« 2005年10月 | トップページ | 2005年12月 »

2005年11月の16件の記事

2005.11.27

アスペルガーな考察

【今思えばアスペルガー?】~Maybe Asperger ?~
・国語のチカラ(理数系の男)のT君 ・私の「博士が100人いるむら」の修士さん ・氏育ちの由真ちゃん

【アスペルガーを知る前】~before Asperger~
・結局言わなきゃわからない ・職場の問題は誰にある? ・場が読めない人が読めない

【アスペルガー症候群を初めて知る】~after Asperger~
・アスペルガー症候群 ・私達の困った性格 ・アスペルガーな人々 ・アスペルガーな日々 ・アスペルガーなつき合い方 ★アスペルガーな考察 ・ASをめぐる夫との会話 ・対話のチャネル ・アスペルガーな研修 ・アスペルガーな現場 ・アスペルガーな新人 ・やっぱり阿吽の呼吸ナノダ ・ASを伝えるほどに広がる誤解 ・羹に懲りて膾を吹くか…? ・彼は本当に立ち上がれるか? ・NGでも走ってみることにしたが ・読めない人 ・面接するほうのキモチ ・厄介な人(1~12) ・Mindblindness?自閉症について ・うちの亭主のメールも変(笑) ・連敗中!句読点をつけない人 ・アスペルガー症候群と犯罪 ・自閉症的なスタッフの指導 ・誉める事・評価する感受性 ・なぜ危機感にこだわるのか ・アスペルガーなユーザーサポート ・やっぱダメかな… ・その人の退職 ・お互い不幸にならないために ・この新人さんは断ろうと思う ・事前研修の私の今後の課題

自分の担当する班に関して、
育成担当の角田君と、(これまた)アスペルガーっぽい
最近入ったばかりの新人、悟さんのOJT状況に付いて話し合う。

角田:「なんかねー、なんでもかんでも
とにかくひたすら書くんだわ。それでそれに頼るのよ。
でも、うちらの仕事って作業内容を覚えて身に付けて
自分の頭で考えて調査していく仕事じゃない?
だから、『書いてばっかりいないで、
実際に手足を動かして覚えてよ。』って
何度も言っているのに、それをやめないんだよね。」

角田:「しかも、自分の書いたノートをめくって
過去のメモがすぐに見つかればいいんだけど、
それさえも出来ない。放っとくとそのまま
いつまでもいつまでもめくっているよ?」

あー。。。角田君、それね。
自分の防備録や資料として
記録しようと思って書いているんじゃないのよ。
まずは、書いて文字にしないと覚えられないのよ。
いるんだよ、そういうタイプの人。

アスペルガーの人のご本人や家族の日記を見ると、
アスペルガーの人は、耳で聞いた言葉を
頭の中で一度文字に置き換えて、
その文字を心の中で読んで内容を理解する、
といった思考の手順を取るらしい。

その代わり、文字や図形なら容易に覚えられるので、
ビジュアル的な記憶力(形状や色、レイアウト等の)は
卓越したものを持つ人が多いらしい。

角田君、本当に最優先で覚えて欲しい事柄は、
文字にして手渡してみて。
私も過去新人さんにはやってきたけど、
混乱してきたら、実例集なりFAQなり、
自分で作って印刷して手元に置いておきなさい、って
いつも言ってきた。
調査手順なんかは、紙に書かせて目の前に貼らせて、
「必ずこれを見ながら進めなさい」って言ってきたよ?
もし、資料をうまく作れないのなら、
角田君が作ってあげて、実際に机に貼ってあげるとか…

角田:「えー、それってやりすぎじゃないの?
そんなの自分でできそうな気もするけど。」

(そうなんだよ。まったくだよ。でも言わない(笑) )
でも、悟さんみたいなタイプの人は、
文字や図にすると、一発でわかったりするんだよ。
わかってもらうための努力は、やれるだけやってみない?
それに、暗記なんかは得意みたいだよ。

角田:「あー、確かに丸暗記タイプだね…」

もし、人並み以上にすごい暗記の力があるのなら、
この際、普通の人じゃ覚えられないようなことまで
全部「暗記」で行ってもらったら?
(ありえないか(笑)??)

「そ、そ、そ(笑)。でも、いくら丸暗記したって、
100人いれば100人が違う言い方をしてくる
お客様の質問には、応用がきくはずないのに。
いくら事柄としていろいろ暗記をしても、
それがいつどんなときに必要なのか理解できていないと
意味がないと思うんだけど。
それに、サービスや仕組・仕様はそれでいいとしても、
調査の部分はどうするの?
双方向で会話して、聞き取りしながら
自分で考えて、予測を立てながら調べていくわけだし…」

そうなんだよなぁ。まったくだよ。
それに、いくら丸暗記できても、
質問と回答が1対1対応で済む、
というわけでもないので、難しいよね。

角田:「それって当然でしょ?
だいたい、やる気があるんだかないんだか、
彼、全然人の話を聞いてないもん。
オレ、それが一番問題だと思うな。。。」

あー、。。。。

以下、私の心の声。

悟さんてね、
お客様に郵便局への行き方を尋ねられたときに、
「こういう風に言ってくださいね」と、
教えられたトークは問題なく出来るんですけど、
それを聞いたお客様に、「それじゃ、結構近いですね。」
と返されたら、すぐに相槌が打てない人なんですよ。
たぶん、そこから一生懸命、道順を心の中で反復し直して、
近いのか遠いのか再度、判断し直すのじゃないかな。

もちろん、これってあくまでも「例え話」ですよ?
でも、きっとそんな感じなんだと思う。

つまり、私達のたいていの人が、
「道順」を教えてもらいつつ、
「あぁ、じゃ、ここからだと結構近いんだな~」なんて
同時に考えながら聞いているのと違って、
言葉はあくまでも、文字や図形や形のある物体と同じように
彼らにとっては、単一的に提示される、
単なる音声の組み合わせなんだと思う。

郵便局は一つ目の信号を右に曲がって…
と言われれば「それが郵便局への道順である」とは思うけど、
それはもう、本当にそれだけの意味で、
そこから「近い」「遠い」とか、「時間がかかる・かからない」とか
「道が込んでいるから歩いて行ったほうがいい」とか、
通常なら抱くべき、様々な印象や考えが一切派生せず
非常に限定された一本のチャネルで人の話を聞くんだよね。

だから、極端な話をすれば、
質問の意図が急に変わってしまうと、
もう一度、今度はその目的で考え直さないと、
すぐには答えられないんです、たぶん。
しかもこの場合は、「結構近い」という距離の目安に対しても、
大変迷ってしまうかもしれない。
そのため、反応がワンテンポ遅れるか、無回答になっちゃう。

よって、決して頭は悪くないのに、
「いったい、人の話をどこ聞いてるのっ?」
「ぼーっとしている」「注意力散漫」なんて感じで
言われ無き怒りを人から買ってしまうのだ。

※アスペルガーの方達は、
自分の自然なありのままの状態が、
なぜか他人を怒らせてしまうことに
小さい頃から悩みぬいて
生きてきているようです。。。
でも、難しいよ、それ…

    *    *    *    *    *    *

角田君の言うとおり、
丸暗記では、プランごとの料金はすぐに回答できても、
「それではそのプランの特徴はなんですか?」
と、聞かれたら、悟さんなら目的も聞かずに
「そのプランの仕様を一から順に延々と」
しゃべってしまうだろうな。。。

そこでお客様がイライラし始めても、
その雰囲気に気がつかずに、
しゃべることをやめはしないだろう。
お客様が「結局、ひとことで言ってどこが”売り”なのっ?」
と、彼の話にNOを突きつけるまでは。

でも、きっと彼は、なぜ怒られたのかわからずに、
「とにかく何か悪いことをしてしまったのだ」と思い、
ひたすら、お詫びを連打しつづけるだろうなぁ。
そこでユーザーはさらに怒るだろう。
「謝ればいいってもんじゃないだろ!!!」

    *    *    *    *    *    *

ぷらさん、やっぱり彼、無理なんじゃないの?
角田君がそうつぶやいた。

だよねぇ。。。わかるんだけどさぁ。
でも、そういう察しはあまりつかない人だと思うのよ。

……

ねぇ、角田君、ここはひとつ、
出来るもの、出来ないもの、を一覧表にして書き出してよ。
ただ書くんじゃなくて、ひとつひとつ
悟さんに「これはできる?これはできる?」と
質問しながら、聞いてみて覚えてなければ、
本人の目の前で、リストに「×」と書いてあげてね。

えー、なんかやりにくいな。

いいの。そうやって結果を目に見える形にしないと
悟さんの思考は整理されないよ?
あ、もちろんできたら「○」を書いてね。
そうやって、難易度を上げていってちょうだい。

私は一体、何がやりたいんだろう。。。
成長の見込みがなさそうな新人さんに対して、
何をどうしたくて、角田君とこんな話し合いをしている?

たぶん、ただ単に時間が欲しいだけなのかもしれない。
自分も、角田君も部長も主任も「彼は厳しいよね」という
共通の結論を持つまでの。。。

だが、私達がたどり着こうとしている結論は、
とても微妙で、超えるべきハードルが存在する茨の道。
私達のように、直接雇用じゃない場合、
1人のスタッフの処遇というのは、
非常に複雑な問題をたくさんはらんでいるのだ。

    *    *    *    *    *    *

悟さんの出身校は決してレベルの低いものではない。
むしろ、区分するのであれば進学高。
が、ある程度の時間、接してみないとわからない、
勉強と業務の適性の乖離もあるんだな。
たぶん在校時には、よくある「ちょっと変わった人」
だったんだろうね。。。

でも、反復や暗記が得意みたいなので、
英語や歴史が得意だったり、
理数系に才のある人もたくさんいるとのこと。
ビル・ゲイツもそう、アインシュタインもエジソンもそうだった、
と言われると、イメージがわかるような気もするね。

アスペルガー症候群は自閉症の一種なんだって。
(語弊があるので、あんまり言いたくないけど…)
自閉症に関するどこかのサイトで読んだ、
「自閉症の人はね、みんな何かの天才なのよ?」
という関連施設の先生の言葉が心に残っている。

他人に対して、まだそうと決まったわけでもないのに、
勝手に決め付けて、書いていいのか?こんなこと…
と、思うけど、ある一定の特性を持った一団が
確実にこの世間に存在していることは事実だと強く感じる。。。

    *    *    *    *    *    *

採用や面談まで関わっていると、
そのときそのときによって、
なぜか特定の傾向があることを感じる。

金曜日、就業前の事前研修の時点で
それらしき雰囲気を強く感じた1人の新人さんに、
お断りを告げた。
経験者であるのに、当然知っていると思われることが
一切身についないばかりでなく、
むしろ他の数名に着いて来れなかった。
ここは、毅然と判断しなければいけない部分なのでは?
と、所属の契約会社に対して珍しく踏ん張った。

もしかしたら、半年前ぐらいに、
(結果的に)メンヘル系の方達ばかりの
応募→採用、が続いてしまって、
鬱、不安神経症、出社拒否症の続発に頭を抱えた
あの時期に、似ているものがあるのかもしれない。

落ち着いて冷静に行こう。

私は間違った道を歩いていないか?
ときどきそう立ち止まり、
そう自問しながらやっていくほか…
ないんだよね。

ビジネスの世界と折り合いをつけながら。




スポサーリンク

2005.11.26

アスペルガーなつきあい方

【今思えばアスペルガー?】~Maybe Asperger ?~
・国語のチカラ(理数系の男)のT君 ・私の「博士が100人いるむら」の修士さん ・氏育ちの由真ちゃん

【アスペルガーを知る前】~before Asperger~
・結局言わなきゃわからない ・職場の問題は誰にある? ・場が読めない人が読めない

【アスペルガー症候群を初めて知る】~after Asperger~
・アスペルガー症候群 ・私達の困った性格 ・アスペルガーな人々 ・アスペルガーな日々 ★アスペルガーなつき合い方 ・アスペルガーな考察 ・ASをめぐる夫との会話 ・対話のチャネル ・アスペルガーな研修 ・アスペルガーな現場 ・アスペルガーな新人 ・やっぱり阿吽の呼吸ナノダ ・ASを伝えるほどに広がる誤解 ・羹に懲りて膾を吹くか…? ・彼は本当に立ち上がれるか? ・NGでも走ってみることにしたが ・読めない人 ・面接するほうのキモチ ・厄介な人(1~12) ・Mindblindness?自閉症について ・うちの亭主のメールも変(笑) ・連敗中!句読点をつけない人 ・アスペルガー症候群と犯罪 ・自閉症的なスタッフの指導 ・誉める事・評価する感受性 ・なぜ危機感にこだわるのか ・アスペルガーなユーザーサポート ・やっぱダメかな… ・その人の退職 ・お互い不幸にならないために ・この新人さんは断ろうと思う ・事前研修の私の今後の課題

今月の半ば…
ほかのスタッフから不満と怒りが噴出している
Aさんに対してまず何をすべきか、と
深く深く考え続けていたところ、
ふと思いついて検索したのがきっかけで
「アスペルガー症候群」という言葉に突き当たった。

場が読めない、
相手や周囲の気持ちがわからない、
含みや比喩、暗黙の了解などのニュアンスを解さない、

といったコミュニケーションへの影響があると共に、
言葉に対して大多数の人達とは違う受け取りをするので、
たぶん同じ話を同時に聞いても、
ひとりだけ違う判断をしてしまうような発達障害なんだろうなぁ…
と、関連サイトや書籍をたくさん読んで、
自分なりの把握があった。
※特徴は、ほかにもいろいろ。ぜひ検索してみてください。

だったら、今、職場で問題になっているAさんのほかにも、
該当者にはおおいに心当たりがある(!)

そういった観点で、ここ数日、日記を書き、
これを機に私の人を見る目や、研修や育成の姿勢も
性善説的だった今までから、大きく変化した。

業務は電話でのお客様対応の仕事である。

先の日記とは矛盾するが^^;
持って生まれた固定的な器質として、
「人と言葉を交わす仕事」に不適格なら、
集団の品質と他のスタッフの精神的なケアのためにも
私自身が面接や研修段階で、いち早くそれに気づき、
職場に入れない姿勢が必要だろう。

この先、誰が困るか…という点をシビアに考えると、
そうするしかないのが現状だと思う。

それでは、今後、
今自分がそのように感じている人達はどうしましょう?

普通の職場で普通に働いている(ように見える)人の中にいる
「障害には見えない障害(発達障害)」というのなら、
(できれば「障害」という言葉は使いたくないのが本音…)
例えば、経験や誰かのアドバイスによって、
少しずつ、あるいは突然、「なるほど、そういう事なんだ。」
と、何かの「気付き」を経て、業務に適応していくということは
可能性が低いように思われる。

まぁそれは、ケースバイケースで、
起こった問題に対してひとつひとつベストな対応を
していくしかないかな。

全体としての自分の指針はまだ固まらないけど、
今、無理して固める必要も無いでしょう。
そういったものは、焦らずに待っていると、
ある日突然、「そうだ!これで行こう!」と、
ベールがはがれるように具体化して見えてくるのが常だもん。
いや、マジでホント、ホント(笑)。

    *    *    *    *    *    *

ここに来て、大きな発想の転換を余儀なくされ、
新たな悩みも増えてしまった私だが、
大きなメリットもありました。

それは今まで、
「この人ってどうしてこうなんだろうな?」と思う相手に対して
接し方がわかったこと。

アスペルガー症候群に関して
ご本人やご家族の日記などをいろいろ読むと、
彼らが何が不得手で、何に混乱するか
よくわかる。

それはアスペルガー症候群じゃないと思える人に対しても、
かなり応用が利くものだと思う。
アスペルガー症候群の特徴を読んでいると、
特定の部分だけ取り出せば、「そこだけ似ている!」
と思う人は自分の周りにたくさんいるんだもの。

まずは、「なんでこうなの?」と思わずに、
サクサクと実践していけばいいんだよな!

    *    *    *    *    *    *

■うちの主任
元より話がかみ合わないところがある。
「だから、そういう意味じゃなくてぇ~」と、
誰もが一度や二度は語気を荒げたくような人だ(笑)。

主任はどんな事でも、まず紙に図で書く。
「○○に関して○○という問題が出てきたのですが…」
と、相談を持ちかけると、
すぐに紙とペンと取り出して
「Aさんがいて、ここにBさんがいて…」
と、図に書こうとするので、
二言、三言、ちょっとした
会話のやり取りで済むと思っているこちらとしては、
「時間もないのに、なぜこうもいちいち図にしたがるのだろう?」
と、テンポのいい会話をさえぎるような
「謎な行動」と思っていたが、今回、それは違うとわかった。

アスペルガー症候群の人は、
言葉よりも図や文字のほうが、
すんなり頭に入るという。

主任がそうとは思わないが、
そういった器質を持つ人もきっといるだろう。

するってぇと、何かの目的があってやっているわけではなく、
単純に図式化しないと、自分の頭に入らないんだな、これは。

なるほど!だったら、私も主任に訴えたいことは
紙とペンを用意して、
図に書きながら彼に説明すればいいわけだ!

と、思って実際にやってみると、
これが!驚くほどの効果!!

ピントがずれたりせず、
しかも話が早い!早い!
これをやって初めて、
他の上司と同じ雰囲気で
即効性があってスピーディな打ち合わせが
可能となる(笑)。

すげー。そんなもんか(笑)。

■青りん
毎日の朝のミーティングで、
いつも同じ、機転の利かないうっかり屋さんが
口うるさい正社員から、毎朝毎朝叱られるのを
極端に嫌った。

私達が「ほら見ろ!」と、半ば胸のすく思いで
冷ややかにその場を見ているのと違い、
その後はいつも、周囲の誰に対してもヒステリックになった。

青りんが注意されているわけでもあるまいし、
何をいちいち、こうカリカリしているんだろう?と
こっちまで不愉快な気分がした。

それは、「二度と同じ事で注意されないように
皆でお互いに気をつけて行かなきゃダメジャン!」
と、全体に怒りをぶつけているわけではなく、
どちらかと言えば、精神的な不安定さを感じたりしたが、
アスペルガーのお子さんを持つお母さんの日記を読むと、
その子供さんは、「先生がクラス全体の場で何かを怒る」
という場面は、とても苦手らしい。

なるほどね。あの状況そのものが、
キミを言いようの無い不安に陥れたのね?
同じタイプの人に次に出会ったら、
今度はわかってあげよう。

■うちのご亭主(笑)
車の運転がすごい下手!
どんな車に乗っても無傷では済まないので、
彼には軽自動車を預け^^;、私が大きいほうに乗っている。

道順も本当に覚えられない。
今までは「覚える気がないんじゃないの?」と、疑っていたが、
たぶん、本当になかなか覚えられないのかもしれない。

私が助手席で道案内しているときに、
「あ、その先を左に曲がってね」というと、
それが農道であろうが、他人の家への私道であろうが、
何も考えずに、直近の道に入ってしまう。
私、怒る(笑)。
「どうみたってここが行き先じゃないのはわかるでしょ?」
「あ、そうか…」
(たぶん「曲がれ」といわれたから曲がっただけなのだ。)

私を下ろすときにも、平気で水溜りのところで止めたりする^^;
数分の用事で、道端に停車してもらうときも
普通では考えられない場所に止める(笑)。
(人の家の出口の前とか、どこかの会社の敷地に入るとか)
何度言っても長年直らないんですが、(改善はされているけど(笑))
これも配慮とか倫理感に欠けている訳ではなく、
そもそもそういった判断が身から湧き上がらないってことか…
じゃぁ、「あそこに止めて待っててね」と、
こっちから指定して言わなきゃダメね(笑)。

    *    *    *    *    *    *

アスペルガーっぽい人達に対しても、
指示出しや話し方に気をつけてみる。

「その辺でちょっと待っててね」とは言わずに、
「3分だけそこに立って待っててね」と言ってみる。

アスペルガーの人は、曖昧な表現が通じないという。
言葉を非常に直接的にとらえるので、
「その辺」「ちょっと」という言い方は、
「『その辺』てどこ?」
「『ちょっと』ってどのぐらい?」
と、彼らの思考に混乱をもたらすという事だ。

実際にそのように言ってみると、
次なる質問も出ずに、
すぐに理解して、言ったとおりにしてくれる。

「この前入った新人さんの調子はどう?」
と言いかけて、気がつき、
言葉に出す直前に言い方を変える。

「この前、あなたの班に入った新人さんの研修は、
今どの段階まで行っているの?」

「はい。『サービス知識概要』が終りました。」

すんなり回答が帰ってくる。
「理解できなくて、質問をしてくるような事はある?」

「今のところありません。順調です。」

「そう、よかった。(頑張ってね、とは言わず)
ゆっくりでいいから、地道に教えてあげてね。」

ここで「頑張ってね」なんて行ったら、
彼、本気で、夜まで残業させてまでも研修を強要
しちゃいそうだもんな(笑)。(彼は班長なのだ^^;)

アスペルガーってそういう人達なんだよ、つまり(笑)。




スポサーリンク

アスペルガーな日々

【今思えばアスペルガー?】~Maybe Asperger ?~
・国語のチカラ(理数系の男)のT君 ・私の「博士が100人いるむら」の修士さん ・氏育ちの由真ちゃん

【アスペルガーを知る前】~before Asperger~
・結局言わなきゃわからない ・職場の問題は誰にある? ・場が読めない人が読めない

【アスペルガー症候群を初めて知る】~after Asperger~
・アスペルガー症候群 ・私達の困った性格 ・アスペルガーな人々 ★アスペルガーな日々 ・アスペルガーなつき合い方 ・アスペルガーな考察 ・ASをめぐる夫との会話 ・対話のチャネル ・アスペルガーな研修 ・アスペルガーな現場 ・アスペルガーな新人 ・やっぱり阿吽の呼吸ナノダ ・ASを伝えるほどに広がる誤解 ・羹に懲りて膾を吹くか…? ・彼は本当に立ち上がれるか? ・NGでも走ってみることにしたが ・読めない人 ・面接するほうのキモチ ・厄介な人(1~12) ・Mindblindness?自閉症について ・うちの亭主のメールも変(笑) ・連敗中!句読点をつけない人 ・アスペルガー症候群と犯罪 ・自閉症的なスタッフの指導 ・誉める事・評価する感受性 ・なぜ危機感にこだわるのか ・アスペルガーなユーザーサポート ・やっぱダメかな… ・その人の退職 ・お互い不幸にならないために ・この新人さんは断ろうと思う ・事前研修の私の今後の課題

それで何かが変わるという事は
きっと無いだろうとわかっていながら、
私はなぜ、OJT担当に
指導法の見直しを指示したのだろう…

それはたぶん、新人の悟さんを
立ち上げて欲しいというよりは
「あなた自身が変わってね」という
願いが強かったからにほかならない。

OJT担当の角田君は、
仕事が出来る代わりに、
自分に着いて来れない人に対しては
サポートを面倒がるところが以前からある。

「あまりにも何もわかっていない」
「あれも知らない、これも知らない」
と、ときに苛立つけれど、
それはその時点で教えてあげて
そこで相手が理解すればいい話であって、
そうでなくてもとっ散らかっている新人さんの思考を
ひとまず整理させてあげるのも、
育成担当の仕事ではないか…
と、思う。

また、「自覚が無い」「努力をしない」
「質問や確認を一切してこない」
と、陰で眉をひそめて首をひねるけれど、
それではその部分をどう本人に伝えたか?
というと、実は何も言っておらず、
何の助言も指導もしていない。
そこで立ち止まらせること無く、
心構えや姿勢については
何も触れずにスルーしている。

でもなぁ…、相手が誰に限らず、
そういった事は難しいだろうな。
角田君、なにより若いし、
どちらかと言えば理論派技術系の人だし^^;、
目の前の現象を固定された既定事実と捉えがちだ。

基本的に人当たりがよく柔軟で、
とても優秀な人なんだけど、
自分とのレベルに大きな開きがある人との
差異を埋める手立てに対して
まだノウハウのストックがないのだろう。

過去、一部の新人さんからは、
「聞いてもさっぱりわからない」
「わからないから質問しているのに、
『わかっていない』事に対して突っ込みを入れてくる」
と、不評を買っているのも事実(笑)。

それに、身の回りの事柄に対して、
YesかNoか、TRUEかFALSEか、を返しながら
歩いている人にとって、
「自分が変われば結果も変わる」という発想には
なかなか至りにくいもんね。。。

現場のOJTや研修担当は教育者ではないのだから、
決して「全人的に人を導き教え育てる行為」が本業ではなく、
規定の業務さえ教えてあげればあとは本人次第、
「それでわからないなら業務失格」というシンプルな判断は
非常にまともで、
仕事の現場にふさわしいものだと思っているが、
だったら、現在のスタッフの半分は(私も含めてσ(^^;) )
NGを食らって、今ここにいないだろう(笑)

初心者でもスキル不足でも、
暖かく長い目で見守ってもらえたからこそ
みんな安心して成長してきたのだ…と思えば、
「今、できないからNG」という考えは、
ちょっとだけ変えてもらわないと、困るなぁ、と感じる。

というか、数年間、彼の前任で研修を担当してきて、
せっかくケースバイケースの実例が、
自分の身のうちにあるのだから、
それは伝えて共有して、
育成担当者自身をまずは育成しなきゃならないんだよね、私は。

    *    *    *    *    *    *

と、いうわけで、OJTの進捗が芳しくない
悟さんに関して、角田君と話し合ってみる。

悟さんと接したスタッフの話も併せて考えてみると、
彼はやはり、今までの新人さんとは違うようだ。
初心者だから「わからない」のではない、と感じる。

うん、そうだね。。。私自身は個人的に、
ここ数週間、私がずっといろいろ考え続けている
アスペルガー(症候群)なタイプの人だと実は思っている。

もし私が彼の替わりに悟さんを担当したら、
今よりはもっと成長させてあげられる事には自信があるけど、
(今は別の研修を担当しているので、時間的に不可能)
それでやっと底辺グループにたどり着くぐらいだと思う。
いくら身を粉にしても、悟さんが短期間に、
平均的なレベルに到達することはないように思われる。

だったら、無駄なことはさっさとやめてしまえばいいのだが、
相談してみた部長も主任も、
「教える側に問題があるんじゃないの?」
と、角田君の手腕を疑うので(ある意味当たっているけど(笑))
(こりゃ、あかんわ^^;…)と、思う。

部長も課長も、角田君の気質は少々見抜いているけど、
その傍ら、「どうしても立上げ不可能」な
タイプの方がいるという考えは否定しがちだ。

「どんな人でもやればできる」
「やってできなければ、居心地も悪いし
本人もそれを自覚して
退職を申し出て来るはずなんじゃないの?」

うーん…違うんだよなぁ。。。
そういった空気を読めないのが、
アスペルガーなタイプの人達なんだ。
「自覚」という言葉の指す意味そのものも、
私達が考えるそれとは、(たぶん)大きく
食い違っているはず。

埒があかないので、三者で話し合う事にする。

ここでの私の「仕事」は、
主任に現状を認識してもらうこと、
角田君には、悟さんへの接し方や指導法を工夫してもらうこと。
その結果、どこがどんな風に変わったか。変わらなかったか。
三人の気持ちが合って初めて、
「それじゃ、この先どうやっていきましょうか?」
という次のステージに移って行ける。

人の尊厳を願い、不要な誤解を恐れ、
自分の契約会社から
企業に人を入れている自分の立場など、
様々なことを考えると、
「世の中には『アスペルガー症候群』というタイプの人も
いるんですよ?」などとは、口が裂けても言えない。

表情とか話し方とか、立ち居振舞いとか
パッとみた感じ、
「なんかちょっと変わっている人だな」と
直感で感じる感覚の正体と正解は、
そこにあると、私は勝手に思ってはいるけど、
基本的にまじめでいい人なので、
マニュアルどおりに物を仕上げるような職場なら、
上司に怒られ怒られしながらも、
長く働いていけるのにな…と、客観的に思う。

どこへ行っても「使えない」という人ではない。
でも、外観ってやっぱ大事だな。。。

    *    *    *    *    *    *

とりあえず、自分の真意は伏せたまま、
「もう少し工夫して、接してみてくれない?」
と、角田君に頼んでみる。

主任も脇から、「私からも頼むよ」と口を挟む。
マズイ、この流れでは角田君が悪者になっちゃうな^^;

「主任?角田さんがどんなに努力してどう頑張ってみても、
ダメな場合だって、あるかもしれないんですからね(笑)?」
と、主任にも言う。

「それはそうだけど、まぁ、やれるだけの事はやってみてさ♪」

角田君が、「わかりました」と返事をした。

「角田君、これからまた、たくさんの新人さんを
お願いすることになると思うけど、
その中にはスキルの高い人もいれば低い人もいる。
男性女性、年齢、相性…たとえ、どんな人が来ても、
角田君が上手に育成してくれれば、
『あの角田さんが教えてダメだって言うんだからダメなんだろう』
と、角田君の判断が皆に認められるようになるよ?
悟さんに対しても、彼に合うようなアイデアを考えて
やれるところまでは、いろいろ試してみたら?」

主任が横でうなづいた。
これで角田君への要望は
主任も同意したオフィシャルなものとなった。

あぁぁ…利用しているんだよな、私は^^;。
悟さんを。主任を。そしてこの状況を。
角田君の育成力アップのために。。。

悟さんの立上がりを願ってのものじゃない、なんて
これを読んだ人しか知らないよ^^;。
さっさと次の日記を書いて
トップページから落としちゃおう。。

(つづく…)




スポサーリンク

2005.11.24

アスペルガーな人々

【今思えばアスペルガー?】~Maybe Asperger ?~
・国語のチカラ(理数系の男)のT君 ・私の「博士が100人いるむら」の修士さん ・氏育ちの由真ちゃん

【アスペルガーを知る前】~before Asperger~
・結局言わなきゃわからない ・職場の問題は誰にある? ・場が読めない人が読めない

【アスペルガー症候群を初めて知る】~after Asperger~
・アスペルガー症候群 ・私達の困った性格 ★アスペルガーな人々 ・アスペルガーな日々 ・アスペルガーなつき合い方 ・アスペルガーな考察 ・ASをめぐる夫との会話 ・対話のチャネル ・アスペルガーな研修 ・アスペルガーな現場 ・アスペルガーな新人 ・やっぱり阿吽の呼吸ナノダ ・ASを伝えるほどに広がる誤解 ・羹に懲りて膾を吹くか…? ・彼は本当に立ち上がれるか? ・NGでも走ってみることにしたが ・読めない人 ・面接するほうのキモチ ・厄介な人(1~12) ・Mindblindness?自閉症について ・うちの亭主のメールも変(笑) ・連敗中!句読点をつけない人 ・アスペルガー症候群と犯罪 ・自閉症的なスタッフの指導 ・誉める事・評価する感受性 ・なぜ危機感にこだわるのか ・アスペルガーなユーザーサポート ・やっぱダメかな… ・その人の退職 ・お互い不幸にならないために ・この新人さんは断ろうと思う ・事前研修の私の今後の課題

アスペルガー症候群。

発達障害で自閉症の一種とあるが、
世間一般の人達が思い描くような「障害」ではない。

「知能や言語の遅れは無い(場合が多い)」とあるが、
職場で「この人ってもしかして…」と思うような人は、
普通に高校を出て、一部は短大や四年生の大学を卒業し、
「遅れは無い」どころか、学歴はいたって普通かそれ以上。

ただし!同じ事で何度も注意される。(しかも直らない)
それを自分の問題と感じ、修正しようとする気配がない。
(直そうとする気がないように思える。)
誰もがわかるような簡単なことができない。理解もできない。

質問に対する回答の主旨がいつもずれる。
しかも話の内容に結論が無く、うんざりするほど詳細で長い。
(「だから、結局何なの!!」と、怒鳴りたくなる)
空気や場の流れを読んで、
自分の言動を適宜変えることができない。
周囲と自分を合わせる、という事ができない。

突然の予定変更や突発事項に最高に弱い。(対応できない)
たぶん、自分の理解の範疇を超えてしまい、
頭が全くついていかないのだろうと思う。
ある人は苦しそうに顔をゆがめ、ある人はキレたように怒り出す。
それが上司だった場合、「できない!」と検討もせずに
バリアを張るかのように、即座に突っぱねたりする。

こんな男女なら、職場にたまにいるんじゃないだろうか…

悪い人じゃないのはわかっている。
だから、幸運にも暖かい気持ちの集団に属していれば、
「変なヤツ」「変わっている」「場が読めない」「気が利かない」
などの言葉であっさり片付けられて、小さな摩擦は数々あれど
暗黙の了解のもとに周囲が何がしかのレッテルを貼って
自分達の膨れ上がりそうなストレスと、上手に折り合いを
つけたりする。

が、たいていの人は、
彼らの思考回路が自分達とは全く別物とは思わないので、
業務が理解でき、
ときには難しい作業を簡単にこなすことができるのなら、
その他の能力もまた、それに合った平均的なものを持っている
と、つい思い込んでしまう。

なので、集団の中のルールや常識、
決められた作業や状況判断がなかなかできない事を
本人の努力や自覚が欠落しているせいだと考えてしまい、
「いったい、本当にやる気あるの?」
「人を馬鹿にしているんじゃないの?」
と、心底嫌悪の目で見られ、それと同時に
身近に接している人達に多大な精神的ストレスを与える。

それでも、頭脳が優秀な人はまだいい。
「頭が良すぎて変な人」は、
昔からパターンとして認められており^^;
人の上に立つような業務でなければ
あまり騒々しい騒ぎにはならない。
が、それがリーダーだったり上司だったりした場合は、
周囲の大きな迷惑となり、精神的負担でグループが疲弊する。

また、そうでない場合は「トロい」「愚図」「おかしい」と、
周りから非常に冷たい目で見られ、
無視や仲間はずれにされるばかりでなく、
軽蔑やいじめの対象になってしまう。

自分の真意やニュアンスがなかなか相手に伝わらない。
何を言っても相手が一回で理解しない。という事実は、
理屈では言い表せない不快感と怒りを撒き散らし、
その事実を当人が一向に理解していない…ことがまた、
一層、周囲の根強い苛立ちに輪を掛ける悪循環なのだ。

「300人に1人」から「100人に1人」まで、
発生率はサイトや資料によってかなりのバラツキがあるが、
疑わしき人が50数名中3人てのは、多すぎるね^^;
でも、彼らとコンピュータは非常に相性がいいらしいので、
それもまた、ありがちなのかな…とは思う。

    *    *    *    *    *    *

長くなってしまったが、
私が自分の言葉でとらえたアスペルガー症候群の人と
周りの人達との関わりあいは、以上のようなものである。

そして、「そうなのではないか?」と、私が考えている人が
少なくとも職場に三人はいる。。。
「傾向を感じる」というのなら、もっといる。

もちろん、私が勝手に思っているだけ。
ご本人にとって、こんな失礼な話は無いだろう。
ですが、関連サイトや書籍を読むと、
「これだ!」と膝を打ちたいような感覚があるのはなぜ?
気ままな個人日記なので、例え偏っていても
思うままに書いてみようと思う。

でも、わかってもらえないんだよ。
実際にそんな人達に出合った経験のある人でないと、
この見極めの感覚が…

「場の読めない人や、かみ合わない人なら
よくいるじゃない?
なんでもかんでも、そのせいにするのは
それがぷらちゃんのマイブームだからじゃない?」

まぁ、それは確かにあるかもしれないけどね^^;
ただひとつ、言える事は、医療的な「診断」は
この際、自分にとってさほど重要ではなく、
そういった傾向が明確に歴然としていたり、
または、それに似た器質を持っているその他の人達への
職場的かつ会社的な対策なんだよね。

    *    *    *    *    *    *

「ふーん、でもどうやってそれがわかるの?」
と聞いて来る同僚は、たぶんそんな人達に遭遇したことが
ないのだろうと思う。

私の第一の判断は、その人と接してみて
すごく困っちゃったことがあるかどうか…かな。。。

彼らは、研修時の飲み込みは少々悪いけど、
与えられた仕事はひととおりこなす。
マインドも全然悪くない。
よって、私達のようにリーダー制を敷いて
契約スタッフだけで業務を回しているような職場では、
ひとりひとりの資質は責任者たる正社員には見えにくく、
引継や共同作業、そして突発の緊急時等、
その人の真価が問われるシーンにおいて、
「何かが一本ずれている^^;」という点は、
直接接触の少ない正社員には、なおさら伝わりにくい。

■前ぽん(仮名)
グループの班長。高学歴。
だが、班長としての才覚がないばかりでなく、
大事なことはなにひとつやらず、
言っても一向に直らない(らしい)。
周囲の望む班長としての自発的な行動が全く出来ない(らしい)。

「明日までに仕上げてね」と、上司に言われた資料も作らない。
この人へのスタッフからのすさまじいブーイングの嵐によって
私がいろいろ調べ始め「アスペルガー症候群」という名前を
始めて知るきっかけになった人。
※各サイトに記述されている「特徴」はビンゴ!すぎる^^;。。
(参考:11/16「アスペルガー症候群」

私が直接担当していないグループなので、
謎な言動を現行犯(笑)?で見たことは無いが、
先日のリーダー研修では、
研修が終ってもなかなか帰らず、
さほど重要でもない内容の話を延々と「ご報告」され、
「時間がないから」と、やんわり話をさえぎっても
何が言いたいのかわからない話が延々と続き、非常に困った。

■悟さん(仮名)
研修で様々なノウハウを教えても、
作業と目的が一向に結びつかない。
言われたことはその場でできるが、
その作業が必要なときに、それを思い出して、
自分でやる発想がない。
よって、他人にの目には、
教えたことがまったく身についていないように思え、
「今まで一体何やっていたの?!」と、サジを投げられる。

■唯ちゃん(仮名)
生真面目。頑なにルールを守りすぎるあまり、
どんな小さなことでも過敏に重大にとらえて、
小さな報告や相談事でさえも、わざわざ予約をとって
契約会社にやってくる。
他の人が、メールや電話で済ますような事でも、
その判断ができず、逆に、伝言でもいいから一刻も早く
会社に伝えて欲しいようなことでも、担当者が不在だと
担当者が帰るのをいつまでも待っていたりする。困る。
緊急性、重要性、の優先順位がちょっと…

■上山さん(仮名)
理屈っぽく少し癖のあるしゃべり方。
ホームページと実際の人格がかけ離れているので驚く。
掲示板のレスは思わず噴出すようなユーモア満載なんだけど…。
対応したことの無い問い合わせを受けると、
一瞬にしてキレ気味になる。
以前、別な職場の研修をお願いしたことがあるが、
「建前上、やればいいだけの研修で、時間つぶしでもいい」
「とりあえず項目だけ渡すので、進め方は任せるよ」
と、詳細に事前説明したはずなのに、
「何をどう教えたらいいのか打ち合わせしたい」
と、毎日、研修が終るたびにしつこく電話が来て困った。

■タツノ君(仮名/退職者)
どこに行くにも着いて来て、結果食事も休憩も皆同伴^^;
ひと目が気になる私は、誤解されないよう苦慮(笑)。
作文が苦手で、業務上必要な文書がうまく作れない。
非常に高スキルなのに、お客様の質問内容がくみ取れず、
研修担当の物言いが高飛車だったり、
職場で理解不能なことがあると「あいつおかしい」と切れて
自宅で一人で暴れ、襖もボコボコ、
携帯もどこかに投げつけて壊してしまったらしい。

■川田さん(仮名)
決められたスケジュールどおりに行動することができない。
遅刻が多い。夜勤の仮眠時間を守れずに寝過ごして
それが緊急時だったために、責任者に激怒される。
他人の作ったものを引き継ぐときに、前任のレイアウトを
踏襲せずに、言っても言ってもオリジナルに作ってしまう。
次のシフト勤務者への引継時間を守れず、話が長いので
定時退社時間を超過してしまい、残業になってしまうのが
「空残業」と見なされて、何度も注意を受けているがなぜか
一向に直る様子が無い。今まさに問題になっている。

他人との接触を拒み周りに馴染もうとしないばかりでなく、
人に声を掛けられたりすると、全身で拒否反応をしめしたり
気に食わない事柄に対しては、上下関係を無視した態度で
激しく食って掛かるので、周囲の評判が異常に悪い。
「どんなに困っていてもあいつだけは、オレは助けない」
と、社員にまで言われている。バイクで小さな違反多数。

■坂さん、唐田くん(仮名/退職者)
他の部署でのロープレ&実務失格者。
言われたことは覚えられるのに、
お客様対応の練習ができない。
どちらも、プライベートの話はメリハリ無く長い。
場違いな話題を出したり、
「今更?」と思うような質問が頻発。

実際のお客様対応でも、手順を頑なに守りすぎて、
様々なお客様のお問い合わせに対して、
一切の判断なしに、マニュアルどおりの受け答えを
押し通そうとするので、かみ合わない奇妙な会話となる。
「人の話をよく聞いて」という指示が理解できない。
唐田くんは、本をうまく音読が出来なかった。

思えば、心身症的な雰囲気の人を除き、
私がこのblogで頭を抱え愚痴を吐き、
どうしたものか…と一生懸命考えながらやってきた人達は、
かなりの割合で、その傾向が強いのよね。(と、気がつく)

    *    *    *    *    *    *

こんな事を書くと、このような人達を
なぜ面談をパスさせて職場に入れたのか、
と、私の人をみる目が強く疑われるので、
本当は、書いていて恥ずかしいし、
本来なら、書くべき内容でもないかもしれない。
※実際、私の知らないところで私への批判も相当されているだろう…

思えば私の面談は、かなり「性善説」的なものであったと思う。
「人は皆いい人」で、少し話してみて問題を感じなければ、
他の資質もそれなりに平均的だろうという思い込み。
おかしいな?と、普通は思うようなことでも、あまり気にせず、
スルーしてしまう「お人よし」で「間口の広い」性格^^;

私の拙文ではあまり感じ取れないかもしれないが、
ひとりひとりは悪人でなくとも、
そのもって生まれた資質が
職場の大多数のスタッフの、
大きなストレスになっている事実を思えば、
これからは、「性悪説」的な面談と研修を
行っていかなければいけないのだ、と痛感する。
入れてしまってからでは、遅いんだよなぁ…
一度走り出してしまったものに対策を取る会社としての労力よりも
そもそも職場に入れないことが最大の目標となるだろう。

でも、はっきり言って、それって100%の判断は
不可能だよね。。。
就業に問題がないくらいの、アスペルガー"的"な人達は、
集団の中で、実際に実務をさせてみないと、
見えてこないことが多いからだ。

    *    *    *    *    *    *

先日の研修で、課題を出したときに幾度か回答がずれる人がいた。
内容が間違っているのではなく、やっていること自体が違うのだ。

それは例えば、服を見せて「この素材は何ですか?」
と質問し、皆が「ウール」と回答する中で、
ひとりだけ、「セーターです」といっているような感じ。

提出物の名前は「フルネームでお願いします」
と、何度か言ったのに、最後まで名字しか書かなかった。

きちんとした資格を二つも持っていて、
見た目も顔立ちの整った(女の子に人気の出そうな)
スーツの非常によく似合う、ビジネスマン的な好青年である。

が、…気になる。。。ただのうっかり屋さんなら
まだいいんだけど…。大丈夫かなぁ…。
しかし、この段階では、まだ何もわからないし確証も無い。
この時点で、就業を阻止できるような事実はなにもないし。。。
もう少し時間があれば、見えてくるものはあっただろうか。
自分の勘を信じて、何らかの対策を取るべきだったのでは?
もし今、私が雇用者なら何かの理由をつけて彼を断るかも。

疑い始めれがキリがないというけれど、
「あれ?」と感じた自分の声には耳を澄ましていたい。
そして、心の準備をしておこう。仕組みも少し変えていきたい。

本当に素質のある人まで誤解して
変な判断をしてしまうことよりも、
今、この時点では、
手のかかる人を入れたくない思いのほうが強い。
どちらがデメリットが大きいか…といえば、
後者の方が今は大きいよ。
この頃、一気に問題が出てきているので。

そう。。。前ぽんや川田さんに対しては、また
「どうにかして欲しい。そうでないと退職も辞さない。」
というスタッフからメールが来た。
すでに、その件では一人辞めている。

悟さんには、OJT担当からスタッフ交代の強い要望が
突きつけられている。

上山さんからは、
「精神的に辛く、病院に行った。医者に長期療養を勧められた」
という問題児本人からの相談が上がってきている。

このままでは、何かがどんどんほころんで行きそうな気がする。
ASの方達の日記を読むと、
たくさんの人が自分と他者との違いに悩んでいるが、
周りもまた、理解できない彼らに費やすエネルギーが辛いのだ。
何よりも業務の品質が保てない。
が、人が非常に足りないこの時期に、
スタッフ交代の体力が、もう私にも会社にも無いよ。。。

ちょっと…追い詰められてきましたねぇ^^;
ピンチです。

たくさんの優秀で有能な契約スタッフが
社員を上回る実績をあげている現場なのに、
そこに紛れる一部のスタッフが、
会社の評価を著しく下げているのではないか?
と思うと、なんとかしなくては、思わずにいられない。




スポサーリンク

2005.11.21

同期会だぜ!UFO!

先週の土曜日は、高校の部活の同期会だった。
9月に仲間のひとりから
「お付き合い」で、高校全体の同窓会総会に
グループで強制参加させられた?のが縁で、
何年かぶりに交流が復活した。


9月のやつは、「総会」ですから、
昭和8年卒のおばあ様から
私達の少し下の世代まで、
女性ばかりがホテルの大広間に集う様は
壮観?ではあったけど、
(ほぼ役員とその知り合い(笑) )
個別に積もる話が十分語り合えず、
ちょっとしたフラストレーションを感じて
その日は別れたのだった。


次回はやっぱり「酒ですよ、酒!」てな感じで
おとといは同じ部活の同じ学年12人のうち、
6人が集まりましたが、距離的に無理な3人を除けば
まずまずの参加率ということでメデタシメデタシ!


というか、おい、ヤッチン!
「今日は仕事がちょっと…ごめーん♪」てのは、
「どうせ、期末テストの問題がまだ出来てないんだよ(笑)」
って、ウチラにはバレバレだぞー(笑)
(彼女は中学の数学教師)


他にもなぜか、学校や医療関係者が多い仲間達と、
いろいろな話題で話し込む。酒席とは思えない真剣さ(笑)。


栄養士、保健士、元教師…と、
仕事を持っている(又は持っていた)人が多いので、
まるで本音ベースの異業種交流のようで(笑)、
やっぱりその道で20数年もご飯を食べている
スペシャリストな友人達の話は、
本当にその辺のヘタな書籍よりも
はるかに面白いよね。
なるほどなー…と、うなづくことしきり。


もちろん、合間には、
いまだジャニーズの追っかけをやめないサッちゃんの
「愛しの東山論」とか、
「それでもやっぱりジャニーズが好き論」とか(笑)、
「ジャニーズ系は韓流には絶対ハマらない論」とか。


家族で寝ているのに、
隣室に泥棒の物音がして近くのコンビニに逃げた怖い話とか、
「あの事件って実はうちの近所なの」的噂話とか、
爆笑したり、怖くなったり、驚いたりした一次会でした。


    *    *    *    *    *    *


さーて、二次会はカラオケだよっ!


誰だ!90年代以降の歌は禁止!なんていうヤツは(爆)!
「えー(ぶーぶー)!」と言いつつも、みんな結構その気で
古い歌ばかり拾っては歌う。


「オリビアを聴きながら」「飾りじゃないのよ涙は」
「埠頭を渡る風」「異邦人」「タッチ」「時代」
…と出るわ、出るわ(笑)。


圧巻はやっぱりピンクレディー(爆)!
誰かが歌ったメドレーで
なんで全員、全曲踊るんだよっ(爆)!
おー!なんだ?なんだ?このいいノリは(笑)!


そーかー…。。。
当時好きだったアーチストや
世代を彩る名曲は数々あれど、
結局私達の盛り上がりって、歌謡曲!
そして時代の共感なら
ピンクレディーに尽きるわけだったのね^^;…


(そう言えば、
ピンクレディーが歌えるカラオケの集まりなんて
私は出たこと無いもんな(笑)…)


でもさ、いい年齢になった6人が、
お酒を飲み飲み、一糸乱れぬタイミングで
「ユッフォー!」ってのは、絶対おかしいわ(爆)!


他の人があの場に居たら、はっきり言って
思い切り異様だったと思う(笑)。


何年経っても、長い時間があいても、
会えば昨日まで高校生だったように、
一瞬で当時のノリに戻ってしまうのが、
旧友のいいところですよね!


家に付く頃、サッちゃんから携帯にメールが来る。
「二次会がカラオケになってしまったので
しゃべり足りない!!!」
あー、あー、わかったよ。
(ワガママなやっちゃなー、相変わらず(笑)!)
ジャニーズの話だったら、また今度聞いてやっからさ~(笑)。
と、返信。


今やどの職場にあっても、年齢的に少数派で先輩で
ちょっと孤独な私達。
異世代の中に普通に溶け込んでやっているように見えて、
こんな同級生ばかりの集まりに出てみると、
あまりに居心地がいいので、あれれ…と思う。
気楽でまるで我が家に帰ってきたようだ(笑)。


「久しぶりで大騒ぎ」、と言うよりは、
当然のように集まってはしゃべる
毎日の続きのようでした。


楽しかったと同時に、なぜか少々ほっとして
お日様のようにあったかい気持ちで
帰宅したぷらたなすでありました。

2005.11.20

私達の困った性格

【今思えばアスペルガー?】~Maybe Asperger ?~
・国語のチカラ(理数系の男)のT君 ・私の「博士が100人いるむら」の修士さん ・氏育ちの由真ちゃん

【アスペルガーを知る前】~before Asperger~
・アスペルガー症候群 ★私達の困った性格 ・アスペルガーな人々 ・アスペルガーな日々 ・アスペルガーなつき合い方 ・アスペルガーな考察 ・ASをめぐる夫との会話 ・対話のチャネル ・アスペルガーな研修 ・アスペルガーな現場 ・アスペルガーな新人 ・やっぱり阿吽の呼吸ナノダ ・ASを伝えるほどに広がる誤解 ・羹に懲りて膾を吹くか…? ・彼は本当に立ち上がれるか? ・NGでも走ってみることにしたが ・読めない人 ・面接するほうのキモチ ・厄介な人(1~12) ・Mindblindness?自閉症について ・うちの亭主のメールも変(笑) ・連敗中!句読点をつけない人 ・アスペルガー症候群と犯罪 ・自閉症的なスタッフの指導 ・誉める事・評価する感受性 ・なぜ危機感にこだわるのか ・アスペルガーなユーザーサポート ・やっぱダメかな… ・その人の退職 ・お互い不幸にならないために ・この新人さんは断ろうと思う ・事前研修の私の今後の課題

契約社員のスタッフ管理の仕事をしている。

契約会社からクライアント企業さんに出向、
常駐して、企業内で働く数十名の自社スタッフの
勤怠管理や就業支援、
業務指導などを行うのが主な業務ですが、
対企業さんにあっては、人の増減や移動、
そして、スタッフに関する要望や苦情^^;の
窓口にもなっている。

トリオを組んで一緒に仕事をしているのが
採用担当の細川さん(30代前半/女性/仮名)と
営業担当のメグちゃん(20代前半/女性/仮名)。

私が40代なので、20代、30代、40代が
各世代揃った豪華な?布陣ですが(笑)、
職場が二手に分かれていても、
年齢差によるストレスや意識のズレはあまり無く、
(あっても、担当による苦労のしどころの違いによるもので)
基本的に同じ気持ちと阿吽の呼吸で仕事が出来る、
信頼できる仲間達だ。
(でも、プライベートな付き合いは一切無いんだけど^^;…)

どこが一致しているか?
それはやはり「人」に対する姿勢の部分だと思う。

私達三人は、他人と接するのが好きだし、
人のために役立ちたいと思っているし、
目の前に初対面の第三者が現われたら、
適切なコミュニケーションを取って
相手を理解し、仲良くなりたいと思う。

ところが、この性格は、
契約会社の社員として、一見妥当に見えて
その実、あながちそうでもないところに
最近、三人して同時に気がつく。

つまり、一番の問題は、
誰に対しても公平に、予断を持たずに接し、
それなりの配慮や工夫を無意識に駆使して
いい感じの会話を一生懸命成立させてしまうので、
その方が、一般社会の中では
忌避されがちなキャラクターの存在であっても
十分な能力があり、話しの内容が良く態度も誠実、
そして一定の共感が得られれば、
「業務に大きな問題はない。」
と、とらえてしまいがちな事にある。

人の資質に鈍感なわけではなく、
むしろ人の"個性"には早く気がつくほうではある。

が、私達は、そこで首をかしげてしまい、
拒否や嫌悪のシャッターを下ろしてしまうタイプではない。

逆に、相手が一体何をどう考えているのか知りたい一心で、
様々な糸口から、コミュニケーションの突破口を探り、
それがなぜかうまく行ってしまうので^^;、
結果的に、よほど明確に何かが欠落した人でないと
「極端に話が合わない」という事は無く、
少しぐらい風変わりと思えても、
その部分は容認(あるいは肯定)してしまいしがちである。

そうすると、契約会社の別な人が応募者を面接して、
「会話が続かない」「無口」「最後までかみ合わなかった」
などと、あまり芳しくない評価を下しても、
私達の誰かが実際に会ってみると、
お互いに十分言葉を交し合えることが多く
「それほどでも無いじゃん、普通に話も出来るし
大丈夫なんじゃないの?」
という逆の結論になってしまう事もある。

しかし、実はこれが大きな問題を含んでいるのだ。

    *    *    *    *    *    *

私達はここ数ヶ月、班長として現場に入れた
某スタッフの「自覚のなさ」に頭を抱えていた。

頭がよく折り目正しく、常識もある「いい人」なのに、
「班長の仕事」と思われていることが何一つ出来ない。
他のスタッフから何度言われても一向にやらない。
指摘されると「あ、忘れてました!」と思い出すが
それでもやらない。着手する気配が無い。
頭脳と業務の、想像しがたいこのアンバランス。

場が読めず、
「今それをしなくてもいい」と思われることばかり
変なタイミングでしつこく言ってくる。
個別な指示出しも、誰もがムッとするような
「○○さん、やめて下さい!」
「今、何をやっているんですか?」
等々、気配りのない短く直接的な言い方。
一番大事で緊急な作業をそっちのけで、
一日中、自分の勉強に没頭している。
何かを頼むと、それが可能かどうか検討もせずに
「それはできません」と、断定的にいい下す。

決して人嫌いではなく、飲み会などには毎回参加、
仕事の現場を離れるとそれなりに愛されもしているのに、
価値観があまりに普通と違うので、
やはり、スタッフは一日に何度も苛立ち、腹を立て、
日々のストレスに耐え切れず、
口々に私達に、彼の「能力のなさ」を訴えてきた。
長い長いメール、深夜遅くまでの数時間にもわたる電話、
契約会社に入れ替わり立ち代りで、
現状を次々と報告しに来た。

ところが、私達に対しては彼はいたって普通である。
お願いしたものはきちんと期日までに仕上がってくるし、
言葉遣いも問題ない。
たまに空気を読めなかったり、
勘違いな言動はあったけど、
やはりさほど気にならなかった。

彼を班長として採用するときには、
契約会社の所長にも引き合わせたが、
所長も「よさそうな人じゃない。良かったね!」と
言ってくれたし、
私達の目には、「愛すべきトンチンカンなヤツ!」
と映っていたその「トンチンカン」な部分が、
これほど大きく、周囲の負担になるとは思わなかった。

今彼は、(何度言っても直らないので)
スタッフから見放され無視され放置されているような状態である。
もしかしたらその事実さえあまり自覚していないかもしれない。

その彼を「アスペルガー症候群」ではないか?
と、思い始めたのはここ一週間のことである。
(参考:11月16日「アスペルガー症候群」)

それから私は関連サイトをたくさん読み、
書籍を買い、素人判断は危険と思いつつも、
やはりそうなのではないか?と個人的に確信した。

    *    *    *    *    *    *

優秀で、一見会話にも問題が無く
傍目には、見た目も印象も
「全く普通」に見える人の中に、
そういった「発達障害」を持つ人がいる、
という事実は、今も続行中の
面談や研修に関して
私の姿勢を大きく変えた。

※順調に就職して役職にある人もたくさんいるので
  「障害」というイメージそのものがくつがえる。
  でも、その人の周囲の人達はとても困っているんだよね。

今までは能力や人柄を重視し、
コミュニケーションの力は、最低限、
私達と無難に会話が成立するような人であれば
少々かみ合わない点があっても
実務経験を通して誰もが成長していくはず…
と暗に思っていたが、障害という器質を持ち
集団の中で普通に立ち回っていけない人がいるのならば、
むしろそういった人達を現場に入れないよう、
根本的に考えを改めなくてはいけないのだ。

残念ながら、私達の仕事は慈善事業ではない。
自社から出向させた契約スタッフに関しては、
請求と支払いがあり、企業間の金銭が絡む。

企業の望む働きを、どうしてもまっとうできないスタッフは
いくら優れた単独の能力を持っていたとしても、
ときに使い物にはならない。
あまり使いたくない言葉だが、
私達の業界にあっては、人は「商品」なのだ。。。

本当は言いたくないよ?、こんなこと。
でも、「不良品」を納品して
代金を請求するような会社はどこにもないだろう…

だから、知ってしまった限りは、
今度は、応募者のちょっとした仕草、物言い、
そして振る舞いなどに今まで以上の
細心の注意を払うと同時に、
こちらから手を差し伸べて、
コミュニケーションを取ろうとする姿勢は
控えなければいけない。

人はどんな人であれ、自分を理解してくれる人には
安心して心を開いてくれる。
例え何かの障害があって、
集団の中で有益な働きが出来ない人であっても、
自分を認めてくれる人のためには
役に立ちたいと思うのが常なので、
私や細川さんやメグちゃんには
そこそこ気配りのあるところを見せてくれるのだが、
それがまた、私達の判断を鈍らせる結果にもなっている。

こんなときは、事務的でつっけんどんで
スタッフからの評判が悪い担当者のほうが、
「ああ、あの人?私、ああいう人嫌い。ダメ。使えない。」
と、本質を鋭く見抜いた判断をするのだろうと思う。。。
だが、もし彼女と一緒だったら、こうもいいチームワークで
仕事はできないだろうな、たぶん…

    *    *    *    *    *    *

今私は、言われてみれば…と、
他にも似たような言動のある
数名のスタッフの顔が浮かんでいる。

彼らは皆、
「場が読めない」
「何度言っても同じ事で注意される」
「物覚えが悪い」「話が回りくどい」
「自分の話しかしない」
「柔軟に動けない」
「未経験のことはやりたがらない」
「突然感情的に怒り出す」
などで、業務上、周囲の大きなストレスになっている。
(が、彼らを悪い人と思っている人は誰もいない。)
(「悪気が無いのはわかるんだけど…」という接頭語がいつも付く)

仕事そのものが出来ない人達じゃないんだ。
が、状況判断に難があり、
集団には馴染めず、どこか浮いている。
雰囲気も、付き合いが長くなると、
少しだけ独特のものを感じる。

彼らが何かの発達障害かどうか?
という医療的な診断は、この際、どうでもいい話で、
面談や研修時に確かにほんの少し感じたその傾向を
私達三人の誰もが、大きなマイナスと感じなかった
私達の性格もまた、問題を発生させた
ひとつの要因になっているんだよね。
こいつは、マズイよ。。。

    *    *    *    *    *    *

現場での彼らを知らない細川さんとメグちゃんは
「アスペルガー症候群」の話をしても、
どこかピンと来ていないようで、
「そうかなぁ…。でもそういう人ってよく居るよね。
疑えばきりが無いと思うんだけど」と、言う。

だが、社内でも
かつて同様な人と関わったことのある人は
「あー、いるいる、そういう人!」と、
すぐわかるようだ。

森さんが担当した某スタッフさんは、
「試験監督補助」の仕事の説明で、
「なんとなく教室の中を巡回して…」
という「なんとなく」が理解できずに、
本番の試験時間中、本気で教室の中をグルグル歩き回り、
慌ててその場で別な仕事を割り振ったそうだ。

ウチの職場の唯ちゃんも、
「大事な話がある」とわざわざ契約会社に
細川さんを指名して面談に来たので、
何事だろう?と、
入っていた予定をキャンセルしてまで時間を作ったのに、
彼女の相談事とは、飼っている犬の体調が悪いので
有給が欲しい、というものだった^^;

今までは、苦笑しつつも「唯ちゃんらしいわね」と
笑い話で片付けていた部分も、
これからは、何がしかの疑いの目をもって
シビアに見極めていかなくては
いけないんだろうなぁ…と、思う。

アスペルガー症候群については、
たくさんの人が、彼らを理解してもらえるように
いろいろなサイトや活動を立ち上げていますが、
それらを読んだ私の結論は、
関係者の方々の思いに逆行するものなので、
複雑な気持ちがするね。。。
私がもし福祉関係の仕事なら、やはり彼らのために
それなりのエネルギーを注いでいたと思うから。

折りしも、先週、ずっと悟さんを教えていたOJT担当から
「仕事が出来ないわけではないんだけど、これ以上は無理。」
という連絡が入った。
「人の話を全然聞いていない。この期に及んで
○○ってなんですか?と、悪びれもせずに聞いてくる気持ちが
オレには全くわからない。」という事だった。

あぁ…、こんなときに
新人研修で現場を毎日不在にせざるを得ないのが悔しい。
彼に合った指導法を取れば、もっとどんどん伸びるのに…
と、OJT担当の判断を不満に思う反面、
そこで立ち上がったところで、欠点が一向に直らず
周囲の負担が余計に重くなるばかりで、
「あのとき判断していれば…」と、後悔するぐらいなら、
いっそ早めに交替したほうが全体にメリットがある、と思う。
企業さんへのご迷惑も、今なら最小限に押さえられる。

こういった話は、一刻も早く社内で共有して、
対策やノウハウを確立しなければならないと痛感する。
メンタルヘルスや障害のあれこれは、
人と関わる商売である限り、
避けては通れない道なんだなぁ、と、思うよ、ほんと。

爽やかでなく、気の晴れない話題ですが、
様々な人々と毎日接している福祉関係の方達には
頭が下がる思いです。




スポサーリンク

2005.11.16

アスペルガー症候群

【今思えばアスペルガー?】~Maybe Asperger ?~
・国語のチカラ(理数系の男)のT君 ・私の「博士が100人いるむら」の修士さん ・氏育ちの由真ちゃん

【アスペルガーを知る前】~before Asperger~
・結局言わなきゃわからない ・職場の問題は誰にある? ・場が読めない人が読めない

【アスペルガー症候群を初めて知る】~after Asperger~
★アスペルガー症候群 ・私達の困った性格 ・アスペルガーな人々 ・アスペルガーな日々 ・アスペルガーなつき合い方 ・アスペルガーな考察 ・ASをめぐる夫との会話 ・対話のチャネル ・アスペルガーな研修 ・アスペルガーな現場 ・アスペルガーな新人 ・やっぱり阿吽の呼吸ナノダ ・ASを伝えるほどに広がる誤解 ・羹に懲りて膾を吹くか…? ・彼は本当に立ち上がれるか? ・NGでも走ってみることにしたが ・読めない人 ・面接するほうのキモチ ・厄介な人(1~12) ・Mindblindness?自閉症について ・うちの亭主のメールも変(笑) ・連敗中!句読点をつけない人 ・アスペルガー症候群と犯罪 ・自閉症的なスタッフの指導 ・誉める事・評価する感受性 ・なぜ危機感にこだわるのか ・アスペルガーなユーザーサポート ・やっぱダメかな… ・その人の退職 ・お互い不幸にならないために ・この新人さんは断ろうと思う ・事前研修の私の今後の課題

先日、「場が読めない人」の話を書いた。
書き終えて少ししてから、突然思い出した。

確か「場が読めない」障害というものが
あったはず…

それは、数年前に読んだ新聞記事だったと思う。
「特徴として"場が読めない""流れが掴めない"
"暗喩・含み・皮肉が理解できない"
"暗黙のルールがわかない"
"集団の中では常に浮いた存在"」
ほかにもいろいろ書いてあったと思うが、
そこだけが、妙に印象に残っていた。

「場が読めない」という検索キーを軸にして
いろいろ単語を組み合わせて入れていたら、
割と簡単に名前が見つかった。

アスペルガー症候群

アスペルガー症候群。。。

早速調べてみると、解説サイトはたくさんあるが、
私には上記のリンク先と
こちらが一番ピンと来た。
難しい解説をこの際読み飛ばすとして^^;
少しスクロールを下に下げたところにある
「アスペルガー症候群なら誰でもある特徴」辺りからが
読みやすいかもしれません。
※今から数年前に長崎で起きた某事件で
  その名をご存知の方もいるかも。

私は、「場が読めない人が読めない」を
身近に実在する三人の
「職場の困ったさん」の事を思い出しながら
記事を書きました。

こういったことは、内容が非常に微妙で
問題もあると思いますが、
上記サイトの特徴部分の解説を読むと、
あまりにも彼らに当てはまることばかりなので、
その場に座ったまま飛び上がり、
思わず「そう!そうなのよ!」と、
膝を打って、叫びたくなってしまいました。

そう、これだ!
素人判断とわっかっていても、、
やっぱり、これに違いない!と
絶対的な自信を持って確信してしまう。

    *    *    *    *    *    *

言語や知能の遅れはない、
むしろ優秀なことも多い、
と、複数のサイト(例えばココ)に書いてあるとおり、
お一人は隣県でトップの進学校から
県内の国立大の理数系を卒業しており、
学歴としては秀才です。

が、どう見てもやはり、
当該症候群の3つ組みと言われている
「社会性」「コミュニケーション能力」
「想像力と創造性(こだわりを含む)」
に関して、何かの因子が欠落している感じが
否めないんです。

先の記事の文中に書いた部分に言及すると
「動きがギクシャクしている、歩き方がぎごちない」
  (少しだけロボット的です)
「仲のいい人にも正確な敬語を使おうとする」
  (正しくないと思うと、何度も言い直す)
「作業に優先順位がつけられない」
  (重要度の高いものから手をつけることができない)
という特徴は、三人の方のうち男性はまさにその通り!!

また、文中には書きませんでしたが、
「人と視線を合わせない、または逆にシゲシゲとじっと見つめる」
というのもお二人の男性に共通していますし(凝視系)
女性の方は人懐こいのですが、状況を把握せずに行動するので
他人のデートにもそれと知らずに、いつもくっ付いていきます^^;。
集団の秘密もなかなか守れず、どことなく年齢不相応な幼さが。
(回転が速く機転の利くスタッフほど彼女を嫌悪している。)

「光や音に敏感に反応する」というのも当たっています。
某Aさんは、ちょっとした物音で椅子を倒して突然
立ち上がって振り向くのが、ネタとして有名です^^;

それから、他人に対して露骨でぶしつけな言い方をするのも
当てはまっています。
例えば、皆のいる前で
「○○の試験、不合格だったって本当ですか?」
と、面と向かってストレート過ぎる聞き方を上司にします。
後方で周囲のスタッフ達が、目を見合わせて青ざめても
一向にお構いナシです。

集団の暗黙のルールもわからないけど、比喩も通じません^^;
どこかのサイトで見た、
「宿題を犬が食べちゃったの?」と
教師が微笑んで優しく聞いても
「うちに犬はいないし、宿題は食べ物ではない。」と考える。

というたとえ話は、彼らもマジで同じように答えそうな回答です(笑)。

某Aには、打ち合わせの別れ際に、
「それじゃ、何かあったら電話ちょうだいね。」
という私の言葉に対して、
わざわざ戻って追いかけてきて、
何かって何ですか?業務ですか?シフトですか?勤怠ですか?」
と、しつこく聞かれたこともあったっけな。。。

そう。Aはノートの字も、とても他人には読めない。
1ページに5センチ角ぐりらいのデカイ字を殴り書きするので、
研修中にノートを3冊も使った。
研修中にのぞいたそれは、
まるで子供の意味の無い殴り書きのようだった。

またある日、メンバーの女性陣が某Aを取り囲んで
一斉に何かをワーワーと騒いでいるので
「どうしたの?」と、近寄ってみると、
Aが上司に頼まれて
パソコンに取り付けるモバイルカードに貼った
三本のテプラの貼り方があまりにひどかったので、
全員から突っ込みを食らっている最中だった^^;

現物をひと目見て、、そりゃそうだわ!とうなづく(笑)。
だって三本が全然平行じゃないし、
斜めで方向がバラバラだし、位置が真中じゃないし、
一本の先は本体から少しはみ出てすでにゴミがついている。

と、言うか、ん?この三本のテプラって、
よく見ると一行の
「○○○○○○株式会社○○○事業部○○○課」
を三分割してあるのね?

そもそもなんで文字がこんなにデカイの^^;?
文字サイズを小さく打てば
こんな長い一行を長いからといってハサミで切って
わざわざ三分割する必要は無いし、だいたいその前に、
アダプタに装着されている状態のままで、
端から端まで、ベターっと張ってしまっては、
このままでは取りはずせないだろうが(汗)。
完全に幼児の張り方だ。。。

そのときは、こう思ったよ。
この人って、テプラひとつとっても、
貼る前にどう貼ればいいのか
一切何も考えない人なんだな^^;。
それなりの社会経験はあるはずなのに、
そこから指導しなきゃ、ダメな人なんだ(トホホ…)。
「きれいに正確に状況判断して貼る」
という基本的発想が、全く欠落しているのだった。。。

    *    *    *    *    *    *

私は専門家じゃないです。
余談のある判断はしたくないし、
ここで出合った情報に思い込みでのめりこむのは危険ですが
でもなー…、こうやって見ると、思い当たることがあり過ぎて
個人的には、かなり納得してしまうんだよね、これが。

なので、今回は、「言われてみれば…」
という視点で列挙してみました。
彼らが他の人と違うのは、少し付き合うと
本当にすぐにわかるんです。
三人とも、まったくタイプが同じなんです。

で、ここで問題なのは、他の二人はともかく
そのうちの一人、Aを班長にしちゃったって事。

あ~、さーて、どうすっかなぁ~

「もっと人の話を良く聞いて」
「相手の気持ちを考えた言い方をして」
「そこはAの判断でいいよ」
「ちょっと様子見で動いてみて」

こういった、具体的な動作を指定していない
抽象的な助言は完全NG(理解できない)らしいので、
「○さんにこう聞かれたら、こういう答え方をして。」
「○さんにこれを頼まれたら、まずこの手順どおりに作業して」
と、言った実際の作業を明示した指示出しをすれば
問題なくやってくれるとは思う。

それは各サイトで見た対処法ともピッタリ合っているのだが、
果たしてそれって班長といえるだろうか?
それほどまでに手がかかる人の時給が
自分達よりも高いなんて、スタッフは納得するだろうか?
そんな疑問は噴出するだろうな、絶対。
(すでに、もう、出てるか^^;…)

班長に一番要求されているのは
主体性のある「臨機応変」なマネージメント能力だもんなぁ…
『臨機応変に対処できずいつもと違うことがあると混乱する』
というのでは班長の意味が無いけど、実際はまさにそうなのだ。

加えて、誰もが彼に直って欲しいと思うから、
彼に対しては、皆が寄ってタカって
口調のきついダメ出しを、
あきれるほど無限に投げつけているようですが、
そうなると、それは逆効果だと思うんだよね。

だったら、「何かそういった障害があるようだ」
といってしまえば少し収まりはするかもしれないけど、
その場合、問題が大きくなりすぎるよ^^;

何の疑問もなく入れてしまったものは、
柔軟に対処していくしかないけど
他人にあまり腹が立つことが無く、
風変わりな人とも適度にうまくやっていけて
許容範囲の広い私の基本的性格は
面接には向いて無いかもしれないね~^^;

私自身は、たいていのスタッフに対して
付き合い方の方針が結構見えるほうなので、
個々の特異性があまり気にならなかったりもするんですが、
他人に苛立ちや怒りやストレスを与える続けるような人は、
(しかも、もしかしたら発達障害かもしれない人は)
職場に入れるべきじゃないよなぁ…
※冷たいようですが、それがやはり現実。

そうだな~、この経験は必ずや、次回に生かそう^^;!
某A他、風変わりなスタッフに対して、その奇異な部分に
企業さんから突っ込みが入ったら
素直に謝り、企業さんに判断を委ねよう。

契約会社としては、
企業さんからスタッフに対しての「お断り」をもらうのが
一番きれいで揉めないスタッフ交代劇なんですが、特にAに対しては
あまり外部スタッフと深く関わることの無い企業側の部長や課長が
意外にも彼を高く評価していることが、いい話なのか悪い話なのか
よくわからない、今となっては。

    *    *    *    *    *    *

今年の前半は、
鬱、心身症、出社拒否症などのサイトや書籍を
真剣に読まねばならない日々だったけど、
今度は発達障害か。。。

たくさんの人と関われば関わるほど、
精神の問題や病気・障害
(発達障害は脳の一部の不全らしいですが)
と真っ向から向きあわなくてはならないけど、
PCとインターネットに関する現業務では、
問題のある人の割合が、どことなく多いように思っている。
つまり応募者にそれらの人が含まれる割合が高いのだ。

先の記事と重複しますが、
「ギクシャクした動きも、お堅い敬語も
相手の顔を凝視してしまう奇異な視線も
面接なんだから緊張すればそうもなるだろう」
などとは、思わずに、思いやりも理解も共感も捨てて
「変なものは変!」と、即座に見極めないと
たくさんの人に、多大な迷惑を掛けてしまうのだ。。。
ここで、「いい人」になんかなれないよね。

    *    *    *    *    *    *

大学で教職課程を選択している長男に聞いてみた。
まずは、有名どころから。

私:「あんた、LDって知ってる?」

長男:「あぁ、知ってるよ。(あっさり)
    学校保健学の授業で習った。」

私:「へぇ。。やるじゃん(笑)
    じゃ、ADHDは?」

長男:「それも習った。」

私:「おー!じゃアスペルガー症候群は?」

長男:「それもやったよ。」

へぇ!!以下長男の話。
(アスペルガーではないけど)
ADHDの児童を実際に受け持った事のある先生が
大学に講義に来たそうな。

それによると、ADHDの児童が一人いるだけで、
それだけで授業が成立しなくなり、
即!学級崩壊に陥るんだって。

それで、どうにも困った先生が
保護者と相談するに置いて、
薬による治療も提案してみるんだけど、
その「薬」の言うのが、覚せい剤の成分に近いらしく、
保護者の了解はとれず揉めたとか揉めないとか。

授業が成り立っていない現状をどう思われますか?
と、先生が保護者に尋ねると、
「それでも薬は絶対に拒否(どんなものでも、正しい処方でも)」
という保護者と、
「わかりました」と、理解のある保護者に分かれるとのこと。

長男は、実際の教育の現場に立っている人の生の声に、
大変リアルな現実味を感じたと言っていました。

こういった問題は、とても難しいね。

ですが、自分側のあれこれに関しては、
私はあんまり気にしていませんわ(笑)。

しくじったら次は気をつける、
責められたら謝る、
苦情が来たら対策を練る、
責任を問われたら、担当を降りる、
不要といわれたら辞める。

ただ、それだけだなー。
そんなの、いちいち気にしてらんないよ^^;。
自分の前には、ひとつひとつの事件やトラブルが
感情を持たないただの現象として、
目の前に淡々とイベントのように発生するのみ。
毎日がそんな感じ。。。

さて、明日も契約会社で研修です。
そろそろ寝ましょう。

先日、「場が読めない人」の話を書いた。
書き終えて少ししてから、突然思い出した。

確か「場が読めない」障害というものが
あったはず…

それは、数年前に読んだ新聞記事だったと思う。
「特徴として"場が読めない""流れが掴めない"
"暗喩・含み・皮肉が理解できない"
"暗黙のルールがわかない"
"集団の中では常に浮いた存在"」
ほかにもいろいろ書いてあったと思うが、
そこだけが、妙に印象に残っていた。

「場が読めない」という検索キーを軸にして
いろいろ単語を組み合わせて入れていたら、
割と簡単に名前が見つかった。

アスペルガー症候群

アスペルガー症候群。。。

早速調べてみると、解説サイトはたくさんあるが、
私には上記のリンク先と
こちらが一番ピンと来た。
難しい解説をこの際読み飛ばすとして^^;
少しスクロールを下に下げたところにある
「アスペルガー症候群なら誰でもある特徴」辺りからが
読みやすいかもしれません。
※今から数年前に長崎で起きた某事件で
  その名をご存知の方もいるかも。

私は、「場が読めない人が読めない」を
身近に実在する三人の
「職場の困ったさん」の事を思い出しながら
記事を書きました。

こういったことは、内容が非常に微妙で
問題もあると思いますが、
上記サイトの特徴部分の解説を読むと、
あまりにも彼らに当てはまることばかりなので、
その場に座ったまま飛び上がり、
思わず「そう!そうなのよ!」と、
膝を打って、叫びたくなってしまいました。

そう、これだ!
素人判断とわっかっていても、、
やっぱり、これに違いない!と
絶対的な自信を持って確信してしまう。

    *    *    *    *    *    *

言語や知能の遅れはない、
むしろ優秀なことも多い、
と、複数のサイト(例えばココ)に書いてあるとおり、
お一人は隣県でトップの進学校から
県内の国立大の理数系を卒業しており、
学歴としては秀才です。

が、どう見てもやはり、
当該症候群の3つ組みと言われている
「社会性」「コミュニケーション能力」
「想像力と創造性(こだわりを含む)」
に関して、何かの因子が欠落している感じが
否めないんです。

先の記事の文中に書いた部分に言及すると
「動きがギクシャクしている、歩き方がぎごちない」
  (少しだけロボット的です)
「仲のいい人にも正確な敬語を使おうとする」
  (正しくないと思うと、何度も言い直す)
「作業に優先順位がつけられない」
  (重要度の高いものから手をつけることができない)
という特徴は、三人の方に共通しますが、
これもいくつかのサイトで記載があります。

また、文中には書きませんでしたが、
「人と視線を合わせない、または逆にシゲシゲとじっと見つめる」
というのもお二人の男性に共通していますし(凝視系)
女性の方は人懐こいのですが、状況を把握せずに行動するので
他人のデートにもそれと知らずに、いつもくっ付いていきます^^;。
集団の秘密もなかなか守れず、どことなく年齢不相応な幼さが。
(回転が速く機転の利くスタッフほど彼女を嫌悪している。)

「光や音に敏感に反応する」というのも当たっています。
某Aさんは、ちょっとした物音で椅子を倒して突然
立ち上がって振り向くのが、ネタとして有名です^^;

それから、他人に対して露骨でぶしつけな言い方をするのも
当てはまっています。
例えば、皆のいる前で
「○○の試験、不合格だったって本当ですか?」
と、面と向かってストレート過ぎる聞き方を上司にします。
後方で周囲のスタッフ達が、目を見合わせて青ざめても
一向にお構いナシです。

集団の暗黙のルールもわからないけど、比喩も通じません^^;
どこかのサイトで見た、
「宿題を犬が食べちゃったの?」と
教師が微笑んで優しく聞いても
「うちに犬はいないし、宿題は食べ物ではない。」と考える。

というたとえ話は、彼らもマジで同じように答えそうな回答です(笑)。

某Aには、打ち合わせの別れ際に、
「それじゃ、何かあったら電話ちょうだいね。」
という私の言葉に対して、
わざわざ戻って追いかけてきて、
何かって何ですか?業務ですか?シフトですか?勤怠ですか?」
と、しつこく聞かれたこともあったっけな。。。

そう。Aはノートの字も、とても他人には読めない。
1ページに5センチ角ぐりらいのデカイ字を殴り書きするので、
研修中にノートを3冊も使った。
研修中にのぞいたそれは、
まるで子供の意味の無い殴り書きのようだった。

またある日、メンバーの女性陣が某Aを取り囲んで
一斉に何かをワーワーと騒いでいるので
「どうしたの?」と、近寄ってみると、
Aが上司に頼まれて
パソコンに取り付けるモバイルカードに貼った
三本のテプラの貼り方があまりにひどかったので、
全員から突っ込みを食らっている最中だった^^;

現物をひと目見て、、そりゃそうだわ!とうなづく(笑)。
だって三本が全然平行じゃないし、
斜めで方向がバラバラだし、位置が真中じゃないし、
一本の先は本体から少しはみ出てすでにゴミがついている。

と、言うか、ん?この三本のテプラって、
よく見ると一行の
「○○○○○○株式会社○○○事業部○○○課」
を三分割してあるのね?

そもそもなんで文字がこんなにデカイの^^;?
文字サイズを小さく打てば
こんな長い一行を長いからといってハサミで切って
わざわざ三分割する必要は無いし、だいたいその前に、
アダプタに装着されている状態のままで、
端から端まで、ベターっと張ってしまっては、
このままでは取りはずせないだろうが(汗)。
完全に幼児の張り方だ。。。

そのときは、こう思ったよ。
この人って、テプラひとつとっても、
貼る前にどう貼ればいいのか
一切何も考えない人なんだな^^;。
それなりの社会経験はあるはずなのに、
そこから指導しなきゃ、ダメな人なんだ(トホホ…)。
「きれいに正確に状況判断して貼る」
という基本的発想が、全く欠落しているのだった。。。

    *    *    *    *    *    *

私は専門家じゃないです。
余談のある判断はしたくないし、
ここで出合った情報に思い込みでのめりこむのは危険ですが
でもなー…、こうやって見ると、思い当たることがあり過ぎて
個人的には、かなり納得してしまうんだよね、これが。

なので、今回は、「言われてみれば…」
という視点で列挙してみました。
彼らが他の人と違うのは、少し付き合うと
本当にすぐにわかるんです。
三人とも、まったくタイプが同じなんです。

で、ここで問題なのは、他の二人はともかく
そのうちの一人、Aを班長にしちゃったって事。

あ~、さーて、どうすっかなぁ~

「もっと人の話を良く聞いて」
「相手の気持ちを考えた言い方をして」
「そこはAの判断でいいよ」
「ちょっと様子見で動いてみて」

こういった、具体的な動作を指定していない
抽象的な助言は完全NG(理解できない)らしいので、
「○さんにこう聞かれたら、こういう答え方をして。」
「○さんにこれを頼まれたら、まずこの手順どおりに作業して」
と、言った実際の作業を明示した指示出しをすれば
問題なくやってくれるとは思う。

それは各サイトで見た対処法ともピッタリ合っているのだが、
果たしてそれって班長といえるだろうか?
それほどまでに手がかかる人の時給が
自分達よりも高いなんて、スタッフは納得するだろうか?
そんな疑問は噴出するだろうな、絶対。
(すでに、もう、出てるか^^;…)

班長に一番要求されているのは
主体性のある「臨機応変」なマネージメント能力だもんなぁ…
『臨機応変に対処できずいつもと違うことがあると混乱する』
というのでは班長の意味が無いけど、実際はまさにそうなのだ。

加えて、誰もが彼に直って欲しいと思うから、
彼に対しては、皆が寄ってタカって
口調のきついダメ出しを、
あきれるほど無限に投げつけているようですが、
そうなると、それは逆効果だと思うんだよね。

だったら、「何かそういった障害があるようだ」
といってしまえば少し収まりはするかもしれないけど、
その場合、問題が大きくなりすぎるよ^^;

何の疑問もなく入れてしまったものは、
柔軟に対処していくしかないけど
他人にあまり腹が立つことが無く、
風変わりな人とも適度にうまくやっていけて
許容範囲の広い私の基本的性格は
面接には向いて無いかもしれないね~^^;

私自身は、たいていのスタッフに対して
付き合い方の方針が結構見えるほうなので、
個々の特異性があまり気にならなかったりもするんですが、
他人に苛立ちや怒りやストレスを与える続けるような人は、
(しかも、もしかしたら発達障害かもしれない人は)
職場に入れるべきじゃないよなぁ…
※冷たいようですが、それがやはり現実。

そうだな~、この経験は必ずや、次回に生かそう^^;!
某A他、風変わりなスタッフに対して、その奇異な部分に
企業さんから突っ込みが入ったら
素直に謝り、企業さんに判断を委ねよう。

契約会社としては、
企業さんからスタッフに対しての「お断り」をもらうのが
一番きれいで揉めないスタッフ交代劇なんですが、特にAに対しては
あまり外部スタッフと深く関わることの無い企業側の部長や課長が
意外にも彼を高く評価していることが、いい話なのか悪い話なのか
よくわからない、今となっては。

    *    *    *    *    *    *

今年の前半は、
鬱、心身症、出社拒否症などのサイトや書籍を
真剣に読まねばならない日々だったけど、
今度は発達障害か。。。

たくさんの人と関われば関わるほど、
精神の問題や病気・障害
(発達障害は脳の一部の不全らしいですが)
と真っ向から向きあわなくてはならないけど、
PCとインターネットに関する現業務では、
問題のある人の割合が、どことなく多いように思っている。
つまり応募者にそれらの人が含まれる割合が高いのだ。

先の記事と重複しますが、
「ギクシャクした動きも、お堅い敬語も
相手の顔を凝視してしまう奇異な視線も
面接なんだから緊張すればそうもなるだろう」
などとは、思わずに、思いやりも理解も共感も捨てて
「変なものは変!」と、即座に見極めないと
たくさんの人に、多大な迷惑を掛けてしまうのだ。。。
ここで、「いい人」になんかなれないよね。

    *    *    *    *    *    *

大学で教職課程を選択している長男に聞いてみた。
まずは、有名どころから。

私:「あんた、LDって知ってる?」

長男:「あぁ、知ってるよ。(あっさり)
    学校保健学の授業で習った。」

私:「へぇ。。やるじゃん(笑)
    じゃ、ADHDは?」

長男:「それも習った。」

私:「おー!じゃアスペルガー症候群は?」

長男:「それもやったよ。」

へぇ!!以下長男の話。
(アスペルガーではないけど)
ADHDの児童を実際に受け持った事のある先生が
大学に講義に来たそうな。

それによると、ADHDの児童が一人いるだけで、
それだけで授業が成立しなくなり、
即!学級崩壊に陥るんだって。

それで、どうにも困った先生が
保護者と相談するに置いて、
薬による治療も提案してみるんだけど、
その「薬」の言うのが、覚せい剤の成分に近いらしく、
保護者の了解はとれず揉めたとか揉めないとか。

授業が成り立っていない現状をどう思われますか?
と、先生が保護者に尋ねると、
「それでも薬は絶対に拒否(どんなものでも、正しい処方でも)」
という保護者と、
「わかりました」と、理解のある保護者に分かれるとのこと。

長男は、実際の教育の現場に立っている人の生の声に、
大変リアルな現実味を感じたと言っていました。

こういった問題は、とても難しいね。

ですが、自分側のあれこれに関しては、
私はあんまり気にしていませんわ(笑)。

しくじったら次は気をつける、
責められたら謝る、
苦情が来たら対策を練る、
責任を問われたら、担当を降りる、
不要といわれたら辞める。

ただ、それだけだなー。
そんなの、いちいち気にしてらんないよ^^;。
自分の前には、ひとつひとつの事件やトラブルが
感情を持たないただの現象として、
目の前に淡々とイベントのように発生するのみ。
毎日がそんな感じ。。。

さて、明日も契約会社で研修です。
そろそろ寝ましょう。




スポサーリンク

2005.11.13

亭主とパソコン

ウチのご亭主は、
大学関係施設の夜間の守衛をしている。
わけあって四十路のフリーターである^^;。


その彼が、最近パソコンに興味を持つようになり、
茶の間の家族共有のPCを、日中よく触っているらしい。


自社商品のユーザーには
限りなく優しいぷらたなすですが、
亭主には、けっこう冷たい(爆)!


マウスをドラッグして範囲指定もできないヤツに
「おーい」と5分に一回呼ばれると、
少々うんざりして「ちょっと待ってよ。」と、面倒臭がり(笑)、
最小化しただけで、「どうしよう!!大事な画面が消えた!」
と、大騒ぎしているときは、「ここにあるでしょっ!」と
最大化して、さっさと去る(爆)!


人を冷たいとののしってはいけない。
好きな競馬のページを見たいのなら、
妻の手なんか借りずに、ひっそりこっそり、
バレないように自力で努力すべきである(笑)!


    *    *    *    *    *    *


さて、昨日、夫が真顔でこういった。


夫:「あのさー、職場の地下のガラクタ置き場にさ、
もう誰も使わなくなったパソコンが
埃まみれでブン投げてあるんだけど、
オレ、頼んでアレ、もらったこようかと思って(ニコニコ)!」


は?


夫:「だから、どうせ捨てるんなら
オレにください、って言おうかと思って。
もったいないよね。
オレ今、パソコン欲しいんだよね。」


うーん、そうか。
プライベートはおろか、
業務でPCを一切使ったことの無い人の感覚って
そんなもんか。。。


私:「それ、ヤバイよ。絶対言わないほうがいいよ。」


夫:「え?なんで?なんで?だってもう捨てるんだよ?」


私:「その中のデータはどうなってるのよ?
もしかして機密情報とか個人情報とか
消されずにまだ入っていたらどうすんの?
そうじゃなくてもあらぬ疑いを掛けられて、非常にやばいよ?」


私:「それに、パソコン類は企業の資産管理として
きちんと管理されているから、
不要になったからといって、簡単に誰かに
譲れるような仕組にはなっていないと思うけど?」


私:「こんなにいろいろ言われているのに、
いまどきそんな事言ったら、
常識を疑われるから、やめときなさい。」


あーそーか。そんなもんかぁ。。。
じゃ、や~めたっ♪


    *    *    *    *    *    *


話は変わるが、世のご亭主というものは、
押しなべて妻の趣味には冷淡である(笑)。


妻が何かに熱心に取り組んでいると、
遠巻きに、そして冷ややかに見ているのみで、
決して同じ世界の中に入っては来ない(笑)。


奥さんにくっ付いて外出するのは
嫌いではないらしいので、
たとえばスポーツとかアウトドアとか、
夫婦一緒に出来る趣味
(それも自分のほうが少々詳しくて威張れるもの)
なら乗って来るけど、
料理や手芸、美術・工芸・音楽・文学の分野になると、
「好きにやってれば?」って感じで、
あえて距離を取る傾向も多々あるように見受けられる(笑)。


我が家の場合は、パソコンがまさにそれ!


二人で自営業をしていた10数年前に、
「これからはPCができないとキビしいと思うよ?」
と、いくら言っても真剣に取り合う様子が無いので、
勝手に自分でパソコンを買って、
勝手にひとりで触っているうちに、
段々楽しくなってきて完全に趣味化した(笑)。


「オレはできなくてもいい、そんなもの!」
と、夫が長年否定的に言い続けてきたのは、
単に「男の意地」だと思うけど、
もし、私が今もパソコンなど触った事の無い人間だったら、
案外早いうちに必要性を痛感して
自分の意志として、もっと素直に触れていたんではないか?
と、思うと、いつも複雑な思いがする。


    *    *    *    *    *    *


夫:「いやー、この頃、オレ、本当にパソコン欲しいんだよね。」


そんなの、目的はわかっている(笑)!
どうせ、有料で会員限定の
競馬予想サイトにでも登録したいのだろう^^;。
(よって、この頃、不明点があっても質問して来ない(爆)!)
(彼の新しいものへのチャレンジはすべてがそこに端を発している)
(FAX、携帯、DVD…)


でもさー、人間、強い目的さえあれば、やっぱり
出来ない努力もあっさりクリアしちゃうのよね(笑)。


私:「そんなにパソコン欲しいの?」


夫:「古くてもいいの。安いやつでも。
よく昔のヤツなら中古で安く売っているって言うじゃない?」
(彼のネタ元は、もっぱら顔見知りの中国人留学生)


私:「本当にどんなに古いやつでもいいの?」


夫:「全然オッケー!」


私:「だったらあるじゃん、そこに。それあげるよ。」


夫:「ウソ!マジで?どこに?どこに?」


ガーン!!!
昨年私が同僚から不要になったPCをもらってきたのを
もう忘れてしまったのね。


私がそれ用にラックを買って来て組み立てるのを、
同じ部屋で寝そべってTV見ながら
「大変そうだなぁ~」なんて、他人事っぽく言っていたけど
完璧に忘れちゃっているみたいです^^;


それは10年も前のPC9821というパソコン(笑)。
買い替えで同僚が処分に困っていたものを
喜んで引き取りに参上して、以後、実験機?にしていたものだ。
(私の"実験"なんて、タカが知れておりますが(爆)!)


※施設内に放置されて処分寸前のPCなんて、
どうせその程度!と思うので(笑)、
「それが欲しいのなら、これだって問題ないでしょ?」
という、人の足元を見た判断(爆)!!


最近は全然触っていないし、
自室のガラクタスペース(アコーディオンカーテンの後ろ側)
に置いていたので、気がついていなかったのでしょう。


でも、本当にあれでいいの?
遅いよ?重いよ?
(もらったときには、メモリは増やしてあった。OSも98になってた。)
(が、私以上に詳しくない同僚はそれすら知らない。)
(なぜなら彼女も、そのPCを「詳しい友人」から譲り受けたから(笑))
(「LANポートはたぶんある」というので安心してたら、無かった!)
(オークションで同型用のLANカードが見つかって非常にラッキー!)
(どうでもいいけど、このお値段…すごい高額ですね(笑)!)


夫:「いやもう、自分専用のパソコンがあれば
それだけで最高!」


私:「そこに一台あるの、忘れてた?」


夫:「いや、オレ、それ、ずっと
あんたが一番最初に買ったMacだと思っていたよ。」


さらにガーン!!
見た目が違うでしょう!見た目が全然(笑)!


ていうか、初代のMacは処分したその日に、
持ち込めば安い手数料で引き取ってくれる
Y金属という会社がなかなか見つからずに
車でかなり通り過ぎてしまった話もしたんだけどな。


人間、自分が関心の無いものに関しては、
何を見ても、何を聞いても
何も覚えていない、いい例だ(笑)。


夫:「ところであのMac、いつ捨てたんだっけ?」


私:「細川さんから古いPCを譲ってもらったときでしょ?
『置くところがなくなったからいよいよ廃棄だね!』
って言ったじゃない?」


夫:「あー、そうっだったっけ??」


聞いていないのだ、全然^^;


    *    *    *    *    *    *


と、言うわけで私の「実験機」は夫専用のPCとなった。


昨日は、夫は休み。私は休日出勤。
今日、夫が出勤した後、息子達に聞いたら、
夫は昨日一日「パソコンもらった!」と、妙にウキウキして
「かなり盛り上がっていて幸せそうだった!」
と、いう事だった。(本当にあれでいいんだろうか^^;?)


長男:「でも、お父さん、『いやースペックが低くて重くてさ~』
って茶の間に来て語っていたけど、絶対、あんまり
意味わかんないで言ってると思うよ(笑)?な?」


次男:「うんうん。オレもそう思う(笑)。」


※我が家では可愛そうな「お父さん」なのだ。
  ことPCやインターネットに関しては…
※携帯からメールを打つのだって、
  どう見ても、おばあちゃんの方が勝っている^^;


あー、でも、未完成な実験?だったので、そのパソコン、
今も起動すると変なものが一杯立ち上がっちゃうんです(爆)!
昨日は、それを全部閉じた後で手渡したのでいいんですが、
明日朝、夫が帰宅する前にそれを直しておかないと、
絶対、仕事中に電話来そう^^;!!
「大変だ!壊れた!真っ黒い画面がたくさん出る!」とかって^^;。


でも、直し方わかんないよーーー!!!
とりあえず、やってみます^^;、今から(笑)。

2005.11.10

場が読めない人が読めない

32グループの1名のスタッフの退職が正式に決まった。
今月末まで。


「32」とは取扱商品の番号の一部で、
それがグループ名の由来となっている。
私が直接担当しているグループとは全く異なる業務。
課も事業部も私達とは違う。
どちらかといえば、普段の付き合いはあまりない。


が、人の手配や期日に関しては
非常にウルサイ部門なので、
自分のグループの取り急ぎの増員よりも
何にも先んじて人選に着手したのに、その間も、
「次の人は決まったの?」
「次の人は大丈夫なんだろうね?」
「次の人はいつくるの?」
「期日までに準備できなければ他社に頼むからね。」
と、部長も課長も矢の催促で、
プレッシャーの極みである^^…


ここのグループはねぇ、班長に「場が読め」ず、
「仕切り」も「とりまとめ」にも
あまり才のない人を据えてしまったために、
一般スタッフと他社からの出向社員の不満がすごくて、
最近ようやく諦めムードから来る穏やかさが
漂い始めてきたところだったのよ。
この機会にできるだけいい人いれて、
話題をそらさないとね(爆)!


    *    *    *    *    *    *


交代要員が決まったことだけを
営業担当経由で現場に伝えてもらうと、
情報の伝播がこれまた「早い!早い!」^^;


「名前は?」「いくつなの?」「男性?女性?」
「経歴は?前は何やっていた人?」
と、「決まった」と担当部長に伝えただけで、
こんな下々(出向者&フロントスタッフ)にまで
あっという間に広がるもんか?


で早速、他社の出向社員達
(スタッフより格上=でも友達感覚)から、
昼食時に食堂で取り囲まれる。
ほとんど、事情聴取だね(笑)。


人の名前、経歴等は、
個人情報でもあるし、
まだ部長にも正式にお伝えする前なので、
「話せない」と納得いただくが、
「ちなみに普通の人だよね?」という確認は
含み満載で、痛かった^^;あ、イタ、イタタ。。
一同は大爆笑。


問題の本人もその場の輪の中に入っているのに、
もうすっかり、そういうキャラとして、
何かあるとすぐ、ダイレクトにネタにされているんだなぁ…
(言われても一向に気にしてくれないので
エスカレートするばかりのようだ。
雰囲気は、少々いじめっぽい。。。)


    *    *    *    *    *    *


そしてその場で出た次なる質問。


「それじゃ質問です。
ぷらたなすさんは、前田君の面談のとき、
普通の人と思いましたか?」
(一同、さらに大爆笑)


「はい(笑)。」
思ったさ、そりゃー思ったさ!


「それじゃ聞くけど、今はどう思いますか?」
(授業での小学生の質問風)


「えぇ、"普通"と思ってますよ?」
うわ、なんて鋭いご質問^^;!!!
でもまぁ、私の立場の回答としてはこんなもんだろうな…


「あー、じゃ今度の人もわかんねーなー(笑)」
(一同爆笑)
前ぽんを選んだ私の「普通」は信用ならん、ということね(笑)。
まぁ、「笑いもの」はこの場合仕方ないな…事実だし(涙)。
むしろ、「俺たちは出向者だから」というドライな割り切りで、
逐一、上に訴えたりしない点に非常に救われている^^;。


まーねー、前ぽんを班長にしたのは
確かに私を含めた契約会社側だけど、
これっばっかりはねぇ、本っっ当、
短時間の面談だけではわからないです。
実業務をさせてみないと。


ていうか、研修初日の数時間にして
すでにその片鱗はあっさりわかってしまうんだけど、
同期の仲間に突っ込まれつつの
賑やかな研修を見ていると
全然許容範囲と感じていました。
その後、そこまで多大な?影響が出るなんて
そのときは、あんまり思っていなかったなぁ。。。


※また、そこでそれが判ったとしても、
  契約はすでに済んでおり、
  致命的な落ち度が何も無い人に
  辞退を勧めるわけには行かないのが現状だ。

    *    *    *    *    *    *


「場が読めない」人は、機転が効かない。
他人の言っている意味がわからない。
作業に的確な優先順位と取拾選択.のメリハリをつけられない。
チームワークの中で全体を考慮した個人的な動きができない。
気にする個所が人と違うので、大事な時に変な判断をしがち。


仕事の現場では、どんな業務でも
他人とか関わりなくたった一人で完遂することは無いので、
業務に与える影響も大きいし、業務はひととおりこなせても
考え様によっては、「仕事が出来ない人」に等しい。


また、こういった人が一人いるだけで、
非常に現場の苛立ちとストレスが増すし、
どうしても他人に怒鳴られ辛く当たられ、
最終的にいじめられキャラになってしまう。


だが、面接時には普通に会話ができ、
心のキャッチボールも出来ていたし、
「ちょっと変わっているけど『普通の人』」だった。


この、「ちょっと変わっている」という感覚に
私はもっと、敏感にならなくちゃダメなんだな、きっと。


とりあえず、名刺を出したときに
電気が走ったように直立不動になって
カクっカクっと90度のお辞儀をする人や
「本日このたびは、このようなワタクシに対し、
わざわざ面接に足をお運びいただき誠に恐縮…」という人や
痛々しいぐらいにひたむきでまじめな人は、
いくらその後の話し方や内容、面談態度、
服装や全体的な雰囲気が良くて
「話してみたら"普通"の人」と思えても(笑)、
迷わず「失格!!!」というぐらいの勢いじゃないと
汚点を作ってしまうんだなぁ…


    *    *    *    *    *    *


今日は、悟さんに一日ついていた。ちょっと疲れた。
さきほど、かなり遅い時間に唯ちゃんから
退院の連絡が携帯に入った。これも疲れた。
(真っ先にご連絡しようと思いまして…って、明日でもいいのに^^;)


彼らに共通するのは、話が長いこと。
(そしてガチガチのお固い敬語)
「○○だったの?」という問いは世間話の一部であって
詳細な説明を求めているわけではない。


なので、「こういたしまして、こういたしまして…」と
「一部始終を一から」モードに入ると
つい、ため息をついて時計を見たくなっちゃう。
そう、基本的にマジメ。超マジメ。
そして人並み以上に誠実で、一生懸命。
でも、そこを決してプラス評価なんかしちゃダメなんだ。。。
面接の場では。


これ、後天的要素が大きいと思っていたけど、
やっぱり髪や瞳や肌の色と同じく、
そんな風に生まれてしまった人…と
思うしかないのかな。。。


この世に仕事というものがなく、
個人が狩りや農耕で命をつないでいた時代なら、
どうだったんだろう、その時代ならノープロブレム??
な~んて、人の資質について真剣に考えてしまった私でした^^;。


2005.11.07

Movable Typeってどうかな

Movable Type(ムーバブルタイプ)を使ってみようかと思う。
っていっても、思っているだけ(笑)。
いつものように、実現の可能性はあまりないかも^^;


プロバイダのblogはサーバそのものを
カスタマイズできないのが残念で、
私のように、日々のリアルな愚痴ばかり書いていると
アクセス制限のひとつもしたくなるっていう(爆)!


本当は自宅のPCに入れるのが
一番勉強になるはずなんですが、
そもそも入れている「FreeBSD」自体が
初心者でほぼほったらかし!
(perlもSQLも、億劫でまだ入れていない^^;…)
また、DDNSでダイスもしょっちゅうエラーになる!
など安定性に疑問が(汗)…


どなたか、ご利用経験のある方、
使用感、そして一体全体
中途半端な初心者(笑)のワタクシにいじれるものなのか?
という素朴な疑問に一筋の明かりを(爆)!


Blognなら国産だし、
職場のPCをウェブサーバにして
勝手に入れて防備録がわりに使っているので^^;、
なんとなく扱いやすそうなんですが、
どうせいじるなら、一歩でも二歩でも
商売に近いほうが(って全然近くも無いけど^^;)、
ただの遊びにならなくて
メリットあるかなぁ(←すぐ、損得を考える人(爆)!!)


本当は、「わかんね~」と頭を悩ませながら、
朝から晩まで日がな一日、
悪戦苦闘してみたいですよね。。。


そろそろ(再び)そっち方面に走ってみたい、
今日この頃のぷらたなすでした。
誰か私に、一週間の
何もしなくていい休みをくれないかな(笑)。


2005.11.06

地元の人には道を聞くな

けるさんにいただいたコメントを読んで、
あまり関連性はないんですが、
前々から書きたかったことを思い出しました。


それは、子供達がまだ小さかった頃の話で、
長男と次男を車に乗っけて、
隣市にあるR古墳に虫捕りに出かけたときの話。


R古墳て、隣の市のローカルな史跡なので、
知らない人は全然知らなくて(笑)、
桜の季節や遠足シーズン以外は、
地元の人が犬の散歩に訪れる程度。


基本的に草ぼうぼうのただの原っぱ(当時)
ってところが、虫捕りに最適で
バッタとかコオロギとか捕れ放題だったんですよ!


で、一度目は一回で行けたんですが、
二度目は通り過ぎちゃったみたいで、
かなり遠ざかってからそれに気がつき、
車を止めて、地元の農作業の帰りっぽいおじいちゃんに
道を尋ねたんです。


「あのー、R古墳てどう行けばいいんでしょうか?」って。


そしたら、彼の回答は
「あー!R古墳ね!この道をまっすぐねゃ。
どごまでも、まーーっすぐ行ったら着ぐがらぁ。」


「まっすぐですか?」


「あぁ、んだ。ま~っすぐだべっちゃなゃ!」


「そうですか!わかりました。ありがとうございます。」


しかし!彼と別れて1分も走らないうちに、
目の前に、道幅の均等なY字路!
「まっすぐ…どっちが『まっすぐ』なんだ??」


他に車が一台も通らないので、
通行量で判断するわけにも行かない。
R古墳はメジャーな史跡じゃないので
かなり手前から看板を立ててくれるような
宮城県ではない(笑)。


とりあえず、こっちかな?と思うほうに進んでみると、
今度はカーブ。
道自体は大きくカーブしているけど、
そこで道なりに曲がってしまわずに、
頑固にそのまま直進できる細い道も延びている。
「こいつはどっちだ?ここも『まっすぐ』か?
それはないよね^^;…」


結局、そんな事の繰返しで
しかも、途中から坂道を上るなんて
全然聞いていなかったし、
その後、ポイントを二箇所間違え、
すごーーーーーーく遠回りして
やっと到着したんですが…


私の気持ち↓
「いったいどこが『まっすぐ』なのよ!うそつき!!!」


ほかにも、「この道をまっすぐ」は正しかったけど、
水田地帯の見通しのいい一本道を
行けども行けども目的地に着かないので、
不安になって、ガソリンスタンドでもう一度聞いたら
やっぱり「ああ、まっすぐ行けば着きますよ!」
って、それが10数キロも先の話とは(笑)!


似たような話で、田舎の葬祭会館のお通夜。
橋を渡ってすぐの交差点で
「←竹田家」という葬祭会社の看板を見て左折したら、
どんどん人家がなくなってきて
辺りは寂しくなっていくばかり。


土砂降りの夜道に人里の明かりがどんどん遠ざかるのは
不安で不安で、「こんなはずはない」と、
やはり途中のガソリンスタンドで尋ねましたもん。
でも、実際はそこはまだまだ1/2の中間地点だったんですよね^^;。
(だったら「何キロ先」と書くとか、
途中もう二箇所ぐらい看板出せよ~!)
(都会の人は、看板を見ると、「目的地は近い!」と思うんだよ!)


※ちなみにその葬祭会社は、もっとも肝心な
  その先の県道からの入り口には看板を立てておらず、
  後にも先にも、「←竹田家」は数キロ手前のあの一枚のみだった!
  仙台から車で来る弔問客がいるとは思っていないのだろう^^;…
  「みんな、○○会館は当然知ってるよね?」と、完全地元志向!(笑)


今ならナビもあるし、ネットで地図も調べられるし、
通りすがりの人に道を尋ねる機会も少ないと思いますが、
ときとして、地元の人の道案内ってそんな感じ(笑)。


地元的な主観をベースに案内されるので、
行き慣れている自分にとって
もはや必要が無くなってしまった客観情報は
脳裏からことごとく削ぎ落とされ(笑)、
Y字路も道なりの大きなカーブも皆「まっすぐ!」(笑)。
10キロ先でも「すぐそこ!」(笑)。
遠い町外れの葬祭会館も分岐点に看板がひとつのみ!(笑)


初めてその地を訪れる人に
その道がどう映り、
何を不安に思い、
どこで迷うか全然考慮されてないんですが、
田舎で道を尋ねる相手は、道をとことこ歩いている
じーちゃん、ばーちゃんしかいないことが多く、
そこまで無理は言いません(笑)。


ただ、「道案内」に関しては、
本当にその人の主観が際立つものだなぁ…と
面白く思うのみですね。


実は、これって男女でも違うんですよ(笑)?


職場で「○○にはどう行けばいいの?」と周囲に聞くと、
男性は目印にパチンコ店をあげる人が非常に多いです。
「ここの角の○○パーラーを右折して…」とか(笑)。
あと、ラーメン屋ですね(爆)!
※こんだけ目標物があるのに、なぜそこで「ラーメン屋?」
  ご本人の日常が手にとるようです(笑)。


女性は、(好きな人で無い限り)車を運転していても、
普段からそういったところには目が留まっていないので、
「え?あそこにそんなのあったっけ?」となり、
ここでたいてい
「えー!あるよー!白くて立体駐車場があって…」
と、今度はパチンコ店の説明に入り、
首をかしげていると「行けばわかるから」で、
納得させられることが大半。
普段何を目標物としているかも、人それぞれなんですよね。


田舎でも通いのコンビニの店長さんなんかは、
見事な道案内をしてくれます。


「ここから車で2キロぐらい直進して走ると、
わかりにくいんですけど、小さな橋がありますから、
それを過ぎて"次"の"信号"をですね…」
と、メリハリがあって正確な説明をされるとうれしくなります。
客観的なばかりでなく、距離と補足情報があって
初めてのドライバーにはおおいに助かります!
(この人、仕事もできそう!って思っちゃいます(笑)♪)


    *    *    *    *    *    *


ところで、道案内といえば、皆が億劫に感じるのが、
学校に提出する生徒調査票の自宅地図。


何も考えずについ自宅を真中にして書き始めると、
スペースが足りなくなっちゃうし
何が目的なのかわからないと、
書きようが無いっていうか…


小学校なら、家庭訪問に使われるのがわかっているので
先生がきちんと家までたどり着けるのを念頭におきますが、
でも、当時、先生が言ってました。
「住宅地図と照らし合わせて児童の家を特定するのですが、
父兄の書いたこの道が住宅地図ではどれにあたるのか、
どの方の地図も全然わかんなくて^^;…信号の数も合わないし(笑)」


がははは!やっぱりそうか。わかる、わかる!
転任したてで、地元に土地鑑の無いこの先生には
この三十数枚の主観にあふれる地図を読み解くのが
どんなに容易でないことか!!(爆)


思えば私の書く自宅地図も、
少々カーブしているバス通りが、
直線道路になっちゃっているし(笑)。
100度の曲がり角でも90度に書いてしまうので、
やがて他の道と辻褄が合わなくなってしまい、
微妙にごまかしている(爆)!


道路はすべてまっすぐではない。
曲がり角はすべて90度ではない。
自分が曲がる道だけが「交差点」ではない。
地図上の表記は同じでも
平坦なのか坂道なのか、
農道か私道か舗装路か砂利道か
それを事前には知りえず、行ってビックリ!思わずギックリ!^^;
そして移動中の人間には、時速と距離と時間がある。


初めて通る人なら誰もが
注意深く五感のアンテナを張っている
これらの様々な客観情報を
全く忘れてしまっている場合があるという点が
地元の気のいいオジチャン、オバチャン達の
主観的道案内というところでしょう。


さて、私は初めて職場に来る新人に、
建物が外壁工事中で、
「全体がシートに覆われている」
という事実をすっかり忘れてお伝えせず、
後で怒られたことがある。


だって、そのシート、長期工事で
1年以上もそのままなんだもの(笑)。
もう、当たり前の日常風景に慣れ過ぎちゃって
「ビルの目印として非常に有益!」
という感覚すら完全に抜け落ちておりました^^;…


皆さん、道案内には、気をつけましょう(笑)!


けるさんへのレス

けるさん初めまして。こんにちは!、「論理的ってなに?」に、手応えのあるコメントをありがとうございます!私のblogは物言わぬお客様?がとても多い様なのですが、「こんな取っ付きにくい記事は誰も読まないだろうなぁ…」と思いつつも、個人的な趣味で書いたものに、コメントをいただいて大変うれしいです。(本当はこういう「理屈っぽい」のが好きなんですよね(笑))

一石を投じておられる部分もありますが、けるさんのコメントには、実は私も全面的に賛成で^^;、中身をよく吟味しようとせずに雰囲気で物を言ったり、「負け犬の遠吠え」的に発せられるダメ意見は、私も反感を覚えます。

ですが、たいていの場合、ダメ意見にも根拠があって(笑)、「論理的」に論じられている事の内容が、この場の目的とはどんどん離れていっているのでないか?主旨がそもそも違うのではないか?と感じたり、理論にばかり固執して人間の感情的な部分を軽視してしまっている「論理派」と呼ばれる人達への、「それだけじゃ、成功しないよ?」というアンチテーゼだったりするわけです。

例えば、どんなに完璧なシステムができあがったとしても、それが人を騙すためのものなら、誰もその作業には従事しないでしょう(極論)し、例えば、どんなに職場の仕組が素晴らしくても、相性の悪い上司がひとりいるだけで、ボロボロと人が辞めていくとか^^;…

そんな人間の「感情」と日々ダイレクトに接している私の直感が、ダメ意見として取り上げられているくだんのセリフを吐かせるのですが(笑)、「直感」というのはこの場合正確ではなく、実際は、私の知らないところで私の脳ミソ君が、カチャカチャと計算を繰り返して「チーン!」とはじき出した、奥ゆかしくも個人的に勝算のある結論だったりするんですよね(笑)。「直感」とか「第六感」というのはそういった感じの計算結果だと思っています。(だったらそれはそれで、ある意味、生体(=動物)として「論理的」なんじゃないの(笑)?って思ったのが記事のきっかけです^^;)

長くなってしまいますので以下箇条書きにて!
・「理論的」と「論理的」が違うことは承知。実は始めに引用したサイトを「論理的」と読み違えていたことに公開後に気づいたため、「言い訳」をあと付け(爆)!突っ込みはすでに観念(笑)。
・「道順の説明」は、私も頻用!非常にセンスが分かれる作業と常日頃から痛感!
・理論的の反対語なら、実践的だと思う。
・論理的の反対語は、系統だっておらず根拠が無く脈絡の無い状態を表す言葉があればそちらのほうが適切と思う。「感情・感覚・心情」的が反対語という事には違和感がある。
・または根拠の無いところから神がかり的に結論を出すという意味で「啓示的・霊感的」!←ダメ?、ダメ?(爆笑)あはは^^;!(どこにも書いとらんよね、そんな事(爆)!)

文系・理系という曖昧で根拠の無い区別を許してもらえるのなら、私の職場は「お客様電話対応」という国語要素を強く求められながら、取扱商品がネット系商品なので理系的な発想の方も多く、極端な両者間で話し合いが平行線をたどる事も^^;。

そこを調整し、交渉し、妥協したり和解したり、提案したり改善したり…という対人的に「むずかしい」営みは、生身の人間とより多く触れ合って、本気でぶつかり、悩んだり困ったりした経験がないとすぐに挫折します。

また、業務上では私どものフリーダイヤルにお電話をいただいても、お客様ご自身が初心者であるために、何をどう尋ねていいのやら、ご自身でも整理が付いていない方と十分に話をし、聞き取りをして、お客様の疑問点を会話を通じて整理させていくテクニックも必要となりますが、知識と技能の優れたスタッフほどそこが不得意だったりします。

やはりそれは個人的な趣味に没頭したり、学校の勉強を一途にやっているだけでは得られないものなので、私のひとつ前の職場(工場生産系)のように「4大(≒秀才)は使えない」という経験則的な価値観がまかり通ったりするのですが^^;、それもまた職種によると思います。※回答になっておりませんが…

私達の職場"限定"で言えば、こんな感じです(笑)。。。※すでにお読みでしたらごめんなさい。
「大好き!ヤンキー女子高卒」
「私の「博士が100人いるむら」」

ご自身に才があり「ややこしい」問題が解ける優れた能力と、それを人に伝えたり教えたり、業務の目的に沿って自らをアレンジさせて適応していく能力は別物なので、(お話の冒頭にも少し触れた一文がありましたが)理系の力を業務で生かしていくためには、文系の力が必須…という矛盾を抱えるのが実際の仕事の現場の大多数なのではないか…と、思います。学力と学究的な能力だけをストレートに生かせる職場って、本当に少ないですよね。。。私はどちらの方達もいとしく思うんですけど^^;。。。


スポサーリンク


2005.11.05

論理的ってなに?

何かの検索でHITしたサイトに


数学は、自然科学の母であり、
すべてのサイエンスにとって必要不可欠な
理論的思考を与えるものです。


という一文があった。
「数学教官室」)


それ以来、「理論的」という言葉が
折に触れて浮かんで来る。


先に書いた「技術屋というタイプ」の人達は、
どちらかというと、そういった発想を
得意とする人達ではないか?
と、感じていた。


私は数学が大の苦手(笑)。


小学校4年生で割り算が理解できず、
早々と戦線離脱した数学の「落ちこぼれ」」ですが、
それでも息子達に問われて問題集を見てみると、
自分が(当時の)彼らと同じ中学生の時分には
決して解けなかっただろう…と思われる問題が、
今ならあっさり解けたりして、かなりうれしかった(♪)。


もし「数学の能力=理論的思考力」
という等式が成り立つのならば、
するって~と、これは、「頭が良くなった!」というよりも
大人になってからの社会経験や業務で、
ちょっとは「理論的思考」ってやつが身について、
その副産物として数学のほうも多少理解できるようになった…
ということなのかな(笑)。ふむふむ(笑)。


経験の全くなかった分野の仕事に就いて、
無理やり頭を使わせられるのも、
悪くないもんだなぁ(笑)。


    *    *    *    *    *    *


私は元々「理論的」な人間ではないと痛感している。
本当はむしろ、その逆に近いんじゃないかな。
じゃ、そんな自分を「何的」って呼べばいいんだ?
論理的の反対語ってなんだろう。
そもそも「理論的」ってなに?


「理論的」という言葉に興味を持った私は、
いろいろ検索しいるうちに、
こんなページに出会った。


思考方法:論理的な思考を邪魔するダメ意見
(川村渇真さん)


ここで使われている言葉は、
「理論的」ではなく「論理的」のほうで、
反対語を探すのに、なかなかピンと来ないので
理論→論理、とひっくり返して検索してみた結果。


こちらの方の意見に同感で、
微妙なニュアンスの差は感じるが、
まぁ、天と地ほどの開きはないだろう、という事で^^;
以後、「論理的」という言葉のほうを使って
思ったことを書いてみたいと思う。
(「論理的」じゃなくて、ごめんなさーい(爆)!)


    *    *    *    *    *    *


…ということで、さて、
紹介させていただいた上記の川村渇真さんのサイト。
私には非常に興味深くて面白く、
ついついあちらこちらをクリックして
相当長居してしまったのだが、
「論理的」とは、要するに、


目的に関するすべての問題に対して
解決方法が盛り込まれていて、
矛盾や無駄が分析によって排除され、
汎用的、そして一元的に体系化された
システム(仕組)を作り上げていく思考
なのだな…
と、長文の斜め読みではあるが、自分なりに解釈する。
なるほど!


それはコンピュータの世界に限った事ではないという
筆者の意見には共感する。


しかしながら、
文中にダメ意見として取り上げられている
以下の意見には耳が痛かった(笑)。


・論理的な検討を邪魔するタイプ
  ・論理的が必ず良いとは限らない
  ・やってみなければ分からない
・良し悪しを無効化するタイプ
  ・完璧なXXXなんて不可能だから
  ・根拠のない意見も大事


これらのうち、上の3つまでは
私が特定のシーンで、似たようなセリフを
何度か口に出したことがあるものだから。


あ~、やっぱり私は"非"論理的なヤツなんだな~(笑)。


    *    *    *    *    *    *


論理的の反対語を検索して調べて見ると
「感覚的」「感情的」「心情的」などとある。


「運動⇔静止」「自立⇔依存」などのような、
固定的に認識されている対義語は無い模様で、
書いた人やサイトによって結構バラけている。


待てよ?
でも、私は
「やってみなければわからない」
「完璧なものなど有り得ない」
などという発言を、決して感情で発したわけではない。


今は、話し合いの場として正常化したが
過去、私の課では、
どんな議題の元にミーティングを開いても、
最終的に、責任者のつるし上げ大会になってしまい、
「建設的じゃないし、時間の無駄だなぁ…」
と、感じることがしょっちゅうあった。


今は、元凶?となっていた方達が移動してしまったので、
皆均等に発言するようになって「話し合い」が出来ているが、
彼らは新しいイベントが発生するたびに、
責任者の認識不足や計画の曖昧さ、
見通しの不透明感などに、言葉尻や揚げ足を取るような
異の唱え方を繰り返してきたが、
そもそも、それらの意識を合わせ、
合議するためのミーティングだよ?
なんかおかしくね?


「人は?物は?場所は?経費は?」
ほら、あなたは何一つ
明確に答えられないではないですか?
そんな馬鹿なことってないですよね?
そういうところをはっきりさせないで、
安易に仕事を引き受けてさ~、まったく…
それって全然話にならないじゃない!」


切れ者で理論派と呼ばれる一部の人に
そう激しく追及されては、
理屈で彼らに歯が立たない課長代理や主任達は
原案を引っ込めざるを得ず、
会議は毎度毎度、「確認します」で次回に持ち越され、
期日が迫っているのに、一向に何も決まらない。
フロント業務をこなす私達スタッフは、
その進捗の悪さに、どれほど困ったことか。


他人を批判するのなら、その根拠ばかりでなく
「だったらどうすればいいのか」までを自ら発案すべきで、
二時間という貴重な時間を割いて行われる
「ミーティング」というシステムの中で、
彼らの発言は目的に添っておらず、
「時間」というリソースを無駄遣いし、
その行動は一見論理的に見えて、
実は全然そうじゃない。


そんな毎回の状況を憂慮した私が、
場の空気を変えたくて発した言葉が、
前述の「ダメ意見」によく似た
「そこまで論理的に定義されていなくても…」
「やってみなければわからない部分もあると思いますが。」
「完璧なものなど有り得ないし
そのために割くべき時間はもうない。」
だったりしたわけです。


「ぷらたなすさんは、いいから。
これはオレと主任の問題。」
なんて、一蹴されちゃったけど、
それもまた、ちょっと違うべや^^;?


    *    *    *    *    *    *


該当サイトでは、そういった発言は
「論理的な」説得(反論)の出来ない人が用いる手段
とされていて、確かにそうだとは思うんだけど、
そういうのって、永遠に平行線をたどる
分かり合えない発想かもしれないね。


物事を成功させる鍵は、
最終的に個々のモチベーションと
精神的なエネルギーだ、
と考える私はやはり
「感情的」「感覚的」「心情的」な人なのかもしれない。
もちろん、そこから先は、「論理的な裏づけがあってこそ」
とは思いますが。


    *    *    *    *    *    *


仕事中、椅子をくるっと回して振り向いて、
「ねぇ、論理的の反対語って何だと思う?」
と、みんなに尋ねてみた。


「え?どうしたんですか?突然?」
「クイズですか?」
「検索してみますか?」


皆の反応はそれぞれで面白かったが、
その中で難波班長(30代前半/男性スタッフ/仮名)が
「直感的!」と、即答した。


あ~、それ、いいかも(笑)。(も~らいっ!)
正誤はともかく、その回答が一番自分の心情にあっている。
ただし、その直感もここにあるように、
論理的な思考を重ねて生まれたヒラメキと
自分では思いたいんですが、
それじゃ、「反対語」になりませんね。


私の中身はやっぱり「論理的」ではないのです(笑)。
ぶははは~(笑)。

2005.11.04

同期は取れていますか?

病院に行きたいと思ってせっかく有給を取ったのに、
今日は朝から忙しい一日だった。


まず、朝一で自宅から
課長(30代後半/男性社員)にメール。
休み前に、口論になった課長には
取り急ぎ確認して返答すべき事柄が残っていた。


昨日のうちに済ませりゃいいんですけど、
おとといは送別会で、帰ったの午前二時だもんね~(笑)。
昨日は、朝に家族を送り出した後は、ほぼ爆睡状態^^;。
目が覚めたのは16:00で、不良主婦だな~(笑)。


こんなときは、
夫(40代後半)→仕事、
母(60代後半)→パート、
長男(20代前半)→部活、
次男(10代後半)→バイト
で、祝日など一切関係のない
我が家の生活に感謝したいよ!


    *    *    *    *    *    *


次に契約会社のメグちゃん
(20代前半/女性/仮名)に電話する。
「朝のうち、課長にメールしといたから
そのうち、電話行くかも…」と伝える。


ついでに当初の契約数とスケジュールの確認や
現状の問題点などで、長々と話し込む。
そこで、「営業担当としては○○と○○が解決されないと、
これ以上は前に進めないのだ」という話を聞く。
なるほど。だよね。


それじゃ、課長にも補足しておくわ、と電話を切り、
早速、課長へのメール「第二弾」に取り掛かる。


…そうしたうちに、今度はメグちゃんのほうから電話が来る。
「ぷらさんのメール読んだみたいで、
やっぱりこっちに課長から電話来ました!」とのこと。
内容を聞いて、こちら側の要望をお互いに確認する。


…と、思っていたら、今度は採用担当の
細川さん(30代前半/女性/仮名)から電話。
募集広告に関して、よさげな応募者が二名あがり
「どうしたものか?」という打診。


実は増員に関しての一次回答の期日は
今日の夕方であった。
内容の変更など露知らない企業側の人事部は、
規定の人数の半数を集められなければ、
残りは他社に発注すると言って来ていて、
私達も必死なのだった。


応募者の2名に問題が無ければ、
それでその数は達成が出来る!
なんてラッキーな!


※それがなければ私達は、
  見込みで数を伝えて、
  登録者やすべての心当たりに
  休日返上で終日の電話掛けを
  する腹積もりだった。


「面接が可能かってことでしょ?
行く!行く!行きます!
今日の15:00と15:30でアポとって下さい!」


大至急、顔洗って化粧して
車のエンジンをかける。
「いい方であってくれ…」と願うよ。


    *    *    *    *    *    *


面接した女性2名は、
ありふれた普通の方達でしたが、
業務をお願いするのに、問題は無かった。


「決まり!これで行きましょう!
課長と人事部には○名ですぐ伝えてください!」
と、メグちゃんにお願いし、
細川さんには、すぐに採用の連絡と、
二名の方のスケジュールを押さえていただくよう
お願いして、すぐに帰宅する。


本当なら今日、私は体の症状的に
少し気になるところがあり、
心身の休養も兼ねて有給を取り、
総合病院に行きたかったのだ。


総合病院はたいがい受付が午前中なので、
朝の段階で諦めていたが、
個人病院なら、まだ間に合う。


市内中心部から自宅を通り越して、
隣の市の個人病院に駆け込み
ギリギリセーフ!(笑)。
診察してもらい、よくある話だとわかり、
薬をもらって帰って来た。


なんか休みだったのに、
やけに忙しかったなぁ。。。


    *    *    *    *    *    *


私と営業のメグちゃんと採用の細川さんは、
いつも同じ気持ちで仕事をしており、
いざというときは、遠慮や気兼ねがない。


今のように、共通の目的で突っ走っているときは、
価値基準と優先順位が一致していて、
例え休みでも夜中でも、
「決して迷惑とは思われないだろう」という
暗黙の了解で電話を掛け合う。


そんな毎日を過ごしていると、
「聞いていない」だの、「初耳だ」だの
人によって手持ちの情報が大きくバラけている
交渉先の(課長を含めた)各担当者と社員さんには、
「どうしてこうも、連携が取れていないんだろう…」
と、つい愚痴のひとつも言いたくなるよ^^;。


何度かの電話と、メールのやり取りの末、
今回の「どんでん返し」は丸く収まりそうだけど、
企業側人事部、現場課長、
主任、現場社員の意識が合っていないと
契約会社としては、ちょっと困っちゃうねぇ。。。


    *    *    *    *    *    *


夕方、課長から、
「意思決定の流れと窓口を整理しましょう」
というメールが入る。


そうですね。
契約という事実が含まれるので、
私は営業のメグちゃんと企業さん側の人事部で
詰めていくのが一番いいように思われる。
そうすれば、様々な情報も双方それぞれ1名の担当者に
集約されていくことだろう。


課長は今後の成り行きは、
全権を主任に振ったようで、
主任から来週の打ち合わせのメールが私達に入る。


しかーし、その内容はどこか論点がずれていて^^;
当初の主旨に沿っておらず、
私達は、前途多難に変わりが無いことを
思い知るのだった(笑)。


あ~あ^^;
もう、しっかりしてよ、主任(笑)!


課長と対決!

課長(30代後半/男性社員)と衝突した。


「衝突」というのも正しくないね。
「今後、こういう事は困る」という私の主旨が
なかなかダイレクトに伝わらないので、
いろいろ言葉を選んでいると、
「不満があるならはっきり言ってください。場所、変えましょう。」
という話になり、そこで普段感じていることを
ストレートに述べたまで。


「こういう事」の中身は、
課長が私に伝えてくる「依頼」の内容が
二転三転すること。
いや、もっと正確に言えば
今回は土壇場でひっくり返ったこと。


課長は周囲に意見を求めずに
自己判断で即断即決を下す事がよくある。
基本的に課長の判断は妥当で正当性があり、
私もその発想には共感を覚える事が多々ある。


が、この「自己判断」のベースとなる部分が
周りの意識と合っていないと、
「今度、こうします」「こういう事になりました」と、
ミーティングの場で報告をした際に、
配下の社員やスタッフに大ブーイングを食らい、
現場の総反対にあって、
軌道修正を余儀なくされちゃうんだね~。


「もう依頼してしまったことで修正は困難」
と真実を言い切って、収めてくれればいいのですが、
何にでも最善を尽くしたい人のなので、
そこで「決定」がひっくり返っちゃうんだわ。。。


もちろん、そのほうがベストなら異論は無い。
現場の適切な運用のためなら協力は惜しまない。


ですが、課長からの”正式”な依頼を受けて、
関係者はすでに行動を開始している。
それにはお金もかかっている。
今ここで、その内容が変わってしまうのは、
お願いしたものの責任としては、
あまりに安易なのではないか…と、思うのだ。


最初の依頼内容が、かなり困難なものだっただけに、
私と関係者は皆、頭を悩ませ対策を練り、
達成に向かって着々と成果を上げつつあったが、
それが周囲の合意なきもので、
周りの意見によって簡単に変更されてしまうものなら、
その前に、十分討議し吟味し、
内々で精査していただきたい。


依頼を受けたものが、
何に費用をかけ、どのように動いていくのか、
課長にはリアルなイメージが不足しているよ。


元々、慣習やルールの存在、
必要な事務手続きやそれにかかる処理や期間などを
あまり念頭に置かずに決断を下してしまう人だけに、
課長をとりまく多くの人が、
もっとそれらを理解して欲しいと思っている。


課長の報告にブーイングを出した人達も私も、
納得の行かない部分の根っこは、
実は同じところにあるのだ。
「もっとよく勉強してください」この一言に尽きる。


    *    *    *    *    *    *


課長は業務内容の異なる複数の課の課長を兼務している。
が、メーンとしてきた他の課の業務が
事情によって激減したことにより、
大きな動きがたくさん出てきた私達の課と
最近になってから、本気で関わるようになった。


他の課では問題なくやってきたのに、
なんでここでは、こうもスムーズにいかないのだろう…と、
課長自身の心中には疑問と不満が一杯のはずだ。


そうね。なんでだろうね。。。
たぶん、いつも専任課長が不在で、
長い間、意思決定の流れが
「下から上へ」の方向で進んできたチームカラーと
決断が早く行動力がある課長の手法が
けんかしているってことなんでしょうね。


うちらの課って、全然「上位下達」型じゃないもんなぁ。
課長と同じぐらい真剣に、最善の運用を考えている
社員やスタッフの声を良く聞き、
自身の考えも、もっと早くからオープンにして、
歩み寄った結論が出たら、そこで初めて
「依頼」をかけて欲しいです。


課長はたぶん、
「オレはどうしてこうも孤立無援なのだろう」
と、内心感じているかもしれないけど、見ていると
話し合いが足りないんだよね、いつも。


現場社員やスタッフが長年蓄積してきたノウハウに
耳を傾け、もっと尊重してあげてくださいよ。
彼らの反発の核心は、そこにあるのだから。


    *    *    *    *    *    *


外部の人から見れば、
一見私は、課長の部下で
現場のチーフリーダーに見えるが、
実は課の大多数を占める契約スタッフの責任者として
契約会社から出向している常駐員。


チーフリーダー業務やスタッフ管理だけでなく、
増員や移動の相談を受ける窓口にもなっているが、
時給、シフト、業務内容の異なる特定の班への大増員を
募集広告を出し人選し、人が決まり始めた今頃になって、
「A班の増員よりも、
B班の退職者補充を先行で進めることになった。
A班の増員はその後でいいから
まずはB班に○名、○日まで大至急!」
と言われても、そうは簡単にいかないんですよ。


条件を提示し、業務内容を説明し、
了解を得て採用を決定した人に、
これから、何をどう説明すればいいんですか?
よくある話とはいえ、変更の経緯を知れば知るほど、
これはやはり、伝えないわけには行かないのだ。


前述のミーティングの場では、
すでに準備段階に入っている
桜井さんの海外出張にまで、疑問視する声があがって
白紙にされそうになったと、人づてに聞き、
「こいつはマズイ」と、大いに危機感を持ったワタクシなのです。


人気なく寒い会議室の片隅で、
気分を害し、非常に不機嫌になった課長が
「じゃ、取り消せばいいんだろう!」と、
語気を荒げるのを聞いて、
(ヤバイ!せっかくのオーダーがすべて撤回されたらどうしよう?)
と、一瞬かなりヒヤっとしたのはここだけの話(笑)。


その後の某スタッフの送別会では、
何事も無かったかのように仲直り^^;。
「雨降って地固まる」の例えの通り、
いい方向に進んでさえくれれば、
私は何の問題も無いのだ。


トップがどんどん替わる中で、
長年同じ場所に居座り続ける
生き字引の事務員さんのように(笑)、
「課長!それ間違ってます!」と言っても、
関係にヒビが入らないような、
口うるさいけど信頼できるおばちゃんになりたいな(笑)。
最近、少しそんな風に方向転換を図っているところ(笑)。

2005.11.02

目が見えてくる

今週は、新人の悟さん(30代後半/男性スタッフ/仮名)
にずっとついている。


同期の二人と
あまりにスキルがかけ離れていたせいで、
一ヶ月近くもあった
実習主体の現場研修に
すっかり取り残されて、
途中からついていけなくなってしまい、
膨大な時間をかけた割には、
一切何も身についていないのでは?
と思われる、ちょっと可愛そうな人です^^;。


先行の二名は先週から
研修担当のサポートを受けながら実務に入りましたが、
悟さんは、とてもとてもそのレベルに至らず、
これ以上の三人同時育成は困難と判断、
「おひとり見ましょうか?」
「すみません。助かります^^;…(研修スタッフ)」
と、私が横につくことになりました。


生真面目すぎて、少し風変わりな人。
同じ新人さんでも、
「初心者でもできますか?」
「メモとノートとタイピング」の、ひとつ前の組の前原君
(20代後半/男性スタッフ/仮名)が、初心者ながら、
物事の本質を見抜くセンスを持っていて
ぐんぐん成長していっているのと違い、
悟さんは、とてもそこには至らない。


前原君にはSEの友達がいて、
その彼から得る様々な情報で、
比較的諸所の実情にイメージがあるのに対し、
悟さんは、PC歴数年の割には、
文章を一行右クリックしてコピーするのも
きちんとできなかったほどで
(たぶん右クリックをほとんど使ったことがない)
本っっ当に今まで、周囲に詳しい同僚も友達もなく
PCもそして自分自身も、
スタンドアローンでやってきた人なんだなぁ…と、
痛感する。


    *    *    *    *    *    *


それじゃ、復習から行こうね。
お客様が、突然○○ができなくなった、と言ってきた。
特に何もいじっていない、とおっしゃっています。
そういうときに、真っ先に確認していただくのはどこ?


契約番号です。


いえいえ(笑)。(ガーン…)


あ、お客様の連絡先…?


悟さん?今日のトレーニングは
解決方法の練習だから、
話の内容を良く聞いてね^^;


突然、できない。突然…できなくなった…


たぶん、彼の頭の中は真っ白で、
今、何の情報もないんだと思う。
本当は正社員と研修スタッフが
三回やってくれているはずなんだ。
でも、その時は言われたとおりにできても、
目的への深い理解がまったくないと、
完全にその場限りの意識になっちゃうんだよね。


「悟さん?やったはずだよ?覚えている?」


……


「たぶん、ノートにも書いてあると思うよ?」


慌てて、シャカシャカとノートをめくっている。
でも、たぶん、無理(笑)。


「悟さん。パネルの確認って教わった?」

「パネル…パネル…」

「覚えてない?」

「はい。…パネル…??…なんでしたでしょうか?」

「ランプがどうとか、教わらなかった?」

「あー…なんか言われたような…」


一ヶ月研修してこれでは、
短気な人なら腹を立てるだろうね(笑)。
昨日は一日そんな感じ。
とてもとても実務どころではない。
すべてが一からの説明で、
研修の開始時と一緒。
まるで、今までの一ヶ月は無いのと同様で、
今日から始まった研修のようだ。


    *    *    *    *    *    *


何も記憶が無いので、
ノートに書いたことさえも覚えていない。
どの資料を見ればいいのか、
いやその前に、確認すべき資料が
手元に存在することさえ忘れている。
これは、久々に2月の亜美さん以来のツワモノだな~(笑)。


ほんじゃ、亜美さん方式で行こう。
本来なら履修済みで答えられるはずなのに、
(先行の二名は余裕で出来ている)
答えられなかった質問を詳細に書き出していく。


パネルって何?
記憶に残っている×
パネルがなんだかわかっている×
確認方法を覚えている×
ノートに書いた部分を見つけられる×
説明が載っている資料を特定できる×
資料の中から該当の記載を探せる×


それを今日、もう一回やってみる。
「できる?」「昨日やったので覚えています。」


でも、案の定、曖昧^^;。
暗記が出来ていないのに、頼るべき資料は
冊子の特定にも、該当ページを探すのにも、
「あれ?…あ…あ、こっちか?…」なんて、
すごーーーーく時間がかかっている。
でも待っている。自力で完了するのを待っている。
「できる」と断言した自分の意識が
どれほど現実と違うものかわかって欲しいから。


20分も経ったかなぁ…
「ここです」とやっと資料のページを指差しながら、
「突然○○ができなくなったときは、
お客さんにパネルのランプの状態を見てもらう!
ランプが○○だったら…(以下省略)」


はい、正解。
でも悟さん、予定では「今日から実務」
となっているけど、20分はかかりすぎだよね?
そう思わない?(はい、思います…)


だったらさ、どうして資料を手元に置かないの?
なんで、全部引き出しに入ったままなの?
それに、昨日せっかく見つけたページに、
どうして線を引かなかったの?
なぜインデックスをつけないの?


 ………


「すみません。。。」とつぶやいて、
そのまま、資料を閉じようとしたので、ちょっと強く、
「閉じないで。今、ここでマーカーを塗って。
今、私が見ているこの場で、そこのインデックスを貼って。」


ついでに、立ち上がって
周囲の先輩達の机を見回してもらう。
それぞれ、自分が手に取りやすい場所に資料類が置かれ、
色分けしたりシールを貼ったり、効率を考え工夫されている。


どの人も皆、お客様からどんな質問がきても、
すぐに回答できるようになっているが、
それは、そうやっておかないと「自分が困る!」と、
各自が明確にイメージできているからで、
自分の窮地を自らが予測できないと、
適切な準備さえできないのだ。


そ。わからない事は別にいいのよ。
初心者の人なら、それもありがち。
でも、大切なのはそれを主体的に工夫し改善していく
取り組みの意識だと思うんだよね。
わからないときは、調べられるように。
探し物は、すぐに見つかるように。
遅いものは早くなるように。


まずは、一ヶ月も時間をかけながら、
何一つ身になっていない自分の姿と
相対的なレベルを肯定して欲しい。


今回は、待って、待って、待って、待って…
最初はとにかく何が何でも
できるところま自力でやってもらって、
万策尽きてギブアップしたときに、初めて
自分の口から「すみません。わかりません。」
と助言を仰いできて欲しいわけです。
それを情けなく感じたときが本当のスタート地点。


でも、今日はちょっときつかったかな~^^;


    *    *    *    *    *    *


「わからない事があったら言ってね。
いつでも時間を取って補習するから。
恥ずかしい事でも、どんどん聞いてね。」
常にそういい続けていたのに、
彼が私に、質問に来ることは一度も無く、
ノートは持ち歩いて目を通しているようだったが、
手を動かして資料をまとめたり、
PCを使って作業練習しているのを
見かけたことは無かった。


が、今日は
「ノートばかり眺めて理解したつもりでも
実践の役には立たない…」と、
やっと気がついてくれたようだった。
そうなのよね。教科書ばかりを熟読しても、
問題を解いた経験が無ければ、
試験には合格できないもんね。


今日の終業一時間前に、
悟さんは、私のトレーニングにストップをかけてきた。


「あの、ぷらたなすさん、
今までいろいろ研修とか教えていただいて
大変失礼なんですが、
ワタクシ本当に全然わかっていなくて、
えーと、申し訳ありません。
ただ、今、思ったんですが、
今日実務の練習を実際にやってみると、
このたくさんある資料が、何がどれなんだか、
全然自分の中で…こう系統だっていないっていうか…
とにかく、頭の中がさっぱり整理がついていないんです。」


「それをこう、自分がわかるように一度まとめて
一覧表にしたいっていうか…」


「(笑)、でしょ?まとめたくなるでしょ?
それを~、今まで「やってね?」って
何度も言って来たの!(笑)」


「はい。意味がわかりました。」


「じゃ、今から一時間やる?」


「はい!」


あ~、つながってきたんだな~
目が見てきたんだな~…と思う。


でも、一覧表…
エクセルで作るのかと思っていたら、
なんと、メモ帳に文章で入れている!^^;


これじゃ、やっぱり一目でわかりにくく、
実践では役に立たないけど、
まぁ、いいや。言うのは良そう。
明日、トレーニングを開始したら、
自分の作ったものが、全然現実的じゃないことに
すぐに気がつくはずだ。
そうやって試行錯誤を繰り返しながら、
情報の整理の仕方と作業効率を意識してもらえばいい。


今の私の役目は、手際の悪さに苛立ったり、
自分で考える時間を与えずに
すぐに横から正解を与えてしまう、
他のスタッフ達から彼を遮断することだね(笑)。


「もっと良く、もっと詳しく、もっと早く…」
と、自分が自分に対して思えるように、
今のうちにたくさん失敗し、
たくさん後悔して気がついて欲しいの。


ま、それが「お年寄り」の役割なのですが(笑)、
自分の新人の頃とすごくよく似ている悟さんに^^;
「大丈夫!必ずわかるようになるから頑張ってね!」
と、心の中で声援を送っています。

« 2005年10月 | トップページ | 2005年12月 »

スポンサーリンク

3か月継続で白歯実現!

介護の転職

経理の転職

無料ブログはココログ

★★★