「フジ対ホリエ」は楽しい他人事エンターテインメント!
朝食を茶の間に運び、母が見ているテレビに目をやったら、
昨夜のホリエ社長の記者会見をやっていた。
内容をさっと聞いて「え?勝ったのっ?!」と思わず叫ぶ。
「そ~なのっ!勝ったの!」
裁判ではないのと思うので、「勝った」というセリフもおかしいのだが、
「へぇ~、そうなんだ。。。」と目がキラキラする。
「もちろん控訴するんでしょう?」「そうだって。」
これも正確には「異議申し立て」なのだろうが、そんな事はどうでもいいのさ。
予想外の結末にちょっとワクワクし、長期化しそうな先行きに興味がそそられる。
こうなってくると心理的にはライブドアに分があるね。これを機に世間も当事者も「ライブドアの傘下になるのもしょうがねぇかぁ…」と思い始め、状況に対して一気に加勢がつくかもしれない。
堀江社長に反感はあった。あんな他人の心を逆なでするような発言や強引なやり方はどちらかといえば好きではない。いやむしろそれよりも、真の勝者になるためには「勝つための作戦」というものが必要で、相手が反発して徹底抗戦して来るとわかっているようなプレゼンテーションはとるべきではないのだ。そんな持論から、「へたくそなやり方だなぁ…もっとうまくやればいいのに…(懐柔、懐柔…)」と思っていた。
大勢から反感を食らっていると思っていたら、どこかのアンケートでは意外や意外。男性は思ったより好意的、特に50代男性からの支持が大きいという。ふーん、そんなもんか。なんのアンケートだったのかな?ネットで探してみる。参考サイトありました!
■kamatsukaの日記
■台北縣の日記
■グレート・マーケティング・マスターへの道
そっかー、やっぱり男はロマンを求めるものなのだ。ということはニッポン放送の株取得もさることながら、正面切って切りつけるような手口に胸のすくような思いと闘争心を刺激されているのかもしれないね、そうか…、そういうものかぁ。。。なんか、妙に納得してアンケート結果に好感を抱く。
と同時に、物事の意味とか、会社や人の是非を論じる気持ちはもう無くて、結末はすっかりどっちでも良くなってしまい^^;、連続ドラマを「この先どうなるの?」と好奇心で見続けるような感覚が生まれつつあります。だってニッポン放送もフジテレビもライブドアも私の生活には直接関係ないもんね。ラジオもテレビもほとんど見ないし、ライブドアで利用しているサービスもないし、このニュースが自分の中では段々エンターテインメント化していることを感じる今日この頃であります。
« ブーツを脱いだ日(2005年3月11日) | トップページ | 「フジ対ホリエ」でもチョッと待てよ? »
「たまにNewsでも見てみようか」カテゴリの記事
- わからなくもない「ウィッツ青山学園高校」(2016.03.04)
- 顔大事、応援したくなるakippa金谷元気氏の顔。(2017.03.20)
- 「配慮のない言動」を明るく乗り越えて欲しい(2015.05.09)
- もし英語がわかるのなら[sage](2007.04.09)
- ノロウィルスLoveなトーク(2006.12.19)
コメント
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/54136/3268967
この記事へのトラックバック一覧です: 「フジ対ホリエ」は楽しい他人事エンターテインメント!:
正直な話、どっちもどっちという感じの戦いですな。
しかし、裏に見え隠れする魑魅魍魎のような激しい謀略のニオイがぷんぷんしています。
ライブドアのバックにはリーマンブラザースという外資系会社がいるのは周知の事実ですが、
それ以外に、政治家・各種団体の影がちらほらと見えています。
当然フジテレビの裏にも政治家や国内企業がいるのでは?、と思われます。
表面的にはホリエモンVSフジテレビの戦いになっていますが、裏では激しい政治的戦いが繰り広げられているんでは無かろうか、と・・・・・・くわばらくわばら
投稿: 権六 | 2005.03.13 11:58
権六さん、コメントありがとうございます。
そうですよね、リーマンブラザーズに躍らせれているかのようにも見えましたし、裏では利権を絡めてそれなりにいろいろあるでしょうし…
だからこそ目に見える氷山の外側部分だけを安易に楽しんで見ていこうかな?なんて段々深く考えない好奇心優先の姿勢になっちゃうのかもしれないですね!
ていうか、御無沙汰してました!こちらにもおいでいただきウレシイです!!やっぱりブログは便利ですわ^^;。。あっという間にこんなにガツガツ書いちゃいました(笑)。
でも、「権六」って何よ~(笑)。受ける~!!
投稿: ぷらたなす | 2005.03.13 12:08
株、と言うか経済に関してはイマイチ良く分かりませんが、今回の騒動を簡単に書きますと、
「エビ」が持っていた「鯛」を本来の持ち主の「伊勢エビ」が返して貰いに行こうとしたら、
そのエビが漁師に釣られてしまった、と言う事ですな。
その鯛には釣り糸が付いていて伊勢エビに繋がっているので、うかうかしてると伊勢エビ自身も釣られてします。
と言う事で、伊勢エビ大慌て、と言う顛末ですかね。
まぁ、σ(^^;は氷山の下を色々勘ぐって楽しまさせて頂いています。
ところで「権六」と言うのは世を忍ぶ仮の姿のHNで、「なんとか・A」と言うHNが
長すぎるため新しくしてみたんですが、変ですかねぇ?(汗)
実は本名を加工して出来たHNだったりする訳なんですが・・・
「勝家」さんとはまたちょっと別です。
投稿: 権六 | 2005.03.14 03:23