で主体的に考え始めている、
いい傾向なのではないか?と私は感じたの。
レイちゃんにも、「でも、こういうのっていい事だよね?」
とその気持ちを伝えた。

雑多な意見のうち、正当性のあるものは、
日々の数字や自分たちの役割を、
十二分に意識していないと、出てこないような意見だったから。

    *    *    *    *    *    *

うん、そうだね。彼女達の大半は、
昨年の今頃に他の課から移ってきた移動組でしたが、
彼女達がそれまで所属していた課は上位下達の空気が色濃く、
移ってきた当時、私が何かの意見を求めても
彼女達の誰もが何も言ってこなかった。

彼女達もまた変わってきているのだ。
それはあれから一年経って、
いまや中堅になりつつある彼女達の
仕事や周囲への自信からきているのかもしれない。

考えてみれば、元々私が担当するグループの課は、
下が上を動かすチームカラーだった。
意思の流れは、どっちかっていうといつも「下から上へ」だ(笑)。
前線でお客様と接するフロントの意見が現場を変えていくので、
立上げの頃の私達は、それはまぁ、生意気な契約スタッフ
だったと思うけど、そんな伝統を誇りに思って、
長い間やってきたように思う。

が、他の課のスタッフさんから見れば
それは非常に活気があって雰囲気良く見えるけど、
実際に移動で自分達がその中に入ってみると、
何もかも自分が動かなければ何も始まらない環境は、
実力がまだ足りない新参者にとっては位置取りが難しく、
ボヤボヤしていると置き去りにされるようで、
指示・命令の遵守と上からの細かい落とし込みに慣れた人ほど
「馴染めない」と一様に不評だった。

でも、きっと今なら、外から見た(他の課から見た)彼女達は、
十分にうちのグループっぽい人種に見えることだろうね(笑)。

レイちゃん、これで悩むことは無いよ?
これって「使われている」意識の強かった彼女達が、
初めて声を上げた第一歩なんだから、
むしろ少しずつ彼女達がうちらのチームカラーに馴染んできている
いい証拠じゃない?
1年前にはたぶん出なかった意見の数々だよ?
下々の自己主張の強さが私達の本領だったじゃないですか。
彼女達は、今ようやくその線路に乗ったのだ。

    *    *    *    *    *    *

そんな感想を交えながら話を進めていると、
レイちゃんがこんな風に言ってきたよ。

「あの…、この前紙に書いた○○と○○の件なんですけど、
あれの調整って私にやらせてもらえませんか?」

「え?」

「いや、本当はぷらたなすさんがやるのが一番なんですが、
実際問題、ぷらたなすさんは最近あまり現場に居ないし、
それでなかなかすぐに許可が得られなくてみんなが困っている
っていう事も結構あるんで、もし任せてもらえれば、
こっちでなんとかしますよ?まずいですか?」

「いや全然そんなことない。ぜひお願いしたいよ!」

不安はあった。でも、「おーー!よく言った!」という
ニンマリ感のほうが大きかった(笑)。
だって、それらの事柄は一度私がレイちゃんに頼んで、
「そんな余裕はとても…」と、後ずさり気味に
断られたことだったんだもん。

それを今、どの程度自分で憶えているのか、
私には知る由も無いけど、現状をいろいろ見て考えて、
自力で出した結論が「自分がやったほうがいい」なら、
その申し出はおおいに尊重したいよね。

あのとき、苦しそうに表情を固くして、
「できない」と首を横に振ったレイちゃんと、
今のレイちゃんは、別人みたいだな…と思った。

公私の上でどんなきっかけがあったのかわからないけど、
この頃のレイちゃんは、なかなかタフで快調なのだった!

    *    *    *    *    *    *

うちのフロアはどの課もそうなんだけど、
平日契約で勤務時間固定のスタッフさん達と、
交替制契約でローテーション勤務のスタッフさん達では、
何においても意識の違いがあり過ぎる。

正社員もリーダーも居らず、
助けてくれる人が不在の土日祝夜間に、
少ない人数で現場を切り回している人達は、
皆、自分達の詰めの甘さに端を発する痛い目に何度もあっており、
何が大事で何が危険か誰もが一様にわかっている。

そしてその彼ら彼女らと、私の意識は常に合っていて、
(私も交替制出身なので^^ )
大きな不満や要望が出てくることはあまりないんですが、
(ていうか、自分達ですでに結構うまくやっている)
その中で異端の光を放つ?平日班は、
どうも、人のキャラも毛色も周囲とは違うものがあるし、
「な・に・か」が、その他大多数のシフト班(交替制)とは
袂を分かつところがあるんですよね。

しかも、今ではかつての平日班メンバーと
人もすっかり入れ替わっているっていうのに、
違う「な・に・か」が相変わらず不動で同じなのは、
人やキャラや育てられ方だけじゃなくて、
その勤務体系と日中業務主体な事にも
大きな要因があるのだろうと思う。

そして、その彼女達に同調しながら、
うまく方向性を示唆していけるのは、
同じく唯一の平日班出身班長で、
他のシフト班メンバーとの違和感に悩んでいた
レイちゃんにしかできない事なんだろうと思う。

平日班の人達は、
レイちゃんになら付いて行くと思うよ。
と、私は言った。

あ~、実は私、今度引越しするんですけど、
彼女達が手伝ってくれるんですよね~。

わーお!それはいい話じゃない!
レイちゃんと彼女達は、いまやすっかりかみ合っているのだろう。
平日班には、平日班なりのノリと空気があるのだろうね。
そこを見据えていい感じで動いてくれるのならば、
私は「行け、行け、GO!GO!」と、大いに支援したいよ。

    *    *    *    *    *    *

そして翌日、レイちゃんから、有給取得の際の注意点や、
今後自分が私に代わって担当する
各種の調整事項についての詳細が
伝達事項として全員にメールで流れた。
差出人は、班長連名だった。

ふふ。他の男性班長達も引っ張り込んだんだな(笑)。
私はニヤリとする。
レイちゃん、本当に段々調子が上がってきたようだ。
その、抜け目の無さこそ本来のレイちゃんの持ち味なんだもの。
キミはいつもそう来なくっちゃ!

それにしても、この内容はなんだね(笑)?
これって、私が過去に「こうあるべき」と語って、
レイちゃんが少々拒否反応を示した事柄すべてじゃないか(笑)?

そうね、子を持って知る親の恩?
いや、なんか違うな(笑)。
要するに、人ってその立場にならないと、
到達し得ない考えもあるってことで、
一件落着って感じかな。

    *    *    *    *    *    *

金曜日は、契約会社に出向く用事も無く、
ひっっっっさしぶりに、一日普段の仕事場である
出向先の自分の席にいた。

私に話したい話題のある人が、
入れ替わり立ち代り用事にかこつけてやって来て(笑)、
「奥田民生の『素晴らしい日々』がCMで使われているの、
知ってますか?今度会ったら絶対話そうと思っていたんです!」とか
「ぷらさん、おれんちのアパートについに光が来たんですよ~」とか
気心の知れている交替制の後輩達が
ちょこっと世間話をしに来ては去っていくので、
おぉ、普段居ない人がたまに席に居ると、
私もなかなか人気者だな~とうれしく思ったり(爆)、
みんな、たまには私と話をしたいんだろうなぁ…と、
自惚れた事を思ってみたりするんですが、
考えてみれば、レイちゃんの班のスタッフさん達は、
公私共に仲良く固まっているので、
私も安心していて、最近は少し疎遠気味だったなぁ…

そういえば、不満リスト?の中には、
「新人ばかり大事にして、既存スタッフを軽視している。」とか、
「スキルのある人とマニアックな話ばかりしている」とか、
そんなのがあったよ(爆)!

こういうのは、新人さんを自分達で分担サポートしていて
自分らも十分なマニアック達?であるシフト班の中からは
決して上がってこない声なんだけど、
かわいいお花も水をあげないとまだまだ枯れちゃうので、
水遣りを忘れた花たちにはたくさん声をかけてあげることにするよ。
少し反省。。。

でも、思ったよりも彼女達の表情は明るく屈託が無い。
もしかしたら、レイちゃんがお得意のノリとスピード感で、
「もー、なんでもいいからバシバシ書いちゃって!」
という呼びかけに、「ホントになんでもいいんですか?よっしゃ~!」
と、軽いノリで書かれた玉石混交のリストであったのかもしれない。
(甘いかもしれないけどね(笑))
そんなところもまた、彼女本来のウマさなのだわ。
一体どこで何が吹っ切れたのだろう?
その調子でぶっ飛ばせ!と言いたい(笑)。

夕方、不在の間に山のように滞っている懸案を抱えて、
主任(50代前半/男性社員)が打ち合わせの打診にやってきた。
が、顔が明るい。
実績は引き続き、不調ではないようだ。

「いやぁ、どうしちゃったの?見てよ、この数字(笑)!
それにこの頃なんか、みんな雰囲気いいよね。」
そう語りながら、どっこいしょと打ち合わせ卓に腰をおろした主任に
「そうですね。やっと落ち着きましたね…長かったですね。」と私。
この頃は、主任との連携もなかなか良くて、
お互いに、融通を利かせあった話し合いができている。

今までは、渡り廊下でつないで建て増しされた温泉旅館のように、
小さな所帯が後手後手に拡大していく混乱があったけど、
新人の投入を機に業務内容や勤務シフトごとに
人を分け、席を分け、責任を分け、
核となるキーマンをそれぞれに設置して
今は自社他社あわせて60余名の大きなグループが
小班ごとに自律的に動いていける体制がようやく少しだけ
整ってきたような気がする。

ケースバイケースだと思うけど、
集団が大きくなればなるほどグループを小分けにして
人と人とのつながりの濃さが保たれるようにしないと
雰囲気の良さといいチームワークは生まれにくいと思う。
それにも増して、レイちゃんの変貌は大きい。
私は主任に、
「彼女、頑張ってますよ。機会があったらぜひ誉めてあげてください」
と頭を下げた。

    *    *    *    *    *    *

今日は久しぶりの土日完全連休だ。
一息ついた感覚があると、
部屋の掃除や買い物をしたくなってきて、
blogなんかは当分書かなくてもいいような気になってしまう(ウソ)
暖かい春の一日でした。

ま~、こんな事言ったってしょせん「今だけ」の話で、
明日になれば明日の問題が、
あさってになればあさってのまた新しい問題が起こって
次々と頭を悩ませたりするのでしょうけどね(笑)。

それでも、一年に数度だけ感じるこの達成感と充足。
こんな日に、うまいビールを飲むために、
仕事を続けているような気もする(笑)。

私の仕事なんて、誰も誉めてくれないし、
給料に反映されることも無いし、
何がしかの成功も、とどのつまりは、
スタッフさんの業績ってことになっちゃうんだけど、
みんなが笑顔で仕事ができて、
ここに来て良かったな~と思ってくれれば
私は本当にそれでいいのだ。

明日からまた契約会社での新人研修です。
今回は、かなりの初心者さん。
気合を入れていかねば。




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2006.03.06

タイムマシンにお願い

月曜日は週の初めという事もあって、
なんとなく早く帰れることが多い。


それでたまにゆったりと茶の間のこたつで、
母と二人で夕ご飯を食べながら、
これまたなぜか毎週かかさず見てしまっている
「きよしとこの夜」(←結構好きな番組(笑))なんかを、
食べ終わった食器も下げずに、
おしゃべりしながら見ているところに、
長男が、次男が、次々と帰ってきて参戦、
そのまま食卓は第二ラウンドへ。チーン


結果、帰りが遅い日よりも
さらに遅い時間に解散する食事になっちゃって、
今の今まで台所で茶碗を洗うハメになってしまうんですが、
考えてみると、月曜と木曜はこのパターンが
多いかもしれませんね(笑)。


それは、普段
なかなかテレビをじっくり見る時間のない私が、
(もとい、あまり見る気のない私が(笑) )
なぜか「白い巨頭」や「黒革の手帳」や
「探検ロマン世界遺産」や「けものみち」だけは、
思いのほか高打率で放映時に偶然TVの前に居て
「あ、今日ってこれか!」とそのまま座り込んで見てしまう…
という事でもわかると思います(笑)。


本日もすっかり腰が落ち着いちゃったので、
息子達がスポーツの結果目当てにチャンネルを変えた
報道ステーションなんかを素直に見ていたら、
野外ライブっぽいビールのCMが流れたので、
どうせ(いえ、サザンは大好きですが^^;)サザンか誰かだろう
と、思っていたら!
「さあ不思議な夢と遠い昔が好きなら~」
おーーー!!「タイムマシンにお願い」だ!


一瞬にして画面に目も耳も強力に引き寄せられる(笑)。


うわ、加藤和彦!高中正義!高橋幸宏!
本物のオリジナルメンバーだ!
(小原礼さん、ごめんなさい(笑))


私、サディスティックミカバンドは、
あんまり良く知らないんだけど、
ソロになってからの三人は、
それぞれに好きだった時期があって、
ソロアルバムなら各何枚か持っているんだよね~♪


あ~、なんかいいなぁ。
たとえいくらかは演出の入った撮影とわかっていても、
こういうのを見ていると、少し目頭が熱くなっちゃうよ^^;


    *    *    *    *    *    *


私は、ひと時代を築いたおじさん?達が、
かつての仲間達と再び集って、
楽しそうにプレイしているのなんかを見ると、
妙に泣けそうな気持ちになってしまうのだ。。。


過ぎた時代への感傷と言うのじゃなくて、
変わらないものを変わらずに持ち続けて
今そこに居ることへの幸福感ていうか、
そんなところに、見ている自分まで反応して、
一緒に幸せな気持ちになっちゃうんだよね(笑)。


で、これはなぜか「一人」だとダメで(どうも侘しい(笑) )、
「女性同士」でもダメで(笑)、
あくまでもおじさん集団でないと、
私の心の琴線は共鳴して鳴り出さないのだった^^


何にも先んじて、まず「しゃべり」から入る(笑)
女の私から見ると、
おじさん達の言葉を媒体にしない旧交は、
なかなかかっこええですよ。


紅白で再結成したアリスもそうだったけど、
離れていても集まってみりゃやっぱり何も変わってなくて、
音を鳴らせば一瞬で昔に戻れる感覚を
アーチスト自身が感慨深くかみしめている
…みたいなところにも共感して
心のどこかで憧れちゃいますね~♪


結局、久しぶりに見た好きだったアーチスト達の、
相変わらずの変わらない感じに涙するのは、
相応に長い時間が過ぎちゃった証でもあるんだけど。


年を取ると、CMで流れる
往年の名曲に引っかかりやすい?だけでなく、
往年のミュージシャン達の再集合にも
妙に釣られやすいのであった。


うーん、まずいぞ?こりゃ、
完全にキリンビールのコンセプトに
手の内を読まれてるわ(爆)!


でも、まだまだターゲットの世代として、
気にしてもらっているところが、
幸せだったりします(笑)。


キリンビールのサイトを見ると、
なんとなくシリーズ物みたいですが、
これで終わりなんでしょうか?
(寺尾聡はまだ見たことないけど…)


ジャニーズ系は興味ないけど(笑)、
(フォーリーブスなんてあまり見たくない(笑))
一度だけ再結成したらしい「かぐや姫」とか出ないかな。
あ、もっと新しくてツイストやゴダイゴでもいいな♪
チャーや桑名正博は元気かな。
CMとしては迫力に欠けるかもしれないけど、
サーカスや八神純子、久保田早紀でもいいな♪
この場合は、女性でもよし!


私、八神純子がCMで「水色の雨」なんて歌ったら、
絶対泣いちゃいますよ~(爆)!
あ、シーナ&ロケッツもいいすね。
リアルタイムをよく知らないシュガーベイブも
この機会に見てみたいっすね。


…って、段々キリがなくなるので、この辺にします^^
今日一日の中で、
最大瞬間風速的に盛り上がった30秒に付いて書いてみました。


泣けるか泣けないかは、タダ一点。
老けようが、枯れようが、引退しようが、
今もなお、好きなものへのピュアな気持ちを持ち続けているか?
この一言に尽きるでしょう!


あー、なんだかピアノ弾きたくなったな。。。
ブルグミュラーという初歩の初歩で
一応終った私のピアノライフですが、
ひそかに練習して、いきなり
幻想即興曲
(検索して訪れたどなたかの練習中の録音/それなり。すいません^^;)
なんか弾いたら、超かっこええな(笑)。


自宅にYAMAHAのオルガンしかないのに、
それでも気にせず堂々と「ピアノ」を習っていた
自分の無謀さを愛しく思うと共に、
「そういえば、今年の同窓会総会は私達が幹事学年で、
出し物の和太鼓には私も参加することになっていたんだっけ…」
と、忘れていた恐ろしい事を
ついでに突然思い出してしまった私でした。

2006.03.05

電話(通信)の世界

ぷらちゃーん、なんだかわけがわかんない…


と、母に呼ばれて行って見ると、
その手にはKDDIの請求書が握られていた。


「これ見て。こういうのが来ているの。
 全然心当たりが無いし、これって詐欺かな?」


架空請求ハガキの件があってから、
母は「詐欺」という言葉がお気に入りのようで、
ちょっとした事でも気軽によく使う(笑)。


それを見せられた私は、中を読み、思わず苦笑^^
大げさにずっこけてよろめいたジェスチャーのあと、
おもむろに身を起こして、
「それってこの前、お母さんが自分で申し込んだやつじゃないの。
 ちょっと前に私に言ってたでしょ?
 なんだか電話が安いっていうからお願いした、って。」


「え?あれがこれなの?」


「お母さん、あのさ、一体電話してきた人は
 社名を何て名乗ったの?どこの会社のどのサービスに
 どんな風に申し込んだの?ちゃんとわかって返事してる?」


「いや、良く聞いていなかった。忘れた(笑)。」


ガク。。。orz


「ダメジャン!!そういうのをきちんと確認しないとっ!
お母さんみたいな人が振り込め詐欺にあうんだからねっ!!!
『ぷらちゃん、これって詐欺かなぁ』って、
自分で申し込んでおいて(爆)!」


と、私はこの、私以上に能天気でいい加減な母を叱りつつも、
状況は母の話を聞いて自分なりに理解できていたので、
説明してあげる。(エライな、私!(笑) )


ていうか、あなたの電話に関して
あなたがあなたの意思で申し込んだのに、
なんで私がご丁寧に解説せにゃならんのだ(笑)?


私は、母が電話セールスで申し込んだのは、
KDDIの「メタルプラス」というサービスで(たぶん)、
それによって設備や仕組みの違う通信になるけど、
それはあくまでも電話局から向こうの見えない世界の話であって、
ユーザーであるお母さんは何にもしなくていいし、
電話番号も変わらないし、
何も意識せずに普通に電話していればそれでいいサービス。


と、回答。


「あら、だったら、断然お得じゃない?」


「だーから、申し込んだんでしょ!」


「あら、そうだったかしら?
 なんだかねー、そうね、そうそう、言われてみれば、
 いまのぷら子と同じ説明を聞いたような気もするけど、
 もう難しくて全然よくわかんないし、
 記憶にあるのは『電話が安くなりますよ』という言葉だけ
 なのよね^^;アタシって人がいいよね、うふふ。」


「うふふ…ってさ~。これがね、
 私のほうと、お母さんの方が同じ回線だったら、
 (現在、我が家は二回線)
 うちらに取って、ある日突然インターネットが
 つながらなくなる一大事なんだからね!
 (それでプロバイダに怒鳴り込んで赤恥をかいた友人がいる。)

 そんな一回の電話で『ハイハイ』と簡単に返事なんかしないで、
 会社名とか商品名、担当者の名前とか
 マジでちゃんと聞かないと ダメだよ!」


つうか、そんな電話一本で
契約書もなしに契約が成立しちゃうって
安易過ぎてすごいな。
あ、でもプロバイダー申込みもそんな感じか…
そう言えば、会社の研修用回線を申し込むときに、
軽~い気持ちで問い合わせをしたら、
「このお電話でお申し込みできます!」と
明るく (でも強引に) 言われて、
面倒だから、そのまま申し込んでしまったんだったな(笑)。


「でも、いきなり請求書が来るわけ無いから、
 申込みのお礼とか内容の案内とか料金体系の資料とか
 そういうの、全然今まで来ていなかったの?」


「それがね…
 今思い出したけど、自分には関係の無い宣伝だと思ったから、
 KDDIなんて会社、聞いた事も無いし、
 中も開けずに届いてすぐに捨てちゃったんだよね。。。」



「だっててっきりNTTの人としゃべっていると
思っていたんだもーん。。。」


「それが甘いっちゅうねん(笑)!
電話=100%NTT は昔の話なんだからね?」


「あーもう、わけがわからなくなってきた。
 どうでもいいけど、じゃ、これはこれで問題ないのね?」


「ありません。(たぶん)(笑)」


「なんだか、最近、しょっちゅうNTTからも電話が来るし、
何の連絡だろうと思って話を聞いていると、
"なんだかサービス"のご案内とか言っているし、
電電公社も民営化したら、セールスばっかりやってて
すごくしつこいのもあるし、あれじゃ誰だって怒るわよね。」


うーん、それって各通信会社と契約している
販売代理店からのテレフォンセールスか
委託された契約スタッフからの電話だと思うけど、
うちの母にかかると、KDDIでもauでもdocomoでもwillcomでも
およそ電話と名のつくモノはすべてNTT、
発信者はすべて「NTTの社員」と変換されてしまい、
自分が使っているPHSのwillcomという名称さえ、
つい最近までうちの母は、それがPHS会社の名前であるとは
ツユにも思っていなかった模様である。


「じゃ、どこだと思っていたの?」
「え?NTTでしょ?」
(「ギャハハハハーーー!!!」←たまたま居合わせた長男と次男)


亡くなった父は郵政の公務員だったので、
かつて逓信病院をシェアして使っていたもの同士として、
親しみがあるのはわかるけど、そっちのネタになると、
毎度事あるごとにとんちんかんな質問をして
二十歳を超えた孫達におおいに受けている母なのであった。


    *    *    *    *    *    *


それにしても、こんな会話なら
日本全国でさぞや交わされていることだろうと思う。


電気といえば電力会社、
水道といえば水道局、
電話といえば電電公社、
だった時代を生きてきた人にとっては、
「電電公社」以外の民間会社が電話に関する
各種のサービスを提供しているなんて、
どうにも理解しがたい。
それほど、「電話」には公共感が強い。


うちの母と話をしてみると、
どんなに頑張ってみても、
「このたび日本で初めて新しい電話会社が出来て
 0088や0077を頭につけてダイヤルすると、
 市外通話がお安くなるんだぞー」
といった10年前(たぶん)の出来事のところで
時間はストップしており、
マイラインまでは理解できても、せいぜいそこまでである。


そう言えば、当時働いていたセールス系の会社が
DDI(当時)の代理店になったお陰で、
私達は自分の顧客に「何が何でも一人三本!」をノルマに、
DDIの申込みを取りに歩かされたっけなぁ。。。


あれから約10年、こんな時代が来るとは思わなかったよ。
ていうか電話の世界が「変わっていく」なんて、
想像してみる気持ちさえなかった。


考えてみれば、その当時必要に迫られて買ったPHSは
私の周りではまだ誰も持っている人が居なくて、
友人達に珍しがられたりしたけど、今ではその友人達が
当たり前のように子供達に最新の携帯を持たせているんだものね。


鼻持ちならない自慢げなステータスだった「携帯」は
今や個人必須アイテムだもんね。


    *    *    *    *    *    *


知り合いが
取引先の付き合い経由で持ってきた話の特典に惹かれて、
ついに私もBフレッツにする事にした。
だって近くにある量販店の5万円商品券がもらえるんだもの!(笑)


うちの地区では、「光」の選択肢はそれしかないし、
PCに入れているDiceというDDNSの履歴を見ていると、
本当にしょっちゅうIPが変わっているようなので、
ここのADSLって思った以上に不安定で
良く切れているみたいなんですよね。


で、それによってプロバイダ契約がどう変わるのか
ニフティのサイトをツラツラと眺めていたところ、
「Bフレッツにすると電話は光電話」なんて書いてあって、
あららら、こいつはヤバイぞ!と。


我が家の電話のうち、
ぷらたなす家側の電話はニフティフォンCというIP電話なんですが、
提携プロバイダのIP電話同士の通話料は
距離・時間に関係なくタダ!というメリットを最大限に利用して、
長男が札幌にいる彼女に夜通し電話をかける、かける…


Bフレッツの光電話にすると、そのメリットがなくなっちゃうので、
うちは大いに困るのだ。。。


それで昨日、ニフティのサポートセンターに電話。
「そのうちNTTから電話が来るので、
そのコンサルティングのときに今のIP電話は継続したい
と、NTTさんにおっしゃっていただければ大丈夫です」
と回答をもらい、安心したわけですが、こうなってくると、
ネットの話なんだか、電話の話なんだか、
聞いている家族のほうもすっかり混乱してきて、
誰もアタシの話なんか、(グス…)まともに聞いてくれないのよね。
「お母さんがよけりゃ、オレ達それでいいから。」
(要するに面倒なのだ(笑)。)


今は電話の通信も
インターネットを経由するように切り替わってきているし、
プロバイダ契約と電話の話が
一緒になる場合もあるのは当然なんですが、
膨大な時間とお金を掛けて整備されてきた
今までの電話網ってこれからどうなっちゃうんだろう…と思ったり、
そうでなくてもどこか信用できない「インターネット」というインフラに、
大事な電話の通信まで
すべて任せちゃって大丈夫なんだろうか?とか、
(私はイメージ的になんとなく嫌(笑))
通信の来し方行く末をいつになく考えちゃったよ。


    *    *    *    *    *    *


ところで我が家は一軒屋。
なので、光にするとインターネット料金は結構お高くなる。
それがネックで今まで全然考えても見なかったんだけど、
モデムに飽きたっていうか、光の接続装置ってどんなかなぁ…
と、変な興味もありまして(笑)。


それでいろいろ見ていたら、わ!光ファイバーの敷設って
自宅に高所作業車が来るんかい?
こちらの方のページ参照)


うわっ、やだなぁ。。。
なんか物々しくて大げさだなぁ。。。
もし本当にこうなら、近所の口うるさいおばさん達に、
「いったい何の工事なの?」って絶対口々に聞かれるだろうなぁ…
うわ、やーだなぁ。。


そうでなくても、筋肉オタクの長男が
夜中にカーポートでベンチプレスして、
バーベルをコンクリートに置く音がうるさくてヒヤヒヤしたり、
バンドでドラムをやっている次男が、
おばあちゃんのアトリエ用離れで
たとえ練習用のパッドでも音が十分うるさくて、
ご近所迷惑が気になっているのに、
「今度はインターネットだってよ?」なーんて言われたら、
ますます我が家は、わけのわからん家になりはしまいか?(爆)


さて、リンクを張らせていただいた方のサイトの写真のように、
うちも、田畑の多い農村地区ですが、
うちの地区の光ケーブルがいったいどこまで来ているのか
見当もつきません^^;
クロージャーなんてこの辺では見当たらないぞ?


20年前、自宅に有線放送を引きたかったご亭主は、
(有線ってつまりあのお店でなっているいわゆる有線放送です^^;)
自宅周辺にはケーブルが一切来ておらず、
隣町からのケーブル敷設費は自己負担と聞いて
一瞬にしてそれを諦めましたが、
(同居で引っ越してくる前はアパートに有線放送を入れていた)
光ケーブルはNTT様が家の前まで引いてくださるので、
思い切り助かりますね。
キャンペーン中は工事料も無料だし(笑)、
唯一の懸念は、工事日(まだ未定)までに、
部屋周りを片付けなくちゃいけないという大きなプレッシャーかな(笑)。


それにしても電話はこれからどう変わって行くんだろう。
過渡期に立ち会えるのは、幸せだなって気も、
実はしているんだけど。


 
 

2006.03.04

ポジティブな課長

金曜日の昨夜は、出向先の鈴木課長(50代前半/男性/仮名)
を囲んでお酒を飲んだ。


会社にとっては取引先の担当者ということになるんだけど、
うちの所長(30代前半/男性)とは
商売抜きで意気投合しているところがあって、
久しぶりの「飲みましょう!」に、
私達女性陣にもお声がかかった、というところかな。


私の通常の仕事場は出向先のほうだし、
そこに入った時の上司が鈴木課長だったので、
二年前に転任してきた自分の会社の所長よりも、
鈴木課長のほうが、上司として親しみがあるし、
気心の知れているところがある。


今は社内の移動で他の課に移ってしまったけど、
途中までは担当グループ「立上げ」のどさくさの中で
何度も指示を仰ぎに行ったボスだったので、
離れてしまった今となっては旧友?って感じもするよ(笑)。


そうね。2000年の年から、
人の移り変わりや業務・体制の変遷を
お互いつぶさに見てきたんだもの。
(私は転職、彼は転任、
 私と鈴木課長は今の職場に来た時期が同じ)


長年職場の土台を作ってきた実力のある上司達が
すっかり入れ替わってしまった今は、
昔語りのできる最後の課長って感じかなぁ。


    *    *    *    *    *    *


そもそも、
なんでうちの所長と鈴木課長が交流があるかというと、
うちの所長が着任当時の2年前、
鈴木課長の課が企業内では一大勢力だったからだ。


業務量の増大と共に、二週間ごとに○名という単位で、
継続的に人の増員があって、それでも間に合わずに、
今まで「課」としては取引の無かったうちの会社にまで
人のオーダーが入り始めた。


移動でご縁も切れたと思っていたのに、
「うちの課でもぷらたなすさんの会社に
スタッフを頼みたいんだけど…」
とわざわざ席までやってきて、
声を掛けてもらいとてもうれしかったな。。。


そして各社から入れた契約スタッフの数は
あっという間に膨れ上がって、
それでもまだ足りない!という混乱のさなかに、
その業務は突然大幅縮小になった。
ある時期を境に仕事がパッタリと入ってこなくなったのだ。


詳しくは書けませんけど、
発注先のグループ会社のウチ(出向先)が
発注先の完全子会社の別会社に、
仕事取られちゃった…って事になるんでしょうかねぇ。


余剰となったスタッフ達は、
替わって忙しくなってきた他の課にまとめて移動したりして、
(私の担当グループでも、自社他社併せて6名受け入れた)
自己都合で退職した人以外は、今も皆元気に働いているけど、
大きな花火を上げて始まった祭りの喧騒が引いた後のように、
スペースだけ広くて人の少ない机群や、
もう二桁の数字しか示さない実績電光掲示板、
そして、「○○センター長」という誇らしい肩書きが入った
鈴木課長の名刺などを見ると、無常だなぁ…なんて
思っちゃいます。。。


夜討ち朝駆けではないけれど、
トラブルが発生するたびに
どんな時間でもタクシーを飛ばして出社し、
現場で陣頭指揮を取っていた鈴木課長も、
最近は定時退社が多くなり、
「どうせダメだろう」と諦めながら声を掛けた、
古いスタッフの送別会に参加してくれたときは、
"元:われらが課長"の出現に会場はおおいに沸いたけど、
私は、「今は仕事も少なく、寂しくて人恋しいんじゃないのかなぁ」
なんて、思っていたりしてました。。。


私の担当グループもそうだけど、
新しい時代の新しい商品というのは、
落ち着くまでに相当な紆余曲折を経るものです。


    *    *    *    *    *    *


ところで、まさに「渦中の人」であったときの鈴木課長は、
いつも表情が険しく目も落ち窪んでいて、
何かの問題が起こったときに、
企業倫理をベースにした反論をしても、
とてもとても耳を傾けてくれるような雰囲気ではなかったのですが、
今は顔つきも話し方も元に戻って、
ようやく課長本来の人間味を取り戻したような気がします。


当時の課長の人が変わったような感じは尋常じゃなくて、
私、課長よりももっと上の部長に、
「最近、鈴木課長…、なんか変です。。。」
って、相談したことありましたもん。
部長も「あ、ぷらたなすさんもそう思う?実はオレもそう思うんだ。」
って同感してましたけど、それも過去の話になりました。
尊敬していたこの部長も今はいないし、まさに、
行く川の流れは絶えずして. しかももとの水ではないんですよね。


…といった状況で、今は共通の話題も
わざわざ酒席で相談をするような話題も無く、
一体どんな話の流れになるんだろう?なんて思っていたら、
鈴木課長、最近ピアノを始めたんですってよ。


娘さん達が大きくなって、今はもう誰も弾かないので、
ピアノがもったいないから俺が弾く!
とか宣言して、毎晩練習しているそうです。
課題曲は「スカボロフェア」。


おー、サイモンとガーファンクルですね!
と反応したのは私一人で、
おいおい、みんな受けてあげようよ(笑)!
と言っても、残りは皆(うちの所長も含めて)
30代前半以下なのでこれは致し方ないか^^;


でも、その話が最高におかしくて、
みんなで笑い転げたし、
「オレは○○ホールでいつかリサイタルをやる!」
とか言うので、
「それじゃ、チケットはこの三人にノルマ与えて
完売させます!(所長)」とか、
くっだらない話で盛り上がる。


それから、最近は「犬のしつけ教室」に通っているんだって。
は?何それ?


前の犬が死んでから、家族が皆心に穴があいたようになって、
最近また犬を飼ったらしいのですが、
「どうも、オレは犬に甘いんだな。馬鹿にされてるのかな(笑)?」
ということで、週に一度、飼い主と犬とが「お教室」に通って
歩き方?とかいろいろ指導されて帰ってくるんだそうですが、
これがかなり面白いとの事。
土曜が来るのが楽しみで仕方ないんだって!


あとは、プールに通っている話、
会社の同僚達とテニスをやっている話。


「俺はさ~、ホントは仕事、嫌いなんだよ(笑)!
ベルが鳴ったらさっさと帰りたい人なの。」
との言葉どおり、かなり充実した時間を過ごしているようでした。


鈴木課長はさ、「まずは今目の前にあるものを大事にしよう」
という考えの強い人で、人の使い方とか、
契約会社との関係の結び方とかがうまくて安心できるんですが、
「いまがそうなら、乗るしかないだろ?」みたいなところが、
私と同じなので(笑)、話しやすいんですよね。


以前、別件において
「どうせコケちゃったんだから、せっかくコケたこのついでに、
 いいチャンスだから○○もやめちゃいましょうよ。」
と持ちかけたときに、「何、言ってんだ!」と叱られましたけど、
そのあとに、ツカツカとやって来て、
「さっきのさ、あの案、いいね(笑)」なーんて事もありましたし、
「材料を生かす」という点で結構共感があるっていうか。
しかも、適度に大雑把でいい加減(笑)。


一体何を教えに行ったのか謎ですが(笑)、
青年海外協力隊に二度も参加して
アジアとか南米とか行った人ですから、
もともとタフで明るくて細部にあまりこだわらない。


愚痴とか「あのとき実はこうだった!」みたいな
過去の打ち明け話とか、
過ぎた話が中心になると思っていたら、
いやー、まさに現在進行形の面白話ばっかり!
変に心配なんかしていたことを恥じるような気持ちで、
「やっぱり課長は課長だな~」と帰宅しましたわ。
葛藤はあったはず。でも過ぎた話はしないんだね。
それが「男のプライド」ってもんでしょうか。


でも、所長?今の鈴木課長と酒飲んでも、
あんまりメリットありませんよ?
出向先の各担当の力関係は次々と入れ替わってます。
気の合う鈴木課長とばっかりコンタクト取らないで、
うちの課の小田課長と接触してくれ~(笑)。


小田課長は飲みニュケーションに馴染まない方なので、
手強いでっせぇ。
今までのやり方を踏襲する発想がなく、
なんでも自分が一から進めていかないと気が済まない人だから
とんでもない発注の仕方や事務処理がいつも置き去り後回しで
ウチラ、すんごーく大変なんですわ。


と、思ってみてもうちの所長と小田課長じゃ、
いかにも堅苦しく話の弾まない感じが目に見えて、
ふと営業的な発想に立ち返ると、
あーあ、と思う私なのでした(笑)。

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