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2005.12.23

出番です、待たせたね。2

12月。


私は、人数が二倍に膨れ上がった担当グループにおいて、
新人の割合が増えてしまったことによる、
全体的なレベルの低下がとても気になっていた。


もちろん、今やグループの半分が、
就業半年未満の新人で占められているのだから
全体としての質は落ちるのが当然なのだが、
「これはマズイ」と痛感しているのは、実はそこではない。


なんだろうねぇ。。。
真剣さが足りないっていうか、
業務態度とか仕事の進め方とか、
すべてにおいて、詰めが甘いのだ。
雰囲気も、どこかダラダラしていて緊張感が無い^^;。


仕方が無いっちゃ、仕方が無いか。


現在の私達のグループは
二つの班が昨年合併して成り立っている。


片や、叱られ怒鳴られ逐一注意を受けて
ちょっと頑固な正社員達に厳しく指導されてきた集団。
#面倒なことは、契約スタッフに押し付けるムードも少々あり(笑)。
#なので、「君達がしっかりしてくれないと困る!」ってわけだよ^^;。


片や、ソフトで穏やかな正社員達の温情の下、
温かい雰囲気がありつつも、
社員と契約スタッフの業務区分が明確で
責任ある仕事は、あまり任されてこなかった集団。
#スタッフにとっては、ある意味、
#ぬるま湯的に甘やかされてきた側面も。


片方が24時間交替制で、正社員の手を借りず、土日も夜間も、
正社員不在の場で自分達だけで職場を回していくのに比べ、
もう一方の平日勤務チームは、常に正社員と共にあり
困難な案件や難しい判断は、すぐに上司に委ねることが出来る。


体制が違えば、スタッフへの「しつけ」の度合いも
スタッフ側の意識も、変わってくるのは当然ですが、
今に至って、こうも色合いが別れてしまった原因は
平日チームの側に、スタッフにきちんとダメ出しが出来る
毅然とした正社員がひとりも居なかった事が一番大きいと思う。
(まー、それも社員さん達の性格だったりするんですけどねぇ^^;…)


元々は一緒のグループだったのに、
企業内の指針によって、違う事業部の配下に分離させられ、
昨年、その「指針」の変更によって再び合併してみれば、
両者間のスタッフのスキルや主体性、仕事への取組み姿勢は
別れていた数年間のうちに、天と地ほどの開きが出来ていた。


今、どんどん数が増えているのは、
合併前の過去なら「正社員⇔契約スタッフ」
の、二元体制を取っていた平日勤務のスタッフである。

自主運用に慣れていて統制が取れている
24時間契約のスタッフは、
夜勤や土日も勤務があるローテーション制なので
平日であっても、毎日一定数が公休に当たっており、
それなりの人数がいる割には、一日あたりの出勤者数が
とても少ない。


同じ職場でありながら、
そうなるとどうしても、数に勝る平日勤務スタッフの
もともとの甘い体質が全体に広がっちゃうんだよなぁ。。。


    *    *    *    *    *    *


新人は数だけ増えても、
信念を持って育成しなければ戦力にならない。
そればかりでなく、仕事人として
一刻も早く独り立ちしてくれないと、
いつまでも先輩達の手を煩わせ、
彼らの稼動を大いに食って、割に合わない。


「これだけ人が増えているのになぜ実績があがらないのか?」
と、主任は私に聞いてくるけど、
そんなのわかりきってるよ(笑)。
新人スタッフを鍛錬していく、真のリーダーが、
平日勤務スタッフの中には誰も居ないんだ。


「リーダーなら、この前、AさんとBさんを
配置したばかりでしょう?」(主任/50代前半・男性)


うーん、それ、ちょっと違ったのよね。。。
長い間リーダー制を取っていなかった
平日班のメンバーから
取ってつけたようにリーダーを選任しても、
彼ら彼女らはどう動いていいかわからず、
自分達で人を育てるノウハウがない。


つまり、正統なしつけと指導を受けて来なかった人は、
人を指導したり、しつけることは出来ず、
ダメ出しされた事が無い人は、
他人にダメ出しをすることができないのだ。


また、スタッフ側のリーダーの下で
仕事をしてきたことが無い人には
リーダーとはどんな業務なのか、
具体的なイメージが希薄で、
お願いしてもすぐには、場を仕切ったり
指導力を発揮できなかったりする。
人をまとめた経験の無い人なら、
その傾向はよりいっそう顕著だ。


そうでなくても、「お友達感覚」で
和気藹々とほのぼの仕事してきた集団なので
突然、何かの役を任じられて上に立ち、
今まで同じ立場で仲良くやってきた同僚たちに対して
何かの指示を出したり、指導をしたり、
ときには注意して叱らねばならない…
という仕事は、勇気が無くては遂行できない
(できればやりたくない)恐ろしい役目なのだった。


だから、せっかく指導的な役目に人を配備しても、
皆、他人に対しては及び腰で、リーダーシップはなく、
傍から見ている私にとっては、
「どうしてこうしないんだろう?」「こうすればいいのに…」
の連続で、これでは新人も育たず実績も伸びず、
雰囲気が締まらないのも当然だった。


    *    *    *    *    *    *


土壌の育っていないところに、
いくら私が指導や助言の介入をしても、
うわべだけの理解にとどまり、
彼らにとっては意味の無いプレッシャーだけが増えて、
結局は空回りするみたい。


そうだよな。。。
本来、リーダーの育成や、
そういった体質改善や意識の改革って
それなりにエネルギーと時間のかかる事なんだ。


思えば私達(私は24時間チーム出身)が
シャキっとせざるを得なかったのは、
厳しくておっかない某河口社員(当時30代後半/男性)が
揚げ足でも取るように、冷酷なまでに
他人(社員も含む)のミスや判断の甘さを
毎日指摘し続けてきたからだ。


「河口さんに、怒られないように。」は
班内の暗黙の合言葉となって、
痛いぐらいの緊張感を職場にもたらしたけれど、
反面、お陰で私達は急成長した。


河口さんは口うるさく感情的で、
仕事は出来ても、
人間的には「?」な人でもあったけど(笑)、
移動で彼が課を去った後、
私達は「平和」や「居心地」と引き換えに、
貴重な「タガ」を失ってしまった。


そう。今は「タガを締める」人が誰も居ない。
シビアに私が見るところ、
正社員の側に、その役目にふさわしい人は皆無だ。


それでは、スタッフ側に適任者はいるだろうか?


(つづく…)

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