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2005.05.07

青春の名曲を振り返る30代

今、TSUTAYAから帰宅。
先週借りたCDを返しに行っただけなのに、
特集コーナーで手にとった
ビリー・ジョエルとホール&オーツが懐かしくて
ついまた借りてきてしまう^^;


そういえば、私が30代前半の頃、
若い頃に聴いたフェイバリットを
無性にもう一度聴きたくなる時期があった。
今日は、その話をしようかな。。。


    *    *    *    *    *    *


私が就職したての頃、勤務先のデザイン事務所では
いつも有線放送で洋盤のチャンネルを流していた。
マンションの一室を借りた数名の小さなプロダクションであったが、
規模の割には、扱っている仕事が面白く、
けれど、どのデザイン事務所もそうであるように、
広告代理店や印刷会社との電話や打ち合わせが一段落する
19:00頃からが本業の仕事の本番だった。


私は新人だったので、
あまり大きな仕事はさせてもらえなかったけど、
元々デザインの才能はまったくなかったし(笑)、
小じゃれたセンスや流行ばかり追うような…
そして、生活感あふれる「チラシ」を軽蔑して見下すような、
「私達って最先端」的な鼻持ちならない人種とは肌が合わず^^;、
「もういいや!」と、嫌気が差して早々に足を洗ってしまった(笑)。


二度と戻る気のない「業界」だったけど、
あの当時、有線から流れていた曲の数々を
もう一度、きちんとその気で、また聴いてみたくなったんだね。


それは、21:00を過ぎて、もう誰も無駄口をやめて作業に没頭する、
オフィスには狭いマンションの、机の並んだ8畳の洋間。
ペンの音や、ラフスケッチにマーカーで彩色する
キュッキュッという音だけが流れる静かな夜の世界で、Zライトと、
ガスストーブの独特な臭いと、かすかに聞こえる有線放送と…


世間は眠りに入り始めているのに、この部屋だけが明るくて
徹夜の試験勉強みたいに、終わらない焦燥感を毎日抱いていた
不思議に鮮明な思い出だな。


    *    *    *    *    *    *


それから10余年…、
私は夫と写植・版下制作の自営業をしていたけれど
ある日、仕事場のFM放送から流れてきたデュラン・デュランに
懐かしさと当時の記憶や雰囲気までもが鮮明に蘇って、
思わず手を止めて、聞き入る。


そう!洋盤にはあまり興味もなかったけれど、
振り返ってみれば、あの頃の私の思い出の歌は、
あのとき、有線からよく流れていた
デュラン・デュランだったんだ。


懐かしいな~。その日のうちにベスト盤を買ってしまう(笑)。
家に帰って聴いてみると、まさにあの当時の何もかもが
蘇ってくるようで、「これもそうだった!あれもそうだった!」と
すっかりハマってしまいました。


そのあと、カルチャークラブを買って、
ワム!を買って、ポリスを買って…と、
すっかり夢中になってベスト盤ばかりを買い漁り、
曲名もアーチスト名もわからずに聴いていた
数々の曲の正体が、今さらながら明らかになったり、
ただのBGMと思って流して聴いていたのに
意外な良さに気づいたり、10年後の「発見」も
たくさんありました。


今ならわかっていますが、あの頃は
80年代第二次ブリティッシュ・インヴェイジョンの全盛期。


当時は、そんなに詳しくもなかったので^^;
自分達がその最中(さなか)にいる
自覚なんてなかったけれど、
あれは、あれでひとつの「時代」だったんだなぁ…と
振り返って語ることができて、うれしかったりもします。


    *    *    *    *    *    *


思えば、自分にとっての30代は
宝石のような30代だった。
たくさんの人に出会い、共通の気持ちで仕事をして
同世代の仕事仲間と、お酒を飲んだり遊びに行ったり。


考えてみれば、現場レベルでの最高責任者って皆30代。
そこから上は、管理業務主体のバックヤードになって
表舞台から隠れちゃう。


新人から抜け出たばかりの20代と違って、
自分の判断で、主体的に動けるフィールドを手にして
やっと思いのままに動くことが出来る、信用もある。
そんな実感を抱いた10年間だった。


だって自営業だった私が、先方担当者と打ち合わせに行くと、
こちらも30代、相手も30代、クライアントも、外注先も皆30代!


なんだか、今、どの業界でも現場を動かしているのは
自分達の世代なんだ!なんて^^;、
胸を張りたくなって、妙に颯爽としちゃったりしてね(笑)。


そんな世代の入り口に立って
ふと過去を懐かしく思うのは、
若かった自分にサヨナラを告げるための
通過儀礼なのかもしれない。


私は、あのとき出会った人達の、
私達の仕事を愛してくれた気持ちが
キラキラと光る宝物のようで、
それを胸に抱しめていれば、
それだけでいつでも顔を上げて歩いていけます。


大丈夫。 あのとき、私達は愛されていた。
どんなときでも理解してくれる人はきっといる!と、
孤独なときでも、強くなれました。
30代はいい出会いもたくさんあります。


青春の名曲を振り返りたくなったら、
それが輝く30代への本当の入り口かもしれないよ。

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私の辞書に「コスメ」はない?」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。minakoです。お返事&コメントありがとうございました!嬉しいです。
大したキャリアのない自分の20代後半から30代・・・どんどん下っていくような漠然とした不安に駆られますが、
私にも、実は輝く30代が待ってて、後になって、今のことが懐かしいと思い出したくなるような日が来るって、まだ、すこーしですが、光が見えてきました。
テンプレートの出会いに、感謝!です。
音楽と言えば、ぷらたなすさんの選曲にも共感ありです。
私、高校時代から「JUDY AND MARY」大好きで、それこそ私の青春ソングと言えるかも。なんだか嬉しいです。
ぷらたなすさんの他の選曲と比べると、どうしてJAMを聞かれたのか、個人的に興味があります。
これからも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

こんばんは~

最近本当に青春時代に聴いていた音楽や出来事を振り返る事が多いです。今、興味を持っているコトも結構過去の自分の嗜好が影響しているなぁと思ってしまいますね。一方、過去ばっかり見てしまう自分がイヤだったりも…

輝く30代か。
なんだか元気が出てきました(笑)。

minakoさんも「JUDY AND MARY」がお好きだったんですね!(わ、仲間、仲間(笑) )

いいな!と思ったところは、お読みいただいたhttp://platanus.cocolog-nifty.com/monologue/2005/03/post_28.html
に書いたとおりなんですが、直接のきっかけはラジオから流れてきた「DAYDREAM」が気に入ったことです。

あの頃は、仕事場でずっとFMかけていまして、「あ、これいい曲だな?誰だろう」なんて、好きな曲、好きなアーチストがたくさんいたし、発掘?しやすかったんですよね。

私、駆け出しのバンドでも気に入ってCDを買って聞いていると、後から人気が出ることが多くて、古いところではミスチル、ちょっと最近だとレミオロメンなんかそうかな。レミオロメンはライブ(この年齢で(笑)!)も昨年行きましたけど、まだ会場も小さく演奏も少し気負っている感じで(笑)、やっぱりまだまだ新米なのかなぁ~なんて思いましたが、今や武道館ですもんね!

kasokageさん、おはようございます。トラックバックもありがとうございます。ここ数日、研修等で忙しくてレスポンスが落ち気味です(笑)。

音楽の傾向も時と共に変わっていくので、気がついて周りを見渡すと、お気に入りのアーチストを見つけることが出来なくなっちゃったりしますよね(笑)?それで、昔のフェイバリットを引っ張り出してくるという事も、あるかもしれませんね^^;。

私、あまり詳しくはありませんが、ユニコーンとかすかんちとか日本のバンドが好きだったので、メロディラインがきれいで、POPなバンドだと、すぐに耳が反応しちゃいます。アジカンしかり、レミオロメンしかり、です。(笑)

ぷらさんこんばんは。

MSXやアジカンの話をしている時は全くそれを感じませんが(笑)随分大変な役職に就いているようですね。記事を読むにつけ尊敬してしまいます。睡眠時間はちゃんと取れていますか?お体には十分気をつけて下さいね。健康第一っス!

おぉレミオロメンやはり(笑)。すかんちも懐かしいですね~。ローリー寺西が槇原敬之のいとこであるとかバンド名とか衝撃的だったなぁ。ローリーの思いっきり歪んだギターが印象に残っています。

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